いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その352;あの時があったから!)

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この2週間。私のFBでは、プッシュアップチャレンジ、ブックカバーチャレンジとリレーものが続きました。

日中、テレワークで朝から晩までパソコン画面とにらめっこしているのに、余暇もまた画面に向かうという、ある意味、かなりの重労働でしたが(笑)、これもこれまでの縁や、絆の再認識ができたという点では、非常に有意義な時間の過ごし方ができたと感謝しています。

ブックカバーチャレンジリレーが回ってきたとき、そのタスキを渡す人は柏崎克彦先生と決めてまずは連絡した・・とFBで書きました。紹介する本は『近代柔道』とも。

柏崎先生との話はFBで書きましたので、ここでは割愛しますが、これまでの人生で心の底から感動したのがこの写真です。残念ながら特集された近代柔道は保管されていませんでしたが、その後、私が編集長時代に創刊10周年記念で 「HEROES]という企画で再び同じ写真を取り上げさせていただきました。

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当時、私は確か大学に入る前だったと思いますが、一枚の写真にこれほど感動したことはなく、いま見ても熱いものが込み上がってきます。

さて、冒頭の写真。

私が携わった近代柔道の中で一番思い出深いものです。

ブックカバーチャレンジでは書けなかったので、ここでお話させてください。

当時、雑誌編集を任されるようになって、

もっと売れるはずだ。

もっと面白いことができるはずだ。

もっと、もっと・・・。

とばかり来る日も来る日もそのことばかり考えていました。

編集長になり、コンセプトを決めました。

それが、

『彼女(彼氏)が手に持って歩ける柔道雑誌』

まずは表紙でしょう!!!

ということで、様々なトライをさせていただきました。

その第一発目がこの三五十五と古賀稔彦の合成写真。漫画とリアルのヒーロー打ち込み!!!!

確か・・初めてのスタジオ撮影をさせていただきました。

そうです。

ということは、古賀選手の相手が三五十五の下に隠れているということです。

そのお方は、

当時、65㎏級の世界チャンピオン・山本洋祐選手でした!!大学は違いましたが、私が1年生の時の4年生。まさに雲の上の人でした・・(実は上の柏崎先生の写真の右下にそのお姿が・・)。

確か、『先輩! 稔彦と表紙の撮影お願いします』と言って快諾していただいたのですが、出来上がったのはこれ・・。もちろん、出来上がってブッ飛ばされるのを覚悟で一番にご自宅に伺ったのですが、洋祐先輩は一言。

『おいおい。お前、先に言ってよ!! でも、良いねぇ~これ!!』

と、怒ることなく、表紙の出来栄えをほめてくださいました。

さらに、この三五十五は小林まこと先生が『柔道部物語』の連載中にも関わらず、『山本選手に悪いので‥』と丹念に一筆一筆精魂込めて書き上げてくださいました。

この号をきっかけに、様々なチャレンジをさせていただきました。

ある時は、色使いで失敗し(岡田、秀彦、すみません。。)

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ある時は、『オ〇マ業界で人気ナンバーワン表紙』に選ばれたり(あくまで一部の地域の情報ですが‥(笑)

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ある時は、思い入れが先走りしすぎたり

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その他、ここでは紹介しきれませんが、本当に思う存分やらせていただきました。会社に感謝しかありません。

そして、あの時の経験が・・、あの時があったから、

勇気を持って

誰よりも先に

人と違うことをする

という弊社スローガンを自信をもって産み出したと確信しています。

今、若手スタッフが『スポーツひのまるキッズチャンネル』で同じことをしています。

コロナが無かったら、日々の作業に追われ、ここまで情熱を費やすことはできなかったと思います。

あの頃を思い出し、しっかりと見守っていきたいと思っています(どうしても口を出したくなる自分を抑えることがこんなに大変か・・。これも修行ですね(笑))。

いまから、ここから、次に向かって!!

