全日本学生柔道優勝大会1日目

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こんにちは!

今日は全日本学生柔道優勝大会が開催されている日本武道館にきております。
男子は64回、女子は24回を迎える本大会は、大学日本一を決める大会で、全国各地からたくさんの大学がこの大会を目標に日々の稽古に励んできました。

大会1日目の今日は女子5人制、3人制の全試合と男子の1回戦がおこなわれました。

男子は強豪校が順当に1回戦を突破。
明日の2回戦以降の試合に向けて各校仕上がりは順調のようです!

女子5人制は昨年準優勝で優勝候補の環太平洋大学が筑波大学に負け、ベスト16。
決勝に上がったのは、筑波大学を下した帝京大学と女子最多優勝を目指す優勝候補筆頭の山梨学院大学。
1-1で代表戦までもつれる展開。
代表戦の結果、山梨学院大学が見事連覇を達成しました!

女子3人制は昨年優勝の鹿屋体育大学と芦屋大学の決勝戦がおこなわれ、2-0で鹿屋体育大学の連覇となりました。

どの試合も熱戦となりましたが、私が注目したのは、開会式での大会会長である、佐藤宣践先生のお言葉です。

佐藤先生は、
「礼節をしない柔道は柔道ではない。」
と、おっしゃいました。
開会式での先生のお言葉を真剣な眼差しで聞く選手たち。
試合に出場した選手たちは素晴らしい礼をしていました。
そして、佐藤先生はご挨拶の最後に、
「今大会、大会運営してくださる関係者、学生のみなさんがいて大会開催できていることを心より感謝し、御礼申し上げます。」
というお言葉を残されました。
裏方で動いている学生の励みになるお言葉、とても感動しました。
佐藤先生は大会のご挨拶で毎年最後の締めくくりの言葉は運営学生への感謝のお言葉だそうです。
先生の感謝の気持ちと心遣い、本当に尊敬します。

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明日は大会2日目。
男子の優勝校が決定します!
東海大学史上初、前人未到の8連覇なるか。
他大学の猛追も見逃せません!!

そして、今日試合をした全ての選手のみなさん、本当にお疲れ様でした!

スポーツひのまるキッズ協会
村中

今週末、大学日本一が決定!

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いよいよ今週末(6月27日、28日)は、
大学日本一を決める全日本学生優勝大会。
言うまでもありませんが、大学生の大会で最も盛り上がる大会であり、
見ているほうも“血湧き肉躍る”大会です。

昨年は、東海大が決勝で日大に4-2で逆転勝ちし、
史上初となる7連覇を達成しました。

平成24年から、決勝は3年連続で東海大と日大の間で争われており、
平成24年は、東海大が3-3の代表戦、
平成25年は、東海大が6-1、
平成26年は、東海大が4-2で勝利し、
いずれも東海大学が優勝を飾っています。

※ダイジェスト映像が下記でご覧いただけます。
http://www.gakujuren.or.jp/movie.html

今年の戦力を見てみると、
東海大は、今夏の世界選手権代表のベイカー茉秋、
90kg級学生チャンピオンの長澤憲大、ウルフ・アロン、
新入生の香川大吾(インターハイ王者)など錚々たる顔ぶれで、
今年も優勝候補の筆頭と言っていいでしょう。

続くのは、前哨戦と言える東京学生優勝大会の決勝を東海大と争った明治大。
(東海大が3-2で勝利)
明治大は、高校選手権100㎏超級王者の小川雄勢、100kg級王者の川田修平、
100㎏超級インターハイ3位の田中源太と大型補強に成功。
大黒柱の上田轄麻(昨年の100㎏超級学生王者)もおり、
強力布陣で、平成13年以来の優勝を狙います。

3年連続準優勝に甘んじている日大も「今年こそ!」の決意を秘めています。
昨年までエースとしてチームを引っ張った原沢久喜が卒業し、
戦力的にはやや落ちているような気がしますが、
主将のレイズ・カヨルを中心に、昨年の100kg級学生チャンピオンの制野孝二郎、
2年生の佐藤和哉など、チーム力では昨年以上との評価もあります。
先日、T先生に話を聞いたところ、
「原沢がいなくなって、選手たちに原沢に頼る気持ちがなくなったから、
今年は日大が優勝するよ」とおっしゃっていました。

順当であれば、強力新入生の加入でガ然勢いに乗る明治大と日大は
ベスト4をかけて4回戦(準々決勝)で対決!
また、国士舘大と天理大も順当であれば準々決勝で対決します。

