いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その212;今度は28年ぶり!国境を越えて再び結ばれた絆)

 

Jpeg

Jpeg

 

IMG_9610

 

おおお! そうか!! いやあ、懐かしいなぁ。。あの時の珍道中は忘れられないなぁ。。

このブログを書く前に事前確認を、と、電話した私の師匠の一人・柏崎先生に電話し、先日、ひのまるキッズ近畿大会にて起こった出来事を話した時の先生の最初の一言でした。

その出来事とは・・

一昨日、おかげさまで大成功裏に終了したひのまるキッズ近畿大会。

Jpeg

Jpeg

大会を進めていくうちに、会場内をウロチョロ(失礼!)する数名の高校生くらいの外国人の姿が気になり始めました。

本来、関係者以外は侵入できないエリアでしたので、思わずその引率者と思える人に

いったい、あなたたちは誰の許可を持ってここに入っているんだ?

と聞くと、帯同していた日本人女性から数名の名前を聞き・・ん・・。

あ、そう言えば一か月くらい前に知人より直接電話で『イギリスからの柔道チーム(高校生)を受け入れていて、丁度その時にひのまるキッズがあるので視察に行かせていいですか?』と連絡を受け、『おお、もちろん良いよ!!』と、原事務局長に回した・・・、これか・・。とバツが悪くなってしまい、思わず話題を変えて、その指導者と柔道談議に入りました。

その時、彼(指導者)がギリシャ出身で、今はイギリスチームを教えている。現役時代は筑波大で修業をしていた・・などと、聞いて、

ギリシャと言えば、1989年のベオグラード世界柔道選手権大会の時に、大会後に柏崎克彦先生と今は亡き松本安市先生と三人で柔道指導(松本先生は指導はされませんでしたが・・(笑))で訪れたましたよ。

と話すと、

え、よく覚えているよ!! その時に私は学生でギリシャ大学の稽古に参加し『近代柔道』に取材され掲載されたんだよ!!

と彼。

おいおい、その時、取材したのが私ですがな! ということで話は大いに盛り上がりました(冒頭の写真)

このあいだ(前々回ブログ)は22年ぶりの再会。そして、今回は28年ぶり・・。

柔道でいただいた縁が、グルグル周りに回って、こんなに年月が経っても無くなることがなく、そして新たな絆となっていく・・。

会話の中で彼は、ひのまるキッズに感銘し、ぜひともイギリスでも開催したと言ってくださいました。これで、カナダ、アメリカ、韓国、に続いて4番目。もちろん、実現には越えなけばならない『壁』はあるでしょうが、言葉は違えど、同じ志、理念をもった同志にできないことはないと思います。

いまから、ここから、新たな絆に大きな可能性を見出した大阪の暑~い一日でした!

永瀬義規

Jpeg

Jpeg

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その211:忘れられない場所)

1501984074692

 

 

 

 

 

 

みなさんにとって、忘れられないところってありますか?

そして、そこが昔の『そこ』ではなくなっていたことってありますか?

先日、私はある用事のついでに、ある場所にいきました。

そこは、私が大学を卒業して初めて社会人になった場所。

そして、そこは、辞めて散々好き勝手なことをしてきた私を、深い懐で再び受けて入れてくださった場所。

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

約10年ぶりに訪れたそのビルには他社の名前がありました。

もちろん、他の場所でしっかり活動をしていると聞いていますので、私が心配する必要はありませんが、何とも複雑な気持ちで言葉も出ませんでした。

しかし、そんな気持ちもすぐにこう変わりました。

事業に場所は関係ない。

物や、形ではありません。

理念と気持ちがしっかりあれば事業は絶対に無くなりません。

30年前。

「学生時代、ひたすら青春をかけたスポーツ。決して勝者だけを取り上げるのではなく、たとえ勝てなくても、ずっと日の目を見なくても、ただひたすら己を尽している・・そんな選手たち、子どもたちにしっかりとスポットライトを当てる仕事をしてみたい」

