いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その188:ライバルの存在)

ライバル

「強くなるためにはどうすれば良いですか?」

ひのまるキッズの前日練習会の質問コーナーでいつも出る質問です。

それに対して、参加した講師の先生方からいつも的確な返事がでるので自分自身も本当に勉強になります。

あきらめないこと

つづけること

強くなろうと思い込むこと

全てが正解です。

では、あきらめないためには、続けるためには、思い込むには・・

もちろん、ひのまるキッズ六訓を一つ一つやっていけばそうなるんだよ!!っていいたいですが、やはり

一緒に頑張る友達

支えてくれる親、先生

素直に聞く自分自身

が必要だって私自身は人に聞かれるとそう答えていました。

ところが、先日、あるテレビドラマを見ていて、もっと分かり易い答えの一つを見つけました。

そのドラマは、学歴は中学卒業の夫婦が、自分の娘の中学受験に自らを犠牲にして娘と共に挑んでいく番組です。

その中で、偏差値50がやっとの娘と偏差値68のお金持ちのお嬢様が仲良しになったことは良かったものの、お付き合いをしていくうちにお嬢様の成績が下がってしまい、その事実を目の当たりにして苦悩する二人が見つけ出したものがその答えでした。

結局、彼女たちは自分たちでその絆を断ち切らない方法を見つけたのです。

それは、

ライバルになること。

ライバルとは、

同等もしくはそれ以上の実力を持つ競争相手の意味。好敵手(こうてきしゅ)と和訳されることがある。
語源はラテン語で「小川」を意味するrivusの派生語、rivalis。
これが「同じ川(水源、水利権)を巡って争う人々」から「一つしかない物を求めて争う人々」の意味へと発展し、フランス語を経由して英語になった。

という説明のように、まさに同じ目標に向かって切磋琢磨する立場。

柔道界でもかつての山下vs斉藤を始め、名選手には必ず好敵手がいてお互いにしのぎを削って栄光を手にしました。そして、これはスポーツに限ったことではないことも明白です。

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先日のひのまるキッズ近畿大会の会場でも、たぶんそんな関係なんだろうな・・と思える子供たちがたくさんいました。そして、その親御さん同士も仲良さげにお話ししてる姿に感動し、のちにアップされたフェースブックでもそういう報告が多くなってきました。

非常に嬉しいことです。

人生は長いです。

ひのまるキッズで出会った友達関係がライバルに成長し、それが彼らの人生に少しでも役立てたら・・それだけで我々は幸せです!

あ、私のライバルですか?? FBにレギュラー出演の3バカトリオの二人ですね、間違えなく(笑) かけがえないです。はい。

3バカトリオ、最近写真載せすぎてクレームもらったんで控えておきます(笑)詳しくは私のFBにて!

いまから、ここから、愉しみ、楽しみ!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その186:学生の眼がブアン!と輝いた瞬間)

 

 

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フェースブックにも書きましたが、先日、国際武道大学で行われた朝飛大先生の講義『道場経営論』に飛び入り参加させていただきました。

皆さんもご存じのように、朝飛先生の指導は本当に日本一だとと思っています。ひのまるキッズでそれは実証されています。

そして、朝飛道場は日本で(残念ながら)数少ない「参加者収入で儲かっている道場」でもあります。

朝飛道場がなぜ儲かっているか??

自分なりにその答えはあります。そして、その答えには自信があります。

では、それは何か・・・。

簡単です。

なぜ儲かるか?? 週5日稽古に対して正当な月謝でも人がいっぱい来るから、です。

なぜ、人がいっぱい来るのか?

それは、朝飛先生の指導方法がいいから・・それもありますが、それは儲かるという直接的理由ではありません。

儲かるという字は、信者を作る。

ビジネスモデル塾で習ったことです。

そうなんです、朝飛道場には、朝飛信者でいっぱいなのです。朝飛道場の実績を信用し、朝飛道場に信頼して子供を預けているんです。

私の両親は脱サラで仕出し弁当屋さんを始め、お陰様で繁盛していました。

その理由は、美味しい?安い?人柄がいい?すべて当てはまりますが、端的に言うと信者がいっぱいいたということです。その信者が伝道師になり、新しいお客さんを連れてきてそのお客さんが信者になり、また、伝道師になる・・・。

他の業種で、たとえお客さんが少なくてもすごく高額な商品を売っているところでも信者をどのくらい抱えているか??

ではないでしょうか?

では、信者を増やすためにはどうすればいいか・・それは、利益を上げる、良い商品を作る、素晴らしいサービスを提供する・・なんでもいいんですが、全てに共通すること・・それは、

当たり前のことを当たり前にやり続ける

ってことではないでしょうか?

