いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その143:兄弟の絆)

井上兄弟

今年の1月に宮崎で行われたひのまるキッズ九州大会に講師として参加してくださった井上兄弟。

未曽有の大寒波で凍り付くような道場でしたが、指導、講話と絶妙な呼吸で子供たちを魅了してくださいました。

兄の背中を追いかけ、最後は自ら世界のトップに立った弟・康生氏の素晴らしさはもちろん、いつもニコニコとしつつ、偉大なる弟を陰ながらしっかりと支えていた兄・智和氏のいまだ変わらない仕草に熱いものを感じていたのは私だけではなかったと思います。

兄弟で同じスポーツを行い共に成長するケースは少なくないと思います。

特に、柔道は道場に通うお兄ちゃん、お姉ちゃんを追いかけるように弟、妹が入門し、共に切磋琢磨していく環境が整っているように思えます。

現にひのまるキッズでも多くの兄弟、姉妹出場が見られます。ついこの間も、会場で試合に負けた弟にお兄ちゃんが「負けても泣くな! 泣いたらマナー賞もらえないぞ!」と自分がべそをかいて励ましている姿に感動していました・・。

多くのケースで、下の方がいい成績を上げるような気がします。でも、ある意味、上が一番身近にいたから目標設定が明確になり、時には先輩として、時にはライバルとして、切磋琢磨できる分、弟、妹の方が気が楽で伸びるのかもしれません。

昨日、今日と福岡で開催された日本柔道界の最高峰イベント・日本選抜柔道選手権大会。

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かつて井上兄弟が決勝を争ったこのステージにも兄弟・姉妹での出場が見られました。その中で、100kg級と90kg級に出場した小林兄弟。共に優勝者に敗れてしまいましたが、試合後、母校の埼玉栄高校・本松先生を中心に行った会食では息の合った会話に思わずホンワカしてしまいました。

しかし、この写真。

普段はあまり似ていないなぁ・・と思っていましたが、写真の二人の笑った口元はまさに同じ!!

そして、柔道も得意技の内またを中心に思い切った勝負をかけるパターンはうり二つ。

冒頭の井上兄弟の表情と共に、まさしく切っても切れない兄弟の絆をしっかりと実感できたと共に、これからひのまるキッズで遭遇できる兄弟姉妹の様々なシーンを想像しワクワクしています。

いまから、ここから、絆に乾杯!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その142:メダリストだから礼儀正しいのではない。礼儀正しいからメダリストになれたんです!)

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今日、実家に帰ってちょっと探し物をしていたら、懐かしい写真がたくさん出てきました。

その中で、思わず見入ってしまったのが、アトランタとシドニー五輪の一枚、一枚。

そして、以前も話したかもしれませんが、それぞれのショットが

確かに、そうだよね・・・。

ということを思い出させてくれました。

両大会とも私の立場は、サブプレスアタッシェといって日本選手団の広報責任者の一人、
と言ってしまえば恰好いいのですが、いわゆるすべての競技において選手のインタビューや
記者会見などを現場でハンドリングする『仕切り屋』さんでした。

その仕事の中で、まず最初の大仕事が、各競技の代表もしくは全選手を集めての記者会見の司会(右端にいます)でした。

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まずは、選手それぞれを紹介し、団長か監督に代表のあいさつ、事前にリクエストがあれば、その選手のインタビューと流れるのですが、競技によって(すみません)質問があまりでなく、こちらが選手を指名して何か話をさせることも時々ありました。

時効ということで勘弁してください・・。

柔道選手以外はあまり勉強不足の私にとってはそれが一番大変。期待の高い選手を無難に指名できれば良いのですが、正直、競技によっては全くわからないこともありました。

でも、そんな私が指名した選手。実はほとんどがメダリストとなって、大会後の記者会見で再会できたのです!!

