いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その312:言った、言わない・・NO!!盡己、アゲイン!!)

言った、言わないイラスト

この数カ月、度重なる困難の壁にぶつかり、いきつく状況の中でコダマしていたのが、、

言った、言わない

私自身、とにかく言葉に出して目標を明確にし、それに向かってできるまでやる

ということが信条。

そして、それを実現するための熱量だけは他人に負けない一方、周りの人間に(時には過剰に)それを求めてしまう欠点があります。

と言っても、これでも経営者の端くれなので、経験上、ビジネスにおいてはまずは契約書か覚書、最悪はメモにサインをしていただくということは実行しています。

昔は、

お前、俺の言っていることが信用できないのか!!

なんてことになるのが嫌で、やせ我慢、強がりでしつこいことはしなかったこともあるのですが、度重なる大失敗で、さすがに学習しました。

と言っても、

紙で残していても、契約書があったにしてもそれを平気で裏切る輩は論外ですが、そこで交わした言葉を勝手な解釈で思いこんでしまう・・厄介・・でも、自分の言い方が悪かったのではないか・・・いや、相手が悪い・・なんて悩み、夜も眠れず、結局は心が折れてしまいそうになり、最悪は心配して、苦言を呈してくださる方に逆切れしてしまったり・・。

でも、先日、大学の後輩が会社を訪問してくれた際、いつもの話をしていてふと気が付きました。

何があっても、起こりうることは全て自分の責任

まずは、自分自身の心に問いかけてみよう・・

おい、お前、今言われたこと、目前で起こっていることに対して本当にとことん己を盡しているのか?

自分が被害者なんて思ってはいないか?

本気で向き合って、その出来事の目的を確認し合い、目標をもってそれに鼻血が出るほど対峙しているのか?

話していて、まずは水掛け論の水をかけあっていた自分自身が見え、なんか可笑しくなってしまいました。偉そうなこと言っている場合じゃないって( ´∀` )

正直、まだまだ心のどこかでくすぶっているものがあることは事実ですが、まずは・・

かけられた水は全部飲み込んでみようと思います。

そうと決めたら、とことんやってみます。

いまから、ここから! 盡己(つくみ)、アゲインです!!

永瀬義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その311;奇跡、いや運命? 偶然、いえ必然です!)

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『こりゃ、運命ですね! って篠原に言われてもね・・・・(笑)』と入れてください!!

来月のひのまるキッズバスケットボールイベント『第4回 月刊バスケットボールカップU-15大会presented by げんき堂整骨院』の打ち合わせを終えて、高崎から新幹線に乗り込むと、私の席にどなたか座っていたので、後ろから、

すみません。そこ・・

と言って声かけながら近づくと、

あれ!! 永瀬さん!!!

といきなり立ち上がったのが、その隣の席に座っていた篠原信一さん

新潟でのお仕事の帰りで、マネージャーさんと打ち合わせをしていたらしく、私を見て驚いた篠原さんにマネージャーがびっくりして、一目散に隣の車両に退散してしまいました(笑)

そして、座って

信一、写真撮ってもいい?? コメントは・・・

と聞いた時の彼の第一声が冒頭の言葉。

正直、こんなことは、まさに『奇跡』と思ったので、自分のFBには『奇跡の再会』と書きました。

奇跡と運命の違い・・・。

簡単に言うと、

奇跡は起こりえるはずがないこと。

運命はなすべくしてなったこと。

ということでしょうか?

なので、彼が運命の再会って言ってくれたことがヤケに嬉しかったです(本人にとって深い意味はないかもしれませんが(笑))。

もちろん、今後はガンガンひのまるキッズ講師のオファーをしていこうと思っています(笑) そうなる運命ということで!!

さて、上記の二つの言葉。考えてみると偶然必然の関係にも置き換えられるのではないかと思います。

ちょうどこの日。

東京に戻って、東京女子体育大学を訪れました。

同校柔道部監督でひのまるキッズ講師でお世話になっている佐藤愛子先生から弊社事業の説明を機会をいただき、『親子の絆ブログ』でおなじみの中島杏奈を連れて、柔道部員とご対面!!

