いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その138:51回で得た宝)

入来院君最後の礼2

先週、無事成功裏に終了することができたスポーツひのまるキッズ近畿大会。

写真は、大会最終試合となった6年生男子無差別決勝の試合終了時の礼。

大会のエンディングにふさわしい、優勝した入来院君のこの礼。

観ていて、心の底から熱いものがこみ上げ、言葉では言い表せない充実感を覚えました。

話は変わって・・・、

先日、クラウドファンディングの支援者を精査していると、なんと、ひのまるキッズのスポンサー企業の役員たちが当たり前のように名を連ねているのに驚きました。みなさん、本当にありがとうございました!!

さて、そのうちの一人で、これまで、あらゆる場面で相談にのっていただいている方に先日、こう言われました。

「永瀬さん、ひのまるキッズは何回になりました? え、トータル51回。こりゃ、何事にも代えられない宝だね。私も当社でイベントをやるときには必ず『第〇回』って入れて始めるんです。そうすると続けなければならないと目標を立てる。そして続けているうちに途中でくじけそうになっても何とかやめなくてもよくなる、それはね、何事にも代えられない何かがそこに生まれるからです。

協賛社だっていつも(業績が)良いわけじゃない。でも続けてその数が増えてくると自然に悪いところが出てきたら、良いところが代わりに助けてくれる。そんなもんですよ。だから、ひのまるキッズも絶対に回りがつぶしませんよ、絶対に!」

そして、次の目標を聞かれ、

トータル100回!!
そして、全都道府県に一つの『ひのまるキッズイベント』の開催

と私が答えたとき、

そりゃ、良いですね! 絶対にできますよ!!!

と真正面から私の顔をみたその吸い寄せられるような笑顔に、グーンと自信が沸き上がってきました!!!

そして、改めてその『宝』ってなんだろう・・と考えようとしたとき、頭の中を一杯にしたのが冒頭の入来院君の礼だったのです。

入来院君最初の礼2

もちろん、彼は彼の道場で先生に

『将来、周りから敵対視されるような選手では無く、皆から愛されて応援して頂ける選手を目指そうと、また周りの人からも目標にされる選手になろう』

と指導を受けているそうです。なので、ひのまるキッズに出たからだけでそうなったわけではないと思います。

でも、彼のこの礼。

ひのまるキッズにおいては、彼の他を寄せ付けない群を抜いた強さ以上に、会場の皆さんに注目され、認めてもらっているのは周知の事実です。我々にとって何事にも代えられない宝です!

51回続けて得た宝。

いまから、ここから、これからもっともっとたくさんの宝を掘り当てるかと思うとゾクゾクします!はい。

追伸

1年生の時の入来院くんとお母さん。五年後の今を想像できたでしょうか?そして、こらからの5年後も素晴らしい未来が待っていることを祈念しております!!!

入来院君1年生

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その137:ひのまるキッズ六訓)

ひのまるキッズ六訓

今日の第6回近畿大会で、ひのまるキッズも通算51回目を迎えることとなりました。

4月の関東大会は8回目。

第1回関東、東海、九州に出場した6年生が、もう大学生となります。

嬉しいことに、各方面からの注目をいただき、その時に『未来の五輪メダリスト発掘』みたいに取り上げられることに少し違和感があることは確かですが、実際、ひのまるキッズの卒業生が活躍しているのも事実。

素直に、彼らの活躍を応援することにしています。

そんな中で、特に嬉しいことは、ひのまるキッズで入賞していなくても柔道を続け中学、高校になって会場でお会いできた時、そして、8年前にマナ-賞をとった選手が、今や、全日本ジュニアのトップにいることがわかった時・・・、本当にやっていてよかったと思います。

そこで今回・・・、

満を持して、これまでずっと温めてたことを発表します。

ひのまるキッズ六訓です。

我々が常に掲げている『当たり前のことを当たり前にできる人間育成』に大切な道場五訓に、私が毎回叫んでいる“いまから、ここから”の精神を加えたこの六訓。

何も、これを偉そうに大上段から言い続けるのではなく、我々ももっと自分自身を律し、参加する親子の目線になって、地元の行政、企業の応援をいただき、全国の道場の先生たちと共に精進していきたいと思っています。

そして、将来、ひのまるキッズに参加した子供たちが親となって、会場に戻ってきてくれる時まで・・

事業をもっと足腰の強いものとしていくためにも、愚直に己を尽くしていこうと思っています。

ひのまるキッズ六訓

かわいがってやってください!!