永瀬義規

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その351;今、出会うべき時に出会った言葉)

何も咲かない寒い日は

STAY HOME

3月27日からテレワークに入り、家で規則的に仕事をするようになり、その生活で大きく変わったことが、休日の過ごし方。

年の半分は出張に出ている私にとって、家はまさに『ピットイン』。本当に、お休みの場所・・でした。

ところが、朝、夕、スタッフとじっくり顔を合わせるZOOM会議を中心に、家でゆっくりどころか、やること満載の家での生活。

正直、ストレスが溜まりつつありました。

ただ、その反面、必ず休める休日をすごく大切にするようになり、平日から『よし、休みになったらこれをしよう!』と楽しみにする自分がいました。

GWの最初はどうしてもしなければならない業務に追われていましたが、それでもお休みなので、ちょこちょとテレビを見ながらパソコンに向かっていました。

そんな中、偶然つけていた天才少年少女アスリートを紹介する番組で、一人の少女のコメントが心にグサッと刺さってきました。

というよりも、正確に言うとその少女が発した言葉が、あまりにも年齢不相応だった(ように聞こえた)ので、思わず画面をガン見してしまったのです。

その少女は、天才ゴルフ少女・須藤弥勒ちゃん。世界ジュニアで2連覇をはじめ数々の金字塔を打ち立てている少しポッチャリの6歳女児。

ゴルフ天才少女須藤さん

番組自体はちょこちょこしか見ていなかったので、ゴルフの腕前の紹介などは上の空でしたが、前述したようにエンディングの彼女のコメント、正確にいうと引用した『名言』に、思わず台所で洗い物をしていたパートナーに

「おい、今、この子なんて言った」

と聞いてしまいました。

何も咲かない寒い日は下へ下への根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く

番組は終わってしまいCMに移っていたので、正直、彼女がこの名言を引用してなんて言ったのかわかりません。ただ、舌っ足らずの愛くるしい少女から発されたこの言葉がどうしても気になり、頭から、いや、心から離れませんでした。

そう、元三洋電機副社長、後藤清一氏が彼の著書『リーダーズノート』に収められた言葉ですが、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト・高橋尚子さんの座右の銘として紹介されたことでも有名です。

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内容は、読んで字のごとく。

恥ずかしながら、シドニー五輪で高橋さんが金メダルを取ったその場所に最も近いところで遭遇していた私。プレスアタッシェとして、彼女の座右の銘となったこの言葉を何度も紹介した覚えはありますが、今の今までこんなに深慮したことはありませんでした。

まさに、今、目の当たりにしているこの状況で出会ったこの言葉。

出会うべき時に出会ったこの言葉。将来、あとから来る者たちに『我がこと』として振り返り、伝えることができるか・・。

やるしかない

いまから、ここから、後悔の無いように今を生き抜く!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その350;今回の事が無かったら②・やっと言えた『ありがとう』)

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私が子供のころ、仕出し弁当の事業を興した両親。

正直、『弁当屋の息子』と言われるのが嫌でした。

なので、事あるごとに、

『父さんは早稲田大学時代に起業し、日本女子大でモデルの母さんと学生結婚したんだ!』

なんて、わけもわからず友達に言っていた覚えがあります。

もちろん、事業を拡大し、二人の子供を育て上げた両親には大人になって尊敬の念を持つようにはなりましたが、

子ども二人とも家庭を持って独立し、もうそんなに働かなくてもいいのに・・となっても、早朝より仕込みをして、店を切り盛りする両親がいました。

時々(本当に年に数回)帰省すると、ひび割れてガサガサになった手にクリームを塗りながら私の仕事の話を熱心に聞く父親の姿を見て、『何ももうそんなに働かなくても良いのに‥』と心の底で思っていました・・・・。

思い起こすと、厳格で特に私にとって非常に厳しかった父親の手の思い出は、温もり、というよりガサガサというイメージしかありませんでした。当時はそのガサガサが父親との距離を縮めることができなかった要因だったとさえ思えます。

コロナ感染防止対策でテレワークになり、1カ月以上、ほとんどの時間を自宅で過ごしています。

うがい、手洗いをこまめに実行し、感染防止に努めていると、肌の弱い私の手はみるみる赤くなり、カサカサになってしまいます。

そんな中、パートナーが私のようなタイプ用のハンドクリームを買ってきてくれました。

それをこまめにつけるようになり、手肌の調子はすこぶるよくなってきたのですが、最初、その匂いを嗅ぐととても懐かしい思いがすることに気づき、ふとそのクリームを見てハッとしました。

