いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その163:再会)

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今月10~11日で開催されたスポーツひのまるキッズ親子夏合宿。

詳細は、このブログでも浅野マネージャーがアップしていますが、たくさんの指導者やゲストと約50組の東北の親子が多くの思い出を作ってくださいました。

そして、私もこの合宿で良い思い出を得ることができました。

再会

そもそも、スポーツひのまるキッズがこれまで愚直に『東北復興支援』を続けることになるきっかけは、震災直後の第2回東北大会の選手宣誓です。

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このことに関しては、当時、多くのテレビ番組やマスコミで取り上げられたので覚えてらっしゃる方も多いと思いますし、この『独り言』でも2年前に振り返っています。
http://www.hinomaru-kids.jp/kizuna/?p=1430

これがその選手宣誓です。

そうなんです。

この選手宣誓の主人公である兄弟とお母さん、そしてこの家族を命がけで守っているお父さん、鳥居一家が、夏合宿に来てくださっていたんです。

それが冒頭の写真~5年ぶりの再会

実は、当時5年生だった瑞材君が現在、会場である盛岡中央高校に入学してると聞いていたので、内心少し期待はしていたのですが、当日の朝、そこには中学3年生の裕成君とお父さん、お母さんの姿も・・・。

もちろん、ご両親はお会いしてすぐにわかったのですが、兄弟の成長ぶりに・・まさに驚愕!! いや感動の再会でした。

二人ともお母さんの身長はとっくに超えて(笑)、もう長身のお父さんと同等。

体の成長ぶりもさることながら、その礼儀正しさも変わっていなかったことが一番の感動でした。

柔道の方も・・・

合宿中の王子谷先生5人掛けのメンバーとして、全日本チャンピオンの胸を借りて思いっきり挑んでいる姿に将来への期待も膨らみました!

王子谷

そして、もう一つ嬉しかったこと・・・

盛岡中央高校の学生たちと初対面の時に「ひのまるキッズ出たことある人?」の問いに、多くの子供たちが手を上げてくれたこと!!

そうなんです。

たくさんのひのまるキッズたちが、今も全国各地で柔道を続けてくれているんです!!

いまから、ここから、今も夢を追うひのまるキッズたちのためにも!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その162:夢は想い続けるもの~10年で約束を果たした男たち)

大野敗退の涙(後に海老沼)

熱烈開催中のリオ五輪。日本選手団の活躍に、寝不足でフラフラの人も多いことでしょう(笑)

全ての階級でメダル獲得を果たした日本男子。最終日の原沢選手の決勝戦は非常に残念でしたが、監督の井上康生氏の目に涙を浮かべてインタビューに応えていた姿に、4年間という期間、かかわる全ての人々の努力が実った結果だと感銘し、心から敬意を表します。

我々も、7月末から四国・愛媛の『道場わっしょい!』、群馬の『月刊バスケットボールカップ』、そして、岩手・盛岡での親子夏合宿といつもにも増しての全力疾走で走り抜けました。

そして、この週末、溜まりに溜まったデスクワークを家で、会社でサクサクとこなしていて、もの凄く感動することが起きました。

夏合宿に参加した王子谷選手。一昨年に続き、今年の全日本選手権を制した日本一の柔道家です。

2016全日本チャンプ王子谷

正直、今まで直接話したこともなかったのですが、会って話すととんでもない好青年。昨年の原沢選手、道場わっしょい!に参加してくださった七戸選手と共に、本当に将来の日本重量級は将来が楽しみと、一人ほくそ笑んでいました。

その、王子谷選手が、合宿参加者に自分自身の人生のあるシーンをお話くださった時、実は私との接点が浮きぼりになり、今から10年前の時の思い出が鮮明に思い出されました。

今から、10年前。第19回近代柔道杯・・・。

彼のチーム・東海大相模中は、準決勝まで進出したものの、なんと4-0の大敗に屈したのでした。相手は優勝した大成中学。その中で、彼は副将戦でものの見事に体落としでぶち投げられ、試合後は周りをはばかることなく大泣きしていたんです。

負けて泣く王子谷(近柔)