その時の、指名した理由。

それは、二つの理由がありました。

一つは、オーラがあったこと・・。

そして、もう一つは、礼儀正しかったこと、なのです。

大会後、ありがたいことに講演なんぞに呼んでいただいた時に話すのがこのこと。

でも、その時はこう言ってました。

「私が指名した選手、メダルを取るんです。指名した理由?オーラがあって礼儀正しい、それだけですよ。やっぱり、メダルを取るくらいなんで、しっかりとした礼儀礼節をみにつけているんですよ!!」

月日が流れて、今、ひのまるキッズをやっていて今は自信を持って、胸襟を思いっきり開いて言えることがあります。51回続けてきて、参加者の成長を見守ってきたからこそ言える事実です!!

メダルを取るくらいの選手だから礼儀正しいのではないです。

礼儀礼節を重んじ、当たり前のことを当たり前にできているから、メダリストになれたのです!!

冒頭の写真はシドニー五輪の柔道金メダリストたち(とおまけの私)。
16年後の今、彼らがそれをしっかり証明してくれている・・と信じています(笑)

さあて、4月からの関東大会を皮切りにひのまるキッズが始まります!!

いまから、ここから、全国のお父さん、お母さん、真実は一つです!

永瀬 義規

ひのまるキッズ六訓

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その141:終わりは、始まり~社会に羽ばたく後輩たちに贈る言葉)

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卒業式のシーズンです。

FB友達のタイムラインでも、お子さんの、教え子の、自身の、たくさんの
方々がこれまでの感謝、今後の抱負など様々な思いをアップしています。

昨日、母校・中大柔道部でも卒業生と新入生と一緒に歓送迎会を実施。

前主将の旅立ちの言葉を聞いて「こいつらにもっとできたことがあったのではないか?」
と反省し、監督の紹介を聞きながら新入生たちに「彼らが卒業するまでにはこうしないと」
と改めて思いを固め・・と恥ずかしながら毎年同じことと思っているなぁ、という気持ちと同時に
頭の中に強く浮かんだ言葉がありました。

終わりは始まり

小学校6年、中学校3年、高校3年、そして今では大学の4年を多くの人がその期間で教育を
受け、それぞれのタイミングで入学、卒業を迎えています。

始まって、終わる・・・。

いや、荒っぽい言葉で言うと(義務教育はもちろん、いまや大学も)始めさせられて、終わらせられる、ともとれます。

しかし、それは社会人になって劇的に大きく変わります。

それは、

始めるのも終わるのもすべて自分で決める。つまりすべてが自己責任ということです。

私自身、大学を卒業して社会人になってから、多くの人に恵まれたことをバックに、人生を自分の好き勝手に生きてきました。

そのことで、たくさんのことを得て、たくさんのものを失いました。

全ては自己責任。この人生に反省はありますが、後悔はありません。でも、決して人に勧められたものでもありません(苦笑)。

ただ、良くても悪くても胸を張って言い切れることは・・、

これまで、一度決めたことを妥協してやめたことはない! ということです。

つまり、終わるときには自分自身十分納得して終わり、次を始めることができた、ということです。そこに妥協はありませんし、人のせいにしたことはありません。

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~今春、社会に旅立つかわいい後輩たちに伝えたい事~

これからの人生、起きること全て責任は自分にあります。誰がどう言おうが、何をしようが、してくれなかろうが、そんなことは関係なく、全てが自己責任です。

その中で、これだけは心掛けてください。

終わるとき、辞めるとき、そう思ったとき、こう自分自身に問いかけてみてください。

おい、お前、本当にそれでいいのかい? もうちょっとやれるんじゃないのかい?? 学生時代にあんなにきつい稽古に耐えられたのに、もう終わっちゃうのかい??? お前はそんなもんじゃないよね???? いまから、ここからだよ!!!!!

頑張って人に認められることより、気張って己自身を誇りに思える人間になってください。

全ては自己責任、そして自分の評価は自分自身でしていいんです。何かあったら苦楽を共にした仲間が必ず支えになってくれます。

『はじめ!!』

学生という修行期間は終わりました。あとは、社会という畳の上に上がって目に見えないすべてのものに勇気をもって挑みましょう!

いまから、ここから! 君ならできる!!!

