中国大会を終えて

おはようございます、ひのまるキッズの原です。。

一昨日、第6回スポーツひのまるキッズ中国小学生柔道大会が山口県周南市のキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターにて、大きな怪我やトラブルもなく、成功裡に終えることができ、参加くださっった皆さまをはじめ、協賛各社、そして、大会運営に尽力してくださった山口県柔道協会の方々へ心より感謝申し上げます。。

中国大会の一番の特徴といえば、地元企業によるたくさんのブース出店です。今大会も18社がロビーを埋め尽くし、参加者の方々をもてなして下さいました。

なかでも、地元で建設業を営まれているアットホームタナカさんによる工作体験ブースでは、毎年この時期に開催するということでクリスマスリースを制作できるように、秋口から山に入り、この大会の参加者のために土台となる木の蔓や松ぼっくりなどの飾りになる材料を採取して下さり、大会当日にはクリスマスリースの土台を拵えた状態にして会場に持ち込んでいただいております。

ひのまるキッズでは、親子の絆と柔道の本質をテーマに開催しており、その理念に賛同くださる皆さんのご協力で大会を盛り上げていただいております。

アットホームタナカさんに10月にうかがった際、もう既に何度も山に入り、材料を集めてくださっておりました。

「子ども達が楽しみにしてくるけん」

あれから何度この大会のために、山に入って準備をしてくださったのか。

私たちは、これだけ協力してくださる方々への感謝の気持ちを力に変えて、ひのまるキッズをもっと大きく、もっと形あるものにしていかなければと強く感じさせて頂きました。

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その127:好きだから、楽しいから!)

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本日、無事に第6回スポーツひのまるキッズ中国小学生柔道大会が成功理に終了することができました。

関係者の皆様、本当にありがとうございました。

さて、私は、いつの日からか人に、

永瀬さんはなぜそれをやり遂げられるのですか?

と聞かれる時、偉そうに・・

それはですね・・。できるまでやるからです!!

と答えていました。

確かにその気持ちは変わっていませんし、これからも軸は
ブレません。

でも、それって

『力必達』・・努力すれば必ず夢は達成できる

という意味で、私はその言葉より

『盡己』・・自分自身をとことん尽くすことが一番

を日々掲げていることと、どこか違っているなぁ・・と
感じていました。

そして、その答えが今回、少し見えてきたような気がしました。

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それは、前日練習会の時、

いつものように、二時間半も子供たちの集中を欠くことなく、
最後まで最高の指導を見せてくれた朝飛先生。

日ごろから、先生の指導が日本柔道界の宝、この指導方法が
柔道の未来を変えると提唱され、全柔連、講道館もこぞって
先生の指導法をビデオを取り上げている事実に、

先輩、やっぱり、先輩の指導は凄いです。でも、これは先輩にしか
できませんよ!! どうしたら良いのでしょうか??

と聞いたところ帰ってきた言葉が、

何言ってんだよ。俺は好きなことを楽しんでるだけ!! 毎日、
毎日、子供たちと接して本当に楽しいし、ワクワクするんだ。
ただ、それだけだよ!! 永瀬にこんな機会を与えてもらって
感謝してるよ!!!

でした。

その瞬間、ハンマーで後頭部を殴られたような衝撃を感じました・・

そうか、できるまで、成功するまで・・なんて考えなくていいんだ。
好きだから、楽しいから、やればいいんだ!

これこそ、柔道の祖・嘉納治五郎先生が掲げていた

柔道とは己を尽くすこと

まずは好きで、楽しくなければ、それに没頭し己を尽くせるわけが
ないということを目の当たりしました。

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大会が終わって、スタッフとお疲れさん会をしているとき・・、

正直、お酒は好きなほうでは(味は)なく、世のお父さんがビールを
飲んで『プハ~、この一杯のために仕事してんだよね』というのが
あまりわかりませんでしたが、

美味しい焼肉屋さん(ひのまるキッズ協賛者)で、乾杯をした
ビールの味は最高でした。そして、本当に幸せな一時でした。

好きなことしかしていないので自分自身は辛くないのは当たり前。
周りに好きなこと、楽しいこと、と思ってもらえるような環境つくりをし、

ひのまるキッズのみんな、関わる全ての人に『好きなこと、楽しいこと』
と感じてもらうことが自分の使命だと痛感した山口の夜でした。

いまから、ここから、好きなこと、楽しいことを信じること!!