とにかく、その時の悔しさは一生忘れません。でも、あれが無かったら、監督に「試合で泣くなら、稽古で泣け!」と言われてそれから死に物狂いで稽古したことが無ければ、日本一になることが無かった。夢を叶えることはできなかったんです・・

と語る王子谷選手。
そのスピーチを聞いて、帰宅し、当時の大会が放映されたDVDを見て驚きました。

そこに次から次へと登場する子供たちは今は顔見知りの選手たち。彼らが繰り出すドラマに涙が止まらず、自分たちがやってきた事が、10年後の今、本当に実を結んだと何とも言えない感動に鳥肌が立ちました。

その中で、一番感動したのが、冒頭の写真です。

そう、リオ五輪で見事金メダルを獲得した73㎏級の大野将平選手です。

2016リオ五輪73㎏優勝の大野

10年前のここでの彼は、講道学舎で柔道に明け暮れる少年でしたが、かつての古賀や吉田のような注目は受けていませんでした。

そのDVDでの彼は、チームの主将として全身全霊をもってチームの勝利に貢献していました。

残念ながら準々決勝敗退というかつてない屈辱を受け、監督の話を大粒の涙を流しながらも目をそらさず聞いている大野選手。

でも彼はこのとき、別のインタビューで、インタビュアーの古賀稔彦氏にはっきりと『勝利の夢はオリンピックの金メダル』と言い切っていました。そして、その夢は見事に実現するのです・・・。

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番組のタイトル
『未来のゴールドメダリストはキミだ!』

やってくれていたんです。10年後に、やってくれたんです!!!

たぶん、このDVDには、今、活躍するたくさんの選手の秘蔵映像があることでしょう。現に、その大会の数年前にはあのリネール選手もフランス代表で出場、活躍しています・・・。

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でも、そんなことより、彼らが夢をあきらめずに続け、それを具現化したこと。そのステージを作った一人として心の底から申し上げます。

ありがとう!

いまから、ここから、これからの十年後に向けて己を尽くします!!!

永瀬義規

追伸 冒頭の写真、泣き崩れそうな大野選手を陰でしっかり支えていた先輩の姿が亡霊のように(失礼)写っています。

そうです。 海老沼選手です(彼もメダルの色は違いましたが、我々に最高の感動を与えてくれました)。これも感動ですね。絆です。

大野敗退の涙(後に海老沼)

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その161:あなたの名前を当てはめてみてください)

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リオデジャネイロ五輪真っ只中!柔道は初日で銅2つ。いろいろいう人はいますが、とにもかくにも悔しいのは当の本人。でも、世界の大舞台でメダルを獲得しながらも、インタビューでは

4年後の東京五輪では何が何でも金メダルを!!

と気持ちを切り替え、次の目標設定を明確にしているところが、本当にすごいです。

この明確な目標設定こそが経営者に求められていることだと思います。

実はビジネスモデル塾というところで、脳みそが汗をかくほど勉強させてもらっています。先日の第1稿、第2稿では、会社の理念、そしてグランドデザインをとことん明確にすることを徹底的に実施、何度も言いますが、まさに

脳が汗をかく

くらい、考えに考えています。鼻血が出るほど・・の数十倍の入れ込みです。

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そして、今、どこに行っても、何をしても、そのことで頭がいっぱいで、お恥ずかしい話、未だに自分自身が納得するものは浮かんでいません。

とにかく、四六時中考えているのですから、(失礼ながら)営業していてもそのことが頭から離れず、しまいには会う経営者みんなに

失礼ですが、御社の経営理念とグランドデザインを教えていただけませんか??