いつも通りの私の長~いお話をしっかりと目をそらさず聞いてくださった学生に感動しましたが、ひのまるキッズの事業説明、入社時のことを話す中島の成長ぶりに思わずウルッときちゃいました。

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以前、ソフトテニスイベントの時に、講師の世界チャンピオンが

『強い選手は必ずしっかりとした挨拶ができる。そして、偶然に勝つ試合はあっても、偶然にできる礼儀礼節はない。だから、常日ごろからしっかりとした挨拶をしなければならないんだ』

と子供たちに話したことを思い出しました。

中島がしっかりと話ができたのは、決して偶然ではなく、これまで積み上げたことが確実に身となり、話せることが必然になったと確信しています。

私自身が将来の第一目標として掲げているひのまるキッズ『親子三世代での参加』

ひのまるキッズに参加した子供が親になり、自分の子供の試合で『親席』に座り、かつてその席に座っていた親が子と孫の姿を見守る・・・。

が必然となり、参加者がここで様々な運命を感じていただけるよう、精進していこうと改めて思います。

いまから、ここから、遠くの光、必ずこの手に!!

永瀬義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その310;初心、忘るべからず)

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先日、弊社・顧問に是非とも『道場の素晴らしさ』をお見せしたいと思い、久しぶりに横浜の朝飛道場を訪れました。

そこには、11年前、柔道で飯を喰っている道場を・・ということで、旧知の中である朝飛先生を質問攻めにしたときと全く変わらない光景がありました。

いや、変わった部分もありました。

それは・・・

まずは、その人数。聞くところによると、今は180名を近い入門者。

ところが、

幼時から始まって、小学生、中学生が1階と2階の道場を行ったり来たり・・さらには、道場周辺のゴミ拾いもメニューに入っていて、とにかく無駄がない。

でも、当日も、150名を超える道場生が常に朝飛先生、そして、陽子先生、鷹木先生としっかりとつながっている・・、その絆の根底には徹底的なあいさつ、上級生が下級生を面倒をみる・・道場五訓(ひのまるキッズ六訓はこれに『いまから、ここからという不屈の心』が加わったもの)の暗唱・・・それも、3歳児もしっかりと・・・。

と、これが当たり前に、一瞬の、一寸の無駄もなく流れれていました。

同行した弊社顧問も『‥‥』

2時間、圧巻され放題でした。

そして、今回、改めて拝見した稽古で、最も私の心に深く入り込んだ光景が冒頭の写真。

『礼』の稽古

素晴らしを超えて美しいと言っても過言でありませんでした。

柔道(武道)は、礼に始まって、礼に終わる。

考えてみると当たり前なのですが、その基本中の基本がしっかりできているからこそ、朝飛道場の強さ・・いや、魅力がどんどん広がっているのだと再認識させられました。

今、弊社・ジャパンスポーツコミッションの『社長挨拶』を見直しています。

そこには、11年前。創業時に掲げた『想い』がしっかりと刻まれていました。

私たちは、スポーツを通じて、ひとりでも多くの子どもたちに、ひとつでも多くのステージを提供し、ひとつでも多くの経験とひとつでも多くの友情や感動を感じてもらいたい。

そして、ひとりでも多くの頑張る子どもたちを、ひとつでも多くのメディアに紹介したい――そんな熱い思いで、子どものスポーツイベントに取り組んでおります・・・

社長あいさつ2008

そうなんです。

これが、我々の初心なんです。

11年前の『初心』を今、しっかりと胸に刻み込んでいます。

そして、今のスタッフ、これからの仲間とも確実に共有したいと思っています。

いまから、ここから、さあ、やりましょう!!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その309;後輩よ、胸を張れ!)

