いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その171;HIROGARU KIZUNA~広がる絆)

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先週も飛び回っていました。

11~14日の4日間。

12月の中国大会の関係で山口県を自分のできうるすべての時間を使って、まさに縦横無尽に
駈けずり回ってました。

正確にはわかりませんが、一つの事実は、レンタカー(小型車)を返す時の給油時にはほぼガソリンが
無くなっていた状態でしたので、たぶん走ったのでしょう。

あとから、

社長、かなり無駄な動きしてません(笑)??

とスタッフには言われましたが、お会いする一人一人の最適条件を聞き入れて動き回ったのでいささか非効率に思えるかもしれませんが、まあ、予定していたすべての人、15名にお会いし、お陰様で98%の目標は達成することができましたので本当に感謝、感謝です。

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さて、今回のタイトルですが、

5年前になりましょうか・・これは事業開始の時に初めて作成したオリジナルグッズに掲げてあった言葉です(私は誰に何を言われようと、このグッズを持ち歩いています!!)。

そして、なぜこのタイトルになったかと言いますと・・・、

今回(だけではなくほぼいつも)、お会いするほとんどの人に

〇〇さんに「ひのまるキッズ頼みますね」って言われるんですよ!そして、毎回永瀬さんからのDMやFBを見て「頑張ってるなぁ~」と思うでしょう・・。すると今度は別の●●さんから「もうすぐひのまるキッズですね、よろしくです!」と言われ、そうこうしている間に、永瀬さんが現れ、ガツン!!と熱い話をして嵐のように去っていく・・、そして本番・・・なんです(笑)

としみじみと言われます。

そして、不思議なことに今回お会いした方々が話題にする〇〇さん、や●●さんはすべてこの15人のメンバー(と吉岡先生)から構成されているんです。

たぶんお会いした人すべてが面識があるわけはないし、そういう事実はないと思います。

でも、誰かが裏でローテーションを組んでいるかのように、一人の人が何度も出てくるわけではなく、ほぼグルグルと〇〇さん、●●さんが面白いようにばらけてそれぞれ2~3人ずつ登場するんです。

私が、どんなに苦しくてもひのまるキッズの営業を全国各地で続けられるのは、このお陰です。

まさに、縁⇒絆。

立ち上げたときには8社。2年後に49社。そして今、300社以上のご協賛社、ご協賛者の絆に本当に支えられているんだ!
というこの状況が私の活きる糧となっています。

この絆をさらに広げていくことが我々の天命と思っています!! 感謝です。

いまから、ここから、まだまだ気張れます!

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その170:大切な人との絆を深めるために…心に火をつける)

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私は、どうも身内には・・それも関係が深ければ深いほど、何も伝えないし
伝える努力を怠ってしまう悪い癖があり、そのお蔭で日々反省することが多いです。

昔、

「ははぁ、あなたが考えていることわかった。どうして私には、今日みたいに人にわかりやすく一生懸命自分のやっていることを話してくれないんだろう・・」

とよく言われていました。

今は、様々な経験を活かし、身内からはそういわれることはなくなっている・・・
と思っていましたが、先日、会社で大きな雷が落ち、深い反省に陥りました。

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どんなことがあっても実家に週一で行くようになった現在。
今日も行事となった母とのランチ(弁当ですが)で、今起こっていることを
一生懸命話しながら、かつて前文にあったように言われたことを思い出していました。

そして、未だに近しい人には言葉足らずの自分自身から何とか脱皮しようと
思っている・・はずでした。

最近、このブログでも書いているように、今、一生懸命勉強しています。

それは、弊社の理念やビジネスモデルの再考、再確認、検証という内容で、
とにかく、28~32歳まで渡米していた時以来、いや、かつてないくらい必死に
なって机に向かっています。