そうです、それこそ父親がガサガサの手に擦りこんでいた・・あのクリームだったんです。

たった数回の手洗いで肌荒れを起こす私の遺伝子は彼から受け継いだんだと思いました。

そして、数回の手洗いでこんなになるんだから、朝から晩まで水を扱う仕事をしていた父親の手があんなにガサガサになるのは当たり前。

俺はなんてことをしたんだ。

あの時、オヤジの手をもっと握ってあげればよかった。

あの時、もっと効くハンドクリームをプレゼントすれば良かった。

これを書いている今でも、その気持ちはドンドン湧き上がってきて込み上げるものがあります。

こんな事がなかったら

あの時の父親の手がガサガサだったことを思い出せなかった。

こんな事があったから

心から言える。

父さん、ありがとう!

昨日は、生きていれば83歳の父親の誕生日。私が起業した年に亡くなったので、もう12年になります・・。やっと言えました。

いまから、ここから、いま、を惜しみなく生きる。

永瀬義規

 

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その349;今回のことが無かったら・・)

 

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今回のことが無かったら・・

空がこんなに青いと感動しなかった

素晴らしい江戸城の石垣を堪能することはできなかった

坂道を必死に上がった後の下り道がこんなに気持ちが良いってことを思い出さなかった

12年も撮りつづけた東京タワー。自分とのツーショットをおさめようと思わなかった

今回のことが無かったら・・

スタッフと毎日、朝夕会議で(zoomですが)顔を合わせ話すことはなかった

自分たちのやっている事業の弱さを痛感することがなかった

人を育てよう、意見を聞こうと積極的に思うことはなかった

たくさんの日本一の卵料理を自宅で堪能することはなかった

今回のことが無かったら・・

政治家のコメント、行政の在り方を我が毎として受け取ることはなかった

医療従事者を初め、自分の命を顧みず働いている人たちの多さに気づくことはなかった

一人一人の行動、行為が世の中のためになることがあるということを自覚することはなかった

そして、

今回のことがあったおかげで

あの時があったからこそ、今の幸せがある。

と、みんなで笑って語り合える世の中に必ずしていきましょう。

過去は変えられないが、過去の自分を今の自分が真摯に受け止め、未来の自分を変えることは、できる。

自分を、家族を、仲間を信じて、踏み出していこうじゃない!!!

できる! できる! できる!!!

いまから、ここから、まだまだ、まだまだ、できる!!

永瀬義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その348;今、できることを。。。やる!)

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この一週間。

先月末からテレワークを実施した当協会では、ここにきて飛躍的に仕事のクオリティーもアップ。お陰様で朝礼、夕礼では普段の出社時より活発な意見、企画が飛びかっています。

なにより、普段、出張外出のため顔を合わせることのないスタッフたちと毎日2度のミーティングは(彼らにとっては地獄かもしれませんが)非常に新鮮で、その分、毎日があっという間に過ぎてしまいます。

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そして、一日中、イベントに代わって『親子の絆を深め、子と夢をつなげる』お手伝いの方法をzoom会議、ライン、メールを駆使しいて話し合い模索している中で、最近目を引くのがアスリートたちの様々な動画配信。

その中で、私の眼をくぎ付けにしたのが、100級の世界チャンピオン、羽賀龍之介選手が発信していた動画

【文武両道】今だから勉強も取り組もうチャレンジ

思わず感動して本人にその旨を伝えたところ、早朝にも関わらず返信をいただきました。

僕を含めて柔道選手として試合が延期や中止になり先が見えない中、今の状況に落胆せず、本を読むことで今こそ新たな価値観や考え方のヒントになればという思いで動画を配信させて頂きました。

普段は日常に追われていてゆっくり本を読んで過ごす時間がない人も、本を読みなさいとよく言われているけど何を読めば良いか分からないという人も、選手やコーチの愛読書をきっかけに少しでも本を読むことを習慣付けて頂けたらという思いです。

羽賀選手から始まったバトンは、原沢選手、そして鈴木コーチとつながっていくとのこと。

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海外のサッカー選手を初め、様々なアスリートたちがそれぞれ工夫を凝らして、一生懸命に自らの力で世の中に元気と勇気を与えている中、日本が誇る柔道家たちのこの活動に本当に胸を打たれています。

さらに、

私は[文武両道]今だから勉強も取り組もうチャレンジとして本を紹介させてもらいましたが、他にも精力善用、自他共栄に基づいたチャレンジ企画を沢山の選手、コーチが発信する予定です。

とのこと。

どうです・・。楽しみで仕方がないですよね。

いま、できることをやる。

さすが、日本代表。これからの発信が本当に楽しみです。

そして、

我々も、指をくわえて見ている訳にはいきません。

近日中にYouTube『スポーツひのまるキッズチャンネル』にて、

なるほど、そう来たか!!!

