いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その363:エンパシーの塊、熱男を目指して)

家なき子

同情するなら金をくれ。

今から26年前、日本テレビ系で放送されたドラマ「家なき子」で有名になったセリフです。

主人公は小学6年生の女の子。

家庭は貧しく、継父の家庭内暴力や児童虐待が横行し、という悲惨な環境で育ちながら、母親だけを愛している。病身の母のために盗みを働き、継父を殺そうと計画し、孤立した人生を歩む。貧しさのあまり食べ物を拾おうとした彼女に同情した周囲の大人たちに、吐き捨てるように言った言葉、それが「同情するなら金をくれ!」でした。

当時、アメリカから帰国して、幕張世界柔道選手権事務局次長という大役を仰せつかり、朝から晩まで24時間、365日、働きずくめの私にとって、この番組を生で見た記憶はありません。

が(たぶん、この言葉が独り歩きして新語・流行語大賞も受賞したからだと思いますが)、非常に印象に残っている言葉でした。

残念ながら、今に至るまでこの番組を見る機会はありません。でも、最近のコロナ禍における様々な世の中の状況、いや、そんな甘いものではなく、自分たちの身にも直接的に降りかかっている先の見えない現況を目の当たりにして、なぜか、頭の中からこの言葉が離れません。

毎日、毎日流れるニュースを見て、なぜこんなに他人事なんだろう・・と思いながら浮かんでくる言葉、それがこれでした。

そんな時、先日、ある人に私のことをこう紹介されました。

エンパシーの塊、熱男の永瀬さんです。

エンパシー??

シンパシーはよく使うけど、エンパシーってなんだっけ??

気になって、調べてみました。でも、なんかしっくりきませんでした。

シンパシーは同情

エンパシーは感情移入

ん??

モヤモヤが続いている中、ビジネスパートナーのお二人にふとこのことを投げかけたら、即答をいただき腹落ちしました。

内容はまたの機会にご紹介しますが、

要は、

世の中のゴミ問題で困っている人に対峙したときに、世の中のゴミをなくすためにはどうしたらよいか・・と上から目線で御託を並べるよりも、一つでも多くのゴミを拾うための計画を即座に立て、勇気をもってそれを実行する

同情するなら即実行。

頭のてっぺんから足のつま先まで、それが詰まってる人間のことをエンパシーの塊、熱男というのなら光栄の至り、ありがたくその称号をお受けいたすところですが・・・まだまだそこには及びません。でも、少なくても我々の後に続くものにその称号が与えられるように、己を尽くすことはできると思っています。

いまから、ここから、有言実行!です。

永瀬義規

 

 

 

 

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その362:まずは、できることから! 六年生限定大会!!)

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ここに至るまで相当の紆余曲折、葛藤がありました。

9月13日。

愛知県名古屋市の愛知武道館において開催予定の

『第12回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会』

六年生限定大会として開催準備をスタートさせます。

2月の近畿大会からこれまで、柔道、バスケットと延期、中止を余儀なくされていたいるスポーツひのまるキッズ。

ここまで、スポーツひのまるキッズチャンネルのリニューアルや、『コトユメ』などの冊子のDMで『親子の絆を深め、子と夢をつなげる』お手伝いをさせていただいております。

手前味噌ではありますが、

うちのスタッフ、本当に自粛テレワーク中も昼夜を問わず必死にこれに取り組んできました。本当によく頑張っています。

現在、6月末に中止となった東北大会の代替案として、様々な動画をアップし、今月末に発行予定の『スポーツひのまるキッズ通信vol.10~東北大会10年の軌跡~』の制作、東北地域限定のオンライン練習会&セミナー準備と毎日終電近くまで残業しています。

ひのまるキッズはリアルのイベントだけではない

と進めてきた我々です。もちろん、当分、このスタンスで様々なチャレンジをする覚悟はあります。

ただ、リアル大会開催をあきらめてもいません。

と言っても、国や全柔連のガイドラインに沿ってルールを守った行動をとることは当たり前のことです。

言えることは、

『まあ、しょうがないね』

で終わらせたくはないということです。

なので、今の我々ができることを最後の最後まであきらめずに取り組むことを決めました。

それが、六年生(東海4県)限定大会

です。

正直、費用面においては六分の一になるわけではなく、かなりの支出になります。

でも、それでも、あきらめたくない。地べたを這いつくばってでも協賛は集めるつもりです。

本当は全学年でやりたいけど、それは現時点では不可能。ごめんなさい。

せめて最終学年の六年生の親子だけでも最後のひのまるキッズを楽しんでほしいという気持ちです。

試合の模様はYouTubeにて生配信もさせていただきます。できる限りの感染防止対策を練りに練っていきます。もちろん、最終的には9月13日のコロナ禍状況で、開催の有無は決めさせていただきます。

