五つのこころ

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。

昨日は、全国小学生学年別柔道大会が山梨県で開催されてましたね。。

予選を勝ち抜いて、各都道府県の代表となった選手たちが、全国1位を目指し集結するこの大会は、まさに競技力向上の大会であって、そこで目立った選手たちには、中学校の強豪校からの勧誘などもあり、もしかしたら、人生を左右するような一大イベントなのだと思います。

 

ひのまるキッズは、そんな人生を左右するような一大イベントではありませんが、「柔道の本質」を親子で体験してもらい、保護者の方々にも柔道の良さを理解してもらい、子どもたちの見本になってもらうためのきっかけになればと思っております。

そして、多くの道場で道場訓として掲げられている「五つの心」を子どもたちが育むために、道場指導者だけでなく、保護者も子どもたちの模範となってもらえたらと。

五つの心というのは、

1.「はい」と言う素直な心

2.「すみません」と言う反省の心

3.「おかげさまで」という謙虚な心

4.「私がします」という奉仕の心

5.「ありがとうございます」という感謝の心

ありきたりの言葉と感じる方も多いかもしれませんが、私がこの歳になって改めて感じることは、私も含め、この五つの心を実践できている大人がどれだけいるだろうということです。

この世の中を生きていくのに、こんな甘っちょろいことばかり言ってられないとか、自分を守るために、自分を大きく見せるために大切な心に蓋をしてしまった人が大勢いる。

そして、自らが蓋をしてしまっていることすら忘れてしまっている人も・・・・

 

 

そんな難しい話ではなく、親であれば、自分の子どもにはこの五つの心を育んでもらいたいと願うのだと思っています。

であれば、親である自らが、この五つの心を実践して子どもたちの模範になるべきだと。。

 

 

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その113:野村、ご苦労様。いまから、ここから、です!!)

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昨日、野村忠宏選手がその現役にピリオードを打ちました。

そして、昨日、今日とその試合の模様と、これまでの偉業を振り返るテレビ番組でその姿を拝見しました・・。

残念ながら、大会会場には行けませんでしたが、その前に、本人とメールでやりとりはできましたので、ただただそのテレビの画面にくぎ付けになり、熱いものが込み上げてきました。

「永瀬さん、自分なんか、相手にしてもらえないですよ! 今のうちにYAWARAちゃんのサインでももらっておこうかな(笑)!」

正直、アトランタ五輪前の取材日で、個人インタビューの時にたくさんの人が群がる田村亮子の陰でボソっと私に語った大学生が、まさかここまでの大偉業を達成するとは思いませんでした・・・。

アトランタ五輪では、一緒に開会式も参加し(ちなみにその時に参加した中村選手、恵本選手も金メダル獲得)との時も

行進中に、私に向かって、

「凄いですね!でも、一生で一度のことですから(笑)、しかし、田村、騎手って大変ですね」

なんて、言っていました。

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ところが、金メダルととって、注目され、4年後のシドニーでは、

「なんでまた、田村と同じ日なんですか!こうなったら二連覇するしかないですね」

そして、堂々、金メダルととった直後の記者会見を終えて私のところにきての第一声は、

「あ~あ、田村も金メダルとったから、これで明日の新聞の一面持っていかれたな・・・」

と言いながらもその顔には絶大なるオーラを感じました(ちなみにそうなりましたが(笑))。

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その4年後のアテネで柔道初の三連覇の偉業を成し遂げ、

その翌年には、『近代柔道杯』のテレビにてナビゲータとして出演を皮切りに、私のオファーは
全て二つ返事で(陰では文句を言いながらも・・(笑))引き受けてくれました。

2013年の震災直後のひのまるキッズ復興支援プロジェクトにも一番最初に協力してくれて
青森まで足を運んでくれたのも彼でした。

その後、年に二回程度しか会うチャンスはなく、と言っても何かの時には連絡は途切れたこともありませんでした。
そして、彼が引退すると聞いて、自分に何ができるか・・出張先でも会社でも気が付くと考えている自分がいました。

結果は、冒頭にありましたように、メールを交換しただけでした。

ただ、アトランタ、シドニーと、どうやったら彼の頑張りを一人でも多くの人々に知ってもらえるか鼻血が出るほど奔走していた者の一人として、今回の報道は感無量の一言です。

ヒロ、長い間ご苦労様でした。君の大偉業に心から敬意を表すると共に、これからの限りない可能性を応援します!!