永瀬義規

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運動が苦手な子でも輝ける

おはようございます。

さて、運動嫌い人間の話。
「するスポーツをまずは大人が楽しまなきゃ。」から「観るスポーツを気軽に楽しむ場を作る。」を実践。
そして、「運動が苦手な子でも人でも楽しめる場を作りたい」というところに立ち戻ることにしました。

アメリカンフットボールをきっかけに「フラッグフットボール」というスポーツに出会ったのです。

「え!アメリカンフットボールっなんて、運動が苦手な子があんな激しいスポーツなんて無理でしょ。それに、危険。」
と、ほとんどの方が思われるでしょう。
しかし、「安心してください。安全ですよ。」(笑)

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フラッグフットボールは、アメリカンフットボールからタックルなどの接触プレーを禁止して、安全に楽しめるようにしたスポーツ。
ですから、もちろん、ヘルメットも防具も無し。
タックルの代わりに、目印に”フラッグ”を腰から下げてゲームを行います。
—————————————————

と、いうくらいの知識をインターネットで検索。
フラッグの体験教室をしている、アメリカンフットボールチームや普及活動を行っているNPOに連絡し見学をさせてもらいました。

そこで見たのは、はじめは恥ずかしそうでも、すぐに打ち解け、さらに、女の子も、背の大きい子も小さい子も、それぞれみんなが生き生きとしている姿でした。

特徴的なことは、1プレイ、1プレイごとに、チームで作戦を立ててゲームを進めること。
なので、嫌でも話をしますので、打ち解けざるを得ないという感じでしょう。
そして、その作戦ごとに、ボールを投げたり、持って走って進めたり、いくつものパターンがあり、ボールを投げるのがうまい子も、走るのが早くキャッチするのがうまい子も、そういったことは苦手でも、頭を使って作戦を立てることがうまい子も、それぞれに役割があり、”輝く場面”があるのです。

「フラッグフットボールとは」
https://www.japanflag.org/flag

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「運動が苦手な子でも役割があるスポーツ。このスポーツを色んな人に知ってほしい!」

と、私は、また動いてみました。(^^;
NPOと協力して子どもの体験会を実施して、お母さん方に(さぞかし、知っているように)説明したり、大人のみなさんにも知ってもらおうと、大人向けの体験会を実施したり(ま、もちろんその後は飲み会ですw)、色々とやらせていただきました。

そして、千葉でもクラブが立ち上がり、友達の息子さんも毎週楽しみに通っているようです。
嬉しいです(^^)

この競技は、「将来は、プロフラッグフットボーラーになる!」と子どもたちが憧れてできる競技ではありません。
しかし、それぞれの役割があって、自分の存在の重要性に気づける、コミュニケーション能力も高まり、決断力もつくなど、他のスポーツや、さらには普段の生活の中で役立つ力を無理なく身につけることができると思います。

思い立ったらすぐ動いてしまう私。
「運動が苦手な子でも楽しめる場所づくりをしたい。」
「得意でなくても良い、自信を持って”好きだ”と言えるものをひとつでも持ってほしい。」
そのきっかけづくりを少しだけ、進められました。
それでは、続きはまた〜。

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

この動画、子供達の表情がたまりません。ぜひご覧ください(^^)

少し不思議なお話

こんばんは。
私は数年ほど前まで、ひと月の三分の一は、どこかしらに出張に出ている生活でした。
今日はその出張サイクルの中、偶然だとは思いますが、自分に起きる不思議な事についてのお話しです。

私が不思議なこと…として思い出せるのは、阪神淡路大震災の時。そのニュースを見たのは、神戸出張から戻り、会社の部でスキー合宿中の朝、朝食後にみんなでテレビを見ていたら、関西で大きな地震があったというニュース。「わぁ、助かった~、出張の日程がずれてたら、スキーなんてのんきにできなかったなぁ」と。