永瀬 義規

白抜き

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その139:物心ともに豊かな人生)

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与えられた仕事を
天職と思い、その仕事を
好きになる努力をし、
さらに打ち込むことで、
物心ともに豊かな人生を
送ることができるのです
稲盛和夫(京セラ名誉会長)

先日、ひのまるキッズの協賛社社長のFBにアップされていた言葉。

社会人となって、最初の職業である編集者から始まって、いくつかの
転職を繰り返した自分ですが、すべて自分の好きなこと、思い通りの
ことをしてきました。

もちろん(特に会社を興してからは)、すべてのステージであらゆる
困難に遭遇しましたが、その時々で支えてくれた家族、仲間に助けられ
何とか切り抜けることができました。

そして、いまから、ここから、ってさらに打ち込むことができることを
本当に幸せだと感じつつあります。

今、まだまだ物的には豊かとはいえませんが、少しずつですが、心的には
豊かな日々を送れている実感があります。

物心ともに豊かな人生

それがどういう人生かまだ分かりませんが、少なくても死ぬときに
「あ~あ、俺の人生面白かったな!」
って思えるように与えられた天職、ひのまるキッズ事業にさらに打ち込み
打ち込み、打ち込みまくろうと思っています。

いまから、ここから、打ち込みコンテスト満点を目指して(笑)

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その138:51回で得た宝)

入来院君最後の礼2

先週、無事成功裏に終了することができたスポーツひのまるキッズ近畿大会。

写真は、大会最終試合となった6年生男子無差別決勝の試合終了時の礼。

大会のエンディングにふさわしい、優勝した入来院君のこの礼。

観ていて、心の底から熱いものがこみ上げ、言葉では言い表せない充実感を覚えました。

話は変わって・・・、

先日、クラウドファンディングの支援者を精査していると、なんと、ひのまるキッズのスポンサー企業の役員たちが当たり前のように名を連ねているのに驚きました。みなさん、本当にありがとうございました!!

さて、そのうちの一人で、これまで、あらゆる場面で相談にのっていただいている方に先日、こう言われました。

「永瀬さん、ひのまるキッズは何回になりました? え、トータル51回。こりゃ、何事にも代えられない宝だね。私も当社でイベントをやるときには必ず『第〇回』って入れて始めるんです。そうすると続けなければならないと目標を立てる。そして続けているうちに途中でくじけそうになっても何とかやめなくてもよくなる、それはね、何事にも代えられない何かがそこに生まれるからです。

協賛社だっていつも(業績が)良いわけじゃない。でも続けてその数が増えてくると自然に悪いところが出てきたら、良いところが代わりに助けてくれる。そんなもんですよ。だから、ひのまるキッズも絶対に回りがつぶしませんよ、絶対に!」

そして、次の目標を聞かれ、

トータル100回!!
そして、全都道府県に一つの『ひのまるキッズイベント』の開催

と私が答えたとき、

そりゃ、良いですね! 絶対にできますよ!!!

と真正面から私の顔をみたその吸い寄せられるような笑顔に、グーンと自信が沸き上がってきました!!!

そして、改めてその『宝』ってなんだろう・・と考えようとしたとき、頭の中を一杯にしたのが冒頭の入来院君の礼だったのです。

入来院君最初の礼2

もちろん、彼は彼の道場で先生に

『将来、周りから敵対視されるような選手では無く、皆から愛されて応援して頂ける選手を目指そうと、また周りの人からも目標にされる選手になろう』

と指導を受けているそうです。なので、ひのまるキッズに出たからだけでそうなったわけではないと思います。

でも、彼のこの礼。

ひのまるキッズにおいては、彼の他を寄せ付けない群を抜いた強さ以上に、会場の皆さんに注目され、認めてもらっているのは周知の事実です。我々にとって何事にも代えられない宝です!

51回続けて得た宝。

いまから、ここから、これからもっともっとたくさんの宝を掘り当てるかと思うとゾクゾクします!はい。

追伸

1年生の時の入来院くんとお母さん。五年後の今を想像できたでしょうか?そして、こらからの5年後も素晴らしい未来が待っていることを祈念しております!!!