正直、ひのまるキッズという理念を掲げ、イベント実施し、参加者に参加費を
支払っていただくだけでは全く収支は成り立たず、ご存じのとおり、自ら東西奔走し協賛金を集めているのが実情であり、まだまだビジネスモデルなんてものは確立していなかった数か月前とは気持ち的にはすっきりし、真の意味でのセカンドステージに向けて踏み出せそう・・と調子に乗りかけていました。

でも、やっちゃいました。

前文の会社での雷・・・。

すべて、説明不足・・と落ち込んでいました。
でも、実はその一方で「一番近い身内の一人なのになぜにわかってくれないんだ!」と憤りを感じていた自分もいました

そんなとき、福岡出張時に訪問した会社会長の部屋に飾ってあった言葉を見た瞬間、己の未熟に顔から火が出るほど恥ずかしい気持ちになっている自分がいました。

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そうなんです。

ここには、教育とは・・となっていましたが、それはまさに絆を深める事に不可欠なのは。。
に置き換えれると思いませんか??

わかってくれるとかそんなもんではない、相手の心に火をつけていないだけなんだ!

と。

それもたちの悪いことに、火をつける努力から逃げていたという事実があったのです。

ご協賛者に話すように、親に説明するように、一番近い人たちに心に火をつけようと話をしていたのか・・・答えはNOです。

約束します。改めます。

いまから、ここから、わかってほしいからこそ、火が付くまで時間を惜しまずぶつかっていきます。

永瀬義規

P.S 巻頭の写真は本文とはあまり関係ありません(笑)

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言Z(その169:脳から汗をかく)

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この数が月、FBでもたびたびご紹介したように、ある経営者対象のセミナーに通い、
たぶん、今まで経験したことがないくらい一つのことを考え、書き出し、再考し、また考え、書き出し、助言いただいて再考し・・・を繰り返しています。

実際、そのセミナーは終了したのですが、恥ずかしながら、目的は果たせず、再受講をお願いしています。

正直、子供のころから大抵のことはある程度のところまではこなすことができ、前回のブログでご紹介したように初めて思い通りにいかなかったのが柔道。

ただ、それも、自分自身の全てをつぎ込み(周りからしてみれば大したことでないかもしれないですが)目標達成を果たした瞬間、本当に燃え尽きてしまい、それ以降、その経験を糧に様々なことに挑戦し、自分なりにやり切ってその時々を満足していました。

そして、出会ったのが会社経営という化け物で、ひのまるキッズというとんでもないプロジェクト。
未だ、何をもって成功というか答えがでず、正直、日々の作業に忙殺され、簡単に言うと逃げていました。

でも、今、会社の理念や、ひのまるキッズのグランドデザインというものを真剣に考え、事業として必ず
後世に残すんだという強い気持ちで、考え、考え、考えています。

冒頭にありますように、未だ、しっくりくるものがなく、毎日、毎日、まさに脳に汗をかいて考えています。
だるま

かつて、就職し、近代柔道編集部に配属され、何日も続く徹夜作業で、

「このくらい時間をかけて物事に対峙すれば、なんでもできる。受験勉強もこのくらいやれば東大だって必ず受かる!」と豪語していた自分が今は本当に恥ずかしい。

その時の自分に会ったら一言。

だから、何なの?と言っているでしょう…。

昨日、今日と日本武道館で開催された全日本学生柔道体重別大会。

残念な結果に終わってしまった後輩に

大丈夫。とにかく、日本一になると真剣に思い、口にするんだ! まずは想い続けること。
そうしなければ、夢はかなわない

と言いました。

自分自身が出来なければ、話にならないし、何にもできない自分自身、本当に背中を見せなければ
洒落にならないと真剣に思っています。

いまから、ここから、
まずは納得いくまで脳からガンガン汗をかいて生きていこうと思っています。

永瀬義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その168:こだわることへのこだわり・・『6』)