それから、やはり出張でいった台湾から戻った後に、行ってた場所が大洪水になったというニュース。

なんと言っても衝撃的だったのは、アメリカ出張から戻ってきた時。仕事から帰宅してテレビをつけると、高層ビルに飛行機が衝突する映像が目に飛び込んできました。私は事件をまだ知らなかったので、映画かと思ったのですが、私のアメリカ出張を知ってた友人たちからのメールがみな生存確認!そう、9・11のテロだったんですよね。それも、同時テロで飛行機が堕ちたピッツバーグとニューヨークに行っていたので、かなりの衝撃でした。

その数年後に出張で行った米のソルトレイクシティ。街中のこじんまりとしたショッピングセンターで銃の乱射事件がおこり、死亡者が出たニュース。この現場は、仕事の空き時間に立ち寄ったショッピングセンターでした。とてものどかな街だったので、そんな事がおきるなんて驚きでした。

その他、細かい事件や事故は出張から戻って、数々ニュースになるのですが、私に起きる不思議のキーワードが「出張」と「7」。
そのすべてのニュースは、出張から戻り一週間後の事なんです。私は幾度となく、命拾いをしているんだなぁ…と思うんですよね。

そんなエピソードを話すと、そのうち、「次はいつどこへ行くの?あなたが行った場所へは、その時期行かないようにしなくちゃ」と言われるように。
でも安心してください。この数年は、出張の数も減ったせいか、出張後には何も起きていませんから。。

偶然からだとしても、いま元気に生活できるのは、数々の危機から回避できているからで、生きているのも軌跡と、感謝を忘れずにいなくは。。。私の不思議、実はもうひとつあるのですが、それはまたいつか。

ひのまるキッズ事務局 丸山
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「1%でも2%でもチャンスがある限り、挑戦し続けてほしい」(井上監督)

近藤vs浅見決勝

グランドスラム東京、皆さんはご覧になりましたか?
先週のブログでも書いたように、
私は3日間、会場で観戦させていただきました。

来年のリオ五輪の代表を決めるうえで、
非常に大きな意味を持つということで、
選手はもちろん、会場の雰囲気も、
例年以上に緊迫していたように思います。

選手たちの戦いぶりにも表れていました。
とりわけオリンピック代表戦線の
最前線にいる選手たちの緊張感は、
近くで見ているこちらにまで伝わってくるくらいでした。

とくにそれを感じたのが、初日の女子48㎏級決勝と、
最終日の男子100㎏超級の決勝でした。

女子48㎏級は、浅見八瑠奈選手(27歳)と近藤亜美選手(20歳)。
浅見選手は、2010年、2011年と世界チャンピオンになり、
2012年のロンドン五輪最有力選手と言われながら、
最終選考会である全日本選抜体重別で初戦敗退し落選。
プレッシャーのために、試合前日にほとんど寝られず、
精神的な弱さを露呈したのが、
落選の最大の理由だったと言われています。
当時の48㎏級は、日本のレベルが非常に高く、
ワールドランキングのベスト10に日本人が4~5人入っていたほど。
とはいえ、世界選手権2連覇の現役王者だっただけに、
なんとも不憫というか、かわいそうな結果でした。
一度は引退もささやかれましたが、
リオ五輪でのリベンジを誓って復活。
オリンピック金メダルを目指して歩み始めました。
しかし、そんなところに近藤亜美選手が出現。
2014年世界選手権の代表になるや、
一気に頂点に駆け上がったのでした。

しかし、そんな近藤選手も順風満帆というわけではありませんでした。
今年に入るや国内外の大会で連戦連敗。
世界選手権でも3位止まり、
すっかり勝負の神様から見放され、
大きな挫折を経験しました。

そんな二人が、苦難の道を乗り越え、
再び相見えることになった、このグランドスラム東京の決勝。
結果はどうあれ、悔いのない試合をしてほしい。
それだけでした。
試合は、まさに一進一退の好勝負。
最後は、「指導」1つビハインドだった近藤選手が、
一か八かとも言える大外刈りに入って「技あり」を奪い、
そのまま抑え込んで一本勝ち。
激闘に終止符を打ったのでした。