そして、たまにはひのまるキッズにも顔を出してください!!頼むよ!!!!

いまから、ここから、
そう、
まさに、いまから、ここから、です!!!

永瀬義規

 

夏合宿でのうれしい再会と感謝

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先週末に宮城県仙台市で行なった
『ひのまるキッズ親子夏合宿』について、
絆ブログでも連日お伝えしていますが、
おかげさまで大盛り上がりのイベントとなりました。

場所をご提供いただき、さらに練習から、バーベキューに至るまで、
全面的にバックアップしてくださった東北高校の大久先生や生徒の皆さん、
そして、父母会の皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

今回合宿のお手伝いをしてくださった東北高校の生徒さんの中には、
4年前(2011年)の9月、復興支援プロジェクトとして
スポーツひのまるキッズ四国大会にご招待させていただいた、
石巻みなと柔道会の選手、奥田駿斗君もいました。
4年間ですっかりたくましい高校生のお兄さんになっていることに
驚くとともに、いまも元気に柔道を続けていてくれたことを、
心から嬉しく思いました。

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そして、四国大会に駿斗君と一緒に来ていただいたお母さんも
今回、東北高校の父母会の一員としてご協力してくださいました。
その他、今年2月の近畿大会にご招待させていただき、
今回も参加してくださった石巻・木村柔道館の千葉隼人君は、
ご兄弟2人が東北高校にいるということで、
お父さんお母さんは父母会として、
お兄ちゃん2人は東北高校の生徒として、
まさに一家総出で、ご協力くださいました。

今回の合宿は、セイコーホールディングス様にご協賛をいただき、
「東日本大震災復興応援プロジェクト」として開催しましたが、
実際には、東日本大震災で被災した地元の皆さんに、
たくさんのご協力をいただいたことで、無事成功させることができました。
まさに、被災地の皆さんで作り上げていただいた
「スポーツひのまるキッズ親子夏合宿」だったと思います。

宮城県は、小・中学校はもちろん、
高校も翌24日から学校がスタートしました。
合宿を行なった22日23日は、夏休み最後の土日。
高校生たちは、「宿題、まだ終わってないです」と笑っていましたが、
その笑顔はちょっと「やばそう」な感じでした(笑)。
ある意味、とっても貴重な夏休み最後の土日に行なわれた夏合宿、
ご協力してくださったすべての皆様に心より感謝します。
そして、さまざまなプログラムを通じて、宮城の柔道親子に、
たくさんの楽しい思い出が残れば、これ以上の喜びはありません。

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(写真上)
ご父兄、子供たちを魅了した全日本チャンピオン・原沢喜久選手の五人掛けで、果敢にチャレンジした東北高校の奥田選手

(写真下)
4年前、2011年9月の四国大会にご招待させていただいた石巻みなと柔道会の選手たち

朝飛大先生の柔道教室

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。

8月22日、23日、宮城県仙台市の東北高校にて、スポーツひのまるキッズ柔道親子夏合宿2015を開催いたしました!!

今回の合宿も昨年に引き続き、朝飛大先生の柔道教室をメインに実施し、宮城県の子どもたちや保護者や指導者に柔道の素晴らしさを再認識して頂けたらと実施いたしました。。

朝飛先生の柔道教室を見ていると、初めて顔を合わせた子どもたちが、魔法を掛けられたかのように、あっという間に素直な良い子になっていきます。

そして、稽古が続くにしたがって、集中力も増していき、やる気スイッチがあちこちで点火されていくのを目の当たりにすることができるのです。

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今回も朝飛先生の柔道教室では、人間教育を重んじた指導が散りばめられており、返事の練習、挨拶の練習.も受身や打ち込みと同じように何度も反復することで、身体に染み込ませていきます。

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また、技指導や乱取りの時などは、一生懸命取り組んでいる子どもがいれば、一瞬稽古をストップさせて、みんなの前で模範として実施させることで、自信を持たせ、褒めることでやる気スイッチを押していく。