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とにかく、最後の最後まであきらめたくない。それが、我々の一致した思いです。

1~5年生には、十分ではないかもしれませんが、オンライン練習会、セミナーに参加していただき、「スポーツひのまるキッズvol.11~東海大会10年の軌跡~』にて思い出を振り返っていただければ・・と切望しております。

エントリーは、各道場に郵送させていただきますエントリー用紙をご参考ください。

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いまから、ここから、まずは踏み出します。

永瀬義規

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その361;盟友の門出~ありがとう!原力)

原力ありがとう!

初めて会った(見た)のは彼が中学三年生の時。もう30年以上前のことです。

近代柔道の取材で全国中学生大会に行ったときでした。

その時は、

古賀稔彦の出身地の中学生が全国3位になったということで注目され、表彰式で顔を見て『三五十五みたいな凛々しい顔をした少年だなぁ・・』と思ったことを覚えています。

3年後、

今度はインターハイの会場。

中大のスカウトで来ていた監督に「あの選手、良いんだけどね・・。彼を取れれば中大復活のきっかけになるんだけど」と言われ、試合場に目を向けるとそこにいたのがその生徒でした。凛々しい顔は全く変わりありませんでした。

佐賀商業高校の原力くん。

中大に入学した彼は監督の期待通りの活躍をし、4年生の時には主将として母校を全国ベスト8にまで引き上げてくれました。

NTTに就職をして実業団で柔道を続けていた彼から連絡をもらったのは、彼が30歳を越えたあたりだと思います。

仕事として柔道にかかわりたい。

当時の会社の門をたたいた彼をすぐに受け入れたのは言うまでもありません。数年後、独立した時も、14人のメンバーの中に彼の姿はもちろんありました。

ジャパンスポーツコミッション創業メンバー

ただ、創業以来、年を追うごとに苦しい姿を見せていた私のことを心配し、まずは子飼いの自分から・・と、一番最初に会社を離れたのも彼でした。彼らしい心配りでした。

そして、その後、数年が経ち、また縁があって戻ってきてくれた彼は、スポーツひのまるキッズ協会の事務局長として、その人柄から常に周りの信頼を得て、営業で全国を飛び回る私の代わりにしっかりと大会運営責任者の重責を果たしました。

2年前。

彼には夢がありました。

道場をやってみたい。

自分で喰っていきたい。

ちょうど、私が独立した年齢となっていた彼の気持ちは痛いほどわかり、希望を受け入れなければならないことはわかっていました。でも、当時、新しい事業スキームを組み、新人二人を一人前にするまでは・・と慰留し、彼はそれを受けてくれました。

そして、その期限である6月30日。彼はスポーツひのまるキッズを卒業しました。

コロナ禍で、事業を興すにも大変な時期になってしまいましたが、何も言わずサッパリと事務所を後にしました。

もちろん、これが今生の別れではありません。いや、むしろこれからお互い事業家として、盟友としてタッグを組む機会があると信じています。中大柔道部の先輩後輩として会う機会もむしろ今以上に増えるかもしれません。

漢の中の漢

どこまでも真面目で生一本

原力の前途に、大いなる希望の光が注がれることを心より願っています。

ありがとう、チカラ!!

気張れ!! 原力!!!!

いまから、ここから、盟友の門出を祝って。

永瀬義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その360;ひのまるキッズは無敵です!)

ろくすけ柔道衣

先週も取り上げさせていただいた、

愛と感謝の海~サンタ営業~

のセミナーで教えていただいたこと。

とにかく、心に深く刺さって、この1週間、会う人、会う人に同じ話ばかり。

それは・・・

無敵と言ったらどんな人を思い浮かべますか??