感涙にむせぶ近藤選手、表情を失った浅見選手。
二人のコントラストは、なんとも言えないものでした。

大会前の記者会見で、井上康生 男子監督が言っていました。
「諦めたら終わりだが、諦めなければ可能性はある。
1%でも2%でもチャンスがある限り、挑戦し続けてほしい」

さすがいいこと言うなぁと思いました。

グランドスラム東京で結果を出し、
大きく一歩前進した選手もいれば、
逆に一歩後退してしまった選手もいるでしょう。
勝負の世界だから、当然です。

でも、応援してくれる家族のため、仲間のため、
そして、なにより自分のために、
チャンスを追い求め、最後の最後まで
頑張ってもらいたいと、心から思います。

スポーツひのまるキッズ 林

感謝の心

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

ひのまるキッズ小学生柔道大会は、柔道の本質と親子の絆をテーマに大会を開催しており、柔道を通して親子の絆を深めてもらえたらという想いで大会の準備をしています。

大会の開会式では、講師の先生に大会のテーマに沿って子どもたちに話をしてもらっておりますが、親子の絆についての話は、多くの先生方が、親に感謝し、その気持ちを表現するようにと話をしてくださいます。

親の立場としては、子どもが興味をもつものや向上心をもつものがあれば、やらせてあげたいと思い、それを応援することは当たり前のことだと思っているでしょう。

それでも、その当たり前の行動に対して、子どもから感謝をされたらどうでしょうか。

多分、感謝をしてくれたことに感謝し、嬉しくなって、もっと応援したいと、それまで以上に子どもに目を向けるようになるのではないかと思うのです。

「当たり前のことに感謝すること」

最初は、一番近くで見守ってくれている親へ、そして、兄妹やおじいちゃんやおばあちゃん、道場の先生や学校の先生など、自分の周りの人たちへ感謝の気持ちを持てるような人間になるために。

ひのまるキッズでは、多くの道場で道場訓として掲げられている「五つの心」を子どもたちに育んでもらいたいと願っています。

五つの心というのは、

1.「はい」と言う素直な心

2.「すみません」と言う反省の心

3.「おかげさまで」という謙虚な心

4.「私がします」という奉仕の心

5.「ありがとうございます」という感謝の心

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ひのまるキッズ大会小学生柔道大会では、子どもたちが感謝の気持ちを強くもち、一番近くで応援している親御さんのために一生懸命の姿をみせてくれるからこそ、感動の場面も多いのだと感じております。

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その126:醤油とマヨネーズ、そりゃ言い過ぎかと・・・(笑))

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先日、中国大会の協賛営業で、山口を駆けずり回っている時のことです。

13時のアポイントメントに何とか間に合い、お会いできた女性部長。

昨年までのご協賛内容のもう一つ上のカテゴリーを提案するために、何とかプログラムなどの制作物締め切りのギリギリのところで獲得できたアポイントメントでした。

今年からご担当となったとお聞きしていたその部長。失礼ながらその肩書から想像していたのとは全く違って、若くて品のある美人キャリアウーマンでした。

おっと、舞い上がっている場合じゃない、と、

いつも以上のパワーでひのまるキッズの理念、これまでの経緯、そしてご協賛の意義をガッツリ話させていただき、最後の動画をお見せした後で、

わかりました。よろしくお願いします。

のご返事をいただいた時は、心の中でガッツポーズをしていました。

ところが・・、

最後に制作物の確認をお願いしようと、昨年度のプログラムを出して開いたとき、

その部長が、

え、これって永瀬社長ですか??? 私、この人と二年前にお会いしています!!!

え~、え~、信じられない。

とても同人物とは思えません!!

と思いっきり笑い出したんです。

そ、そんな・・・、

確かに2年前まであるゲン担ぎでお酒を二年以上止めていたため、今から10kg近く痩せていましたが、そこまで驚かれるのは・・・。

と、

そんなに違いますか??

と返すと、

いや~、全く違います。

醤油とソース、いや、醤油とマヨネーズですよ!!