早稲田に敗れる

先週末、弘前で行われていたスポーツひのまるキッズ東北大会の会場で送られてきたラインに愕然としました。

全日本学生柔道優勝大会のため日本武道館(弊社は広告総代理店)に行っているスタッフからの写真。そこには対戦後のボードと「中大、早稲田に惜敗です」というコメント・・・。

身体中から力が抜けました。

すぐに監督に連絡をしてもつながらず、話ができたのは1時間くらい後の事でした。見事に憔悴仕切って、声も聞き取れませんでした・・・。

数日が経ち、目にしたのがOBがグループラインにアップした中大スポーツの写真(冒頭の写真)

そこには、終了直後、うなだれた後輩たちに姿がありました。

ただ、この写真を見て、最初に出た言葉は

よし、よく頑張った! 胸を張れ!胸を!! 俺はお前たちを誇りに思うよ

でした。

以前、ここでも書いたように我々の仕事は『できて当たり前』。クライアント(協賛社)は出来上がったものを評価し、そこで対価を得る。

それは、相手があるからであり、参加者、協賛社があって我々が成り立つからです。

でも、彼らは違う。

誰のためかというと、自分のため。

もちろん、応援している人達のためということもあるかもしれませんが、応援している人(特に我々)は、彼らに夢を託し、彼らの頑張りを応援しているんです。結果はその次です。

だから、その場にいることができなかったことは本当に残念でしたが、この写真を見ただけで、悔しさがにじみ出ているこのカットだけで私は彼らに夢を託したことに後悔はなく、むしろ誇りに思っています。

何度でも言います。

後輩よ、胸を張れ!!

大学生活は4年。

まだまだ気張れることはある。

今日がダメなら、明日気張れば良い。明日がダメでも明後日がある!

力を抜かず、一日、一日、自分自身が己の心に『俺は今日やり切ったか」と問いかけ、できなければ、できるまでやれば良い。

私たちはそんな彼らに、自分たちが成し遂げなかった夢を託し、そして、何より彼らが母校で青春を精一杯生きて素晴らしい社会人になるという可能性に希望を持つ。ただ、それだけです。

後輩よ、いまから、ここから! ここからが勝負だ!!!!

気張れ! 中央大学柔道部!!!!

永瀬義規

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その308;『ならでは』を突き詰める)

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ここに来られているご父兄に感謝の言葉と、『目標』についてお話します。

まずは、本日、このスポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会が、記念すべき10回を迎えることができたのは、ここにいらっしゃる皆様の参加のおかげです。本当にありがとうございます。そして、これから未来のひのまるキッズのステージにおいて、イベント責任者としての『目標』の話をさせてください。

それは、ひのまるキッズに参加したお子様が、年輪を重ねていくうちに柔道を続け、中学・高校、さらに大学で係員として、もしくは社会人となって講師としてかかわってもらうことから始まります。

そして、その後に結婚して子供ができて、今度は自分の子供を連れて参加し『親席』で精一杯応援する。

そうなったときに、初めてひのまるキッズプロジェクトが完成。それからは、それがグルグルと回って展開していく・・・。輪廻のごとく・・・。これを見届けるのが私の人生の目標なんです。

本日、弘前において第10回の記念大会として成功裏に終了することができたスポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会の開会式のスピーチで、このことを胸を張って言うことができました。

弘前の皆さん、本当に10年間ありがとうございました。

今回は、終日、いつもに増して、いろいろなイベントに参加してくださる親子の姿を見て、上記の目標は決して『夢』でないことを確信することができました。

そして、この目標を達成するにあたって、我々が絶対に忘れてはならないこと。

それが、標題の『ならでは』構築だと信じています。

スポーツを通じて親子の絆が深まるシーンが多ければ多いほど、ひのまるキッズ『ならでは』という言葉が具現化され、どんどんオリジナリティーが出てくるんだという非常にシンプルな確信がしっかりと腹落ちしています。

そんな中で、冒頭の写真。

今回写真撮影を依頼したカメラマンにピッタリと寄り添って名アシスタント役をこなしている息子さん。

将来、単純にこの写真が『ひのまるキッズならでは』の光景と、見た人に当たり前のように言わしめることができた時、本当の意味で我々の事業が世の中に認められ、目標達成にむけて単なる時間だけではない、何かを見出すことができるのではないかと感じています。

いまから、ここから、今一度見つめなおします!