と思っていただけるような企画をガンガン打ち出していきたいと思いますので、皆さんお楽しみに。

いまから、ここから、矜持をもって事に向き合う日本代表たちに拍手喝采!!!

永瀬義規

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その347;何度も立ち上がります!子供たちが輝く場所を守るために)

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柔道の関東大会をはじめ、
兄弟で毎年大会に参加させていただいています。
前日練習からトップレベルの先生方に
高い技術を教えてもらい、子どもたちも大会を楽しみにしています。
現在の日本の状況を見ると
柔道の大会を開催するには厳しい状況ですが
我が家の兄弟は再びひのまるの畳に上がり
上位に入賞することを目標にトレーニングに励んでいます。
景気にも影響するほどのコロナパワーですが
子どもたちが輝く場所を守るために
お互いコロナに負けず頑張りましょうね
感染者増大の暗いニュースが続いており
思い立ってもいられず、メールさせていただきました
失礼します

先日、スポーツひのまるキッズ事務局に届いた一通のメール。

感動で固まってしまいました。ありがとうございます。

私たちは

スポーツで

親子の絆を深め、子と夢をつなげる

テーマパークを創造する。

職人だと自負しています。

そのことに己の全てをかけ、プライドを持って仕事に取り組もう! と言い続けています。もちろん、自分自身にも。

ひのまるキッズ六訓

その基本となるものが、

ひのまるキッズ六訓

そうです。

当たり前のことを当たり前にするための六つの心得です。

では、今、当たり前のこととは何でしょうか?

コロナウィルスに感染しない、移さない

そのこと以外に何があるでしょうか?

子供たちが輝く場所を守るために

我々ができること。まだまだたくさんあります。

絶対倒れません。

いまから、ここから、起き上がり達磨となります。修羅のごとく。

永瀬義規

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その346;東京五輪、延期)

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東京オリンピック、史上初の延期が決定しました。

実は期間中、組織委員会スタッフとして、日本武道館における競技(柔道、空手)のメディア対応最高責任者という立場をいただいておりました。

期間中だけのお手伝い

正直、私にとっては以前経験したアトランタ、シドニー五輪においても日本選手団の一員としての参加でしたので、今回もそのつもりの準備しかしていませんでした。

でも、選手は違います。言わずもかな、です。

そして、今の組織委員会で招致から携わってきた人々は6年越しの夢が一年延びたということで、そのモチベーションを継続させることは大変なことだと察します。

察することしかできません。

ただ、今回の延期で多くの代表に選ばれた選手の

『自分の努力できる時間が増えたと思ってその日に向かうしかない』

『かりに代表選考をもう一度やったとしても、その時に最高のパフォーマンスができるように準備するしかない』

というコメントを聞いて鳥肌がたちました

さらに、身近の組織委員会のメンバーからも

『1年延びたということは、その分、これまでに補えなかったことを反省し、もっと良く、もっと深くフォローすることができる。永瀬さんも準備お願いしますよ!』

と笑顔で応えられた時には感動で涙が溢れてしまいました

これまで経験したことの無い不測の出来事。

でも、だからこそ、後悔している場合ではなく、ある意味、開き直って自分のできることを深く深くやりつくし、大きな夢を掴もうじゃありませんか!!

いまから、ここから、夢はでっかく、根はふかく

気張りましょう!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その344;やることやろうぜ!)

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休日出勤して、まずは溜まった書類の後片付け・・とファイルをごそっと取り出したら、懐かしいクリアファイルが出てきました。

2016年のオリンピック招致プロモーション用に作られたクリアファイル。

あの時、招致にかかわってした人の無念は想像できないものだったと思います。でも、あくまで思います。です。

大変申し訳ありませんが、ひのまるキッズを中止、延期するに当たり、その『断腸の思い』はやはり当事者しかわかりません。本当に腸を切られるれるほどの心の痛みを受けました。

誰のせいでもない、自分がどんなに努力をしても無駄。

行き所のない怒り、悲しみはこれまでに経験したことがないものでした。そして、まだ続きます。

コロナウィルス感染拡大防止に世界中が必死になること、それは重要なことです。

同じように、東京五輪の開催がどうなるのか??