いまからレギュラーを発表します。
井上、田中、青井、永瀬・・・

ここでも何回か書いたかもしれませんが、大学4年生の春、当時団体戦が6月に行われていた頃。東京学生前にマネージャーが発表した中央大学柔道部レギュラー発表・・。

もう30数年前のことですが、あの時、自分の名前が呼ばれた瞬間。全てが吹き飛んで、『あしたのジョー』の最後のシーンが自分にもろにかぶさった感覚は今でも鮮明に覚えています。

そして、その時(他の人から見ればたいしたことではないかもしれませんが)配布された柔道衣。一つの目標達成に全身全霊をかけてこだわって手に入れたレギュラーという座の証の柔道衣ナンバーが

でした。

それ以降、なんであれ、ナンバーが付くもの全てに『6』にこだわりました。

趣味の時計もシリアルは常にこだわり、事業のためにほとんど手放したものの、最後の
最後まで残った個体の番号は100本中の

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並ばなければならないときの列・・

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車のナンバーはもちろん・・

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唯一つけるアクセサリーも・・

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その他、交通機関の指定席を始め全てにおいて、30年以上、こだわり続けている数字です。

こだわるということは、

心が何かにとらわれて,自由に考えることができなくなる。気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。 「金に-・る人」 「済んだことにいつまでも-・るな」

普通は軽視されがちなことにまで好みを主張する。 「ビールの銘柄に-・る」

物事がとどこおる。障る。 「脇差の鍔(つば)が横つ腹へ-・つていてえのだ/滑稽本・膝栗毛 6」

他人からの働きかけをこばむ。なんくせをつける。 「達ておいとまを願ひ給へ共,郡司師高-・つて埒明けず/浄瑠璃・娥哥がるた」

ということらしく、決していい印象は生まれないようですが、

私にとって、この番号は、自分自身の人生の中で初めて死ぬほど努力し、それが実り、その実ったものが実は自分だけではなく同期をはじめとする周りのみんなのお蔭で成し遂げられたと気づかされた

であり、今まで幾多の困難をこれを握りしめて乗り切れたかは数えられません。

実は、この数カ月、ある経営セミナーに出会いとにかく「脳に汗をかく」作業に直面しています。

今もそのセミナー最終講を迎えるにあたり、最後の宿題にデスクでもだえ苦しんでいます(笑)。でも、正直、再受講する気満々(逃げではありません)で振り返った今、得たことのナンバーワン・・

我々はスポーツを通じ、親子の絆を深め、子と夢をつなぐ、世界一のこだわり集団である

この弊社のグランドデザインを仲間ともっと掘り下げ、軸をぶらすことなく、逃げることなく、こだわることにこだわっていきたいと思っています。

いまから、ここから、信ずる一本道の開拓はまだまだ始まったばかりです!

永瀬義規

P.S 皆さん、お気づきとは思いますが・・ここにもこだわりがありました

『六訓』

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その167:社団設立3周年~感涙、感動、そして大反省)

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9月18日。
本日、一般社団法人スポーツひのまるキッズ協会は、お陰様で3周年を迎えることができました。

これも、会員の皆様、大会の参加者、そして支えてくださる協賛社、協賛者様のお蔭と心より
感謝いたします。この場をお借りしてスタッフ一同心より御礼を申し上げます。

さて、昨日、今日と名古屋で開催いたしました第8回スポーツひのまるキッズ東海大会、
お陰様でなんとか成功裏に終了することができました。本当にありがとうございました。

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この二日間、標記のタイトルにあるように私にとって大変貴重な体験をさせていただきました。

感涙

昨日の練習会の時、茨城より参加いただいた強豪道場主の先生とのしばらく熱い会話を
交わしていた時のことです。

社団の名刺の裏にある印刷された『ひのまるキッズ六訓』を見せながら・・・

「先生、ひのまるキッズは、これができた子供たちが親御さんたちに褒めてもらい、認めていただくのが試合、

さらにこれができた子どもたちが、今度は憧れの講師たちに褒められ、認められるのがイベント、
そして、同じ志を持った地元の自治体や企業が中心になってこれを支えていくのがひのまるキッズプロジェクトそのものなんです」