入来院君1年生

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その137:ひのまるキッズ六訓)

ひのまるキッズ六訓

今日の第6回近畿大会で、ひのまるキッズも通算51回目を迎えることとなりました。

4月の関東大会は8回目。

第1回関東、東海、九州に出場した6年生が、もう大学生となります。

嬉しいことに、各方面からの注目をいただき、その時に『未来の五輪メダリスト発掘』みたいに取り上げられることに少し違和感があることは確かですが、実際、ひのまるキッズの卒業生が活躍しているのも事実。

素直に、彼らの活躍を応援することにしています。

そんな中で、特に嬉しいことは、ひのまるキッズで入賞していなくても柔道を続け中学、高校になって会場でお会いできた時、そして、8年前にマナ-賞をとった選手が、今や、全日本ジュニアのトップにいることがわかった時・・・、本当にやっていてよかったと思います。

そこで今回・・・、

満を持して、これまでずっと温めてたことを発表します。

ひのまるキッズ六訓です。

我々が常に掲げている『当たり前のことを当たり前にできる人間育成』に大切な道場五訓に、私が毎回叫んでいる“いまから、ここから”の精神を加えたこの六訓。

何も、これを偉そうに大上段から言い続けるのではなく、我々ももっと自分自身を律し、参加する親子の目線になって、地元の行政、企業の応援をいただき、全国の道場の先生たちと共に精進していきたいと思っています。

そして、将来、ひのまるキッズに参加した子供たちが親となって、会場に戻ってきてくれる時まで・・

事業をもっと足腰の強いものとしていくためにも、愚直に己を尽くしていこうと思っています。

ひのまるキッズ六訓

かわいがってやってください!!

どうか、よろしくお願い申し上げます。

永瀬 義規

白抜き

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その136:勇気をもって、誰よりも先に、人と違ったことをする)

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Be daring (勇気をもって)
Be first(誰よりも先に)
Be different(人と違ったことをする)

ひょんなっことから久しぶりにOFFとなった日曜日。
昨夜からの強風を理由にそれなら家でできることを!
とたまった家事をやっつけていたら、クライアントからのアポイントメントの依頼ライン。
ちょっと、お待ちを・・
と手帳を広げたら、パラパラと落ちた一枚の付箋。
そこに書いてあったのが冒頭の言葉でした。

8年前に会社を立ち上げる時に、何かを見たか読んだかで、急いでメモったこの言葉。

偶然にも先日テレビの番組で力道山のコメントが紹介されていたその言葉に対して、
意味合いでは全く同じことだと、改めて感じました。

でも、8年前、自分は何をもってこの言葉をメモしたのか・・正直覚えていません。
たぶん、会社立ち上げで様々なことに不安になっていた時に出会った言葉だったと
思います。

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力道山は、「男が人の上に立って成功するには!!」って力説し、
それを彼なりの成功者の哲学としていたと思います。

ひのまるキッズのやるべきこと、我々が推進する事業は、弊社幹部の原くんが
このブログで常に力説していること、

当たり前のことを当たり前にできる子供の育成

を掲げています。

もちろん、その通りです。

でも、我々はそこに、スポーツを通じてこのことを全うすることを、人たちを、
企業を、社会を応援するためにまずは資金を集め、彼らに最高の環境を提供することを生業(ビジネス)とする。これが、やっていることの主軸です。

かつて、よくあった光景・・・。

弊社の理念に共鳴し、ひのまるキッズ協賛の営業を買って出たサッカー
青年が入社し、一緒になって行動をしてくれた時のことです。

「社長、○○に行ってきました」
「そうですか、で、どうでした」
「はい、私の話を一生懸命聞いてくれ、感動してくれました」
「それは良かったです。で、協賛はどのくらいしていただけそうでしたか??」
「えっと、そこまでは話ができませんでした」
「ん???」

数年前の出来事ですが、この方は残念ながら約1年少しで辞めてしまいました。

良いことをやってます。

社会に役立てることだと思います。

でも、それにお金が絡むと一瞬にして継続のハードルがグ~ンと上がってしまい
『無理』になってしまいました。ならば、その『無理』をなんとかしようと、
前回ブログの『無理撲滅運動』、進めていき、まずは少しでも今よりできること
前に進めることを書き出しています。