今、その気持ちに寸分の狂いもないことを誇りに思い、支えてくれているスタッフ、応援してくださっている皆さんに感謝し、さらなる一歩を踏み出す決意に燃えています。

いまから、ここから、ぶれない心、持ち続けます。

永瀬 義規

P.S 巻頭の写真は、新人研修で新潟に行った時の集合写真。30年前のものです。この中から何人もの人が現在各方面で大活躍していることも私の心の支えなんです。

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その210:22年間のブランクを一瞬で埋めた柔道の絆)

 

20472632_1424181731006123_1711084373_o

 

 

 

 

 

 

20464855_1423596861064610_1014527077_o

 

 

 

 

 

 

1か月くらい前に来日の連絡を受け、先日から3日間アテンドをさせてもらったマーク。

FBでも紹介したように、28歳から32歳まで過ごしたアメリカのテキサス州で最初にできた友人でした。

最初の出会いは、ダラスの道場。

初対面の時は雑な柔道で、なかなか教え甲斐がある若者だ(同じ歳でしたが)くらいの印象でしたが、なぜか気が合い、そのうち自宅にもたびたび招待していただき、全く話せない私に根気よく付き合ってくれた彼は親友としてなくてはならない存在でした。

そして、印象的だったのは、渡米して初めて出場したテキサス州柔道大会。86㎏級で参加し、決勝に上がって私の目の前にいたのがマークでした。

その時のVTRを見ると今でも恥ずかしくなります。

始めは余裕をかましてヘラヘラしていた私でしたが、なかなかポイントが取れず、そのうちイラついて審判をにらみつける始末・・・。

最終的は投げて一本勝ちだったと思いますが、礼儀も何もなっていない私に対して彼は最初から最後までしっかりとした礼儀・・・。

お恥ずかしい限りです。

その後、大会では私は81㎏級にエントリー。彼は確か上のクラスだったので試合で当たることはなく、そのうちお互いの仕事が忙しくなって私が帰国するときのお別れ会までそんなに会うことはありませんでした。

でも、渡米時代最初の親友の存在を決して忘れることはありませんでした。

あれから22年。

2年位前からFBで発見し、友だちになってからちょくちょく連絡はとっていたものの、実際、今回の再会には一抹の不安がありました。

言葉、環境・・

でも、宿泊先のホテルのロビーで再会した瞬間、そんな不安は吹っ飛び、すぐに会食。翌々日から京都案内と、本当に楽しい一時を過ごすことができました。

20524119_1909987872593806_1892957129_o

 

 

 

 

 

 

 

 

20502986_1424334160990880_1696309927_o

 

 

 

 

 

 

 

 

特に京都では、ひのまるキッズスポンサーの木村ファミリーの大接待に自分自身が楽しみ過ぎたと反省しているところです。

そして、昨夜、彼をビジネスディナー先まで送って一休み。一週間分のデスクワークを本日一人会社でこなしていると、FB友達申請が舞い込み、承認してそのタイムラインを何気に見たときに目に入ったのが下記の投稿!!

マークの記事

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、アメリカ在住時も、今回も自分のことばかり話し、彼はほとんどが聞き役でした(;´・ω・)

この22年間。

彼も本当に頑張って、成功を手にしていたんです。

私も何とか、夜明けが見え始めています。

今、改めて彼をつないでくれた柔道に感謝しています。

いまから、ここから、絆に国境なし!

俺もやるぞ!!!!!

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その209;人事を尽くして・・の先にあるもの)

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

今年の金鷲旗は、本当に歴史に残る大勝負が展開されました!皆さん、感動をありがとうございます。

大会の詳細は弊社・林がしっかりと伝えてくれる思います。

さて、今回のタイトル、

人事を尽くして・・

とくると、そのあとは、はい、

天命を待つ

です。

意味は、

自分の全力をかけて努力をしたら、その後は静かに天命に任せるということで、事の成否は人知を越えたところにあるのだから、そんな結果になろうとも悔いはないという心境のたとえ。

これは、まさに柔道の教えの『盡己』(つくみ)

自分の持てる全てを持って己を尽すのみ! と同じと解釈していました。

でも、自分自身、『天命を待つ』ということが、なにかまだ結果に未練があるような気がして(もちろんあるのですが・・)、しっくりとしませんでした。

でも、先日、ある方ととことん盃を交わしてしたときにこう言われました。

「永瀬さん、天命を待つのではない、天命を受け入れればいいんです』

大外刈りで頭から落とされたような衝撃でした!