P.S 昨日の懇親会では、泉浩講師と共に、弊社・アンスケの誕生日もサプライズお祝いすることができました! ご協力いただいた、イケメンゲストのお二人、ありがとうございました! おめでとう!!

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その307;11年かかりました!!)

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先日の関東大会のプログラムを見た多くの人から

『代表! やったね。凄いね。本当に良かったね』

と、言われています。

ある人は、涙目で、ある人は鳥肌たったよって、握手を求めてきます。

そうです。

11年前に大会を開催して、初めて、上村春樹講道館長、山下泰裕全柔連会長より祝辞をいただくことができたんです。

このお二人、個人的にはもう30年以上ご指導をいただいておりますが、何をやっても破天荒な行動ばかりでしたので、正直、認められ、褒められたのは初めての事。私自身、このページを見て、ただただニヤニヤしているだけの数日を過ごさせていただきます。

ただ、この祝辞は

『スポーツ(柔道)を通じ、親子の絆を深め、子と夢をつなげる』事業を共に継続してくれた、各地柔道連盟(協会)、ご協賛社(者)、そして、海のものとも、山のものともわからない時から一生懸命支えてくれた創業以来全てのスタッフに対するものと受け止め、今後の糧としていく覚悟です。

全ての人へのこの言葉に尽きます。

ありがとうございました!!

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さあて・・・いまから、ここから、

頭は低く・目は高く・口慎んで・心は拡く・親孝行を健全として・他人を益す!
誰に対しても頭だけは低く・矜持と夢と目標と志は高く・余計な事は話さずに・何があっても許す心を持って・親孝行をして・他人に徳を積む。

盟友・藤川が残した言葉を胸に深く刻み込んで愚直に人生全うするのみ!!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その306;大物二人)

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昨日、今日と横須賀市で開催された『第11回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会』。詳細は、他のスタッフがそれぞれ事細かに紹介してくれると思いますので、私は、今回出会った二人の大物についてご紹介します。

一人目は、

誰もが知る、衆議院議員。

自由民主党の若きエース・小泉進次郎さん。

一昨年のこの大会時に来場いただき、そのスピーチにただただ感動し、正直(不覚ながら(笑))一瞬でファンになってしまいました。

横須賀2回目の今回は、前夜懇親会、本日の低学年表彰式に参加していただき、周りの人々を次々と魅了していきました。

まあ、とにかく、な~んにも言えません。

言うまでもなく正真正銘の大物!でした。

そして、もう一人

小泉さんに負けず劣らず・・私の心を鷲掴みにした男と出会いました。

それは、前日練習会の真っ最中。

その威風堂々の姿に、声も出ませんでした。

その男(の子)の名前は航季(こうき)くん

年齢は丁度6か月!

今回の講師、佐藤愛子先生の息子さん。

佐藤先生が柔道指導しているその横で、大の字になって爆睡しているその姿はまさに超大物!!!

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その日の夜の懇親会での締めのスピーチに、「私の夢は佐藤先生の息子さんがひのまるキッズにでて、そのあと一流選手に成長して講師になり、さらに、親としてひのまるキッズに参加すること」と言った言葉に迷いはありませんでした(笑)

将来の日本を背負う男と対等なインパクトを与えてくれた航季くん。

ある意味、忘れることのできないひのまるキッズとなりました(笑)

いまから、ここから、楽しみ、楽しみ・・・

永瀬義規

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その305:採用解禁で思うこと)

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6月1日に迎えられた『採用解禁』

とはいえ、すでに5割の学生が、内定、内々定をもらっているということ・・。意味があるのでしょうか・・。

22年間で終わらせない・・。

常々、大学柔道部の後輩たちにそう思って接しているつもりですが、よく考えてみれば、自分の親よりも年上の『お爺ちゃん』に自分から相談するのも大変だと・・やっと今頃気が付いて、今は、弊社の吉原に間に入ってもらって何とか学生とコミュニケーションをとっています。

今の学生は、全くわからん!!!