です。

私が最初にこの質問を受けた時には、柔道で言えば山下泰裕先生。

そうです、203連勝という金字塔を打ち立てて誰に負けることもなく、引退したあのお方です。

さらに、思い浮かべるシーンが漫画『北斗の拳』で主人公のケンシロウが全ての敵をなぎ倒し、誰もいなくなった荒野にピューっと風が巻き上がる・・・、みたいな。

無敵とは、敵を無くす。

つまり、敵対する人、モノすべてを破壊するしかない、と私みたいに思う人も少なくないともいます。

でも、それってすごく大変なことですよね。

特に、子どものころから人と違うことをして、これまで『勝負、勝負!』と全てのことに向き合ってきた私みたいな人間にとって、無敵になることは非常に大変な労力を要し、間違いなく、自分にはできないことだと思っていました。

でも、セミナーで岡田講師がさらっとこう言いました。

みんな大好きで、みんな味方になったら敵がいなくなります。それを無敵といいます

確かにそうですよね。

思い起こすと、私の周りにもすぐに人に好かれて、みんなを味方にしてしまう人もいました。

これまでは、その人が魅力的で、その人の魅力に周りが負けてしまうのだろう・・とまたまた勝ち負けに当てはめて納得している自分がいました。

でも、そうじゃないみたいですね。

勝ち負けではなく、ただ単純に自分がその人のことを好きになれば、絶対にその相手は敵にはならず、味方になってくれる。その方が、相手をやっつけるより楽ですよね、間違いなく。

そう考えると、誰もがその理念に共感してくださる『ひのまるキッズ』はすでにみんなが味方。ろくすけに敵はいません。

せっかく、いただいた様々なご縁。

起こりうること全ては己の責任、

なんて力まず。

起こりうること全てに感謝して、まずは、ご縁をいただいた方々を大好きになろう

という風に舵を切っていこうと思います。

いまから、ここから、無敵のひのまるキッズに負けないように・・おっと、また勝ち負けになってしまった(笑) 六訓で修行だ!!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その359;氷山の一角の下にあるものは)

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先週、いつもご指導いただいている方を訪ねて、永田町に行きました。

帰りは国会議事堂前駅から会社に戻ろうと、衆議院議員会館からの地下通路を歩いていると、すれ違う警察官が全て(大袈裟ではなく少なくても7.8人は)が私に向かってご挨拶をしてきました。

最初のうちは、こちらも

あ、こんにちは

程度の会釈はしましたが、さすがに最後の方はどうしていいかわからず、まさか敬礼するわけもなく、改札口向かって駆け足状態になっていました😀

完全に誰かと間違われていました。

かつて、東日本大震災後の被災地巡りをしたときに、途中で寄った温泉の露天風呂で、入った時に突然数十人のゴツい男たちに一斉に敬礼されたことはありましたが(全国の警察官の待機場所だったらしく)、その時はスッポンポンの身体(とふてぶてしい態度)を見て間違われても仕方がないと理解しました。

ただ、今回はなぜかわからず、帰ってパートナーに聞いたら

「マスクしていたからでしょ!」

と一言。

確かに、通勤途中で行き交う人たちの顔を見ても、今は全員がマスクをしているため、ほとんど顔の判別はききません。

特にお化粧バッチリの女性は、アイライン、アイシャドウ?のお陰で、皆さん同じ顔に見えてしまいます(失礼)。

眼は口ほどにものを言う

と言いますが、あらためて全体があってのパーツだと感心してしまいました…。

間違われたことに納得しました。

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先日、スタッフと受けたセミナー。

愛と感謝と海

の話の中でも氷山の一角の話がありました。

そのお話は、たとえ氷山の全てが見えても、そんなことより、その下の海ではみんながつながっているということが大事という内容。

これだけでは何を言っているかわからないかもしれないでしょうが(ぜひ岡田先生のセミナーをお聞きください)、

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今回の『間違われて敬礼事件』、

我々の見えているものは、本当にその一部分で、常にそれに振り回されているんだということが証明された経験でした。

そして、先日の岡田先生のセミナーをフェイスブックでご紹介したとき、岡田先生を引き合わせてくださった盟友・入澤氏の書き込みに一本とられました。

御縁は元来、根で繋がっていて良縁か悪縁はその後のお付き合い次第だと思います。

いまから、ここから、縁を絆に…何をすべきか、少し見えてきました。

永瀬義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その358;『おかげさま』という謙虚な心)