と聞いてしまう始末。もちろん、皆さん、しっかりとお答えいただきました。

ただ、その中で、最も印象に残ったのが、

ひのまるキッズ年間協賛のMan to Man 株式会社の田中社長。

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「永瀬君、うちはこれをグループ社是としているよ!」
とひのまるキッズプログラムに掲載されてているページを開いてくれました。

そこには、私が、社是とは・・と思っている固定観念、「四字熟語が好ましいな・・」なんてものをぶっ飛ばす力強い言葉が、大迫力の文字で記されていました。

「これは50音すべてを言葉にしたんだ。社員全員と考えてね」と田中社長。

そして、こう言って子供の用に目を輝かせていました。

「君の名前の一文字一文字をこれに当てはめてごらん。どれどれ・・」

な→何度でも
が→(か)感謝の心
せ→誠実に
よ→世のためにやりぬく
し→親切に
の→のびのびと
り→凛として

「おう、ピッタリだね。~何度でも感謝の心をもって誠実に世のためにやりぬく、親切にのびのびと、凛として~」

社員全員で考え抜いた50個の言葉・・これを見て、私の頭に勝手に浮き上がった言葉

一致団結

あ、これなんだ!!

田中社長に今度会ったら聞いてみようと思います。

皆さんも自分の名前を当てはめてみてください。力が湧きますよ!!

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いまから、ここから、さあて、脳が脱水症状になる前に仕上げないと!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その160:手応え十分!)

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昨日今日と松山市の愛媛県武道館にて行われた

第7回スポーツひのまるキッズ四国大会「道場わっしょい!」

我がスポーツひのまるキッズ協会・原事務局長がまさに全身全霊、持てる全てを注ぎ込んだ新企画は、関係している全ての一人ひとりのお力で無事に終了することができました。

始まった時は、いったいどうなることかとドキドキハラハラの連続でしたが、本当に心の底からホッとしています。

大会 詳細、これにかけるその思いは是非ともこのブログで原事務局長本人より報告していただきますが、大会終了後に、

「いやあ!本当に良かったです。なんせの普段勝てなかった子がここでは強化選手を打ち負かし、チームの勝利に貢献できました! 忘れられない一日となりました」

と言われたとき、

まさしく感無量!

やったぜベイビー(メッチャ古い)でした。

表1(リオ)

先日、このブログ弊社・林役員が自らご紹介させていただいた「リオデジャネイロ五輪観戦ガイド」も連日大好評の、手応え十分!

そして、明日からの新たな挑戦・バスケット大会、で二度あることは…

の手応えも十分!です(笑)

いまから、ここから、己を尽くしてこそ、代え難いやりがいが生まれ、それが自信につながります!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その159:ありがとう!ありがとう!ありがとうございます!!)

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今年もやってきました暑い夏の熱い高校柔道の祭典、金鷲旗。

今回は、ひのまるキッズを8年間続けてきて良かったと思える出来事が立て続けに起こった3日間でもありました。

初日

福岡に到着し、ホテルにチェックイン。約束の会合に出かけようと着替えてエレベーターに向かったとき。すでにエレベーターホールには一組の初老のご夫婦が待っていました。

降りてきたエレベーターが開いた時、そこには坊主頭の高校生で満員。ところがその高校生。目が合った瞬間、すぐに降りてそのご夫婦をご案内したんです。

あまりの素早い出来事に、自分も乗り込むのも忘れていた私。ふと我に返ってそこで再び次のエレベーターをそこに残った学生たちと待っている時、おもわず・・

「君たちどこの学校??」と聞くと、

「はい、M高校です」との返事。

おもわず、

「ひのまるキッズ出たことある」と聞くと、

「はい、2回戦で負けちゃいましたけどずっと出てました」と笑顔で答えてくださいました。

つい出た言葉が、

「ありがとう!」

キョトンとしていました・・・。

二日目

朝、会場について、さあて! と入場すると、立て続けに

「おはようございます!」とご挨拶をしてくるご父兄たち。

少し戸惑っている私にニコニコして、

「お陰様でうちのは〇〇高校で出てるんです!」「うちにはまだ補欠ですけど!」とひのまるキッズに参加してくださった親御さんたちでした。

それから2時間くらいしか会場にはいませんでしたが、トータル30人以上にお声がけいただきました。

「あの時、3位で悔しがっていた子供でしたが、表彰台でメダルをかけてくださったときに『中学で目標ができたね!』って言ってくださり、表彰状を渡すときに私にも 『次(中学)に上がってもしっかり見守ってくださいね』と永瀬さんが言ってくださったことは忘れられません」

