いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その142:メダリストだから礼儀正しいのではない。礼儀正しいからメダリストになれたんです!)

Jpeg

Jpeg

今日、実家に帰ってちょっと探し物をしていたら、懐かしい写真がたくさん出てきました。

その中で、思わず見入ってしまったのが、アトランタとシドニー五輪の一枚、一枚。

そして、以前も話したかもしれませんが、それぞれのショットが

確かに、そうだよね・・・。

ということを思い出させてくれました。

両大会とも私の立場は、サブプレスアタッシェといって日本選手団の広報責任者の一人、
と言ってしまえば恰好いいのですが、いわゆるすべての競技において選手のインタビューや
記者会見などを現場でハンドリングする『仕切り屋』さんでした。

その仕事の中で、まず最初の大仕事が、各競技の代表もしくは全選手を集めての記者会見の司会(右端にいます)でした。

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

まずは、選手それぞれを紹介し、団長か監督に代表のあいさつ、事前にリクエストがあれば、その選手のインタビューと流れるのですが、競技によって(すみません)質問があまりでなく、こちらが選手を指名して何か話をさせることも時々ありました。

時効ということで勘弁してください・・。

柔道選手以外はあまり勉強不足の私にとってはそれが一番大変。期待の高い選手を無難に指名できれば良いのですが、正直、競技によっては全くわからないこともありました。

でも、そんな私が指名した選手。実はほとんどがメダリストとなって、大会後の記者会見で再会できたのです!!

その時の、指名した理由。

それは、二つの理由がありました。

一つは、オーラがあったこと・・。

そして、もう一つは、礼儀正しかったこと、なのです。

大会後、ありがたいことに講演なんぞに呼んでいただいた時に話すのがこのこと。

でも、その時はこう言ってました。

「私が指名した選手、メダルを取るんです。指名した理由?オーラがあって礼儀正しい、それだけですよ。やっぱり、メダルを取るくらいなんで、しっかりとした礼儀礼節をみにつけているんですよ!!」

月日が流れて、今、ひのまるキッズをやっていて今は自信を持って、胸襟を思いっきり開いて言えることがあります。51回続けてきて、参加者の成長を見守ってきたからこそ言える事実です!!

メダルを取るくらいの選手だから礼儀正しいのではないです。

礼儀礼節を重んじ、当たり前のことを当たり前にできているから、メダリストになれたのです!!

冒頭の写真はシドニー五輪の柔道金メダリストたち(とおまけの私)。
16年後の今、彼らがそれをしっかり証明してくれている・・と信じています(笑)

さあて、4月からの関東大会を皮切りにひのまるキッズが始まります!!

いまから、ここから、全国のお父さん、お母さん、真実は一つです!

永瀬 義規

ひのまるキッズ六訓

始めました(^^)

おはようございます。東京にも開花宣言がされた今週、
でも、その後がけっこう寒くて「花冷え(><)」ですね。
花見をされるみなさん、風邪ひかないようにしてくださいね。
満開が楽しみです♪

さて、みなさんは、”LINE”使ってますか?
私は実は、最初はなんだか抵抗があったのです。
でもまあ、使ってみると、便利ですよね。
メールだと億劫なことも、LINEだとさっと送れてしまう。

うちの母にも使ってもらいたいですね。
(まずは、スマートフォンをプレゼントしなきゃです(^^;)

最近、友達の中には、おじいちゃん・おばあちゃんとのやりとりもラインで
「80歳のおばあちゃんがLINEで写真を送ってきました。」
なんて話も聞きます。

簡単で便利。
若い人だけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんまで、
みんなの重要なツールですね。

と、いうわけで、ひのまるキッズでも始めました、「LINE」
大会のお知らせなどはもちろん、今後はオリジナルグッズや新イベントにすること、
もしかしたら、クーポンの発行もあるかも(^^)