どうか、よろしくお願い申し上げます。

永瀬 義規

白抜き

お持たせしました! 『スポーツひのまるキッズ通信Vol.05』ようやくできました!

IMG_5344

いやぁ、本当に難産でした。
2015年度2冊目の、スポーツひのまるキッズ通信。
年末に発行する予定だったのですが、
年明けどころか、気がついたらもう2月中旬。
いろいろな作業が重なり、
次から次にやらなければいけないことが舞い込み、
それとはなしに、後回しにしてしまっているうちに……。
いやぁ、時の経つのって、ホントに早いですよね。
……と、まぁ、これは言い訳なんですけどね。

お待ちになられていた皆さま、
遅くなってしまい、すみませんでした。
m(_ _)m

というわけで、ようやくでき上がった『ひのまるキッズ通信』。
内容としては、昨年の夏に行なった
『復興応援プロジェクト 親子夏合宿 in 宮城のレポート』、
そして、主要柔道衣メーカーさんにお集まりいただいた
『柔道衣を考える』座談会を二本柱に、
ひのまるキッズ応援企業のご紹介や、
2016年度のひのまるキッズの大会スケジュール等々、
盛りだくさんの内容となっています。

全国の道場、そしてひのまるキッズ会員の皆さんのお宅に、
直接送付しておりますので、ぜひご覧ください!
近畿大会以降のひのまるキッズの大会でも
参加者の皆さんに配布していきます。

スポーツひのまるキッズのホームページでも
近日、アップいたしますので、そちらもお楽しみに。

http://hinomaru-kids.jp/judo/tsushin.php

以前、『柔道衣を考える』座談会を行なった直後のブログで、
「柔道衣を洗う際に、柔軟剤はNG」というお話をお伝えしたところ、
かなりの反響があったのですが、
今回、柔道衣をテーマに座談会を行なった一番の目的は、
勝負に勝つために、相手が持ちづらい柔道衣を着るなんてことは、
絶対に考えてほしくない。
指導者はもちろんですが、選手にも、
なぜIJFが、柔道衣に関する細かなルールを決めたのか、
ということを考えてほしいと思ったからです。

IJFは、次から次に、ルールを変更しています。
たしかに、いくつかの変更点に関しては、
「やりすぎではないか」と感じるものもあります。
ルールによって、柔道自体に変容が生じていることも否めません。
下穿きを直接つかんだら「一発反則負け」なんて、
手内股(掬い投げ)を得意としていた小柄な選手にとっては、
「死活問題」と言えるほどのルール変更だったと思います。
ルール変更により、失われた技もあります。

でも、IJFがやろうとしていることは、
柔道の魅力、柔道の面白さを引き出そうということ。
そのためにどうしたらいいのかと考えた末に導き出した
ルール変更であるということは間違いありません。
柔道衣のルール変更に関しても、
目的は、柔道の魅力を引き出すこと。
それだけははっきりしています。

日本においても、
「勝つため」に、相手がつかみづらい柔道衣を、
試合で着ていたという方もいると思います。
それが当たり前だった時期もあります。
でも、その結果、どんどんエスカレートして、
組み合うこともできないような柔道衣まで出てきて、
柔道自体が変容してしまった。
ルールが柔道を変えたのではなく、
ルールがなかったために、柔道自体が変わっていってしまった
という事実もあると思います。

お互いに組み合い、技を出しあう。
持ちづらい柔道衣で、相手に技をかけさせないのではなく、
手首の使い方や体さばきといった柔道本来の技術を使い、
もっと奥の深い、もっと魅力あふれる柔道になってほしい。
『柔道衣を考える』という座談会には、
そんな思いを込めています。

ひのまるキッズ事務局 林 毅

柔道普及を考える

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

2020年の東京オリンピックに向けて、テレビCMを見ていても、日本全体でスポーツへの関心が高まっているのを感じますよね。。

それぞれの競技団体では、この東京オリンピックに合わせて挙って競技力向上に取り組んでいるのではないでしょうか。

また、競技団体だけではなく、国の政策としても、この世界的スポーツの祭典である自国開催のオリンピックを一つの大きな契機ととらえ、様々な角度から、どうオリンピックを利用すべきかということを考えています。