ルールが変わり、身体の小さい選手が勝つことが
難しくなってきているのは確かですが、それでも、
オーダー次第でまったく異なる結果となる可能性があるのが
団体戦の面白いところ。
大会を前に、まずは組み合わせを見て、
勝ち上がり予想を楽しんでみてはいかがですか。

(写真は昨年V7を達成した東海大)

http://www.gakujuren.or.jp/pdf/2015/2015b_t.pdf

ひのまるキッズ事務局 林

柔道あるある②~坊主頭~

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柔道選手で最も多い髪型、それは『坊主頭』なのではないでしょうか。

ひのまるキッズに参加している子供達の中でも坊主頭率はかなり高いです!

今回の柔道あるあるは、中学、高校の柔道部新入生はほぼ坊主であるということです!

新しい環境で心を引き締めるために率先して坊主にした人、部内の決まりで坊主にした人理由はどうあれ、中高生は柔道家=坊主というイメージがとても強いと思います。

坊主頭が似合う人は柔道家の中にたくさんいます。

現在、世界選手権3連覇中の海老沼匡選手。

見た目はすっきりとした坊主頭ですが、心は常に向上心を持ち、試合ではまさに侍のように勝ちにこだわり信念を持って戦っています。

海老沼選手の坊主姿、とても似合っています!

今週末のひのまるキッズ東北大会のときにも坊主頭の侍キッズたちに注目したいと思います。

スポーツひのまるキッズ協会
村中

柔道をはじめた歳

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みなさんは何歳から柔道をはじめましたか?
または、
お子さんは何歳から柔道をはじめましたか?

大会プログラムの選手名簿の柔道歴のところに小学1年生なのに柔道歴が2年、3年の子がいるのでビックリしました。
物心つく前から柔道をしているのかな?と思います。

一流選手は何歳から柔道を始めたのでしょうか。

ロンドン五輪で日本人唯一金メダルに輝いた松本薫選手は6歳、
お父さんが新田高校の柔道部監督である48kg級の浅見八瑠奈選手は3歳、
世界選手権3連覇中の海老沼匡選手は5歳から柔道をはじめたそうです。

幼少期から柔道をはじめている選手は多いですが、昨年世界選手権70kg級で銀メダルを獲得したヌンイラ華蓮選手は中学校から柔道をはじめたそうです。
中学3年生のときに全国中学校柔道大会70kg級で優勝したヌンイラ選手!
柔道をはじめて3年目に全国大会で優勝するとは、本当にすごいです!!!

柔道と出会えた年齢は人それぞれですが、出会えたことに感謝し、子供達には日々稽古に励んでいただきたいと思います。

柔道あるある①~耳がわく~

「耳がわく」

柔道、レスリング、ボクシング、ラグビーなど格闘技をしていて耳が腫れている人がいます。

なぜ腫れるかというと、耳介という外耳道と外耳で構成している部分があります。その皮膚と軟骨の間に血液がたまって腫れることを耳介血腫といいます。
この耳介血腫が耳が腫れる、俗にいう「耳がわく」ことです。
その形から「餃子耳」や「カリフラワー耳」とも言いますね。

格闘技系の競技をしている人は畳に耳が擦れたり、相手の頭がぶつかったりして耳の耳介の部分に内出血を起こします。
こういうことを繰り返し起こしてそのまま放っておくと血腫が固まって耳が変形します。

では、どうして「耳がわく」のでしょうか。
格闘技系の競技をしている人は畳に耳が擦れたり、相手の頭がぶつかったりして耳介の部分に内出血を起こします。
こういうことを繰り返し起こしてそのまま放っておくと血腫が固まって耳が変形し、「耳がわく」状態になります。
現在の世界選手権に出場したり、全日本トップクラスで戦っている柔道選手も耳がわいている選手はとても多いです。

私が高校1年生のときに男子部員と女子部員が別々に夏合宿をして、夏休み残り1週間で久しぶりに学校の道場で男子部員と再会したときに、同学年の子が真っ赤に大きく腫れた耳をしていたことを今でも覚えています。
自分が歩くだけでもその振動で痛い!と言っていました。
2週間ほどのハードな練習と合宿で見事に耳がわいてしまったわけです。
中学の頃は耳がわいている人は凄く練習をしていてなんだか強さの象徴のようで、かっこいいな~と呑気なことを思っていましたが、いざ耳がわいたらとんでもなく痛く、「別になりたくてなったわけじゃない」「こんなに痛いのなりたくない」という気持ちの人もいるようです。
ちなみに、耳の軟骨が柔らかい人などは耳がわきにくいそうです。

ここで柔道あるある!