とお話ししたとき、

「永瀬さん。うちはひのまるキッズカレンダーにある『ひのまるキッズ六訓』を毎日子どもたちは
復唱していますよ・・・」

と先生が返事した時、不覚にも言葉が出ず、思わず涙で言葉が詰まってしまいました。

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感動

大会当日、開会式が始まる直前。試合場入口に当たり前のようにならんでいた靴。
「お~し、いいねぇ~」と思いながら感無量で開会式に参加し、その後も(少なくても
後半戦に入る前までは)しっかりそろっていた靴やスリッパをみて一人「悦」に入って
いたのですが、あとからスタッフから

「あれは、補助係員の高校生がせっせと直していたんですよ」と聞いてジ~ン。

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そして、大反省

撤収も終えて、帰りの新幹線の中でひのまるキッズ公式アカウントに来た一通のメールで
自戒の念で落ち込みまくりました・・。

「・・・・・。あと、開門時に、ひのまる社長が挨拶しながら出迎えていただいてましたが、社長がガムを噛みながらでした・・・
礼儀、礼節を重んじるのが柔道とゆうスポーツだと思います。
子供達は、しっかりと大人の行動を見ています」

しまった・・。やってしまった・・。

この数日、降圧剤の副作用で歯茎の腫れ出血が止まらず、その症状を緩和する
ガムを服用していたのですが、そんな言い訳が子供たちにきくわけがないのは明白。

せっかくの記念日が、大反省で幕を閉じてしまいました・・。

でも、これも身から出た錆。

真摯に受け止め、さらに自分自身を研磨してしていこうと思っています。

いまから、ここから、失敗は二度と繰り返しません!!

永瀬 義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その166:自分で決めたことだから)

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広島カープ25年ぶりの優勝で沸いているこの週末。
かつて‶野球”が社名の会社にいた人間ですが、全く野球に興味がなく

「わからなくてもわかったフリをしておけ!」

と社長に怒られていた私ですが、この25年ぶりの優勝には熱いものを感じました。

もちろん、今リオで一生懸命戦っているパラリンピックの選手たちからも同じものを感じています。

さて、今回のタイトル。

経営者として、母校柔道部のOBとして、組織のトップとして・・、今、一番の課題は

人を動かすということ

言葉を変えると、

人に『我が事』と思ってもらうこと

結論から言うと、人は『我が事』と思わないと動かないということ。

では、「我が事」と思うためには何が必要でしょうか?

納得、感動、慈悲、強制、協調・・・・

全て当てはまますが、入口はどうであれ、

自分で決める

ことが、一番大切だと思います。

想い続けなければ夢はかなわない・・・

夢を目標に置き換えても同じです。でも、夢をかなえる、目標を達成するんだと
自分で『続けること』を決めなければ絶対にそれは頓挫してしまいます。

上司に言われたから、先生に怒られるから、
途中で辞めたら格好悪いから・・、他にやることがないから・・

でもなんでもいいです。目標を決め、夢を思い描いてみましょう。
そして始めたからには、必ず『続ける』ということを自分で決めたという自覚を
もって常に取り組んでいくことが一番大切だと思います。

とことん低迷していても歯を食いしばって戦い続けた選手、それをあきらめずに支え続けた
球団関係者、応援し続けた市民の皆さんが成し遂げた広島カープの25年ぶりの優勝。

キッカケは、もしかしたら、
選手は
監督に怒られるから、
外れたら給料がもらえなくなるから、
ファンは
地元の友だちが(家族が)応援するから・・

かもしれません、

でも、理由はどうあれ、『優勝』の二文字を目指し25年間も
全ての人が自分ができうる最大の努力をした結集が実を結んだんだと思います。

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大切な人(チーム)の夢の達成を自分の人生の目標とする
家族の幸せを自分の人生の目標とする
定年退職後に悠々自適の生活をすることを人生の目標にする
自分の信念を全うすることを人生の目標とする