なんて言われた時には、舞い上がってしまって・・一言

「ありがとうございます!」

しか言えませんでした。

そして、最終日

ベスト16に勝ち上がった選手たちを見て弊社・林が

「○○は、第2回関東大会で・・、××は第3回の近畿大会で・・」と説明。本当にたくさんのひのまるキッズOBが会場で大活躍。感無量でした。

そして、帰り際、惜しくも敗れたT学園の選手たちとすれ違った時に、

ひときわ体の大きな選手が近寄ってきて、

「こんにちは!」としっかりと礼。よく見ると、近畿大会で活躍し、何度か表彰式で顔を合わせた見覚えのある顔でした。

その時、出てしまった言葉も、

「ありがとう!」

やっぱりキョトンとしていました(笑)

今年で100周年を迎えた金鷲旗にはまだまだ及びませんが、ひのまるキッズも今年で8年。卒業生たちとの再会で、ここまで育ててくださった中学~高校の先生はもちろん、親御さんたちに改めて申し上げたい一言。

ありがとうございます! これからも精一杯続けさせていただきます。

いまから、ここから、さあて、まだまだやりますよ!!!

永瀬義規

ひのまるキッズ六訓

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その158:中大魂③・合計1000歳超の絆)

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夏の3日連休真っ只中!皆さん、海へ山へ、そして道場へ楽しんでいることと思います。

私は・・、

わが柔道部師範の岡野功先生が来られるということと、柔道部常任理事会もあり中大道場に朝から伺っていました。

常任理事会が終わり、13時からの稽古の準備を学生がしだした頃、

続々と現れたのが(失礼)

岡野師範の前後のOBたち・・・。

その数、15名。全員のご年齢を足すと、な、な、なんと1000歳は超えていました!!!

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用意していたパイプ椅子が足りなく、もちろん私を含めたそれ以下の年齢のOBは座る暇もなく先輩方のお世話に奔走していました(笑)

さて、稽古が始まり、柔軟が終了したあたりで、岡野師範より

「せっかくだから、自己紹介でもお願いします」

の一言。

自分たちが現役の時に今の私の年齢だった先輩たちのお言葉を興味津々に聞き入っていましたが、とにかく奥が深い・・・。

内容はここでは書ききれませんが、一番心に響いたのは、最も多かった昭和37年卒業(ちなみに私が生まれた年)の代の主将だった先輩のお言葉でした。

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「私たちみたいな老人が君たちにとやかく言えることはない。ですが、ここにいる同期たちとは卒業後今までず~とつながっています。たぶん、それは普通に中央大学にいっていたらないことでしょう。柔道部で過ごした4年間があってこそこの絆があるんです。君たちもそれを心に刻んでおいてください。君たちの宝はこの『絆』なんです」

まさに、心の底からしみわたる言霊に、学生たちの目つきは今までとは違っていたと思ったのは私だけではないでしょう。

学生時代を入れたら50年以上続いている『絆』。

まさしく、これが中大魂の根源。

用事があって中座をしてしまいましたが、その日の稽古はいつも以上に熱かったに違いありません!!

いまから、ここから、何も言えなくて夏!全員未だ青春真っただ中です!!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その157:選挙行きましたか? 義務と権利を考える・・)

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投票権を持っている皆さん、選挙行きましたか??

私は、今日の投票時間終了ギリギリですべりこみました。

正直、大変お恥ずかしい話、ついこの前まで選挙に参加。。していないほうが多かったような気がします。

でも、会社を興し様々なことを考えるようになって、遅まきながら国民の義務は果たすべきと選挙に参加しています。

それでは、義務って何でしょうか??

簡単に言えば『~ねばならないこと』でしょうか??

そして、その対として出てくる言葉が・・

権利です。

では、権利とは何でしょうか?『~できること』 ??

 

私が経営者になって常に考えていること心がけていること、それは

黒字経営と社員の生活

です。正直、これが8年間で得た結果です。良いか悪いかわかりませんが、自分の幸せは

会社がちゃんと続いて、社員が家族と幸せになっていることだと心の底から思っています。

なので、権利は『会社経営上の最終決定ができる』ことであり、義務は先ほど述べた『会社を黒字にし、社員に約束した給料を支払らわなければならない』ことだと思っています。

ならば・・社員の権利と義務は何でしょうか?