と真顔で言われてしまいました(;´・ω・)

まあ、最後には「今のほうが健康的で良いですね」と取ってつけたように言われましたが(笑)、

多かれ少なかれ、ショックでした。

それ以降、会う人会う人に、

痩せた時と今とではどちらがいい??

と聞いている自分がいます。

自分自身としては、今より5kgくらい落とすのが理想かな??と思っていますが、FBでご紹介している食事ではそうもいかないでしょう(笑)

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まっ、自然体でいこうと思います。

あ、母親からは、

貧相だからプログラムの写真は変えなさい!

って言われていますが(笑)

痩せても肥えても永瀬は永瀬。自分に自信をもって生きていこうと思っています。

くだらない話、お付き合い恐縮です(苦笑)

しかし、上と下の写真、そんなに違いますかね(しつこい!!!)

いまから、ここから、心身ともに精進を心がけます!!

永瀬 義規

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それだけでかっこいいでしょ!

おはようございます。
だんだん、朝起きるのがつらい季節になってきましたね。。。

さて、体育嫌い人間の話。
半分無理矢理に連れて行かれたサッカー観戦が、スポーツと関わるきっかけとなった私。
今までスポーツ観戦などしなかった友達にも「とにかく一度スタジアムで観てよ!」と次々に誘ってスタジアムへ行きました。
一緒に行った人の中には、それをきっかけに好きになりシーズンチケットを買うようになった人も何人か(^^)

そして、2大スポーツのプロ野球観戦も、事前の練習風景を間近で見学したり、部屋を借りて観たり、気がついたら、友達の友達まで、1回に50人の大所帯になっていたことも。
そうなると幹事は野球なんか観ている暇はありません(笑)

そんな時、チラシをもらったのです。
そこには、プロ野球をやっているそのスタジアムで、アメフトの試合があると書いてありました。

「???」

日本で社会人のアメフトの試合なんてあるの?
しかも千葉で?
でもせっかくだから行ってみよう!

というわけで、早速チラシをみて電話。
「すいません。アメフト全くわからないんですけど、ルールの説明とかありますか?」
「一緒に行く人たち、スポーツ観戦にはお酒が付き物だと言っているんですけど、その試合の時も売店はやってますか?」

など、いきなり質問攻めをして(笑)
半分、笑われながら、「大学のアメフト部の子たちが解説をしてくれます。」「ちゃんとビールも売ってますよ。」と教えてもらい、友達に声をかけると、「また新井が変なこと言いだしたよ。今度はアメフトだって。」と、こちらも笑われながらのアメフト初観戦となりました。

正直ルールはよくわかりませんでした。
でも、大きな人たちがぶつかる迫力と、スピードと、よくわからないけど、かっこよかった(^^)
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そしてそして、アメフトの試合も観に行くようになり、また色んな人を誘うと、サッカーや野球とは違う現象が。。。
「アメフト!?ルールわからないから嫌だよ。」と約8割は断られるのです。

確かに細かいルールは難しいけど、基本的なルールは案外簡単なのに、これはもったいない。
「だったら、事前にルールを覚えれば良いな。」と「アメフト観戦講座」を開催しました。
お店を貸し切り、チームから選手やコーチに来てもらい、ルール説明や質問コーナーを設け、交流会のような形に。

今までアメフトなんて知らなかった人たちも、選手やコーチと話をして、それが実際に地元のチームとなれば、やっぱり愛着がわき応援したくなるようで、観戦講座に来てくれた人の多くが、次の試合、会場に観に行きました。
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そして、みんなの感想。
「ルールはイマイチわからないけど、なんかかっこよかったし、面白かったよ。誘ってくれてありがとう。」

「なんかかっこいい。なんか面白かった。」
こんな軽い感じでスポーツに触れること、そこで少しだけでも自分の世界が広がること、けっこう大切だと思うのです。

実はその中にはうちの母もいます。
「ルール全然わからないけど、60歳過ぎてアメフト観るなんて、それだけでかっこいいでしょ!」と言うのです。

「するスポーツ」も「観るスポーツ」も、そんな感覚で、もっと気軽に楽しめる環境が広がれば良いですね。
広げていきたいと思います(^^)

