いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その117:すべてはここから始まった!)

20150927_190756

第6回スポーツひのまるキッズ四国小学生大会は、本日、無事成功理に終了することが
できました。ありがとうございました!

思い起こせば、7年前。

ひのまるキッズを全国8箇所で開催するべく全国奔走している時。未開拓の愛媛県を必死になって駈けずり回っていた時のことが走馬灯のように脳裏に浮かんできます・・・。

ここに書いたら、独り言ではなく、短編小説になるくらいなので控えますが、さまざまな奇跡的な出会いあり、本当に漫画みたいな出来事ばかりが繰り広げられました。

6年後の今年、おかげさまで25社以上の地方協賛がついたのですが、そのほとんどに
何かしらの関係を持つ男と、今、乾杯をしています。

かつては名門M大学の主将として活躍し、その息子も今や強化選手の柔道家・・・

いまや、私のFB出場回数ダントツの『宇宙一のうどん屋さん』の店主。

20150824_141257

決して表には出ず。

ただひたすら支えてくれた、まさに日本男児を絵に描いたような漢(おとこ)。

こいつと知り合えて本当に良かったと感じた松山の夜でした!!

今から、ここから、まさしく感無量!! です!

本当にこれまでありがとう! そして、これからもよろしくな、健介!!

永瀬義規

20150825_113322

それぞれの柔道部物語のはじまり

image

不動の大人気柔道漫画『柔道部物語』

柔道部物語のワンシーンで、主人公の三五十五が衝撃的敗戦から立ち直るきっかけとなるシーンがあります。(上記写真)

そのシーンでの名言「俺の柔道部物語はここからはじまったんだ・・・」

柔道をしている、あるいはしていたみなさん、あなたの「柔道部物語」はどこからどのようにはじまりましたか?

戦歴や現在の柔道に関わる状況は違えど、100人いたら100通りの物語があると思います。
みなさん、自分の「柔道部物語」を大切にしていってほしいと思います。

漫画『柔道部物語』は、ひのまるキッズ全大会で読書コーナーを設けております。
もちろん!27日開催の四国大会でも、柔道部物語読書コーナーを武道館ロビーにて設置いたします!
詳しい場所は当日ご確認ください。
参加者のみなさん、親子で柔道部物語の世界に触れてください!見てください!

おすすめです(^^)!

スポーツひのまるキッズ協会
村中

強い選手の共通点=素直さと真面目さ

GE DIGITAL CAMERA

シルバーウィークも今日で終わり、
皆さん、充実した連休を過ごされたことと思います。
明日からは、仕事や学校、気持ちを切り替えて頑張りましょうね。

さて、一昨日(21日)は、全日本男子監督の
井上康生先生のトークショーが、
ビックカメラ新宿西口店で行なわれ、大盛況でした。

8月のアスタナ世界選手権の話や、
10月に開催される全日本学生体重別選手権、
全日本体重別団体優勝大会の見どころ、さらに、
来年のリオデジャネイロオリンピックへの意気込みなど、
非常に興味深い内容が盛りだくさんでしたが、
私が、とても印象に残ったのは、
最後の質問タイムに、坊主頭の小学生たちがした質問と、
その質問に対する井上先生の回答でした。

まずひとつめは、「強い選手の共通点は何ですか?」という質問。
うん、なかなかいい質問!

これに対する井上監督の答えは、
「強い選手は、人の話を素直に聞く、そして、とても真面目」
という答えでした。

実際に、今回の世界選手権で優勝した永瀬貴規選手と、
大野将平選手を例に挙げ、
以前、あまり寝技をやっていなかった永瀬選手に、
「長い手足を活かした『三角』が有効だからやってみれば」
とアドバイスしたところ、それから凄く練習して習得し、
今大会ではそれを使って見事に一本勝ちしたこと。
また、大野選手は、「世界一の切れ味」と言われる立ち技がありながら、
試合で負けてしまうのは、相手のつけ入るスキがあるためということで、
確実に勝つためにはスキのない戦い方をしなくてはならないと周囲から言われ、
日頃から意識した練習を続け、今大会で成果が表れたことなど、
井上監督は、子供たちにも非常にわかりやすく話してくれました。