おかげさまという謙虚な心

朝起きて、フェイスブックの『思い出』のページを見るのが日課となっています。

8年前の今日の投稿。

心の底から『おかげさまで』と思えるこの人に、面と向かってはっきりと伝えられなかったことを今でも後悔しています。

27年前。入社一年目。
『こいつはいわゆる柔道バカではないんですよ。でも、一般生で中大でレギュラーになるほど努力家で、これからが楽しみなんです』
と回りには言いつつ、
『大好きな柔道と24時間携われる、お前にとって、こんな幸せはないんだ。柔道しかないんだ。負けるな』
とはっぱをかけ、仕事の遅い私を年間の半分は自分のマンションに泊めてくれました。

二年目の新人の私が企画書を片手に奔走して形を作るときに、まちがいなく編集に迷惑をかけているにも関わらず『やるしかないだろう』と、こっそり中体連の先生方を口説いて近代柔道杯を成功に導いてくれました。

たったの二年だったけど、私にとって、今日まで、上司と呼べる人はあなたしかいません。

そして、今の私があるのは、あの時、あなたに鍛えて頂いたお陰です。

根本晃一さん。

53歳での旅立ちは早すぎます。でも、一生涯スポーツジャーナリズムにその身をかけた姿を周りは決して忘れないでしょう。

あなたへの恩は、生涯忘れません。

本当にありがとうございました。

そして、ゆっくり休んでください。

合掌。

あれから8年。

私は、謙虚な気持ちで『おかげさま』と思い、言えているだろうか・・。

いや、まだまだ足りない。

明日から、もっとしっかりしようと思います。

いまから、ここから、焦らず、急いで伝えていきます。

天国の根本さん、ありがとうございます。見ていてください。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その358;一歩一歩、楽しみましょう!)

愛宕神社階段

出張ではない日曜日は、基本的は愛車で出社。

ただ、今日は、家を出るのがいつもより少し遅れたので、駐車スペースがいっぱいになってしまう(だいたい10時には埋まってしまう)ことを予測して自転車でGO!

そして、せっかくだからと、2か月前から、テレワーク時の一人自転車通勤でどうしても気になっていたところに寄ってみました。

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愛宕神社

以前、FBでアップした時に後輩から『先輩、出世の石段のところですね!』とコメントをもらい、だったらこのコロナ禍を吹き飛ばす運をいただくために、登らなければなるまい…と思っていたのですが、タイミングが合わず、やっとその時を迎えました。

到着し、下に自転車を置いて、さあ、と石段の先を見た瞬間、その高さに尻込み。

しかし、写真を撮っていた女性陣がそばにいたこともあり、ここで躊躇してたら男がすたる…と第一歩を踏み出しました。

そして、どうしても性格柄、人より一秒でも早く上がらないと・・思ってしまうため、気持ちが焦り、石段を上がるたびに昨日、三好先生に調整していただいた膝がきしみ出し、真ん中あたりで心臓もバクバクし始めました。

愛宕神社まずまず

とりあえず、写メをと思い、下と上に向かった自撮りをした後、ふと、「トレーニングじゃないんだからゆっくり上がっても良いんだよね」と思い、それからは一歩、一歩、石段の色や、澄んだ空気を感じながら上がると、なんとも言えない清々しい気持ちになり、アッというまに境内に到着。

お詣り後の下りも、転ばないようにだけ気を付けて、サクサクと降りていくことができ、周りの景色も見る余裕もできました。

愛宕神社下り

出世の石段。

あの急勾配の石段がそう呼ばれるのには、古の武将が馬を巧みに操り、一気に駆け上ったことで、殿様からお褒めの言葉をいただき、大出世を果たしたことからそう名付けられたとことです。

でも、私にとっては、焦らず、一歩、一歩噛み締めて上がっていくことによって、心が満たされ、平常心も保て、何よりも充実して楽しい気持ちになったことによって、また続けてみようと思えた、まさしく、

感謝の石段でした。

皆さんも機会があったら是非行ってみてください。

いまから、ここから、楽しく続けてこそ、強くなれる!

永瀬義規

P.S 会社に着いたら、駐車スペースはいっぱいでした!!

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その357;継続は力なり~日本が持っている大力!)