ぜひ、友だち登録お願いします。

スポーツひのまるキッズ公式アカウント

IMG_3140

それでは、良い週末を~

スポーツひのまるキッズ協会事務局 新井みどり

高校選手権で感動――「仲間との絆」で刻んだ新しい歴史の1ページ

CE4W1823

先週の土日は、日本武道館に
高校選手権の取材に行っていました。
男子は、昨年の高校三冠メンバーを3人残し、
大本命と言われた国士舘高校が決勝でまさかの敗退。
日体荏原高校が初優勝を果たしたのでした。

この日の日体荏原は、一人ひとりが
本当によく活躍していました。

2回戦の静岡学園戦では先鋒の百々雄弥君が4人抜き、
続く3回戦の津幡戦と、4回戦の天理戦では
次鋒・長井晃志君が2試合連続3人抜き。
準決勝の木更津総合戦では、先鋒の大吉賢君が4人抜きと、
試合毎に入れ替わりのヒーローが誕生。

準決勝の木更津総合戦に関して言えば、
73㎏の大吉君が、145kgの先鋒、110kgの次鋒、128㎏の副将に
いずれも裏投げで一本勝ちという、驚愕・圧巻の戦いぶりでした。
勢いに乗ったら手がつけられないというのは、
まさに、こんな状況を言うのでしょう。

決勝の“難攻不落”と思われた国士舘戦でも、
その勢いは止まりません。
この試合では、副将のハンガル・オドバートル君が
国士舘のエース格の2人を抜く大活躍を見せたのでした。

この日体荏原の勢いは、
前日の個人戦(81㎏級優勝)で疲労の残る
大将の藤原崇太郎君を、
できるだけ楽させてやろうと
チーム全員が一丸となったことで
生まれたのではないかと思います。
そして、その仲間の熱い気持ちに応えたのが、
キャプテンであり、大黒柱の藤原君でした。

高校選手権2連覇、インターハイ優勝の
藤原君ですが、体重は81㎏級。
決勝の相手、国士舘の飯田健太郎君は、
100kg級のインターハイチャンピオンで、
超高校級と言われる最強豪選手。
過去の対戦では、2回続けて負けていました。

でも、仲間が頑張り、決勝まで1試合もせずに
“温存”されていた藤原君は、
「ここで俺が勝たなきゃ、なんのためのキャプテンだ!」と奮起。
難攻不落の飯田君から、執念の背負い投げで「有効」を奪い、
勝利したのでした。

新しい歴史の1ページは、まさに“仲間との絆”で
生まれたと言っていいと思います。

国士舘の無念と日体荏原の歓喜。
勝負の難しさと面白さ、
あきらめない気持ちの大切さ、仲間との絆、 
いろいろなものを感じた今年の高校選手権でした。

柔道ライター 兼 ひのまるキッズ事務局 林 毅

春分の日

みなさんこんにちは。
昨日は「春分の日」でしたね。

「暑さ寒さも彼岸まで」
うちの祖母も言っていましたが、昔の人はほんとによく言ったものだなぁ〜と感心してしまいます。

朝晩の寒さはありますが、やはり春。
昼間は暖かく、日差しも風も気持ちよく、それだけで気分がアガリます。

「春分の日の頃は、厳しい冬を耐えてきた生き物が、前向きにやる気に満ち溢れると共に、草木が芽吹き春の訪れを感じる時期。」とあります。

日本の学校は、4月から3月まで。
それに合わせ、会社も4月のところが多いですよね。
受験が真冬で健康管理が大変だったり、諸外国とのずれにより不利になることがあったり、
色々ありますが、それでも私はやっぱり、春の4月に始まる1年が「いいな。」と思います。

別れがあって少し寂しくても、ちょっと暗くなることがあっても、
春ならば、外はどんどん明るくなるばかりです(^^)

外に出て、上を見て、めいっぱい深呼吸して、
そうすれば、自然と日差しに後押しされて歩けるのが春。

私は、やっぱり春が好きです♪
みなさんは、いかがですか。

スポーツひのまるキッズ協会事務局 新井みどり

IMG_1086

※写真は、カメラ好きの友人からもらったものです(^^)

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その141:終わりは、始まり~社会に羽ばたく後輩たちに贈る言葉)