まずは自分で決める。

少なくても大人としてやらなければならないことであり、それを指し示すのが
私のやるべきことだと強く思っています。

とにかく下記撲滅!!
○○したのに・
どうせ○○・・・
○○してくれない・・

いまから、ここから、自らを律する覚悟を決めて!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その165:体育会が企業に好かれるワケ)

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数年前、体育会学生の就職斡旋を生業としている企業の手伝いをしたことがあります。

残念ながら、その企業とは時間的、物理的なことからお付き合いをすることはなくなりましたが、
お手伝いしている時に、ある会話から、

体育会学生の素晴らしいところは・・・
ということになり、以下の項目が挙げられました。

元気で芯が通っている
礼儀作法が身についている
誰もが逆境・スランプに陥り、立ち向かった経験がある
自ら目標設定をする能力が高い
地道な努力・人のみていないところでの努力を怠らない
一生涯の仲間を持っている
忍耐力がある

その時は、

うん、なるほど・・

と思いましたが、いまさらながら振り返ってみると、別に体育会だからこうなるということではなく、
これは、こういう資質をもつ学生が企業にとって必要で、社会にでて通用するという理想像で
あり、こういう人間が育つための集約された環境が『体育会』であるのだ・・という希望的観測
みたいなもののような気がしてなりません。

では、実際はどうでしょうか??

私は、体育会で4年間しっかりと生活を全うした学生が良いところは

理不尽なことを学生時代に経験していること

と思っていました。

社会に出るとどうしても直面する理不尽な状況に免疫ができているからこそ、人よりも早く
厳しい社会に順応するという意味で、前述の企業をお手伝いしている時、クライアント企業に
そう説明をしていました。

では、今はどうでしょうか??

正直、私の知っている限り、30年前に我々が体験した理不尽さを学生が体験しているとは
思えません。いや、むしろ、一般学生より純粋培養で色々な角度で守られているような気がします。

なので、理不尽を早く経験するということが体育会学生の(社会人としての)他学生に比べてのアドバンテージにはならないでしょう(そもそもこれまでなっているかは、確証していませんが)。

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でも、今日、東京学生柔道大会を観ていて、とても多くの学生に「うん、彼らは社会人に
なってもちゃんとできるだろうな」と思える資質を見出すことが(独断と偏見ですが)ありました。

そして、一目見てそう思った選手たちのほとんどが上位進出しているという事実もありました。

なぜ???。

理由は簡単。
まずは、入場から試合場に入り、礼をして相手と組みあうまでがキチンスムーズ。
始め!の声から最後までしっかり組んであきらめることなく相手に挑んでいる
試合終了後、服装を正しく治し、しっかりと礼をし、試合場を降りる時も礼儀を怠らない

当たり前のことを当たり前にしている

これだけです。

また、長い独り言。とりとめもない話となってしまいました・・すみません。

でも、これから大会シーズン本番。小学生からマスターズまで、皆さんの目で確認してみてください。

そして是非とも教えてください!!

正解は一つではないかもしれません。
でも、一つでもやり続けることで正解が導かれることだと思っています。

いまから、ここから、当たり前のことを当たり前にやり続ける道の創造。

永瀬義規

白抜き

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その164:夏の終わりの嬉しいお便り)

棟田先生からの残暑見舞い

永瀬社長、頑張ってください。子どもたちは「本当に楽しかった、次も出たい」と言っています。大人の都合で子供の夢を壊したらいかん。私自身、こんな田舎なので何もできることはないけど、いつも応援してますから!