というわけで、今回は「観るスポーツ」のお話でした。
体育嫌い人間の話。もういい加減まとめなきゃ(涙)
それではまた。

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

理想的な生涯スポーツ施設のお話し

こんばんは。
師走に入り、やっと冬らしく寒いと感じるようになりましたね。事務所でも、仕事中に暖房をつけて作業するようになってきました。
でも、寒くなると屋外で運動や体を動かすのが辛くなってくるんですよね。
30代までは、スポーツクラブの会員になり、会社帰りに一汗流しに行っていたのも一昔。。いつしか、会費を払っているだけの幽霊会員になり、あげくは退会して、もはや運動とは縁のない生活の日々。ダラダラしないで、心も体もしっかりダイエットしなくちゃ。と、頭で考えてはいるものの、実行できない駄目な大人です。
私は20年ほど、スポーツに関わる仕事をさせていただいてます。
いま、ひのまるキッズでのお仕事の他に、文科省委託事業である地域を活用した子供の体力向上推進事業に携わる機会に恵まれ、目下勉強中です。その事については、あらためてお話しさせていただきます。
先日、その打ち合わせをしている最中にふと思い出した事が。みなさん「総合型地域スポーツグラブ」というのを耳にしたことありますか?数年前、我が町にもスポーツ施設とスパが合体した施設ができ、老若男女がスポーツやスイミング、温泉を身近で楽しんでます。
地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブが前出の地域スポーツクラブを指すんですよね。
私は10年ほど前、まだその言葉の存在さえ知らない頃、仕事でフランスのボルドーというワインで有名なところに、地域スポーツクラブの取材で行かせてもらいました。言葉で説明を聞くだけではよく分からないまま、現地について取材を始めてみると、驚きの連続。まず着いたのはクラブハウス。スポーツクラブらしからぬ、レストランも併設の素敵な建物。
そこで説明を聞き、いざスポーツ施設に入ると、ものすごい広大なグランドに建物の棟がいくつもあり、それぞれ、屋内プール、ホッケー場、体操施設ほか色々。屋外も、サッカー場から野球場、陸上トラックなど、ありとあらゆるスポーツを体験できるクラブなんです。そこにはプロスポーツ選手からナショナルチームで活躍する選手も普通にトレーニングをしているんですが、地域の幼稚園や学生達も体育の授業を受けにスクールバスで毎日やってくるんです。そして、大人が何をするかを決めるのではなく、自分達が興味のあるスポーツを体験でき、アドバイスを受けながら色々試しているうちに、自分の能力を発揮できる自分に合ったスポーツに出会えるので、アスリートが育ちやすいんだそうです。プロ選手にアドバイス受ける機会もあったりするそうで、私が行った時にもサッカー選手がトレーニング中に、子供たちに何か教えてました。もちろん、一般の大人やハンディを持った方もお年寄りも、誰でもスポーツを楽しめます。このスポーツクラブの運営をしているのは地域住民などボランティアで、スポーツしに来るのも運営するのも、地域の人々なんて。。。身近にそんなところがあれば、定義された運動をうける体育じゃなく、運動をする本人も楽しめ、素晴らしいアスリートを発掘できるのになぁ。なんて、思ったものでした。
日本ではそんな広大な施設を作れるだけの土地がない感じですが、各地で広まりつつある地域スポーツクラブ。子供達がいろんなスポーツ体験できるような場所を提供してもらえたら、世界で活躍するスポーツ選手の育成の手助けになると思うんですよね。
フランスでのお仕事、本当に素晴らしい機会をいただけたいい思い出です。写真、たくさん撮ってきたのですが、どこかにしまって忘れてしまいました(^^;
長々ととりとめのないお話しでしたが、読んでいただき、ありがとうございました!

ひのまるキッズ事務局 丸山

来年はリオ五輪。今年のグランドスラム東京は必見です!