なんていうことは・・全くなく、我々だって思い返すと

やりたいこと

なりたい人

など、ぼんやりとしかなかったと思います。

ただ、今の学生は情報が多く、また、選択肢もかなりある(ように見えるので)、ある意味、柔道と就活の両立は大変だと思います。

もっと、相談してくれれば良いんだけど・・いやいや、お爺ちゃん、お爺ちゃん。。。

さて、

テレビでやっていたのですが、集団で新卒採用をするところは世界でも日本と韓国しかないそうです。

そして、世界の就活はそれぞれ本当に違うということ、印象に残ったのは、イタリアとフィンランド・・。

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イタリアは本当に就職難で、主流は『コネ採用』。そして、まずは『研修契約』という制度があって、そう簡単には正採用とならない。なので、30代で正採用となったら、まずは辞めることはことはないということ。

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逆にフィンランドは、起業に興味がある人がたくさんいて、なんと、中学生で起業したい若者が47%もいるということ。現に、番組では高校生社長が紹介されていました。

世界的な傾向は、

起業

まあ、起業家の端くれとして、それがどんなに大変なことか・・話しは尽きませんが、以前に書いたと思いますが、元来、

辛いと思っても、辞めたいと思ったことはない

性格と、起業家の子供でもあるのである意味天職なのかもしれません。

最後に、私の尊敬する方のFBアップを紹介します。私の言葉の1000倍ためになります。

「君に合う仕事はない。君が仕事に合わせるだけだ!」
                      克舟

もうすぐ、5月病が出始める時です。
就職して三ヶ月ぐらいすると、上司に
「話しがあります」と新入社員が言う頃でもあります。
「自分にはこの仕事は合いませんので、辞めさせていただきます」
と言い出すのです。
そんな時、上司には
「君に合う仕事はない。君が仕事に合わせるだけだ」
と答えなさいと教えていたものです。

世の中に、それほど自分に合った仕事があるのでしょうか?
ありません!
「自分が仕事に合わせるだけ!」とは、
辛い時や、苛められる時、そしてもう逃げ出したくなるような
苦しい時を乗り越えなさい、と言うことです。
あのイチローでも、オリックスに入った時は、監督との間で
軋轢(あつれき)があり、一年間は試合に満足に
出してもらえなかったのです。

その苦しい時を乗り越えたからこそ、現在のイチローがあるのです。
プロ野球選手でも、サッカー選手でも最初から
正選手に選ばれるのは稀です。
だからと言って、諦めてしまっては元の木阿弥です。
下積み時代の貴重な経験があって始めて、
自分に合った仕事と出会うのです。

いまから、ここから、とにかく、やりましょうや!!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その304;負けるもんか。)

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5月とは思えない猛暑日となった日曜日。

朝一番の仕事を早急に終わらせ日本武道館に向かいました。

そう、今日は、『2019年度東京学生柔道優勝大会』

着いたすぐに始まったのが、早稲田大学とのベスト8をかけた戦い。

『結構、簡単にはいかないよ』

と監督が言った通り、7人全員引きわけで代表戦を何とかものにして勝利。

そして、次に当たったのが昨年7-0の屈辱を味わった国士館大学。

結果は、1年生の活躍はあったものの3-1で惜敗・・・。

大会は、その国士舘大学が東海大学を決勝で2-0で破って優勝しました。

昨年から比べたら、その成長ぶりは明らかで、全体的に満足のようなムードでした。

でも、当事者ではないものの、私自身は悔しくて悔しくて・・・、性分ですね・・。

その怒りはなかなか収まらず、帰社してからのミーティングで新人への指導での言葉にも思わずその熱さを抑えることができませんでした。

そこでは、ただただ「本当にやるべきことをやったのか、あきらめていないか、自分の熱い気持ちをとことんぶつけてみろ!!まだまだ足りん!!!!」を連呼、連呼・・。

そんな、オヤジの熱いだけの言葉に新人は目をしっかりと見開き、話が終わるとデスクでがむしゃらに画面に向かって仕事を始めました。

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そこに、タブレットを開いたら、ふいにアップされたのが、FBの6年前の投稿写真。

コメントは

「負けるもんか。励まされています」

でした。

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今一度、現れたこの写真。

思わず見せた時の新人の顔が一瞬でガラリと変わったのは言うまでもありませんでした。良い顔しやがりました(笑)

いまから、ここから!!さあ、昨日までのひのまるキッズを超えよう!!