そんな中で、ポロッと落ちたこのメモ・・。

これは、

おいおい永瀬よ! そうなんだよ! お前たちがやっていることは並大抵のことではない。
でも、勇気をもって、誰よりも先に人とは違ったことをしなければ世の中は変えられない。

力道山さんも、

こら、永瀬、男だったら、過去に誰もやったことのないことを前のめりにぶっ倒れるまで
やり続けて成功させてみろ!

と言ってくれたんだと思うようにします。

いまから、ここから、Be NAGASEs って未来に残せることを志して!

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その135、『無理』撲滅運動開始します!)

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今までの人生の中で、忘れることのできない瞬間の一つがこの写真。
母校が東京学生で初優勝を決めた写真です。
その瞬間、後輩たちのことながら我が事のごとく、日本武道館の天井を突き破るかのポーズに
その喜びは写りだされています・・。
もう17年も前のことですが、この瞬間は本当に忘れられません。

そして、その翌月、もっと忘れられないことが起こりました。
それは、優勝絶対で臨んだ全日本学生でのまさかの準決勝敗退・・・。
優勝祝賀会として予約していた会場で、司会をしながら溢れ出る涙を抑えることはできませんでした。
無二の親友A君の最初で最後の涙を見たのもこの時でした。

翌年の春、卒業式を終えた後輩から歓送迎会にて言われました。

あの時、先輩に
「俺はお前らに何にもしてあげれなかった。もっともっとできることがあったのに、
自分がオリンピックやら全柔連の仕事やらで忙殺されて、言い訳をして、できることをやらなかった。
本当にごめんね。本当にごめんな」
って言われたとき、あんなに一生懸命応援してくださった先輩がまだそんなふうに思っている。俺たちは本当に感謝しているのに・・。自分自身はどうなんだ・・・。
自分は本当にもっともっとできることがあったのではないか??
どこかで、
『ここまでやったんだけど、もう無理だよね』
って妥協してたんじゃないのか?と思いまだ頑張る気力が生まれました。
ありがとうございました!

8年前、14人の仲間と会社と立ち上げた時、
7年前、ひのまるキッズを始動させた時、
6年前、開催を8か所にした時、
5年前、大きな収入源であった事業を放出し、収益構造が崩れた時、
4年前、資金がいよいよ立ち行かなくなり自分の財産のほとんどを失った時、
3年前、個人的に何もかも失った時、

不思議と、もう無理かも、と思っても無理だ辞めよう、と思わなかった。
この後輩の言葉を聞いたとき絶対にあきらめたり妥協したりはしない、と決めたから・・だから常に

できるまでやる!

って進めていき、今、何とか想いが形になり、ひのまるキッズのやるべきことが見え始めてきたように思えます。

最近、よく回りから聞こえてくることが、

人がいない、時間がない、〇〇だから・・

無理です

というコメント。

もちろん、精一杯やっているところからの発言なので、経営者として真摯に受けとめ、スタッフに無理をさせない、そう思わせないような環境を作り、気持ちよく仕事をしてもらうのが自分の役目と思っています。

ただ、

無理とは、

理を欠くこと。
道理に反すること。「―が通れば道理が引っ込む」「君が怒るのは―もない(=もっともだ)」。理由が立たないこと。 「―な願い」
行いにくいのに、押してすること。 「―をして出掛ける」

ということらしい。つまり、無理は決して不可能とか、できないといっているのではない、とも思えば・・・、

うん今は無理、でも不可能でもどうしてもやりたくないことでもなんだよね。だから、可能にし、できるようにするにはどうしたらいいか・・、
私には無理でも、我々なら無理じゃないって思えるにはどうしたらいいのか、鼻血がでるまで挑もうよ!