1年半。特にこの半年。

これまでの人生最大の決断をするためにほとんどの時間を費やし、そして決断しました。

決断後は周りの反応に一喜一憂し、グズグズし、来年の決行まで、これまでとは違った期待と不安で頭がいっぱいになっていました。

そんな時、

とことん尽くしたのだから、後は神様が下した運命を待てばいいと思っていたものの、待てば待つほど、(特に)周りに対して期待より不安が増してきた矢先の言葉。

人事を尽して、天命を受け入れる。

己をとことん尽くし、結果は全て受け入れる!

いまから、ここから、あとはやるのみです。

Jpeg

Jpeg

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その208;暑い夏に出会った熱い女子柔道家たち)

received_1305446029554029

 

 

 

 

 

 

いや~、暑いですね。

皆さんは3連休どう過ごされていますか?

私は、今年で3回目を迎える『Seiko Presents スポーツひのまるキッズ柔道夏合宿』に被災地よりご招待の50組以上の親子の皆さんと”熱い夏”を満喫しています。

そして、初日の16日に疾風のごとく来場された二人の女子柔道家に子供たちと共に魅了されちゃいました!

リオ五輪63㎏日本代表の田代未来(たしろみく)さんと、お笑い芸人のあいすけさん。

田代さんは初対面、あいすけさんもじっくり話をしたのは今回が初めてでしたが、まあ、とにかく魅力的な二人。

朝一の新幹線で会場入りし、柔道教室、フラッグフット、懇親会と丸一日全力でご協力をしていただき、とにかく、感謝の一言です。

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

『夢をもって、それに向かって欲しい』と子供たちにメッセージを送る田代さんの笑顔

稽古、イベント、懇親会司会と自分の立ち位置をしっかり理解し、どんな時にも全力投球のあいすけさんの眼力

今回のメイン講師の内村先生、会場提供してくださった東北高校・大久監督と共にメロメロのオジサントリオと化していました(先生、失礼!)

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

さあて、今日は七戸龍さんがこれまた日帰りの強行軍で来てくださいます。

心も体も熱中症に気を付けて、一足早い夏休みの思い出つくりにスタッフと共に己を尽くしていきます!!

いまから、ここから、素晴らしい出会いと頼もしいスタッフに感謝!!

永瀬義規

Jpeg

Jpeg

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その207;遠回りで大きな実りを!)

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

大学を卒業するとき、後輩からいただいた色紙に、当時流行った『私は○○で××をやめました』というCMをパロって、

永瀬先輩、『私は無気で会社を辞めました』だけは気を付けてください

といただくほど気が短く(短気ではなく無気(笑))、これまで数々の失敗をこのために繰り返していました。

その反面、「気が短いから、成功するために様々な努力を繰り返す。そして頑固なんで絶対にあきらめない。だからこそ、これまでそこそこ成功してきた・・これからもそうだ!」と無気を自慢にもしてきました。

そして、一番嫌いな人種が『自分のやらなければならないことを、第三者気取りでものを言い、すぐに人のせいにしてあきらめる」人々だと常々公言していました。

エレベーターに乗るのも気が付くとドアから5ミリくらいまで近寄って我先に入る気満々。運転していてもすぐに他より先に行こう行こうとする性格も未だに治っていません。

でも、一つ。

会社を興して「ひのまるキッズ」を立ち上げて間もなく10年で、気持ちに変化が生まれました。

それが、

遠回りして、回り道したからこそ得られる成功もある。いや、むしろ努力の年月、流した汗だけ大きく、しっかりした実を結ぶんだ

ということです。

received_1410074335740748

 