そして、全日本まであと僅か。気張れ!中大柔道部!!!!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その303;働くということ)

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以前、ここでも書かせていただいたように、私の父は25歳の時に脱サラして仕出し弁当業を始めた、らしい。

らしい・・は、私が物心ついた時には、母親と一緒に夜中まで次の日の仕込みをして、朝3時には起きて黙々と弁当やおいなりさん、おむすびを作っている姿しか見せたことはなく、それは、私が小学3年生の時にお店を持ち、5年生の時には家を建て、中学、高校と本当に馬車馬のように働く背中しか見たことがないため、

そもそも、いつから? なんで? この仕事に着いたのかなどは聞く余地もなく、仕事というものはそんなものだと思いつつ、そんな親の苦労を横目で見つつ、自分自身は、

幼稚園でそろばん塾(当時は小学校に上がらないと受け入れてくれなかった)に入りたくて、お風呂で必死に九九を覚えて勝手に入塾したのを皮切りに、大学受験までとにかく好き勝手に自分がやりたいことをやりたいだけやっていました(毎日19時には家族全員が集合して夕食を食べる・・みたいな決まりはありましたが)。

ただ、思春期を迎えるころに、お弁当屋さんという職業になにか負い目があり、周りには『父は早稲田、母は日本女子を卒業、ただ、ワケあって今はお弁当屋さんだけどね』などと上っ面の話を一生懸命していたように覚えています。

そんな、私の好き勝手。(結局は父が死ぬまで)文句や苦言を言われた記憶はありませんが、ただ一度だけ、柔道推薦で大学進学を決めようと思った時に

「おまえ、大学は勉強でいくもの。早稲田に勉強で行けないのか?情けない。それならば、進学はやめてしまえ」

と人生の選択で唯一反対されました。

結局、「なにお~」と挑んだ早稲田受験に失敗し、浪人して中大に進学したのですが、これが私の人生のすべてを決定する出来事になろうとは思っても見ませんでした。

もう一つ、父の言葉で忘れられないものがあります。

それは、28歳の時、渡米を決意してそのことを父に話した時、

「ヨシノリ、世の中のほとんどの人は『いやあ、辛いこと、いやなことをしてもらって本当に申し訳ない。よく頑張ったね~』ってお給料をもらっているんだ。だから、好きなことでお給料をもらうことがどんなに幸せなことか、どんなに大変なことか、自覚しなければならないぞ」

との言葉。

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プロスポーツ選手のセカンドステージ・・・。

何を甘えたこと言ってるんだ。そんなステージは用意してもらうものではなく、自分が創るもの、勝ち取るもの、という考えに変わりはありませんが、

昨夜の山梨文化ホール。自分の好きなこと、やりたいことを『できること』で表現している若者のパフォーマンスに感動し、一所懸命ハリセン(巻頭写真)で声援を送っている自分がいました。

そこには、間違いなく、自らの動きで、人の心を動かし、そこに対価が発生する。働いている姿がありました。

しかし、これを、信者を作る~儲けるスキームにして初めて、『飯を喰う』ということ。

職種を創るための大きな『壁』がここにはあるんですよね・・。

そして、ここから先が大変! でも、好きなことで飯を喰うんだから、それは覚悟の上だと思います。

今日は、この辺で失礼いたします。

あ、父がお弁当屋さんを始めた理由、父の亡くなった時に叔父さんに教えていただきました(前にも書きましが・・)。

「ヨシノリ、お前が生まれたからだよ」

いまから、ここから、まずはがむしゃらに働きましょう!!

世の中、みんな悩んでますね。。。

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永瀬義規