これも関心があることは理解できます。

でも、何度も何度も同じ情報が流されるたびに、どうしても口に出てしまいます。

決める人が変わるわけではない、運を天に任せて待とうよ!

そして、こうも思ってしまいます。

間違いなく、あなたよりオリンピックに人生をかけている人がいる。その人は、秒単位でその開催を心配しながらも、粛々と準備を進めている。

だから、我々はやることやろう。やるべきことはいっぱいある。

まさに、一日一死。

いまから、ここから、自覚を持って‼️

永瀬義規

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その343;あとからくる者のために)

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先週の『独り言』のあと、とてもたくさんの人から叱咤激励のお言葉をいただきました。

ありがとうございます。

あらためて、我々は本当に多くの人に支えられているんだと実感し、そのお言葉をこれからの糧として、できることを全てやりぬくという気持ちで日々過ごしています。感謝です。

そんな中、出張先の名古屋で見た尊敬する先輩のFB投稿。

紹介されたこの詩に目が釘付けになりました。

題名:あとからくる者のために(坂村真民)

あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し
種を用意しておくのだ

あとからくる者のために
しんみんよお前は
詩を書いておくのだ

あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ

あああとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ

あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みな夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ

あとからくる者、

大きくは日本の未来を支える子供たちに、そして、我々の事業を継承していく仲間たちのために、永瀬は永瀬ができることをただ愚直に、必死のパッチで一日一死で踏み込んでいこうと思います。

そのためには、まずは自分が強くなければなりません。

当分は『体心技』

十分な睡眠と、しっかりとした栄養を取る。

夕飯の主役は親友が精魂込めて育てた鶏が産んだ『じゅうねん卵』

元気百倍。

いまから、ここから、そう必死のパッチです。まだまだいけます!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その342;明けぬ夜は、ない。)

Screenshot_20200301_130529体調不良から始まり、様々な要因から心技体のバランスが崩れ機能停止になりかけた1月。

ようやく治りかけたところで、嵐のような勢いでコロナウィルスが襲い掛かってきた2月。

恩人の死を悲しむ暇もなく迫りくる様々な出来事に、気が付いたら年が明けて2か月があっという間に過ぎ去り、迎えた3月。

出社して、パソコンを立ち上げFBを開いたら、出てきた写真が冒頭の写真。『思い出』のコーナーで「もしかしたらこれを見過ごしていませんか」という形でアップさせていたのが8年前の近畿大会の写真でした。

懐かしいなぁ・・

とよく見てみると、なんと!

今、残っているスタッフは誰もいないということに気が付きました。

見事に私だけ・・。

現在、この時は他事業で東京に残った取締役と私だけが残っています。

人間の細胞は一部を除いて7年間で入れ替わると言われているようですが、ひのまるキッズのメンバーも同じサイクルで入れ替わっていました。

振り返ると一番苦しいときは総勢4名。8大会を4人で回していました。

お陰様で、柔道以外の競技を加えて今や倍の規模まで成長したひのまるキッズ。

今回のコロナウィルス拡大防止対応でイベントが開催できず、お先真っ暗!と落ち込んでいましたが、そうです。人も変わるのですから、事業も変わって当たり前ですよね。理念さえ変わらなければ、信念さえ忘れなければ、どんな変化にも対応できるんです。

勇気を持って

誰よりも先に

人と違うことをする

と言いながら、誰よりもこれまでのスキームにこだわりしがみついているのは私自身でした。

そして、もしこんなことで折れてしまったら、創業からここまで必死に仲間たちが築いてくれた礎、そして、今のスタッフの努力が水の泡になってしまいます。それだけは、絶対に嫌です。本当に。

鼻血が出るほど考えます。足がちぎれるほど走り回ります。ジタバタします!!

そして、ひのまるキッズが開催できた日の親子の笑顔を見るまでは絶対にやり抜きます。

いまから、ここから、明けぬ夜はありません。腹、くくります。

永瀬義規

10周年