 

 

 

 

 

先日の七夕の日。会社設立して一番大きな勝負が何とか実る確信を得ました。実行→成功するまでいくつかのハードルは越えなければなりませんが、大きな一歩を踏み出せると思っています。

10年かかりました。沢山人に迷惑をかけ、ほとんどのものを失い、いっぱい涙も流しました。

でも、踏み出せそうです。

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

本日、東京ジュニアがあり、母校の応援に行きました。

手前味噌だとは思いますが、後輩たちは本当によくやっていました。結果は大学としては満足のいくものではありませんでしたが、私自身、後輩それぞれに声をかけている中で、これまでとは違った感情で励ますことができました。

たとえここで敗れても、自分の柔道人生の最後に満足するための失敗であり、その満足は決して勝ち負けだけではない。本当に最後の最後に競技者として柔道衣を脱ぐときに「あ~あ、柔道やってて本当に良かったな」と思えたら、それが本当の意味でお前にとって勝者なんだよ。

回り道は無駄ではないと、心底言い切れました。

遠回りした分、絶対に大輪を咲かせることはできる。そして、その大きさは他人ではない、自分で感じるものなんだよ。そのためにはとことん己を盡せばいい! それしかないんだ!!!

後輩たちの顔。輝いていました。

いまから、ここから、遠回り万歳!!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その206;数々の絆に酔いしれた猛暑の福岡)

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

 

私はシドニー五輪で永瀬さんに守ってもらいました。

前年の世界チャンピオンとして参加しましたがまさかの敗退・・。その時に多くの記者の質問にただ泣きじゃくり言葉が出なかった私をしっかりガードし、サポートしてしてくださった・・。

だから、数年前、ひのまるキッズ講師としてお声をかけていただいた時、本当に嬉しかったし、これからも、私で良ければ精一杯協力させていただきます!

毎回大会前夜に行われるひのまるキッズ懇親会に、講師として参加し、いつもこんな風にスピーチをしてくれる手島さん。この日はA級ライセンス審判員選考でかなり緊張していましたが、私の顔を見て近づいてきてくれました。

シドニーでの出会いから17年。一児の母として、柔道家として益々成長している彼女は本当に輝いていました。

FB_IMG_1499042108600

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと会えましたね! 大変ご無沙汰しています!! 会えてうれしいです!!!

といって、声をかけてくださったのが、板楠先生。先生との初めての出会いはもう30年以上前。

当時、駆け出しの編集者として近代柔道の読者のページを担当している時に毎月毎月イラストを投稿していたのが、中学生の彼でした。その時はあまりの熱心さに何度か採用させていただたのですが、驚いたのが、なんとその名前を全中大会で見たときです!

そしてもっと驚いたことにあれよあれよという間に優勝をかっさらっていきました。

その後、高校→大学と順調にエリート街道まっしぐらで嘉納杯でも優勝! サンボでも第一人者となり、今は指導者として教え子を全国の舞台に導いています。

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

その他、大学時代、畳の上で戦ったライバルたちともたくさん会うことができ(みなさんかなり増量していらっしゃいましたが(笑))、特に大学最初の公式戦と最後の公式戦で対戦した二人と同じテーブルで汗をかきかき試合を観戦している時、言葉にできない感動を嚙み締めていました。ちなみに両試合とも私の負けでしたが。。。

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

そして、極めつけは夜。師匠・木村社長との会食。

知り合って12年。

特に会社設立後は、先輩経営者として、兄貴分として、嬉しい時には最高の笑顔で一緒に喜んでくれ(稀有ですが)、数多くの困難に遭遇してるときには心の底から漢として叱咤激励をしてくださり、久留米の古賀大師匠と共に本当に感謝しています(写真は以前のものです)。

Jpeg

Jpeg

 

 

 

 

 

 

日中は35度を記録した本当に暑い一日でした。でも、私にとって多くの絆を見つめなおす素晴らしい『熱い日』でした。

いまから、ここから、俺は一人じゃない!!