また「緊張した時、何かしますか?」という質問に対しては、
「試合前に緊張するのは誰でも当たり前。
試合までに、自分がやれることをしっかりとやっていれば、
開き直ることができ、畳に上がったら後は思い切りやるだけだと思える。
もっとさかのぼれば、日頃、お父さんやお母さんが
用意してくれた食事を毎日ちゃんと食べているか、
そういうことの積み重ねにより、
試合で自信を持って戦えるようになる」と、
子供たちにとって、とても素晴らしいお話をしてくださいました。

目をキラキラさせながら井上監督の話を聞いていた子供たち。
最後は井上監督とのじゃんけん大会を楽しみ、
サイン色紙をもらってとても嬉しそうにしていました。

井上監督自身も選手時代、非常に素直で真面目だったと、
多くの方が口を揃えて言います。
「強い選手の共通点=人の話を素直に聞く、そして、真面目」
強くなりたい人は、今この瞬間から実践してみてください。

GE DIGITAL CAMERA

ひのまるキッズ事務局 林

東海大会を終えて

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

昨日は、第7回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会を愛知県武道館で開催いたしました。

大会は大きな怪我人もなく、参加いただいた選手や保護者からは、良い大会だったとか、また来年も参加しますとか、ありがたい声をかけていただきましたが、今大会では、試合進行でミスがあり、個人的は、大変反省の大い大会でした。

大会を開催するにあたっては、参加費を支払っていただいている参加者がいて、大会運営をお任せしている柔道連盟の先生方や学生たちの尽力で成り立っています。

今回のミスによって、スケジュール通りに進行が進まないことで、それぞれにどのような被害を与えてしまうのかを改めて痛感させていただく機会になりました。

私たちの大会では、事前にタイムスケジュールも公表していることから、参加される方々は、ある程度、1日の計画を立てて大会に臨んでらっしゃる方が少なくないと思います。

試合の時間が早まったり、遅れたりすることで、その計画を大きく崩してしまうという事です。

事前にそんな告知をしなければ、そんな心配もありませんが、ひのまるキッズでは、試合だけではなく、クリニックやコンテストなどを試合と並行してい実施し、参加してくれた親子に一つでも多くの経験をしてもらいたいという想いから、これをなくすことは出来ません。

今回のミスは、そんな参加者の計画を崩してしまうようなことに繋がり、本当に申し訳ありませんでした。

そして、、試合進行は遅れてしまい、朝早くから大会運営のために尽力いただいている柔道連盟の先生方や学生の皆さんの帰る時間も遅らせてしまいました。昨日はシルバーウィークで交通が混雑していたこともあり、愛知県内でも3時間以上の時間を要するほどだということでした。

一つのミスで参加者だけでなく、ご協力いただいている皆さんにも迷惑を掛けてしまうことに気づかせていただき、大会運営の難しさを改めて痛感いたしました。

今週末は、第6回スポーツひのまるキッズ四国小学生柔道大会を愛媛県松山市の愛媛県武道館で開催予定です。

まだ準備出来る時間が残されているので、同じミスをしないようしっかりと準備をして、大会に臨みたいと思います。

 

 

9月21日は井上康生監督のトークショーを見に行こう!

inouekantoku00

今週末(9/20)は、ひのまるキッズ東海大会ですが、
巷では、9月19日~23日までシルバーウィークなんですね。
5連休、柔道三昧な日々を送られる方もいるでしょうし、
連休中は、柔道はお休みって方もいるでしょう。