夏休み最後の週末。

残務をこなそうと出社したら、スタッフが持ってきてくれたハガキです。

一枚の残暑見舞い

そこには、全国屈指の強豪道場からの感謝の気持ちが込められた言霊がありました。

正直、感極まってしまいました。

冒頭は、ハガキを見て思わずお電話をしてしまった私への道場主からのご返事でした。

自らも全日本の舞台に立ち、世界チャンピオンの息子を始め、数多くの名選手を育て上げたこの名伯楽の言葉に、実は・・今回の「道場わっしょい!」終わった今でも不安いっぱいだった我々にとって、大きな自信につながるものでした・・・。

何度もご紹介したように今年は二つの初挑戦にビュンビュン振り回された夏でした。

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あえて、個人試合をせず、『道場の活性化』に焦点を絞ったイベント「道場わっしょい!」。

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初めての他競技での試みとなった月刊バスケットボールカップ。

共に主催者として、スポーツひのまるキッズの理念を元にこだわりを持った大会でした。

もちろん、原、浅野マネージャーがそれぞれプロジェクトリーダーとして運営面での反省を山の様に持ってきてくれましたが(笑)、私は、これをやり切ったことに価値があると心の底から思っています。

とは言っても、やはり経営者として、収益的には成功したと言えないこのイベントの価値が、たんなる自己満足で終わるようでは成り立たないということもわかっています。

でも、それは、全責任者である私の問題。

冒頭の葉書、そして、前回のこのブログで浅野がアップしていた多くの方々からのありがたいご評価で、我が自慢のスタッフたちの努力が少しでも報われたことを本当に嬉しく思っています。

ありがとうございます!

いまから、ここから、本当に今からが本番です!!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その163:再会)

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今月10~11日で開催されたスポーツひのまるキッズ親子夏合宿。

詳細は、このブログでも浅野マネージャーがアップしていますが、たくさんの指導者やゲストと約50組の東北の親子が多くの思い出を作ってくださいました。

そして、私もこの合宿で良い思い出を得ることができました。

再会

そもそも、スポーツひのまるキッズがこれまで愚直に『東北復興支援』を続けることになるきっかけは、震災直後の第2回東北大会の選手宣誓です。

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このことに関しては、当時、多くのテレビ番組やマスコミで取り上げられたので覚えてらっしゃる方も多いと思いますし、この『独り言』でも2年前に振り返っています。
http://www.hinomaru-kids.jp/kizuna/?p=1430

これがその選手宣誓です。

そうなんです。

この選手宣誓の主人公である兄弟とお母さん、そしてこの家族を命がけで守っているお父さん、鳥居一家が、夏合宿に来てくださっていたんです。

それが冒頭の写真~5年ぶりの再会

実は、当時5年生だった瑞材君が現在、会場である盛岡中央高校に入学してると聞いていたので、内心少し期待はしていたのですが、当日の朝、そこには中学3年生の裕成君とお父さん、お母さんの姿も・・・。

もちろん、ご両親はお会いしてすぐにわかったのですが、兄弟の成長ぶりに・・まさに驚愕!! いや感動の再会でした。

二人ともお母さんの身長はとっくに超えて(笑)、もう長身のお父さんと同等。

体の成長ぶりもさることながら、その礼儀正しさも変わっていなかったことが一番の感動でした。

柔道の方も・・・

合宿中の王子谷先生5人掛けのメンバーとして、全日本チャンピオンの胸を借りて思いっきり挑んでいる姿に将来への期待も膨らみました!

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そして、もう一つ嬉しかったこと・・・

盛岡中央高校の学生たちと初対面の時に「ひのまるキッズ出たことある人?」の問いに、多くの子供たちが手を上げてくれたこと!!

そうなんです。

たくさんのひのまるキッズたちが、今も全国各地で柔道を続けてくれているんです!!