競技団体は、競技力向上の先には、オリンピックでメダル獲得することで、多くの人たちに対して最高のPRの機会となりますし、競技人口の増加を見込むことが出来ます。

一方、国としては、一つでも多くの競技が活躍することで、国民のスポーツへの関心が高まり、これまでスポーツに関心が薄かったような世代も含めてスポーツを通じた健康増進や地域活性化、国際貢献などを視野に入れています。

柔道普及を考えれば、東京オリンピックでメダルラッシュが実現し、スター選手が出てきてくれることで、柔道をやってみようと思う子どもが増えることは、これまでのオリンピックでも実証されていますので、間違いないことだと思います。

ただ、これだけでは、これまでのオリンピック後の現象と何も変わらないのではないかと思うのです。

なぜなら、オリンピックはきっかけでしかないからです。

柔道をやってみようと思った子どもたちが、初めて柔道を始める場所であろう道場や学校の部活で、柔道の素晴らしさや楽しさをしっかりと伝えられたとしたら、どうでしょうか?

そして、親御さんたちにとっても、我が子が柔道を通して健やかに、そして人間的にも逞しく成長していることを実感してもらえたら・・・。

柔道は、これまでのオリンピックでも結果を残し、沢山のスター選手も輩出してきました。

きっとこれまでも、オリンピックをきっかけに柔道を始めた人もたくさんいると思います。

それでも、柔道人口が減少傾向にある今、しっかりと柔道の有り方を考え、4年半後に訪れるこれ以上ない、柔道普及のきっかけの時に備えなければと感じています。

 

オリンピック代表決定まであと2カ月。代表候補の熱い戦いに注目!

原沢選手

先週末はグランドスラム・パリが行なわれ、
リオデジャネイロ五輪の代表を目指す日本の選手たちが
熱い戦いを見せてくれました。

代表を目指す選手たちにとっては、
先週末のグランドスラム・パリ、そして、
来週末19日~21日に行なわれるグランプリ・デュッセルドルフは、
本当の意味での“正念場”の大会。
その結果により、オリンピック代表の座に大きく近づくか、
あるいは、遠のいてしまうのかが、
決まると言っても過言ではないかもしれません。
当然、選手たちは、そんなことは「百も承知」だと思います。

グランドスラム・パリでは、
そのプレッシャーに打ち克ち、
自分のパフォーマンスを発揮できた選手もいれば、
逆に力を出し切れなかった選手もいました。

勝負の世界は“非情”だなぁと、
つくづく思います。
4年に一度のオリンピックイヤーには、
とくに強く感じます。

4年前のロンドン五輪が終わった時点で、
いや、もっと言えば、ロンドン五輪の日本代表が決まった時点で、
リオデジャネイロ五輪の代表争いは始まっていました。
そして、約3年かけて出揃った代表候補が、
昨年11月の講道館杯、そして、今回のグランドスラム・パリ、
そして、来週末のグランプリ・デュッセルドルフで
篩(ふるい)にかけられ、最終選考の場である、
全日本選抜体重別(男子100kg超級は、さらに全日本選手権)
に向かうわけです。

でも、選抜体重別は、最終選考の場であっても、
その結果だけで、代表が決まるわけではありません。
むしろ、それまでの大会、つまり、
このパリとデュッセルドルフ、2つの国際大会の結果で、
ほぼ代表が決まる階級も決して少なくありません。
勝てば、本当の意味での最終決戦へのキップを得られ、
負ければ、事実上、「候補からの脱落」。
いま、代表争いをする選手たちは、
そんな厳しい状況の中で戦っています。

グランドスラム・パリは、もう結果が出ました。
階級によって多少状況は違いますが、
優勝して、ほぼ代表の座を手中に収めたと思える選手もいれば、
選抜体重別でのラストチャンスを得た選手もいます。
また、負けたことで代表の座が遠のいてしまった選手もいます。

柔道は相手がいて初めて成り立つ競技ですから、
対戦相手との相性も非常に重要になります。
たとえば、組み手をとってみても、
ケンカ四つにめっぽう強く、相四つを苦手とする選手もいます。
オリンピックにおいて、初戦から決勝まで、
すべてケンカ四つの相手で、圧倒的な強さで優勝してしまう、
そんな“強運”の持ち主もいれば、
非常に高い前評判に関わらず、
唯一とも思えるような、苦手なタイプと初戦であたり、
敗れてしまうという選手もいます。
運も実力のうちとは言いますが、
「運」さえも味方につけなければ勝てないのが
オリンピックなのだと思います。

来週末のグランプリ・デュッセルドルフにも、
オリンピック代表候補が出場します。
果たしてどんな戦いを見せてくれるのか、
大いに期待し、応援したいと思います。

勝っても負けても、悔いの残らない試合を!