そんな5連休のど真ん中の9月21日(月・祝)に、
なんと井上康生全日本男子強化監督のトークショーが
新宿西口のビックカメラで行なわれます。

昨年から全日本学生柔道連盟のサプライヤーとして
学生柔道を応援しているビックカメラと柔道界の、
おそらく初めて? のコラボ企画。

今回は、井上康生監督をスペシャルゲストとしてお迎えし、
10月に行なわれる学生柔道の大イベント「全日本学生体重別選手権」と
「全日本学生体重別団体優勝大会」の見どころ、
素晴らしい成績を収めた8月のアスタナ世界選手権の秘話、
さらに、来年に迫ったリオデジャネイロ五輪に向けての意気込みなど、
盛りだくさんのお話が聞けそうです。

司会は、全日本学生柔道優勝大会と全日本学生体重別選手権大会の
放送を手掛けるBS11の柔道実況アナウンサー四家秀治さん。
はたして、どんなトークショーになるのか!?
今からとっても楽しみです。もちろん、私は行きます!!!!

井上康生監督の話が至近距離で聞けるうえに、
じゃんけんゲームもあり、運が良ければ、サイン色紙などがもらえるかも!!
これはもう、柔道ファン、いや柔道ファンじゃなくても行くしかないでしょう!

ちなみに、新宿西口界隈には、美味しいお店もたくさんあります!
せっかくの連休、ぜひ有意義にお過ごしください。

ひのまるキッズ事務局 林

inouekantoku01

災害の多い時期だから……“備え”のススメ

FullSizeRender (17)

いま現在、私の住んでいる千葉県船橋市も
土砂災害の危険性が高くなっているということで、
避難勧告が出されている地域があります。
今日は、東海、関東で大変な大雨となり、
深刻な被害を受けているところも多いようです。
ここ数日間は注意が必要ということなので、
皆さん、くれぐれも気をつけてください。

と、こうしてブログを書いている間にも、
外からは、ゴー、ゴロゴロという、
なんともイヤァ~な音が。
我が家の近くには、川もなく、山もなく、
お休みの朝に「ちょっと散歩しよう」とか、
「川沿いをひとっ走りしようか」なんて気持ちにならない、
殺風景な環境なのですが、
こういう天候が続いたときは、
「何もないのも、悪いことじゃないな」と感じます。

東日本大震災から4年半が経ちます。
4年半前、関東地方は、流通がマヒしてしまったことで、
米不足、食糧難に陥りました。
さらに我が家は、「計画停電」地域となり、
近隣が一斉に真っ暗となる“不安”を体験しました。
懐中電灯、ランタンはおろか、ローソクも売り切れ、
辛うじて買うことのできた細くて短いローソクを灯して、
家族4人で同じ部屋で寝たことを覚えています。
あれからもう4年、いや、まだ4年……。
ずっと前だったような気もしますし、
つい最近だったような気もします。
でも、確実に言えるのは、あの時の危機感や不安感みたいなものは
すっかり薄れてしまい、今は、自分自身、
油断しきっているということです
つい最近も、近いうちに大地震が来る可能性があると、
テレビで特番が組まれていました。
一昨年までは、いざという時のために、
ミネラルウォーターを6箱くらいとカップヌードルや
缶詰などを備蓄していましたが、
小腹がすいた時や、ご飯のおかずがない時、
お酒のつまみにと、ついつい食べてしまっているうち、
いつの間にやらほとんどなくなってしまった状態。
ミネラルウォーターも賞味期限を気にして使ってしまい、
補充していないため、こちらも備蓄ゼロ。

実は8年ほど前に、防災に関する本を作ったことがあり、
その頃は、防災に対する意識もかなり高まっていました。
テレビでもお馴染の防災アドバイザーの山村武彦さんや
地震学者の木村政昭先生に伺った話で危機感を持ち、
いろいろな人に喧伝したものでしたが、
「のど元過ぎれば…」で、現在は、
すっかり防災意識が希薄になってしまいました。