創業安永八年(1779年)

緊急事態宣言が解除された初めての週末。テレビを見ると間違いなく以前に比べてたくさんの人の姿がいたるところで見られています。

北九州市などは第2波が到来、東京も感染者数増加の兆し・・など、心配は尽きませんが、以前から申し上げているように、皆さん一人一人がやるべきことをちゃんとするしかない! あとはなるようにしかならないと思っています。

とにかく、人との距離をとり、マスクをして、うがい、手洗いをこまめにする。免疫力をつけるため、しっかりと栄養をとり、適度な運動を十分な睡眠をとること。神様はしっかりと見ていると思います。

さて、フェースブックでは発信していますが、今回のテレワーク期間中、適度な運動ということで自宅の周辺をウォーキングすることが日課となり、今まで気が付かなかった様々な発見が楽しみとなりました。

そんな中で、先週末、徒歩15分程度の青物横丁を歩いていると(初体験)旧東海道に多くの古の佇まいのお店が立ち並んでいるのに気が付きました。

残念ながら、自粛のためか、お店自体は閉まっていましたが、その中に創業安永八年というシャッターに書かれた文字に釘付けになりました。冒頭の写真です。創業1779年。つまり創業241年・・・。この通りにはその他にも同じくらいの歴史を持つお店がいくつもあるそうです。

そこで、少し調べてみました。するとなんと!100年以上続く企業、200年以上続く企業の数は日本がダントツで一番多いということがわかりました。

創業100年以上の会社

●創業100年以上の企業は3万3076社で世界第1位。世界の100年企業全体に占める割合は41.3%で、2位の米国の24.4%に17ポイントの差をつけた

●創業200年になるとその傾向はさらに高まり、企業数は1340社で日本がトップ。世界の創業200年を超える企業全体に占める割合は65%。2位の米国の11.6%に53ポイントもの差

そして、そして、世界で1000年以上続いている企業は12社ありその中の9社が日本の企業だという事実!! 凄いですよね。

詳細はこちら↓

世界最古の企業が日本にあった! 創業1000年超え9社の仕事とは?

継続は力なり。

だったら、これだけ継続している企業数が世界でも抜きんでている日本は、ものすごい大力をもっていると思います。そして、その強さの根底にあるもの・・それは、日本人の勤勉さ、真面目さ、ですよね。

当たり前のことを当たり前にできるのが我々の根源。絶対にコロナ禍なんかに負けない力をもっていると信じています。

みなさん、明日から通常勤務に戻る方も多いと思います。学校も徐々に始まっていきます。でも、今、気を引き締めて!!ここまでやったのですから、最後までやり切りましょう!特別なことではないです!!!

いつも以上にとりとめもない文章になってしまいました。深謝。

いまから、ここから、うがい、手洗い、ひのまるキッズ六訓です!!

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その356;緊急事態宣言解除に向けて)

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新型コロナウイルス特措法にもとづく緊急事態宣言が継続している首都圏4都県と北海道について、政府が5月25日に専門家会議などを開催し、解除する方向で検討段階に入ったことを複数メディアが報じています。

ほぼ間違いなく全都道府県で解除されることになり、経済活動の再開がいよいよ進んでいくことになるでしょう。

緊急事態宣言が解除されたとしても、もちろん、自分たちが感染拡大防止のため、一人一人が『やらなければならないこと』を自覚&実行していかなければならないことは必至。

そして、この一か月間以上続いたテレワーク。まだまだ継続する企業もあると思います。いや、むしろこれを機会に大幅な『働き方改革』を実行する企業も増えることでしょう。

テレワークで大切なことは、その企業の持っている『制度』『ツール』『風土』をしっかりと把握して、見直しながら順応させることだと思います。

そして、何より大切なこと。

それは、

信頼

です。

そりゃそうです。

テレワークで自宅勤務をしている社員を信頼できなければ、会社はそれを認める訳にはいきませんよね?

でも、残念ながら自宅勤務を『休み』扱いに(もちろん気持ち的に)してしまう上司や同僚っていませんか?