ひのまるキッズ事務局 林 毅

(写真は、グランドスラム・パリで見事優勝を果たした原沢久喜選手。
昨年の『復興応援プロジェクト 親子夏合宿in宮城』でのひとコマ。
「原沢選手、おめでとう!」)

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その135、『無理』撲滅運動開始します!)

Jpeg

Jpeg

今までの人生の中で、忘れることのできない瞬間の一つがこの写真。
母校が東京学生で初優勝を決めた写真です。
その瞬間、後輩たちのことながら我が事のごとく、日本武道館の天井を突き破るかのポーズに
その喜びは写りだされています・・。
もう17年も前のことですが、この瞬間は本当に忘れられません。

そして、その翌月、もっと忘れられないことが起こりました。
それは、優勝絶対で臨んだ全日本学生でのまさかの準決勝敗退・・・。
優勝祝賀会として予約していた会場で、司会をしながら溢れ出る涙を抑えることはできませんでした。
無二の親友A君の最初で最後の涙を見たのもこの時でした。

翌年の春、卒業式を終えた後輩から歓送迎会にて言われました。

あの時、先輩に
「俺はお前らに何にもしてあげれなかった。もっともっとできることがあったのに、
自分がオリンピックやら全柔連の仕事やらで忙殺されて、言い訳をして、できることをやらなかった。
本当にごめんね。本当にごめんな」
って言われたとき、あんなに一生懸命応援してくださった先輩がまだそんなふうに思っている。俺たちは本当に感謝しているのに・・。自分自身はどうなんだ・・・。
自分は本当にもっともっとできることがあったのではないか??
どこかで、
『ここまでやったんだけど、もう無理だよね』
って妥協してたんじゃないのか?と思いまだ頑張る気力が生まれました。
ありがとうございました!

8年前、14人の仲間と会社と立ち上げた時、
7年前、ひのまるキッズを始動させた時、
6年前、開催を8か所にした時、
5年前、大きな収入源であった事業を放出し、収益構造が崩れた時、
4年前、資金がいよいよ立ち行かなくなり自分の財産のほとんどを失った時、
3年前、個人的に何もかも失った時、

不思議と、もう無理かも、と思っても無理だ辞めよう、と思わなかった。
この後輩の言葉を聞いたとき絶対にあきらめたり妥協したりはしない、と決めたから・・だから常に

できるまでやる!

って進めていき、今、何とか想いが形になり、ひのまるキッズのやるべきことが見え始めてきたように思えます。

最近、よく回りから聞こえてくることが、

人がいない、時間がない、〇〇だから・・

無理です

というコメント。

もちろん、精一杯やっているところからの発言なので、経営者として真摯に受けとめ、スタッフに無理をさせない、そう思わせないような環境を作り、気持ちよく仕事をしてもらうのが自分の役目と思っています。

ただ、

無理とは、

理を欠くこと。
道理に反すること。「―が通れば道理が引っ込む」「君が怒るのは―もない(=もっともだ)」。理由が立たないこと。 「―な願い」
行いにくいのに、押してすること。 「―をして出掛ける」

ということらしい。つまり、無理は決して不可能とか、できないといっているのではない、とも思えば・・・、

うん今は無理、でも不可能でもどうしてもやりたくないことでもなんだよね。だから、可能にし、できるようにするにはどうしたらいいか・・、
私には無理でも、我々なら無理じゃないって思えるにはどうしたらいいのか、鼻血がでるまで挑もうよ!

と、言い続けようと思っています。

無理撲滅運動

開始します。

いまから、ここから、深い絆をもって不可能を可能に!!