街をすれ違ったり、電車で隣に座った人が耳がわいていたら、格闘技系をしている人はその人に対して親近感を覚えませんか??

なんのスポーツしているのかな?
柔道かな?

など、私はチラチラその人のことを見てしまいます(笑)。

ちなみに、初対面の人と話をするときに顔よりも先に耳を見てしまう傾向があります。
柔道関係の仕事をしているので、尚更耳がわいているかどうか意識してしまいます…(笑)。

この柔道あるあるに共感持てる方は是非「いいね!」をお願いします(^^)!

スポーツひのまるキッズ協会
村中

全日本実業柔道団体対抗大会

おはようございます、ひのまるキッズ事務局の原です。先週末は秋田県立武道館に全日本実業柔道団体対抗大会の競技役員としてお手伝いに行って参りました。
この大会は実業団の選手にとって、唯一の団体対抗の大会です。
企業スポーツとして取り組んでいる会社の期待度は高く、選手たちも一致団結し、それぞれの看板を背負って戦うため、個人戦以上に盛り上がります。
試合を観る側の楽しみとしては、個人戦とは違いチームとしての勝負になるので、その場面場面でお互いの役割に応じた試合をしなければならず、時には勝率の高い相手との試合でも負けない試合に徹したり、何としても勝たなければならない場面では、個人戦以上の集中力を発揮する選手を発見することがあります。また、一部の試合では、一流選手の無差別の戦いをみることも出来るのも、この大会の楽しみだと感じています。

そんな魅力的な全日本実業団体対抗大会ですが、地元秋田県内での認知度の低さが非常に残念でした。
せっかく、一流選手が参加して、全日本クラスの試合を観ることが出来る機会と言うのに、観客席には、ほぼ、各企業の応援団やクラブチームの応援団だけで、道場で観戦に来ているような子供たちの姿も全く見ることはありません。

今、柔道界では、子供たちの柔道はなれが深刻な問題となっています。それは、ひのまるキッズで各地の先生方と話をしていて明らかです。
全日本実業団体対抗大会は、毎年、全国各地をまわって大会を開催しているので、是非とも、せめて、同県の柔道連盟が主導権を持って、道場への告知や大会内でのイベントなども検討していただければと希望します。

受け身をもっともっと大切に!

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。
先週は柔道界にとって、辛い悲しい出来事が起こりました。。

2012年以降3年間は死亡事故”0”を続けていただけに、今回の事故は関係者に大きな衝撃と与えることになったのではないでしょうか。。
そして、その事故内容は、報道で知る限りでは、ここ数年全柔連が、注意喚起を続けてきた典型的な内容と同じ内容の事故であるため、その衝撃はより大きいものと感じております。

『柔道の安全指導〔2011年第3版〕』の最初のページにも、「特に、若年の初心者が頭部や頸部を負傷し、重大事故になるケースが顕著です。」と記載され、その内容を見ても、中・高生の初心者に事故が多く、死亡事故の一番の原因として頭部外傷があり、その原因となった技は大外刈りが多いこともしっかりと書かれています。

http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2013/08/print-shidou.pdf

柔道指導の現場では、充分に認識されているはずのことが、こうやって事故として、結果となって報道される。
心の叫びとして、たくさん言いたいことはあるが、柔道に携わらせてもらっている一人の人間としては、今後、このようなことが起きないよう務められることをやっていくしかない。

スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会では、受け身コンテストを必ず実施しています!
講師の先生が、受け身の大事さをしっかりと説明してから、子供たち全員に受け身を講師の前で披露してもらいますが、前回り受け身が上手くできない子供も少なくありません。

まずは、ご指導されている先生方が柔道が危険なスポーツであることを認識して、二度と今回のような事故が起きないよう、今一度、受け身を習得させることの大切さを肝に銘じていただきたく、心よりお願い申し上げます。

https://www.youtube.com/watch?v=EzCwsK41rCU&feature=youtu.be

ライバルの存在

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みなさんにはライバルはいますか?