その時に、伺った話を思い出し、
最近、かなり不安を感じているのが、
火山活動の活発化、火山噴火のニュースです。
火山と地震が密接な関係があるのは皆さんもご存知だと思いますが、
ここ数年、日本各地で火山活動が活発化しています。
御嶽山、箱根山、桜島、口永良部島……。
東海地区、房総地区が危険という声が多く聞かれますが、
それ以外の地区も含め、いつどこで
大地震が起きても不思議ではない状況にあるような
そんな不安を感じています。

予想のつかない昨今だからこそ、
万が一のことを考え、家族や大切な人のために、
しっかりとした備えをしたいと思います。

ひのまるキッズ事務局 林

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その114:有言実行)

20150906_115113

昨夜の夜中、仕事から戻り、深夜映画を見た帰り・・。

フェースブックのメッセージにコメントが送られてきたのに気が付きました。

そこには、

こんばんわ。
ご多忙のなか夜遅くに連絡すいません。
とうとう明日は大学生活最後の東京学生の個人戦です。
今気持ちを正直に言うと、試合するのが怖くて怖くて考えるだけで手が震えます。
けど、長瀬先輩が自分に言ってくださった一日一死。明日死んでもいいし、肺がパンクしても骨が折れても自分の柔道を貫こうと思ってます。
もちろん長瀬先輩が言っていた【日本一の礼儀礼節】忘れずに胸張って戦ってきます!!
夜遅くにすいませんでした。
失礼します!!。

と、翌日、試合を控えた後輩からの力強い『意志』がありました。

永瀬が長瀬になっていたこと以外は(笑)、読んでジーンときてしまい、
昨晩は朝方まで我が事のように緊張して眠れませんでした。

そして、今日、

その後輩は、やってくれました。

それも、全国出場を決めるのに最大の山場と思われていた2回戦。明治大の強敵を、館内がざわめくほどのキレのいい立ち背負いで一蹴。

そのまま勝ち進み、約束通り、見事全国大会の切符を手にしました。

まさに、感無量。

緩みまくっている涙腺から溢れ出るものを抑えるのに必死で、お祝いの声もかけられませんでした(苦笑)

20150906_113836

さて・・、

一日一死。

先日、『永遠の0』の百田先生のお話を聞かせていく機会を得た時に、多くの感動を覚えましたが、その中で特に、

『第二次世界大戦が日本の無条件降伏でその幕を閉じた時、なにもかも失い、文字通りボコボコにされた日本の状況を見たアメリカの調査報告で「日本は50年経っても昭和五年当時までくらいしか復旧はしないだろう」とあった。でも、どうでしょう。日本はその20年後には東京五輪を開催し、世界第2の経済大国にのし上がります。まさに、我々の先人たちが、人の何倍、何十倍の努力をした結果です』

という内容が心に刺さり、今でも忘れられません。

まさに、この時の人たちは『一日一死』の思いで毎日、毎日、「月月火水木金金」で働き続けた証であると思います。

それに比べて、今はどうでしょう。

5年後に控えた東京五輪に関しては、言わずと知れた恥ずかしい話ばかり、

誰もがその責任を明確にして、責任を負おうととはせず、罪のなすり合いの事実・・・。

な・ん・て、言ってる場合じゃありませんよね。

かわいい後輩、社員、ひのまるキッズのスポンサー、そして参加親子に対して実行しようと思っていること山積みの今、

それを有言にしなければ、それぞれ顔向けできません!!

有言実行。

誰とも同じ素質しかありませんが、誰にも負けない努力と、誰にも考えられないようなしつこさで、絶対に言ったことは具現化したいと思います!!

いまから、ここから、夢は叶えるまで追い続けます!!

永瀬義規

P.S. I君。礼法は今一度特訓だね(笑)!!!  でも、よく頑張った!!!

「勝って自信をつけ、負けて学び」少しずつ強くなった (日下部)

Vol04

全国の柔道大好き親子&指導者のための情報マガジン
『スポーツひのまるキッズ通信Vol.04』、
もうご覧になりましたでしょうか?