永瀬義規

柔道普及を考える。

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

 

ひのまるキッズでは、道場活性化を目的にひのまるキッズ小学生柔道大会を開催し始めました。今年はひのまるキッズWebでの道場紹介にも改めて力を注いでいたいと思っておりますので、引き続き、ご協力をお願いします。

道場活性化を掲げるためには、どうしても、柔道普及ということを考えなければなりません。

今回は、柔道普及のために、違う競技のことを調べてみて、何か参考になればとサッカーのことを調べてみました。

サッカーを見るのは大好きで、深夜BS1などで放送しているヨーロッパサッカーはツイツイ時間を忘れて見てしまうほどです。

サッカーは世界で最も競技人口が多い競技なので、比較にはなりませんが、改めて柔道が他の競技とは違うということを理解する上では、大変刺激になりました。

サッカーは、ボールを蹴り相手ゴールに入れるゲームですから、似たようなものは古代ローマやギリシャ時代からあったと言われていますし、その後も文明の発展とともに学校などでは、その学校の実情にあったルールで行われていたそうです。

そして、1863年に、それをイギリスのロンドンを中心にクラブの代表者が集まり、ルールを統一して、今のサッカーとなりました。

その後、イギリスに来ていた留学生や海外在住のイギリス人のネットワークで、一気に世界に拡がっていき、1900年の第二回パリ大会でオリンピック競技となり、1904年に現在の国際サッカー連盟が設立、現在は204の国と地域の加盟があり、この204の協会は、各大陸ごとのサッカー連盟に所属するかたちで、国際サッカー連盟に統括されている。したがって、街角のサッカー クラブでも、サッカー協会に加盟した時点で、世界につながるのが、サッカーの仕組みなのです。

元々、世界中で各々のルールでボール蹴りをしていたものがルール統一をきっかけに、一気に世界中に拡がり、スポーツとして、競技として、国際舞台が求められ、その要望に応じ、国際サッカー連盟の発足という流れも凄く納得できることだと思います。

サッカーがどのようにして普及していったのか?

まずはプレイヤーとして誰でも気軽に簡単に楽しく始められるという競技性。

次に見る側としても簡単で解りやすく、面白い。

だからこそ、ワールドカップをはじめ、ヨーロッパを中心に主要なクラブチームでもテレビ放映権などのビジネスが成り立ち、優秀な選手たちは多額のお金を手にすることが出来ている。

そんなスター選手たちがいる限り、、その選手たちに憧れ、その選手たちを目指すたくさんの子どもたちがサッカーを選択するでしょうから、サッカーの普及は国際サッカー連盟を中心に良い循環で回っているのだと思います。

 

柔道は、サッカーの競技性とは異なり、誰でも気軽に簡単にたのしくは始められません。

なぜなら、柔道は道で目的は社会の役に立つことです。

まず、礼法、その次に投げられても怪我をしないように受け身を学びます。

柔道普及を考えると、オリンピックで金メダルを多くとってもらえたらと考えがちですが、まずは、柔道がほかのスポーツとは違い人間教育だと理解し、そこにこそ、ほかのスポーツとの違いを見出してもらえたとしたら、柔道の価値をあげることが出来るのではないでしょうか。

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その134:なんてったって、アイドル(^^♪)

九州大会6年連続表彰

通算50回目にして、宮崎では最後の開催となってしまった第7回九州大会。
先週のここでも書きましたが、井上兄弟をはじめとする講師陣に本当に感謝しています。

そして、この50回、人生かけて7年間、一生懸命ひのまるキッズを進めていき、失ったものも本当に多いのですが、得たもの、わかったことも同じくらいありました。

当たり前のことを当たり前にする

それができた子供たちが親に、そして講師をはじめとする大人たちに認めてもらえる場、
それがひのまるキッズだということも、回を重ねることで確信をもった信念となっています。

ですが・・・

そんな大義や信念、歳月やスケールにこだわらず、いやそんなことは引き飛ばす如く
みんなの気持ちが一瞬にして一つになった瞬間が冒頭の写真です。

6年連続表彰で、6名のひのまるキッズたちが表彰され、井上康生講師と記念撮影。

上がってきた写真を見た瞬間。

いや~、まいったね。康生に一本負けだよ。

と、心の底から思える全員の笑顔がここにありました。

見てください。

表彰を受けた6名はもちろん、向かって左側の子どもたち、右側の行政、協賛社の大人たち、

全員の目、表情が見事なくらい輝いている最高のワンショットですよね!!

写真を見るたびに、私の頭の中では、あの小泉今日子さんの歌がこだまし続けています(笑)

なんてったって、アイドル、なんてったて、ヒーローなんです!

私が井上康生と会ったのは、彼が小学生の時、もちろんオーラはありましたが、
彼の特徴は強さ以上に非常に礼儀正しかったということ。

そして、これまで参加してくれたひのまるキッズの中でも彼に負けないオーラをもち、
当たり前のことを当たり前にできているたくさんの子どもたちに多くの感動をいただいています。

第二、第三の井上康生を出すために、我々ができること。

言葉にしなくても、もういいですね!!