Jpeg

Jpeg

卒業式のシーズンです。

FB友達のタイムラインでも、お子さんの、教え子の、自身の、たくさんの
方々がこれまでの感謝、今後の抱負など様々な思いをアップしています。

昨日、母校・中大柔道部でも卒業生と新入生と一緒に歓送迎会を実施。

前主将の旅立ちの言葉を聞いて「こいつらにもっとできたことがあったのではないか?」
と反省し、監督の紹介を聞きながら新入生たちに「彼らが卒業するまでにはこうしないと」
と改めて思いを固め・・と恥ずかしながら毎年同じことと思っているなぁ、という気持ちと同時に
頭の中に強く浮かんだ言葉がありました。

終わりは始まり

小学校6年、中学校3年、高校3年、そして今では大学の4年を多くの人がその期間で教育を
受け、それぞれのタイミングで入学、卒業を迎えています。

始まって、終わる・・・。

いや、荒っぽい言葉で言うと(義務教育はもちろん、いまや大学も)始めさせられて、終わらせられる、ともとれます。

しかし、それは社会人になって劇的に大きく変わります。

それは、

始めるのも終わるのもすべて自分で決める。つまりすべてが自己責任ということです。

私自身、大学を卒業して社会人になってから、多くの人に恵まれたことをバックに、人生を自分の好き勝手に生きてきました。

そのことで、たくさんのことを得て、たくさんのものを失いました。

全ては自己責任。この人生に反省はありますが、後悔はありません。でも、決して人に勧められたものでもありません(苦笑)。

ただ、良くても悪くても胸を張って言い切れることは・・、

これまで、一度決めたことを妥協してやめたことはない! ということです。

つまり、終わるときには自分自身十分納得して終わり、次を始めることができた、ということです。そこに妥協はありませんし、人のせいにしたことはありません。

Jpeg

Jpeg

~今春、社会に旅立つかわいい後輩たちに伝えたい事~

これからの人生、起きること全て責任は自分にあります。誰がどう言おうが、何をしようが、してくれなかろうが、そんなことは関係なく、全てが自己責任です。

その中で、これだけは心掛けてください。

終わるとき、辞めるとき、そう思ったとき、こう自分自身に問いかけてみてください。

おい、お前、本当にそれでいいのかい? もうちょっとやれるんじゃないのかい?? 学生時代にあんなにきつい稽古に耐えられたのに、もう終わっちゃうのかい??? お前はそんなもんじゃないよね???? いまから、ここからだよ!!!!!

頑張って人に認められることより、気張って己自身を誇りに思える人間になってください。

全ては自己責任、そして自分の評価は自分自身でしていいんです。何かあったら苦楽を共にした仲間が必ず支えになってくれます。

『はじめ!!』

学生という修行期間は終わりました。あとは、社会という畳の上に上がって目に見えないすべてのものに勇気をもって挑みましょう!

いまから、ここから! 君ならできる!!!

永瀬 義規

白抜き

子供の反抗期、皆さんはどうしていますか?

先日、知人から
「小6の息子が反抗期でまいっちゃって…」
という話を聞きました。

半年くらい前に、その親子に会ったときは、
そんな様子は微塵もなかったのですが、わずか半年の間に、
子供が、とくに父親の言うことをまったく聞かない。
やたらと反抗的な態度をとるようになってきたと
心底困っている様子でした。

私は「大人になるために必要なことですから、
あまり気にしなくても大丈夫じゃないですか」と答えつつ、
20歳と22歳になる自分の娘のことを考え、
うちの子って、反抗期らしい反抗期なかったけど、
逆に大丈夫なのかなぁと心配になり、
反抗期について少し調べてみました。

一般に、いわゆる「反抗期」が起きるのは
小学生から高校生くらいまでで、
統計的には、小学校時代約10%、中学校時代が約50%、
そして、高校時代が約10%だそうです。

反抗の激しさや反抗期の長さなどは人それぞれですが、
反抗期が全然なかったという人もいるようです。

反抗する理由、対象については、
母親が 約75%、父親が約50%、教師が約20%と、
母親が圧倒的に多いそうです。
やはり子供と接している時間が長いほど、
反抗の対象になりやすいということでしょう。