いまから、ここから、今も夢を追うひのまるキッズたちのためにも!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その162:夢は想い続けるもの~10年で約束を果たした男たち)

大野敗退の涙(後に海老沼)

熱烈開催中のリオ五輪。日本選手団の活躍に、寝不足でフラフラの人も多いことでしょう(笑)

全ての階級でメダル獲得を果たした日本男子。最終日の原沢選手の決勝戦は非常に残念でしたが、監督の井上康生氏の目に涙を浮かべてインタビューに応えていた姿に、4年間という期間、かかわる全ての人々の努力が実った結果だと感銘し、心から敬意を表します。

我々も、7月末から四国・愛媛の『道場わっしょい!』、群馬の『月刊バスケットボールカップ』、そして、岩手・盛岡での親子夏合宿といつもにも増しての全力疾走で走り抜けました。

そして、この週末、溜まりに溜まったデスクワークを家で、会社でサクサクとこなしていて、もの凄く感動することが起きました。

夏合宿に参加した王子谷選手。一昨年に続き、今年の全日本選手権を制した日本一の柔道家です。

2016全日本チャンプ王子谷

正直、今まで直接話したこともなかったのですが、会って話すととんでもない好青年。昨年の原沢選手、道場わっしょい!に参加してくださった七戸選手と共に、本当に将来の日本重量級は将来が楽しみと、一人ほくそ笑んでいました。

その、王子谷選手が、合宿参加者に自分自身の人生のあるシーンをお話くださった時、実は私との接点が浮きぼりになり、今から10年前の時の思い出が鮮明に思い出されました。

今から、10年前。第19回近代柔道杯・・・。

彼のチーム・東海大相模中は、準決勝まで進出したものの、なんと4-0の大敗に屈したのでした。相手は優勝した大成中学。その中で、彼は副将戦でものの見事に体落としでぶち投げられ、試合後は周りをはばかることなく大泣きしていたんです。

負けて泣く王子谷(近柔)

とにかく、その時の悔しさは一生忘れません。でも、あれが無かったら、監督に「試合で泣くなら、稽古で泣け!」と言われてそれから死に物狂いで稽古したことが無ければ、日本一になることが無かった。夢を叶えることはできなかったんです・・

と語る王子谷選手。
そのスピーチを聞いて、帰宅し、当時の大会が放映されたDVDを見て驚きました。

そこに次から次へと登場する子供たちは今は顔見知りの選手たち。彼らが繰り出すドラマに涙が止まらず、自分たちがやってきた事が、10年後の今、本当に実を結んだと何とも言えない感動に鳥肌が立ちました。

その中で、一番感動したのが、冒頭の写真です。

そう、リオ五輪で見事金メダルを獲得した73㎏級の大野将平選手です。

2016リオ五輪73㎏優勝の大野

10年前のここでの彼は、講道学舎で柔道に明け暮れる少年でしたが、かつての古賀や吉田のような注目は受けていませんでした。

そのDVDでの彼は、チームの主将として全身全霊をもってチームの勝利に貢献していました。

残念ながら準々決勝敗退というかつてない屈辱を受け、監督の話を大粒の涙を流しながらも目をそらさず聞いている大野選手。

でも彼はこのとき、別のインタビューで、インタビュアーの古賀稔彦氏にはっきりと『勝利の夢はオリンピックの金メダル』と言い切っていました。そして、その夢は見事に実現するのです・・・。

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番組のタイトル
『未来のゴールドメダリストはキミだ!』

やってくれていたんです。10年後に、やってくれたんです!!!

たぶん、このDVDには、今、活躍するたくさんの選手の秘蔵映像があることでしょう。現に、その大会の数年前にはあのリネール選手もフランス代表で出場、活躍しています・・・。

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でも、そんなことより、彼らが夢をあきらめずに続け、それを具現化したこと。そのステージを作った一人として心の底から申し上げます。

ありがとう!

いまから、ここから、これからの十年後に向けて己を尽くします!!!

永瀬義規

追伸 冒頭の写真、泣き崩れそうな大野選手を陰でしっかり支えていた先輩の姿が亡霊のように(失礼)写っています。

そうです。 海老沼選手です(彼もメダルの色は違いましたが、我々に最高の感動を与えてくれました)。これも感動ですね。絆です。

大野敗退の涙(後に海老沼)