いまから、ここから、負けませんよ!!

永瀬義規

大寒波の九州大会。参加者の皆さんお疲れ様でした。

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それにしても、先週末からの大寒波はすごかったですね。
とりわけ九州地区の皆さん、大丈夫でしたでしょうか?

皆さんご存知のように、先週末は、
スポーツひのまるキッズの九州大会ということで、
私たち、ひのまるキッズのスタッフも、
土・日と九州・宮崎に行ってきました。

先週のブログでも書きましたように、
行く前から、天気は大丈夫だろうか?
それと、ちょうどインフルエンザが流行り始めたという
ニュースもあったので、参加者の皆さんは
大丈夫だろうかと、今大会は本当に不安だらけでした。

私たちスタッフは、土曜日の朝一番6時50分の飛行機で
羽田を発ったのですが、途中少しの揺れはあったものの、
無事に宮崎ブーゲンビリア空港に到着。
宮崎は、例年に比べて「寒い」とは感じましたが、
雪が降るような気配もなく、とりあえずひと安心。
すぐに会場の、KIRISHIMAツワブキ武道館に行き、
大会の準備に取り掛かりました。

そして、3時から行なった前日練習会。
東京から駆けつけてくれた井上康生先生、兄の智和先生、
佐藤愛子先生らを中心に、豪華講師陣による練習会が始まりました。

練習会の参加人数は、ひのまるキッズ通算50回のなかで、
おそらく過去最多の220人超え!
改めて、井上康生さんの偉大さを感じるとともに、
本当に多忙ななか、子供たちのために
時間をとってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

井上先生は、多くの子供たちと乱取りをされ、
子供たちは、本当にいきいきと、嬉しそうに
先生に向かっていっていました。
子供たちにとっては、本当にかけがいのない、
貴重な体験だったと思います。
井上先生と乱取りをやった子供のなかから、
近い将来、“第二の井上康生”が生まれてほしいなぁと、
そんなことを思いながら、練習を見ていました。

今大会は、宮崎最後の九州大会ということで、
五輪メダリスト2人、世界チャンピオン2人を含む、
なんと過去最多、10人もの名立たる柔道家が
講師として駆けつけてくださいました。
講師の皆さんには、心より感謝です。

そして、大寒波のなか、
おそらく、とても無理をして参加してくださった方々も多かったと思います。
本当にありがとうございました。

私たちは、大会当日のうちに東京に無事戻ってこられましたが、
福岡から来られた方のなかには、その日のうちに家にたどり着かなかった方も
いらっしゃったと聞きます。
本当に、本当にご苦労様でした。

宮崎での、ひのまるキッズの思い出が
親子の絆をさらに深めるものになればと
心より願っております。

ひのまるキッズ事務局 林 毅

学び続ける!

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

今日は、朝起きて外を見たら一面の銀世界で、九州育ちの私は多少テンションが上がりましたが、よくよく見てみると、すでに雨に変わっており、通勤と保育園の送迎を考えると、上がったテンションもダダ下がりでした。

案の定、バス停は長蛇の列ができていて、大粒の雨の中、グチョグチョで歩きにくい道のりを5歳の息子と保育園まで歩き、ビチョビチョになりながら駅に着くも、電車は当然のごとく大幅に遅れ、会社には1時間遅刻で到着。散々な週の始まりの朝でした。

それでも今日は、地方で活躍されている志の高い柔道指導者のお話を聞かせてもらい、ダダ下がりだったテンションもグイッと正常値まで上げてもらうことができました。

今日話を聞いていて感じたのは、指導者というものは、常に向上心や探究心を持ち続けなければならないということでした。

指導者は子どもたちを教え導くための存在です。

指導者の教え方、導き方によって、子どもたちの大きな可能性を拡げたり、もしかしたら狭めることになる。

それだけの重責を理解していたら、自ずと様々なことを学ばざるを得なくなるのかもしれません。

私は自分が柔道で育ててもらったという思いがあり、恩返しの意味で、いつかは自分の道場を持ち柔道を子どもたちに教えたいと簡単に考えていました。また、親としても、子どもたちの大きな可能性を拡げられるよう、もっともっと自分が勉強しなければならないと反省させていただきました。
そして今回も講道館の今月の言葉に素晴らしい言葉を見つけましたので共有させていただきます。

http://kodokanjudoinstitute.org/words/20156/