記念すべき10回記念大会となったスポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会。
原田環境大臣や、10回連続協賛表彰で初参加の大切なスポンサー代表たちに交じって、今回初参加組の中に参加するひのまるキッズに終始追い掛け回されサイン攻めにあっていたのが、
篠原信一
実は、地元の先生の発案で10周年記念でビッグゲストを!ということでその先生の天理大の後輩である彼の名前が出たとき、彼の『今』の姿しか知らないスタッフからは、
礼儀礼節の重んじる大会コンセプトに合わないのでは・・(失礼)
という声も上がりましたが、それに対して私のこたえは
心配ご無用!
でした。
そう、アトランタ五輪終了後、シドニー五輪までの4年間、選手と広報担当として接し、あの、『世紀の大誤審』と言われた100㎏超級決勝後の記者会見に同席した私には、ある確信がありました。
決勝終了直後、「信一、記者会見だけど・・・」と言いかけたとき
でません
の一言。
でも、会話を交わし、亡くなった斉藤コーチとも相談して会見の決意をして発した一言が
自分が弱ったから負けたんです
でした。
あの時、ふてくされた態度と取られても致し方ないあの時、彼の発した言葉に心の底から湧き出た言葉が
潔し
でした。
あれから、18年。
久しぶりに組んだ『トークショー』は私自身楽しんでしまいましたが、それ以上に、柔道に対する熱情と子供たちに対する愛情をがっちりと感じてしまいました。やはり、あの潔いコメントを残した柔道家でした。
論より証拠。話を聞く子供たちのこの表情。。。言うことなし!!!
周囲への毒舌は、拍車がかかっていましたが(笑)、子供たち、親御さんたちへのサイン、写真撮影、なんでもかんでも嫌な顔を一切せずに全て受け入れてくれた彼は、ひのまるキッズ史上一番の人気もの、10周年に相応しいゲストだったと胸を張って言えます。
ありがとう!信一!!
いまから、ここから、感謝!!
なお、大会の模様はこの後に続くスタッフたちに任せます。お楽しみに!!
永瀬義規