反抗の理由としては、
自立心の芽生え
親の性格や態度
自分自身の不安定、未熟さ
相互理解の欠如
思春期の必然性

などが挙げられ、反抗期が終わった理由としては、
自分自身の成長
感謝の心
自然消滅
親と疎遠になった
家族が親密になった
親へのあきらめ
といった理由が挙げられています。

小中学生を持つ親御さんにとっては、
子供の反抗期は、本当に悩みの種だと思います。
「まさにいま真最中」という方も
「うちはまだ」という方も、
知っておいたほうが良さそうな
「反抗期の子供との向き合い方」を
本やネットでちょっと調べてみたので、
記しておきます。

まず、親の心構えとして最も大切なことは、
「反抗期を子供の成長過程と認め、受け入れること」
だそうです。

そのうえで、子供の主張を最後までしっかりと聞いてあげること。
そして、正しい部分は認めてあげ、誤っているところは
「それは間違っている」と毅然とした態度で接することが
大切なのだそうです。

頭ごなしに怒ったり、否定したりすると反抗心を助長し、
親子の溝をさらに深めることになってしまうかもしれません。
子供の言い分にも筋が通っている場合もありますから、
まずは、子供の声に耳を傾けてみてください。

子供を従わせようとして怒鳴ったり、叩いたり、
脅すような言動は絶対にNG。
強く言って聞かない場合はあえて放っておき、
静かに見守るほうがいいかもしれません。

自立した大人への階段を上っている最中のことですから、
心配な気持ちはわかりますが、過度な干渉はせず、
子供の意思を尊重してあげるように努めることも
必要なようです。

最初にも書きましたが、
『反抗期は子供の成長過程』で、
程度の違いはあれ、自分自身も
子供の時期に通ってきた道だと思います。
少なからず子供の気持ちも
わかるところがあるのではないでしょうか。

親としては、心に余裕を持って、
しっかりと子供を見てあげること、
そして、子供の声を聞いてあげること
が最も大切なようです。

ひのまるキッズ事務局 林 毅

感謝を心を育むために。

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

ひのまるキッズでは、五つの心にひのまるキッズ代表の永瀬がひのまるキッズを立ち上げ、これまで続けてきた過程で、多くの困難や障害が立ち塞がった時、常に心に留めていた言葉、「いまから、ここからという不屈の心」を一つ追加して、ひのまるキッズ六訓とさせていただきました。

白抜き

 

いまから、こころからという言葉については、その想いを含めて改めて代表からご紹介させていただくとして、今回は、ありがとうという感謝の心について、書かせていただきます。

 

私がもう5年ほど前に友人から見せてもらった友人の会社の社員向けの講演ビデオのことです。

その講演の演者は、近畿のある有名塾の代表の方の話で、講演の内容は、どうやって子ども達を有名校に、はいれるような教育を施したかというものでした。

簡単に概要をお伝えすると、

子ども達に一番にそして常々伝えているのが、親への感謝ということです。

なぜなら、最初は希望校があったり、将来の夢を持って入塾してくる子どもも多く、何も言わずに黙々と与えられた課題をやろうとするそうです。でも、徐々に壁にぶち当たったたり、モチベーションが続かずに、目標の点数を取れなくなって、最終的には希望校に入れてやれない子が出てきてしまう。もちろん、状況に応じた目標設定はするものの、一度下がってしまった気持ちを奮い立たせるのは困難を極めます。

そんな子ども達のやる気スイッチをONの状態に保つ方法として、たどり着いた答えが、親への感謝の気持ちを持たせ、親の期待に応えたいと認識させることだと言うものでした。

このビデオをみて、私が子ども時代、父親の呑み仲間がいつも家に飲みに来ていて、酔っ払っちゃあ、お前のお父さんは偉いとか、お母さんは凄いとか言って褒めてくれていたのを子どもながらに嬉しかったことを思い出しました。

そして、ひのまるキッズでも、引き続き、親子の絆についての講話を継続していかなければと改めて感じております。

なぜなら、親御さん自身では伝えられないことを第三者が伝えなければと感じているからです。

 

