おい、永瀬。お前がやっていることは間違っていない。誰が何と言っても俺は応援すっからな!
昨年、電話で話した時、これがまさか最後の言葉になるとは思いもよりませんでした。
28年前、近代柔道編集長の時には「おい、せっかく編集長になったのだから全面的に協力するよ」と言って「斉藤仁の一本お願いしまッス」というコーナーを開設。
アメリカから戻って、初めて日本選手団入りを果たしたアトランタ五輪でも周囲の誹謗中傷に「おい、永瀬は全競技の広報責任者となったんだよ。柔道界としては誇りに思うべきだ。俺は絶対に応援するよ!」
シドニー五輪後、全柔連を辞めるときにも周囲からあることないこと言われた時には「おい、これからはマスコミとして柔道界を盛り上げていけるんだから思う存分やればいい、俺は応援するよ」…
そして、会社を作ってひのまるキッズを始めたときも、「良い大会だ! これが今の柔道界には必要なんだよ!! 俺は何でもするから言ってくれ!応援する!!」と度々会場に足を運んでくださいました。
いつも、いつも、顔を見ると心配ばかりしてくれて、応援する、応援するって・・・
死んでしまっては、その応援に応えることはできないじゃないですか・・・・・・・・
あまりにも若すぎる別れに、悲しみは尽きません。
でも、その『思い』はしっかり素晴らしいDNAと共に残されています。
謹んでお悔やみ申し上げるとともに、応援してくれた斉藤先輩の気持ちにこたえるためにも、ひのまるキッズをもっとしっかりとしたものに育て上げようと心に誓っています。
稀代の柔道家、斉藤仁先輩、お疲れ様でした!! ありがとうございました!!
そして、今後も応援、よろしくお願いいたします!!
合掌
いまから、ここから、必ずやりきります!!
永瀬義規
p.s.数日前の林の投稿とダブってしまいましたが、どうしても残しておきたかった独り言でした。