義務については『事業を計画通りに遂行しなければならない』って常に言っています。

では、社員の権利ってなんでしょう? 権利『できること』なら権限とでも言える部分も多いと思います。さて、何でしょう? よく権利を自由と同じように解釈されることもあるようですが、仕事上、自由と権利が全く同じとなったらいったいどうなるのでしょうか??私はとんでもないことになると思います。でも、権限を持たないと義務は果たせないとも思っています。

今、テレビを見ていて投票しない理由に「別に私一人が行っても何も変わらないから・・」という答えが多いです。一昔前の自分もそれに近い考えだったような気もします。

でも、もし選挙に行かなければ罰金となったらどうでしょう?投票率は増えるでしょうね。

そうならない理由は、簡単です。それは社会のルールであり、『当たり前のこと』だからです。そして、この『当たり前のこと』がなされなかったらどうなるでしょうか?

それは、今の自分ではなく、未来の自分やその家族に大きな影響が降りかかるということなんでしょうね。選挙に行かない自由は、未来の自分や家族の生活を守るという責任がべったりついてきているんです。

最後に、会社で義務を果たせなかったらどうなるでしょうか。下記、調べたらこう書いてありました。

義務を果たす、責任を果たす上で、辞めるという選択以外の方法

  1. 一つは「役割を果たすことができなかった」結果、トラブルがまだ解決されていないのであればば、あらゆる手段を使ってそのトラブルシューティングを全力で行う責任(労働時間外、深夜、日曜出勤をしてでも)
  2. 2つめは、そのトラブルの原因をしっかり探り、抜本策を考え、その遂行を行うことで、2度と同じ問題を引き起こさない責任
  3. 3つめは、きちんと詫びを入れて、迷惑をかけている相手に誠意を見せる責任

目的をしっかり持ち、目標を掲げ、そしてそれを達成するため己の責任を果たす。できなかったらできなかった時の責任を果たす。最終権限を持つ経営者としての義務、それは

『責任を果たす背中を見せ続ける』

ことだと今一度心に刻んでいます。

いまから、ここから、私はあきらめない。

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その156;中大魂②4戦4敗で胸を張れる理由)

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先週末、よもやの全日本学生初戦敗退に屈した中大柔道部の後輩たち。

ひのまるキッズ東北大会のため、応援に行けなかったこともあり、とにかく彼らに何か伝えなければ、と、朝一で道場に行ってきました。

とは言え、一番悔しいのは当の本人たち。

一体、なんて言ってよいかと昨夜からずっと考えていました。

そして、2時間の稽古を見て、選手一人ひとりに声をかけたものの、最後に監督がみんなを集めてくださり、さあ一言・・

となっても選手の心を打つような気の利いた言葉をかけることはできませんでした。

職業柄、話すことは得意なほうだと思っているのですが、どうしても母校の道場で彼らに話すときにはなぜか納得のいくしゃべりはできないのです・・。

とにかく言えることは、一つ。

自分を尽くしなさい。

それだけになってしまいます。

たぶん、それは、自分自身がこの道場でそれだけをただひたすら行っていたからだと思います。

思い起こすと、私の大学時代の公式戦は4戦4敗。

なんとも情けない結果です。

でも、この道場で学んだこと、得た親友、先輩、後輩、すべての『絆』が自分自身の体の細胞
一つ一つに刻み込まれ、それがとんでもないパワーを生み、根拠のない(いや、それが根拠?)自信につながっています。

そんな結果しか残していなくても、自分でもわかりませんが、自分の人生の基盤を作ってくれたこの4年間、この道場での思い出のおかげで今までやっていくことができ、それどころか毎日毎日、自信満々で生きていけていると思います。