最後に、今回、この塾の話を思い出したメルマガを紹介します。

_______

「熊本の名校長・最後の授業」  大畑誠也(九州ルーテル学院大学客員教授)

私が考える教育の究極の目的は「親に感謝、親を大切にする」です。

高校生の多くはいままで自分一人の力で生きてきたように思っている。

親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。

これは天草東高時代から継続して行ったことですが、このことを教えるのに一番ふさわしい機会として、私は卒業式の日を選びました。

式の後、三年生と保護者を全員視聴覚室に集めて、私が最後の授業をするんです。

そのためにはまず形から整えなくちゃいかんということで、後ろに立っている保護者を生徒の席に座らせ、生徒をその横に正座させる。

そして全員に目を瞑らせてからこう話を切り出します。

「いままで、お父さん、お母さんにいろんなことをしてもらったり、心配をかけたりしただろう。

それを思い出してみろ。

交通事故に遭って入院した者もいれば、親子喧嘩をしたり、こんな飯は食えんとお母さんの弁当に文句を言った者もおる……」

そういう話をしているうちに涙を流す者が出てきます。

「おまえたちを高校へ行かせるために、ご両親は一所懸命働いて、その金ばたくさん使いなさったぞ。

そういうことを考えたことがあったか。

学校の先生にお世話になりましたと言う前に、まず親に感謝しろ」

そして

「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、いま、お父さんお母さんが隣におられるから、その手ば握ってみろ」

と言うわけです。

すると一人、二人と繋いでいって、最後には全員が手を繋ぐ。

私はそれを確認した上で、こう声を張り上げます。

「その手がねぇ!

十八年間おまえたちを育ててきた手だ。

分かるか。

……親の手をね、

これまで握ったことがあったか?

おまえたちが生まれた頃は、柔らかい手をしておられた。

いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、

おまえたちを育てるために

大変な苦労してこられたからたい。

それを忘れるな」

その上でさらに

「十八年間振り返って、

親に本当にすまんかった、

心から感謝すると思う者は、

いま一度強く手を握れ」

と言うと、あちこちから嗚咽が聞こえてくる。

私は

「よし、目を開けろ。分かったや?

私が教えたかったのはここたい。

親に感謝、親を大切にする授業、終わり」

と言って部屋を出ていく。

振り返ると親と子が抱き合って涙を流しているんです。

_______

『致知』2011年1月号

特集「盛衰の原理」より

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その140;人間、忘れることができるから生きていくことができる・・のかなぁ)

Jpeg

Jpeg

人間ね、忘れることができるから生きていくことができると思うのよ・・・

最近、録画してためていたテレビドラマの中で、認知症の症状が進行していると思われる初老の女性がふと漏らした言葉が、頭から離れない・・・。

自分自身、今までの人生、今現在ですでに、お陰様で普通の人以上に波乱万丈の人生を送らせていただいていると思います(笑)。その中で、常に頭の中に深く突き刺さっている思い出がいくつかあり、さらに忘れようにも忘れられない記憶も心の底にこびりついています。

そして、改めて振り返ってみると、不思議なことに私の場合は、良いこと悪いこと均等にそれが残っていることに気が付きます。

基本的に能天気に見える割にはウジウジ考えるほうなので、特に悪いことに関してはどんなときにもそのことがとてつもなく長い時間脳裏から離れません・・現に一人でいるときには、そのことばかり考えている自分がいます。

でも、その一方で、いまから、ここから!って毎日、毎瞬間、己を鼓舞できるのは、忘れられない良いことがいつも弱っている自分自身を支えてくれてハッパをかけてくれているからということも事実です。

あの未曽有の大震災から5年が経ちました。

ひのまるキッズではこれまで290名の親子を被災地からご招待することができました。

その中で、今でも様々な新しいことを聞くことがあるのですが、一番心に残っているのが、

今になって夜泣きする子供たちに困惑している・・

というあるお母さんの話。それは、当日赤ちゃんだった子供が物心ついた今になって
震災を思い出し、泣き出すという内容でした。

後日、友人の精神科医に聞いたところ、それはいわゆるトラウマというもので、それを消すにはもちろん長い月日。そして、それ以上の、それをかぶすくらいのたくさんの楽しい思い出が必要だという答えが帰ってきました(医学的な細かいところは定かではありませんが・・)。