勉学でもそうですが、スポーツ分野では特にライバルの存在は大切だと私は思います。

あの子には負けたくない、この子には負けたくないという気持ちは、互いに切磋琢磨し、向上し続けます。
ライバルよりも上へ、強くなるために日々の稽古に精進することはとても良いことです。
それは自分自身のモチベーションアップにもつながりますので、良いライバルがいることはとても幸せなことだと思います。

斉藤仁先生の追悼記念大会を東北大会で行いますが、斉藤先生のライバルといえば、山下泰裕先生です。
山下先生自身も斉藤先生のことを「人生で最大で、最高のライバルだった。」とおっしゃっています。
あの全日本選手権での名勝負はお互いが最高のライバルと認めたことによって生まれた名勝負なのではないでしょうか。

山下先生と斉藤先生のように自分を奮い立たせてくれるライバルが今のみなさんにはいますか?
もしいるならば、そのライバルに感謝し、日々の稽古に励んでいくことが大切だと思います。

他の武道から学ぶ

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。

今後、道場をやっていく上で、他の武道のことを学ぶことで、柔道にも当てはめられることが発見出来るかもしれないと剣道のことを知りたいと思い、ちょっとだけ調べてみます。

小中学生時代は武道館の1階が柔道、2階が剣道、高校時代は手前が剣道、奥が柔道と常に踏み込みの足音とともに竹刀のぶつかる音や大きな掛け声、そして、小手や袴の半端ない汗臭さに親しみを覚えておりましたが、私も学生時代は柔道ですら、スポーツとしてしか考えておらず、剣道の理念や心構えなど知る由もありませんでした。

1.剣道の理念

剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である

2.剣道修錬の心構え
剣道を正しく真剣に学び
心身を錬磨して旺盛なる気力を養い
剣道の特性を通じて礼節をとうとび
信義を重んじ誠を尽して
常に自己の修養に努め
以って国家社会を愛して
広く人類の平和繁栄に
寄与せんとするものである

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剣道は、剣の理法の修練。

修練の目的は人間形成だという事だと思います。

そして、剣の理法というのは、「剣」を扱う上で、「当然の結果を生み出す法則」

なので、剣道では、フェイントという技術は評価されないようです。

フェイントというのは、色んなスポーツや柔道でもよく使われる技術ですが、剣道では、当然の結果を生み出す法則を修練しているので、フェイントを使っての成功は、偶然な結果でしかないとみなされるからだそうです・・・・。

そして、剣道修練の心構えについては、昇段審査の学科試験に出るようで、それぞれの解釈を答案用紙に書いてもらうそうです。

(回答例)心身両方の充実を目指す、人間形成の道である。相手に勝つことよりも相手を重んじることが優先され、そうであるからこそ、技やテクニックだけではなく、礼節についての指導にも重きを置かれる。これらは剣道を離れた生活のあらゆる場面においても活かされるものである。剣道を通じて人間としての成長を目指すものであり、これは尽きる事無く永遠にさらなる向上を追い求めるべきものである。

柔道でも昇段審査で、こんな学科試験があれば、もっともっと柔道の価値が高まるのではないでしょうか!

ただ、そんな剣道の世界でも、剣道の理念や剣の理法について、語れない指導者が増えていっているそうです。

柔道の目的や技の理念というものを、しっかりと子供たちに伝えられている道場がどのぐらいあるのだろう??

講道館のホームページでは、「嘉納治五郎師範の教え」として、柔道家として知っておくべき情報が掲載されています。まだ見ていない方は是非ともご覧ください!

http://kodokanjudoinstitute.org/doctrine/

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その98;事を成す)

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先日、偶然に千葉の君津のコンビニで手にした(トイレ休憩の時に)雑誌。

田中角栄という生き方・

人によっては、もちろん千差万別。

私も個人的には、好き、嫌いでは・・・。

そんなに好きではない・・・。

だったと思いますが、その気持ちは一瞬で吹っ飛びました。

内容は、読んでください。

でも、経営者の端くれとして、今、その生き方、言動には本当に感銘を覚えます。

その中で一番は

『政治とは、事を為す』ことだ!

ということ。

最近、会社存続の会議で『ひのまるキッズとは??』を社員に解いて、一喜一憂していましたが、
とどのつまり、政治も事業も同じことだと感じています。

角栄さんは、

政治とは事を為す。

といっていました。

私にとって、ひのまるキッズ事業とは??と聞かれれば、これからは

事業とは事を成す。

と答えようと思っています。

成し遂げるべきことを、社員と一緒にやり遂げます。

会社としての形より、志・ビジョンの『容(かたち)』を共に追求する仲間と共に・・・。

何事にも負けるわけにはいきませんよね(笑)!!

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いまから、ここから、事を成します!!!

永瀬義規