今まで話した通り、俺は4年生でやっとレギュラーになることができ、それで自分自身の柔道に満足してしまった。振り返れば、公式戦4戦4敗。最低の成績だった。

でも、レギュラーになるため自分の人生をとことん費やしそれを手にした時に燃え尽きることができたこと。まわりからしてみれば本当にちっぽけなことかもしれない。でも、実際、このことがあったから今まで様々なことに挑むことができ、心が折れるかけても折れることがなかった、あきらめずに続けることができた、と胸を張れる。

だから、

まずは目標を掲げ、それを達成するために自分の全てをかけてください。この間も言った通り、それは他人が評価するのではなく、自分自身が評価するのです。審判は自分なんだよ。

お前らみんなの心に手を当てて、毎日毎日、自分判定をしてみてください。何度も言います。判定は自分自身。自分で決めればいい。

ここまでは、今日の言葉、

でも帰路でこうつぶやいていました。

ただ、忘れないでほしい。その夢を持った仲間が周りにいるということ。

それは、決して、同じ内容・レベルの夢でないかもしれない。

でも、夢を叶えようと己を尽くしているということでは、同じベクトルを向いている同士なんだ。そして、その夢が同じ内容になったとき、とんでもないことが起こる・・と俺は信じている。君たちの先輩が達成した『偉業』がその証拠だ!!

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これは次回に取っておこうと思います。でも、ここで言っちゃったら仕方がないのですけど(笑)

いまから、ここから、自分の『夢』への道のりはまだまだ長そうです!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その154:中大魂~君たちの人生は22年で終わるんじゃない!!)

 

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本日、日曜の朝、監督に『手短にね』と念押しされて稽古後に後輩たちに一生懸命語りました。

君たちの中で自分で学費を払っている人はいますか?
いないということは、少なくてもみんなはご両親、もしくはどなたかに学費を払ってもらってきている。

では、その学費を払っている人(ご両親)は、なぜ君たちを中大に入れたと思いますか?

そこそこの学歴をもってもらいたい?
柔道でもっと実績だしてもらいたい?
卒業していい会社に就職してもらいたい?

全て正解かもしれません。でも、俺が思うに一番は、

それは、

立派な人間になってほしい

ということでないでしょうか???

人生は大学卒業までの22年間で終わるわけではない。

むしろ、大学卒業してからの方が倍以上ある。

だから、ご両親は大学を卒業して、立派な社会人になり、
いい家庭を築き、子どもを育てていくという人生~普通~をしっかり、
そして、できれば少しだけ周りより良い環境を手にしてほしいから
中大を選んでくれたのだと思います。

立派な人間が目的。

ならば、その目的を達成するために中大柔道部に入っての君たちの目標とはなんだろう。

個人差はあるのは、当たり前。そして、誰もが努力してその目標を達成するわけではない。

そして、その努力をしたかしなかったかは、本人が一番よく分かっているし、それがわからなければ、話にもならない。

今日、言いたいことは、わが校で柔道をやる限り、自分の目標に向かって常に最大限の努力をしてほしいということです。

毎回、寝る前に、「今日の俺はとことん己を尽くせたか」と自問自答をしてください。

判定は自分自身でしてください。

我々OBは、君たちのその姿で元気をもらっています。

結果はついてくるものです。

俺が母校に来る理由。応援する理由は、

今の自分があの時に負けていないかどうかを確認し、今一度自信を再確認するためでもあるんです。

目的→立派な人間
目標→日本一
立派な人間とは→当たり前のことを当たり前にできるということ。

日本一になるということが素晴らしいのではない、
日本一という目標に己の力を最善活用するということが素晴らしい。

そして、その努力が自分自身の自信につながり、その内部からにじみ出る自信がオーラとなるのです。

来週の全日本学生の時、私はひのまるキッズ東北大会で弘前にいます。

自分自身が納得する試合をしてください。
OBたちを感動させてくれる試合をしてください。

そして、何度も言います。

君たちの人生はこれからです。
その荒波を乗り越えるべく、まさに今、努力をし続ける稽古に己を尽くして尽くして尽くしまくってください。

弘前で親友としっかり応援しています。

白抜き

どこまで響いたかはわかりませんが、約20分間、彼らの目の輝きは私にとって誇れるものでした。

いまから、ここから、私も帯を締めなおします.

永瀬義規