言うが易く、行うは難し

とは思いますが、私たちができることは、ひのまるキッズで一つでも多くの楽しい思い出を
提供することしかありません。

人間、忘れることができるから、生きていくことができる・・・

私自身、正直、これまで悔やみきれないことを忘れたくて、何もかもやる気がなくなったり、自暴自棄になったりしましたが、残念ながら何をしてもそれは忘れられません。

でも、少なくても今は、そんなことを思い出すことがないほどの沢山のやりがいに囲まれて日々気張れています。思い出す暇がありません・・(笑)

昨日、ひのまるキッズ東北大会ファミリーと四国大会ファミリーのお店でスタッフと愉しいひと時を過ごしているとき、この『』をしみじみと感じたことがこの上ない幸せでした。

Jpeg

Jpeg

いまから、ここから、そう、これからが本当の勝負です!!

永瀬義規

6年目に向けて

東日本大震災から5年。
インフラなどの復興が進む一方で、仮設住宅を始め、
いまなお不自由な生活を余儀なくされていらっしゃる方も
多くいらっしゃいます。

スポーツひのまるキッズでは、2011年から現在まで、
「東日本大震災支援プロジェクト」として、各大会への
ご招待や宮城県での合宿を実施してまいりました。

スポーツで笑顔になる子どもを一人でも多く、
スポーツで笑顔になる親子を一組でも多く

スポーツひのまるキッズは、微力ではありますが、
今後も復興支援プロジェクトを継続してまいります。
写真は、先月2月21日(日)に大阪市中央体育館で開催した
「第6回近畿小学生柔道大会」に宮城県東松島より
お呼びした矢本柔道スポーツ少年団のみなさんです。

thumb_IMG_8921_1024

2016年3月11日
一般社団法人スポーツひのまるキッズ協会 事務局

「ワアッ(Wow)」となる瞬間

みなさん、おはようございます。

先日、千葉にできた「ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA」にお邪魔しました。
サッカーのフルコート1面、フットサルコート6面、そして会議室もあり、とても立派な施設でした。
IMG_3057
「スポーツを通して多くの人の笑顔を作り、世代を超えた方々のコミュニケーションの場を創造していきます。また、地域の方々と協力し、地域の活性化を目指します。」テーマ。
サッカー以外にもテニスやゴルフ、その他色々なスポーツで地域の拠点になりそうですね。
近くの人がちょっとうらやましいです。
で、グランドオープンが今週末12日(土)、オープニングセレモニーの他に、
「連続フットサルPK ギネス世界記録に挑戦しよう!」1,000人で世界一達成!をやるそうです。
IMG_3085
ギネス世界記録って、面白いのたくさんありますよね。
ちょっとくだらないって思ってしまうものも(^^;
で、初めて、「ギネス世界記録」のホームページを見てみたんです。
>>>>>
『存在意義』
私たちは、人々に「ワアッ(Wow)」となる瞬間をもたらすために存在します。
型にはまらない成功、 制約にとらわれない偉業を見出し、
この世界にある、全ての最高峰、世界一を届けることで、
誰にも潜在的な力があり、誰にも輝けるチャンスがあることをインスパイアしていきます。
>>>>>
いいんですよね(^^)
型にはまらず、制約にとらわれず、思う通りに世界一!
自分たちの世界一、みんなで「ワアッ(Wow)」となる瞬間を共有する。
それが良いんですよね!
今度、ひのまるキッズもやりますかね!「ギネス世界記録に挑戦。」
私は、まずは12日(土)、ZOZOPARKへ「ワアッ(Wow)」となる瞬間に参加しに行きます!
それでは、みなさん、今週も1週間がんばりましょ(^^)
スポーツひのまるキッズ協会事務局 新井みどり