見ていて感じたのは、子どもたちも見ている大人も笑顔が溢れ、会場全体が元気になって柔道を楽みながら学ぶことが出来るので、子どもたちもこれまで以上に柔道を好きになってもらえたと思いますし、まわりで見ている保護者も柔道の良さを多少なりに理解してもらえたのではないかと期待しております。

インターハイを見て感じたこと

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高校生の夏のビッグイベント、
インターハイが今日、閉幕しました。
今年も様々なドラマが生まれました。
畳の上で繰り広げられた熱戦の数々。
当たり前のことですが、勝負である以上、
必ず、勝つ選手がいて負ける選手もいます。
うれし涙もあれば、悲しい涙もあり、
まさに悲喜こもごも。
取材という立場でありながら、
その場に立ち会うと、つい感無量になり、
涙が出てしまうときもよくあります。
取材という立場で、普段から話を聞いているからこそ、
その喜びや悔しさが、痛切に響いてくるのかもしれません。

勝つ選手、勝つチームがあれば、
負ける選手、負けるチームもあります。
そして、勝った側にも、負けた側にも
いろんなストーリーがあり、知れば知るほど
思い入れが強くなってしまうのも真情です。
高校生に関して言えば、日頃の努力を聞けば聞くほど、
頑張っている選手みんなに勝たせてあげたい、
そんな気持ちになります。

インターハイに出てくるような選手は、
みんな強い選手ばかりですし、
本当によく練習しています。
そして、強くなればなるほど、
さらに舞台のレベルが上がり、
勝負のハードルも高くなります。

大舞台で、緊張のあまり身体が動かなくなり、
普段の実力をまったく出せなくなってしまった選手もいました。
柔道の強さ、身体の強さだけでなく、
メンタルの強さも必要とされることを改めて感じ、
同時に、勝負の非情さを痛感しました。

団体戦で最後の最後に逆転負けした某高校の監督は、
「あいつが、メンタルが弱いのはわかっていたことなので、
やはり私の采配ミスです。でも、試練を乗り越えて、
自信をつけてほしかったんですよね。
……なかなか思うようにはいかないです」と
悔しげな表情で話してくれました。

高校生くらいの、まだ若い選手たちには、
これから多くの試練が待ち構えていることでしょう。
柔道においてもそうですし、日常生活においてもそうです
「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉があります。
でも現実では、誰もが試練を乗り越えられるわけではありません。
しかし、確実に言えることは、試練に立ち向かい、
あがいたことは絶対に無駄にはならないということです。

いい経験も、つらい経験もたくさんして、
柔道の強い選手というより、「人として」
より魅力のある人になってほしいと思います。

(写真は、女子団体で優勝を果たした大成高校の選手たちと、校歌を歌って喜びを分かち合うチームメイトたち)

柔道親子夏合宿 参加者緊急募集Ⅱ

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

昨日に引き続き、8月22日(土)、23日(日)に宮城県仙台市の東北高校で開催する、スポーツひのまるキッズ親子柔道夏合宿2015のご案内をさせていただきます。

今回の柔道親子夏合宿は、その名の通り、親子で参加いただく一泊二日の合宿です。

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合宿のコンテンツは、「親子の絆」「柔道の本質」をテーマに、親子でもっと柔道を好きになってもらい、親子の絆を深めるきっかけづくりになればと、

保護者の方々には、子供の褒め方、伸ばし方セミナーや栄養セミナーetc。

子供たちには、朝飛大先生の柔道教室や今年の全日本チャンピオンの原沢選手や2011年パリ世界選手権チャンピオンの佐藤愛子先生のトークショーや技指導をご用意させていただきました!!

 

そして、宿泊も食事も付いて、親子2名で10,000円ポッキリです!!

お時間のない中でのご案内ですが、是非とも、この機会にご検討いただければ幸いです。

詳しくはこちらをご確認ください。

http://hinomaru-kids.jp/camp/

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ひのまるキッズ夏合宿 参加者緊急募集!