確かに気持ちはわかります。正直、私も最初は『みんな本当に仕事しているのだろうか?やっぱり、仕事は膝を突き合わせて熱く語り会わないと分かり合えないんじゃないの?』

と斜に構えていましたが、日が経つに連れてそんな気持ちは一蹴されました。

とにかく、密度が濃い。膝突き合わすどころの話ではないです(笑)

スポーツひのまるキッズ事務局は、9時の朝礼から始まり17時の夕礼で一区切りをつけるのですが、これが一瞬のうちにやってくるんです。夕礼終わってから『これを見てください。これを確認したいのですが・・・』と言われても、正直、フラフラになっていて意識が朦朧としている時が多いです。

そう。

まさに、余白のない就業。

なのです。

最初は、

年に半分もいない私と、最低でも朝夕、画面上とは言え顔を突き合わせるなんてスタッフも大変だよね(笑)

なんて、言っていましたが、とんでもない。こっちがヘロヘロになってしまいます。特に、今、YouTube動画を担当している『動画三銃士』の打たれ強さ、その成長ぶり。毎日が感動です。

緊急事態宣言解除に向けて

緊急事態宣言のおかげで深くなったこの信頼関係を、解除後も断ち切ることなくしっかりと強固なものにしていきたいと思います。

そして、再開の面では、どうやら一番最後、『ステージ4』に分類されるひのまるキッズの開催に向けて、やるべきことはもちろん、できることをできるだけ実行し、心技体の充実を図るべくワン・チームで精進していきたいと強く思います!!

そう、心技体の充実。藤田先生も語ってくれてますよね!!

いまから、ここから。強い絆で。

永瀬義規

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その353;懐かしの『一本お願いシマッス!』)

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先週のここで紹介しましたが、私が柔道専門誌『近代柔道』の編集長時代の3年弱。とにかく、やりたいことをやりたい放題させていただきました。

幸いにもその3年で発行部数も収益も面白いようにずっと右肩上がりで、とにかく右腕の林とともに(今もそうですが)、いろんな意味で中身のとんでもなく濃い青春時代を過ごすことができ、周りの人たちに感謝の一言しかありません。当時は調子に乗りまくっていましたが・・・反省。

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その中で、前述した柏崎先生の

『NEWAZA OF KASHIWAZAKI』

と共に、私が編集長となって立ち上げた新連載で本当に忘れられないのが、

『斉藤仁5段の一本お願いシマッス!』

今は亡き斉藤仁先生より、

おう!永瀬。お前が編集長になったお祝いになんでもしてやるから言ってみろ!!

と言われ、

じゃ、先輩! 対談のホストになって新コーナー作りませんか?もちろん、二人で会いたい人にバンバン会っちゃいましょうよ(笑)

とお願いしたら、面白い!やろう。の二つ返事で成立したこの企画。

もちろん、先輩はノーギャラ!(笑)

手元にバックナンバーが揃って無いので、黄金のラインナップはうろ覚えですが、鈴木大地さんから始まって、小林まことさん、浦沢直樹さんの柔道漫画二大巨匠から、当時女子プロ人気ナンバーワンのキューティー鈴木さんまで・・・。

とにかく、二人でジャンルは関係なく様々な人にアタックしまくっていました。

その中で、印象深いのが俳優の桜木健一さん。

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そうです、我々の世代なら誰もが憧れた・・いや、我々の世代の柔道家が柔道を始めるきっかけダントツナンバーワン(あの、山口香先生も!と聞いたような・・)のテレビ番組

柔道一直線

の主人公の桜木さんにどうしても会ってみたい!とダメもとでオファーし、快諾していただいた時の嬉しさは今でも覚えています(斉藤先輩はキューティー鈴木が一番うれしそうでしたが(笑)スミマセン(;^_^A)。

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そして、対談もさることながら、この時、斉藤先輩が起用された広告を連載頭の対抗ページ入れさせていただき、今では当たり前の手法(古いともいう)ですが、誰に教えていただくわけでもなく、広告を取るために・・・と一生懸命考えて実現した『広告見開き対抗』が実現した成功体験が、今の仕事の礎となっているんです(巻頭写真)。

このページを見てしみじみと、小さな成功体験が大きな自信につながると再確認しました。

今、スポーツひのまるキッズチャンネルを担当し、毎日毎日、企画を出してはダメだしされる『動画三銃士』のスタッフに、早くその日が来ることを祈るテレワークの日々です(笑)

いまから、ここから、その日が楽しみで仕方がありません。

永瀬義規