追伸:ちなみに師匠と初めて伺ったお店。とても美味しくイケメンオーナーと話も弾みました。そして、なんと! オーナーの出身は東京都小平市!! 何も福岡の薬院で同郷の人と会うとは・・・。これも新たな絆の予感です(笑) 幸せですね。

Jpeg

Jpeg

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その205:「おかげさま」という謙虚な心)

山下新会長

永瀬~逃げろ!!!!!!

もう20年くらい前のことなので時効です。

全日本の合宿先で当時のコーチ陣に呼んでいただき、お酒を酌み交わしヘロヘロになった広報担当だった私は、あることで口論となり、目の前のヘッドコーチに食ってかかって、挙句の果てにはちゃぶ台をひっくり返してしまいました。

その時、

「きさま!!」と言って目の前に仁王立ちになったヘッドコーチを今は亡き斉藤コーチが抑えて叫んだ言葉が冒頭の一言・・。

それでも俺は悪くないと泣きながら食ってかかる私を他のコーチがその場から引き釣り出し、何とかその場はおさまった(と思います)ものの、あの時のヘッドコーチはまさに格闘家、勝負師そのもので、今思い出しても鳥肌が立つものでした・・。

私にとって、とんでもないことを仕出かしたこの思い出には忘れられない続きがあります・・。

翌朝、謝罪に行った私。もちろん、2,3発くらい殴られても仕方がないと覚悟していった際に、ヘッドコーチはいつもの優しい眼差しの奥に背筋が凍るほどの鋭い眼光で、

永瀬。人にはいろんな考えがあっていい。でもさ、俺たちの目標は一つだ。誰がどう言ったとか、どう思っているとかをいちいち気にするな。同じ目標。金メダルを目指して一つになっている限り、そんなことはつまらないことなんだよ」

と諭すように語り掛け、握手を求めてくださいました。

そして、このヘッドコーチはことあるごとにヤンチャな私を気にかけ、会うと必ず握手をしてくださいます。たとえ50歳を過ぎようとも・・。

その力強い握手にこれまでどんなに助けられたかは数えられません。

先日、満を持してその方が全柔連会長に就任しました。

就任の記事には

「自分の人生をかけた戦いである。それぐらいの覚悟をもって取り組む。礼節を重んじ、品格のある柔道界を全身全霊で目指します」

「子どもたちが柔道着を肩に持って柔道場に行くことを憧れるような競技にしたい。さらに、選手、指導者らの立ち振る舞いを見て『柔道=人間教育』と言われるような柔道界をつくるのが夢です。現実はそう簡単ではないが、それに向かって尽力したい」

とありました。当時の金メダルから新たな目標が見出せました。

ひのまるキッズの理念とがっちり重なっていることは言うまでもありません。

全日本学生

本日は、全日本学生優勝大会が日本武道館で開催。我が母校は昨年の優勝校である筑波大学に惜敗しました。

試合後、叱咤激励をする監督、コーチの話を涙と浮かべ聞き入る後輩たちの顔を見て私自身、いつもとは違う感情が湧きました。

「お前たちのお蔭で感動をもらった、お前たちと一緒に夢を見ることができた。ありがとう! お前たちのお蔭で俺も明日からまだまだ頑張るよ!」

確かにひのまるキッズを進めるのに、公私ともに本当にすべてのことを犠牲にしました。でも、今のひのまるキッズがあるのは、一緒になって昼夜ともにしてくれたスタッフ、理念に賛同してくださったスポンサー、そして、どんな時でも支えてくれた仲間たちのお蔭だということを今一度思い出させてくれたこの数日間の出来事です。

一言でいうと!!

「おかげさま」と言う謙虚な心を引き出してくれた瞬間です。

山下泰裕先生の全柔連新会長ご就任、心からお祝い申し上げます。

いまから、ここから、青二才からの脱皮を目指します(笑)

永瀬義規

ひのまるキッズ六訓

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その204:最高です。みんなの『ひのまるキッズ』)

1497773773310

第8回スポーツひのまるキッズ東北大会は、本日、青森県弘前市の青森県武道館におきましてお陰様で成功裏に終了することができました。皆様、本当にありがとうございます!!