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最高気温が35度を超える「猛暑日」の
連続記録を更新中の東京都心ですが、
皆さん、暑さに負けずに頑張っていますでしょうか。

さて、突然ですが、スポーツひのまるキッズ協会では、
8月22日(土)、23日(日)の両日、宮城県仙台市で
『Seiko Presents 東日本大震災復興応援プロジェクト
スポーツひのまるキッズ柔道親子夏合宿2015』を開催します。

復興応援プロジェクトということで、
今まで、スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会に
ご招待させていただいた宮城県の被災地域の親子を対象に企画された
合宿ではありますが、ひのまるキッズ会員の皆さんからの熱いご要望もあり、
この度、限定10組20名ほどではありますが、
一般の方々も緊急募集させていただくことになりました。

全国優勝5度の朝飛道場館長の朝飛大先生の指導を中心に、
今年の全日本選手権チャンピオンの原沢久喜選手(日本中央競馬会)など
トップ選手をお迎えしての技の指導や講話、
さらに親子で座禅や親子でヨガ、親御さんを対象にした
栄養セミナーやコーチングセミナーなど充実のプログラム。
そして、リゾートホテルに泊まってバイキング(夕食)に、
バーベキュー(昼食)とお楽しみも盛りだくさんです。

http://hinomaru-kids.jp/camp/

詳しくは、上記にてご確認ください。
先着になりますのでお早くご応募ください!

(写真上)原沢久喜選手が特別講師として技の指導をしてくれます!
(写真下)昨年の夏合宿。朝飛先生の寝技指導の様子

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須貝等を発奮させた恩師の言葉

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いま『スポーツひのまるキッズ通信 Vol.04』を制作中なのですが、
今回は、スポーツひのまるキッズ講師のご紹介ということで、
須貝等先生と日下部基栄先生にインタビューをしています。

今回は、須貝先生に聞いたお話を少しだけ紹介しましょう。
須貝先生が柔道を始めたのは、中学1年から。
はじめたきっかけというのが面白くて、
小学校時代から一緒に野球をやっていた5人組で、
中学に入ったら何をやろうかと考えたときに、
「野球は走らなきゃいけないけど、須貝は太っていて
走るのはきついだろうから、他の競技にしよう」ということになり、
最後はじゃんけんで、柔道をやることにしたのだそうです。

朝から晩まで一緒の仲良し5人組は、
同時にライバルでもあったということで、
お互いに、「あいつらには負けたくない」という
気持ちを内に秘めて練習をしていたそうです。
1年生のときの柔道部員は、全部で11人。
北海道の田舎(古平町)の中学校で、
柔道がとりたてて強いわけではなかったそうです。
監督の橋本先生は、そんなに厳しくもなく、
怒られた経験もほとんどなかったそうです。
ただ、今になって思えば、橋本先生に
うまく乗せられて、サボることもなく
毎日一生懸命に練習していたことがよかったのかなぁと、
橋本先生にはとても感謝しているそうです。
高校は、柔道の名門、東海大第四高校に入学。
ここで監督の佐藤宣紘に「おまえは、世界一になるよ」と
言われたのだそうです。
「後で聞いたら、佐藤先生はいろんな人に同じことを
言っていたらしいだよね」と須貝さんは笑いますが、
その言葉は、おそらく高校生だった須貝さんを
発奮させたのではないかと思います。

須貝さんは、その後、東海大学に進み、
佐藤宣紘先生の弟、佐藤宣践先生に教わることになり、
大学を卒業した1985年のソウル世界選手権で優勝、
87年のエッセン世界選手権で2連覇を達成しました。

「俺は、先生には本当に恵まれたと思うんだよね。
最初に教わった橋本先生にも、
高校・大学で教わった佐藤兄弟にも、
乗せられて、その気にさせられて強くなった。
本当は、そんなに強い選手じゃなかったんだから。
田舎町に生まれて、たまたま柔道を始めて。
目の前の大会で勝つという
小さい夢を追っかけていくうちに
いつの間にか、全国での優勝が夢になり、
世界での優勝が夢になった。
柔道をやって、仲間に恵まれ、指導者に恵まれた。
ホントに感謝しかないよ」

いつもクールな須貝先生は、
普段はあまり自分のことを話しません。
今回も、俺のことはもういいよとやんわり断られましたが、
たまにはいいじゃないですかとちょっと食い下がって話を聞きました。

平凡なごく普通の、ちょっとぽっちゃりした中学生の
柔道サクセスストーリー。
たしかに、指導者に恵まれたことはあると思いますが、
須貝さん自身に、素晴らしい指導者を引き寄せる
何かがあったからこそ実現したのだと思います。

誰でもできるというわけではないと思いますが、
誰にでも可能性があると感じさせてくれる須貝さんのお話でした。
須貝先生、スポーツひのまるキッズの講師として、
今後もご指導よろしくお願い致します!