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今日から師走。
2015年も残すところ1カ月となりました。
時の経つのは早いものです。

そして、師走と言えば、グランドスラム東京。
今週の金曜日(4日)からスタートします。
来年がオリンピックイヤーということもあり、
今年のグランドスラム東京は、
相当シ烈な戦いとなりそうです。

大会に向け、選手もファンも、
徐々に気持ちが昂ぶってきているところだと思いますが、
今日になり、非常に残念なニュースが入ってきました。
73kg級の大野将平選手、女子70kg級の田知本遥選手らが、
欠場することになったそうです。
う~ん、ホントに残念。

73㎏級は、中矢力選手、大野将平選手、秋本啓之選手の
世界王者3人が揃い踏みということで、
今大会でも最も注目していた階級。
ケガで出られなくなった大野選手が一番無念だとは思いますが、
やはり3人が同じ畳の上で、白黒決着つけるところを
見たかったなぁというのがファンとしての感想です。
でも、大野選手が出ないからこそ、中矢選手にしても、
秋本選手にしても、絶対にこの大会で負けるわけにはいきません。
日本がここ数年間、王座を独占している階級とはいえ、
外国勢が弱いわけでは決してありません。
外国人選手に勝てなくては元も子もないわけですから、
二人には、決勝で決着をつけてほしいと思います。
(現時点で組み合わせはわからないので、
二人がどこで対戦するのかわかりませんが…)

田知本遥選手も無念だと思います。
田知本選手は、姉の愛さんも欠場を発表しており、
姉妹揃っての欠場。本人たちはもちろん、
親御さんたちもさぞかし残念でしょうね。
遥さんは、2月に風邪薬問題で警告処分を受け、
実質、そのペナルティで、
今夏の世界選手権の代表から外れましたが、
7月のチュメニ(ロシア)、10月のパリ(フランス)と
グランドスラム2連勝し、このグランドスラム東京が
ある意味、試金石と言える大会だっただけに、
病気による欠場というのは、悔しいでしょうね。

楽しみにしていた選手の欠場ということで、
マイナスの話ばかりになってしまいましたが、
今回のグランドスラム東京、残念な話ばかりではありません。
というより、日本の各階級ベスト4の選手が
ほぼ全員出場するわけですし、
山下泰裕強化委員長が、
「来年のリオ五輪代表はここから出る」と言っているわけですから、
メチャクチャ重要な大会であり、盛り上がること間違いなしなのです。
外国人選手も世界屈指の実力者が多数来日するそうなので、
日本人同士の対決もさることながら、
外国勢との対戦も見逃せない試合の連続となりそうです。

ざっと各階級の注目選手をあげると、
60kg級は、今年のアスタナ世界選手権3位の志々目徹選手と、
2013年リオ世界選手権チャンピオンの髙藤直寿選手、
66㎏級は、2011、13、14年世界3連覇の海老沼匡選手、
今年の世界選手権で優勝を果たした81㎏級の永瀬貴規選手と
100kg級の羽賀龍之介選手。
さらに、100kg超級も世界選手権2大会連続準優勝の七戸龍選手と
今年の全日本チャンピオンの原沢久喜選手。

女子では、48㎏級の日本が誇る二枚看板、
2010年、11年世界チャンピオンの浅見八瑠奈選手と
2014年世界王者・近藤亜美選手。
今年の世界選手権で王座に返り咲いた52kg級の中村美里選手と
57㎏級の松本薫選手。
63kg 級の田代未来選手や70kg級の新井千鶴選手といった若き日本代表、
今年の世界選手権で一躍金メダリストに輝いた78㎏級の
シンデレラガール、梅木真美選手。

その他にも、若手注目株・63㎏級の嶺井美穂選手(18歳)、
代役としてチャンスが巡って来た63㎏級の鍋倉那美選手(18歳)や
70kg級の池絵梨菜選手(19歳)ら若い選手の活躍も楽しみ。

冒頭、「今日から師走」なんて書きましたが、
他の仕事などもしながらブログを書いているうちに
日づけが変わり今日はもう12月2日。
大会まであと2日です。

私は、某媒体から原稿の依頼を受けていることもあり、
4日から会場で観戦します。
仕事ではありますが、非常に楽しみです。

テレビ放送は、テレビ東京。
12/4(金)午後6:00~
12/5(土)午後4:35~
12/6(日)午後4:10~
http://www.tv-tokyo.co.jp/judo/

選手たちの健闘を祈ります!

スポーツひのまるキッズ事務局 林