と、言い続けようと思っています。

無理撲滅運動

開始します。

いまから、ここから、深い絆をもって不可能を可能に!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その134:なんてったって、アイドル(^^♪)

九州大会6年連続表彰

通算50回目にして、宮崎では最後の開催となってしまった第7回九州大会。
先週のここでも書きましたが、井上兄弟をはじめとする講師陣に本当に感謝しています。

そして、この50回、人生かけて7年間、一生懸命ひのまるキッズを進めていき、失ったものも本当に多いのですが、得たもの、わかったことも同じくらいありました。

当たり前のことを当たり前にする

それができた子供たちが親に、そして講師をはじめとする大人たちに認めてもらえる場、
それがひのまるキッズだということも、回を重ねることで確信をもった信念となっています。

ですが・・・

そんな大義や信念、歳月やスケールにこだわらず、いやそんなことは引き飛ばす如く
みんなの気持ちが一瞬にして一つになった瞬間が冒頭の写真です。

6年連続表彰で、6名のひのまるキッズたちが表彰され、井上康生講師と記念撮影。

上がってきた写真を見た瞬間。

いや~、まいったね。康生に一本負けだよ。

と、心の底から思える全員の笑顔がここにありました。

見てください。

表彰を受けた6名はもちろん、向かって左側の子どもたち、右側の行政、協賛社の大人たち、

全員の目、表情が見事なくらい輝いている最高のワンショットですよね!!

写真を見るたびに、私の頭の中では、あの小泉今日子さんの歌がこだまし続けています(笑)

なんてったって、アイドル、なんてったて、ヒーローなんです!

私が井上康生と会ったのは、彼が小学生の時、もちろんオーラはありましたが、
彼の特徴は強さ以上に非常に礼儀正しかったということ。

そして、これまで参加してくれたひのまるキッズの中でも彼に負けないオーラをもち、
当たり前のことを当たり前にできているたくさんの子どもたちに多くの感動をいただいています。

第二、第三の井上康生を出すために、我々ができること。

言葉にしなくても、もういいですね!!

いまから、ここから、負けませんよ!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その133:最後の宮崎大会に花を添えてくれた兄弟の絆)

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2017年1月24日。7回続いたスポーツひのまるキッズ九州大会in宮崎は幕を下ろしました。

その日、九州は何十年ぶりの極寒に見舞われ交通がマヒ状態になり、
福岡や熊本からの参加者が出場を断念するということになったものの、
会場に集まったひのまるキッズたちにとっては、生涯忘れることのできない
一日になったと思います。

それは、

史上最多の講師陣の中に、地元のスーパースター・井上康生の姿があったからです。

いや、子供たちというよりも・・・

親御さんたちにとっても、生涯忘れることができない一日になったかもしれません。

前日の練習会からいつもとは全くちがう会場の雰囲気。

まず、普段は

『ご父兄の皆さん! 明日の本番ではもちろん、今日も道場のそばでお子さんたちの
応援をしてください!!!』

といっても観客席から降りてくる人はほんの数人。

でも、今回はとにかく近くで康生先生の姿をみようと(笑)、本当にたくさんのご父兄で
道場の回りは囲まれ、

最後の記念撮影の時のシャッターを押す表情には鬼神のごとく迫力を感じました(失礼)

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でも、私が今回、何よりも印象に残ったのは、いつでも、どこでも、兄を慕う康生、
弟を立てる智和という構図でした。

兄の技の説明に自ら受けに立ち、何度も投げられる弟。

弟のインタビュー時には自ら仕切って弟が話しやすい状況を作り出す兄。

そして、共に両親への愛情を惜しみなく語っている姿に思わずウルっときてしまいました。

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親子の、兄弟の、家族の固い絆をいるだけで感じさせてくれた二人。

昨年、天国に旅立った『ひのまるキッズ九州大会の生みの親』故・岩田勝彦氏もきっと
空の上から、

『うん、うん、よかよか!!』

と言ってくださっていると思います(合掌)

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そして、この二人・・・

翌日のお礼のメールがほぼ同じタイミング!!

もちろん、兄・智和のほうが先だったことをご報告いたします(笑)

いまから、ここから、絆絆絆!!! です。

永瀬 義規

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