まだと言う方は、全国約3000の道場に無料配布しているので、
道場に通っている方は、ぜひ、一度手にとってご覧ください。
道場に通っていない方は、ひのまるキッズのホームページで、
近々、アップする予定なので、しばらくお待ちください。

ちなみにVol.01からVol.03に関しては、
ひのまるキッズのホームページで、いつでもご覧いただけます。
http://hinomaru-kids.jp/judo/tsushin.php
知っておくとためになる情報がたくさんですので、
ぜひ、のぞいてみてください。

さて、今回のVol.04は、
全柔連の広報委員長・北田典子さんと、
スポーツひのまるキッズ協会代表理事の永瀬義規の対談をはじめ、
ひのまるキッズ講師、須貝等さんと日下部基栄さんのインタビュー、
柔道を頑張っている皆さんにぜひ知っておいていただきたい
水分補給講座や疲労回復の話など、重要情報が盛りだくさんです。

7月の終わりに、須貝先生のインタビューの内容に関して
少し紹介しましたので、今回は、日下部先生のインタビューについて
ちょっと紹介しておきます。

日下部

私が、日下部先生のお話をお聞きして一番驚いたのが、
日下部先生は、小学校に入る前は、1年近く入院しなくてはならないような
病気を患っており、お医者さんからは運動を禁止されていたこと。

そんな日下部さんが、小学校に入るや、
「どうしてもやりたい!」と、
両親やお医者さんに何度もお願いして柔道をはじめ、
「男の子を投げると悔しくて泣くんですよ、それがうれしくて(笑)」と
柔道に夢中な“お転婆娘”に成長。
そして、世界を代表する柔道家になっていったのでした。

普通だったら、そんな大病のあとであれば、
「柔道なんてダメ」の一言で終わっていたでしょう。
そこで終わっていれば、柔道家・日下部基栄は
生まれなかったわけですから、人生というのはわからないものです。

日下部先生のご両親は、心配しながらも
本人の「やりたい」という気持ちを尊重したのでしょう。
最初のうちは、おそらく、柔道に通わせることが、
気が気ではなかったと思います。
それでも、柔道をやったことで身体が強くなり、
そのうちに柔道でも結果が出るようになり。
ある意味、ずっと見守っていた両親の愛が、
日下部さんを大きく成長させていったのだと思います。

柔道王国・福岡の名門、東福岡柔道教室で毎日練習し、
月に1回は試合。
全中では、いまだに、日下部さん一人しか達成していない、
個人戦3連覇の偉業も達成しています。

「私が全中で勝てた理由は、場数だと思いますよ。
小学生の頃から、たくさんの試合に出させてもらって、
勝ったら自信になったし、負けたら勉強になった。
その経験によって少しずつ強くなれたと思うんです」

いま、小学生の試合に否定的な指導者もいると聞きます。
それはそれで一つの考え方だとは思いますが、
日下部さんのように、実際に、試合をたくさんしたことで
成長できたと言う方も少なくありませんし、
目標という意味で、大きな大会での優勝を掲げることも、
モチベーションを高めるためにも、決して悪いことではないと思います。

「負けたとしても、結果だけを一方的に責めたりするのではなく、
親も指導者も、子供と一緒に考えるようにしてほしい」と日下部先生。
最も大切なのは、このことではないでしょうか。

ひのまるキッズ協会 林 毅

五つのこころ

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。

昨日は、全国小学生学年別柔道大会が山梨県で開催されてましたね。。

予選を勝ち抜いて、各都道府県の代表となった選手たちが、全国1位を目指し集結するこの大会は、まさに競技力向上の大会であって、そこで目立った選手たちには、中学校の強豪校からの勧誘などもあり、もしかしたら、人生を左右するような一大イベントなのだと思います。

 

ひのまるキッズは、そんな人生を左右するような一大イベントではありませんが、「柔道の本質」を親子で体験してもらい、保護者の方々にも柔道の良さを理解してもらい、子どもたちの見本になってもらうためのきっかけになればと思っております。