今回のひのまるキッズ。通算61回目にして、私にとって一つの確信を持つことができました。

それは、

成長です。

最近、よくする話ですが、立ち上げ当初からつい2~3年前までは、どうしても・・

永瀬→柔道→ひのまるキッズ

の図式がありありとしていました。

ところが、ある時、尊敬する先輩経営者から「永瀬さん、凄いですね・・。正直、今の私には従来の図式(上記)から、ひのまるキッズ→参加者・協賛社(かかわりを持つすべての人)→柔道という図式に見えてきています。つまり、柔道はあくまで手段、何の手段かは永瀬さんが一番よく知っていますね」と言われてから無意識のうちにその図式を意識するようになり、

子供にとって褒められる、認められるステージの創出

親が褒め認める場が『試合』、憧れの講師たちが褒める、認める場が『イベント』ということをさらに明確にし、そのステージを地域の方々と共に作り上げることに全てを費やすというミッションを語り続けているうちに少しずつですが、それが形になってきています。

それが、今回の東北大会でした。

このステージつくりにスタッフ、スポンサー、そして地域の方々が一つになりつつあるのです。

試合は、一人でも多くのステージを生み出すためにリーグ戦採用。各所で奮闘のスタッフ!!!

20170618_075406_243

20170618_074309_430

20170618_080707_33420170618_074800_540

Jpeg

Jpeg

イベントでは、初参加の中村美里さん、発足以来から参加の須貝等、藤田博臣さん、そして、今、一番「ひのまるキッズ講師」を楽しんでいる今井優子さんという充実の講師陣

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

そして、それを取り囲むように地方自治体と地域協力者が一丸となって構築してくださった他競技とのコラボレーション

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

Jpeg

それぞれが、参加者の子供たちへ最高のステージつくりにベクトルと揃えた一日でした。

もちろん、全てにおいて発展途上。

でも、間違いなく言えることは・・

そう、

みんなのひのまるキッズ! でした。

いまから、ここから、道は見えました。あとは深堀していくだけです。

永瀬義規

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その203:道場~己の限界を高める修行の場)

Jpeg

Jpeg

今日は、私にとって、忘れられない場所~母校・中大の道場に顔を出しました。

そして、大切なことを確信しました。

最近、よくいろんな方に

「永瀬さんのひのまるキッズ事業への思い、会社への思いを聞けば聞くほど、どうして途中でやめようと思わなかったかが不思議で仕方がないんです。どうして続けられるのですか?」

という問いにいつも

「出来るまでやるという気持を持ち続けていたからです」

という答えを繰り返していたのですが、

どうもしっくりいきませんでした。

力必達

努めれば(努力すれば)必ず思いは叶う

という意味ですが、どうもこれも今の私にはしっくりきません。

なので、

盡己

とことん、己を盡すことが何よりも大切なことだ

ということを、座右の銘としています。

どんなに努力をしても叶えられない夢はあるのは事実です。でも、たとえ叶わない夢であってもとことん己を盡せたと思えば良いのだと心底思います。

ただ、ただその「とことん」とはどこまでのことを言うのでしょうか?それは、自分の限界まで・・ということなのかもしれません。

では、自分の限界は誰が決めるのでしょうか?

それは、誰でもない自分なんですよね。

私にとっての道場は、自分の限界を高める鍛錬の場した。自分自身の限可能性、その先はまだあると思い込んで、必死でとことん己を盡すことができた聖域なのです。ですから、人生で忘れられることができない場所なんです。

結果を考えず、限界を決めず、ただひたすら己を盡せた原点。ああ~もうダメだ~と思ってもなにくそ、なにくそ!って何度も何度も歯を食いしばったあの瞬間。

さあて、腹くくっていきます。

いまから、ここから、その終焉に、「我が人生、悔いなし」と思えることを夢見て・・。

永瀬義規