ひのまるキッズ事務局 林

柔道ノート

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柔道ノートみなさん書いていますか?
もしくは、書いていましたか?

現在、日本代表で活躍している選手たちや元五輪メダリストたちも柔道ノートを書いている、書いていた選手がたくさんいます。

私が柔道ノートを書きはじめたのは高校1年生のときでした。

高校の監督から柔道ノートを書くように部員全員に指示がありました。
そのノートは大学ノートのようなものではなく、日付、朝昼晩の食事、練習内容、体重、感想、更にはお通じのことまで記載する欄があるノートでした。
毎日の稽古が夜遅く、ヘトヘトになって家に帰るのは10時11時は当たり前。
そこからご飯を食べ、お風呂に入って柔道ノートを書く。
書く前に体重を量りノートに記入。食べたご飯を思い出し、1日の稽古を振り返る。
自分のかけた技はどうだったか、どうしてあのとき先生に注意されてしまったのか。
中学までは何となくキツイ稽古をこなしていただけなのに、柔道ノートを書いて1日の稽古を振り返ることによって、自分の柔道(稽古)を自分で考えるようになりました。

もちろん試合や合宿のときも柔道ノートを書きます。
試合で負けたときなんかは振り返るのも嫌で書きたくない…。と思ってしまいますが、反省することはとても大切なこと。
反省を書くことによって、次の試合に向けて逃げない気持ちと、次は負けない!同じことを繰り返さない!という気持ちにさせてくれました。

先日帰省したときに、たまたま部屋で柔道ノートを見つけました。
前向きにやる気を全面に出していたり、弱音を吐いていたり、悩んでいたり、あの頃はこんなことを思っていたのかと10年経つ今でもその柔道ノートを見れば振り返ることができます。

なんでも良いのでその日の自分の稽古、気持ちを柔道ノートに書いてください。
何年後かにそのノートを見て『あのころの自分』を思い出せます。
そして自分自身を成長させてくれることでしょう!

スポーツひのまるキッズ協会
村中

高校生の夏、金鷲旗はやはり熱い!

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台風の影響で、時おり強い雨が降る
マリンメッセ福岡で開幕した
高校生の夏の風物詩、金鷲旗。

出場校は、男子333校、女子163校、
合計なんと496校!
会場は選手と応援にきた家族で、
朝から熱気ムンムンでした。

子供の頃に同じ道場、あるいは同じ中学で柔道を習い、
今は遠く離れた別々の高校で頑張っている選手同士が
久々の再会を喜んでいる姿が、
会場のあちらこちらで見られるのも、
この大会ならではかもしれません。

同会場で金鷲旗のあとに行なわれている
剣道大会“玉竜旗”が舞台として出てくる
誉田哲也の青春小説「武士道」シリーズの世界観を
ほうふつとさせるようなシーンは、
見ていて、ちょっと甘酸っぱい気分になります。
(「武士道」シリーズをまだ読んだことのない方、
ぜひ、まずは『武士道シックスティーン』を読んでみてください)

22日は、女子は4回戦まで、男子は1回戦と2回戦の一部が行なわれ、
女子は、すでにベスト16までに絞られました。

明日(すでに今日)23日、女子は5回戦から決勝までが行なわれます。
初日は、有力校がほぼ順当に勝ち上がっており、
とりわけ、優勝候補と目されている
春の高校選手権の優勝校・埼玉栄高校や、
昨年準優勝、地元の敬愛高校、
大成高校などは、危なげない内容で
しっかりと勝ち上がっています。

果たして栄冠を手にするのはどこか?
明日も熱い戦いが見られそうです。

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(写真は女子4回戦 敬愛-横須賀学院)

ひのまるキッズ事務局 林