そして、多くの道場で道場訓として掲げられている「五つの心」を子どもたちが育むために、道場指導者だけでなく、保護者も子どもたちの模範となってもらえたらと。

五つの心というのは、

1.「はい」と言う素直な心

2.「すみません」と言う反省の心

3.「おかげさまで」という謙虚な心

4.「私がします」という奉仕の心

5.「ありがとうございます」という感謝の心

ありきたりの言葉と感じる方も多いかもしれませんが、私がこの歳になって改めて感じることは、私も含め、この五つの心を実践できている大人がどれだけいるだろうということです。

この世の中を生きていくのに、こんな甘っちょろいことばかり言ってられないとか、自分を守るために、自分を大きく見せるために大切な心に蓋をしてしまった人が大勢いる。

そして、自らが蓋をしてしまっていることすら忘れてしまっている人も・・・・

 

 

そんな難しい話ではなく、親であれば、自分の子どもにはこの五つの心を育んでもらいたいと願うのだと思っています。

であれば、親である自らが、この五つの心を実践して子どもたちの模範になるべきだと。。

 

 

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その113:野村、ご苦労様。いまから、ここから、です!!)

20150830_085516

昨日、野村忠宏選手がその現役にピリオードを打ちました。

そして、昨日、今日とその試合の模様と、これまでの偉業を振り返るテレビ番組でその姿を拝見しました・・。

残念ながら、大会会場には行けませんでしたが、その前に、本人とメールでやりとりはできましたので、ただただそのテレビの画面にくぎ付けになり、熱いものが込み上げてきました。

「永瀬さん、自分なんか、相手にしてもらえないですよ! 今のうちにYAWARAちゃんのサインでももらっておこうかな(笑)!」

正直、アトランタ五輪前の取材日で、個人インタビューの時にたくさんの人が群がる田村亮子の陰でボソっと私に語った大学生が、まさかここまでの大偉業を達成するとは思いませんでした・・・。

アトランタ五輪では、一緒に開会式も参加し(ちなみにその時に参加した中村選手、恵本選手も金メダル獲得)との時も

行進中に、私に向かって、

「凄いですね!でも、一生で一度のことですから(笑)、しかし、田村、騎手って大変ですね」

なんて、言っていました。

20150830_090231

ところが、金メダルととって、注目され、4年後のシドニーでは、

「なんでまた、田村と同じ日なんですか!こうなったら二連覇するしかないですね」

そして、堂々、金メダルととった直後の記者会見を終えて私のところにきての第一声は、

「あ~あ、田村も金メダルとったから、これで明日の新聞の一面持っていかれたな・・・」

と言いながらもその顔には絶大なるオーラを感じました(ちなみにそうなりましたが(笑))。

20150830_090533

その4年後のアテネで柔道初の三連覇の偉業を成し遂げ、

その翌年には、『近代柔道杯』のテレビにてナビゲータとして出演を皮切りに、私のオファーは
全て二つ返事で(陰では文句を言いながらも・・(笑))引き受けてくれました。

2013年の震災直後のひのまるキッズ復興支援プロジェクトにも一番最初に協力してくれて
青森まで足を運んでくれたのも彼でした。

その後、年に二回程度しか会うチャンスはなく、と言っても何かの時には連絡は途切れたこともありませんでした。
そして、彼が引退すると聞いて、自分に何ができるか・・出張先でも会社でも気が付くと考えている自分がいました。

結果は、冒頭にありましたように、メールを交換しただけでした。

ただ、アトランタ、シドニーと、どうやったら彼の頑張りを一人でも多くの人々に知ってもらえるか鼻血が出るほど奔走していた者の一人として、今回の報道は感無量の一言です。

ヒロ、長い間ご苦労様でした。君の大偉業に心から敬意を表すると共に、これからの限りない可能性を応援します!!

そして、たまにはひのまるキッズにも顔を出してください!!頼むよ!!!!

いまから、ここから、
そう、
まさに、いまから、ここから、です!!!

永瀬義規