弁当でしたら、美味しく作る、コストを押さえて安く提供する、いつも笑顔で接客をする・・です。

武道大学での講義ではこのことまでは、話はできませんでした。

収益が上がらなければ、飯は食えないですよね・・

ってことの最初の部分しか話せませんでした。

でも、道場経営で「当たり前のこと」なんでしょうか?? これをしっかりやれば、道場でも飯が食えるんだと思います。信者が支えてくださいます。

これ以上は次の機会で(笑)でも、間違いなく朝飛道場にいってみればわかります。

すみません、長くなってしまいました(いつもながら・・)。

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好きな武道で飯が食えればそんなに良いことはないって思っている学生が思った以上にわかったことがありました。そう、タイトル(本題)です。

スポーツ(武道)で飯を喰えるなんて夢のまた夢だ・・と思っている彼らの眼がバッチリ見開いた瞬間、それは、講義最後の帰り際に投げかけた言葉、

夢は見るもんではない、夢は掴むもの、叶えるものなんだよ!!

その時、ブワン!!! と輝いた彼らの表情に本当に力をいただきました。

こんな機会を与えてくださった石井先生、本当にありがとうございます。

そして、「当たり前のことを当たり前にやる」ということを、自らの背中で教えてくれた母の四十九日が昨日無事に終了しました。これで大好きな父と二人永遠の旅立ちです。

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ある意味、彼らが夢をかなえた瞬間かもしれません。 合掌。

いまから、ここから、仲間と共に、ひのまる信者と共に!!

永瀬 義規

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その184:腹を括る~結果を手放す~よし、来い!!)

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お前、腹を括ってんのかぁ!!!

いやあ、とにかくいろいろなことが起きます。

その時々で、体中から血が出るほどアトピーを掻きむしり、夜は眠れず・・先日の検査では全て異常なしだったのにも関わらず、公私にわたり心身ともにくったくたでボロボロ・・、いつもイライラ・・みたいな日々を過ごしていました。

でも、先日、一番近い人に冒頭の言葉を言ったとき、キョトンとした顔を見て「こいつ本当にわかっていないんだね・・」とその時は怒り心頭でしたが、今朝からオフィスで一人、ず~と考えていて、ふと思ったんです。

あいつはすでに腹括ってるんじゃないの? 腹を括るというのは、結果を恐れずとことんぶつかっていくということ。少なくてもこんな吹けば飛ぶような連載企業でひのまるキッズで絶対に世界中の親子を幸せにするんだ!なんて理念のみで突き進んでいる俺についてきているんだから、そりゃ、結果を解放させているよね・・。

すでに、結果を手放してるんじゃないの??腹くくってるんじゃないの???

だから、今更、何言ってんの?って感じだったんだろう。

俺は、どうだろう??

もちろん、結果を恐れず、事業は推し進めている。でも、本当に結果を気にしなくいつも言っている己をとことん尽くしまくっているだろうか・・・?

答えは・・。

いや、まだまだ、心のどこかに人はそう見てるか、人と比較してどうか、これをやり切ってどうなるんだろうか?「のに」族、「どうせ」民族たちに心の中で進撃を受けているじゃないのか??

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思い起こすと・・

いつも書いていますが、どうしてたった4年間なのに、今でもその時にプライドを持ち続け、その時の親友たちとの絆が切れないのか・・ こいつらとは、もう35年・・。

それは、あの大学の4年間は腹を括って生きていたからだと思います。

投げられても、投げられても、負けても、負けても、すぐに帯を締め直して、気合だけは人一倍大きな声でこう言っていました。

よ~し、来い!!

そうです。何の根拠もなく、結果はどうであれ、どんな相手にも本気で叫んでいました!(本来はお願いします、です。はい(笑))

ひのまるキッズセカンドステージ。

今一度腹を括るのは自分自身です。

残りの人生、何回帯を締め直せるかはわかりませんが、全身全霊「やる!」のみです。

いまから、ここから、高度成長のシンボル・東京タワーにも負けませんよ!!よし、来い!

永瀬義規

 

皆さんのお子さん、毎日しっかり寝ていますか?

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スポーツひのまるキッズ協会では、年に一度くらいのペースで、
『ひのまるキッズ通信』という機関誌を発行しており、
現在、その制作をしている最中です。

今回は、『スポーツライフマネジメント』について
特集しているのですが、皆さん、
『スポーツライフマネジメント』ってご存知ですか?

『スポーツライフマネジメント』というのは、
スポーツライフである「運動」「栄養」「休養」の3要素を、
うまくマネジメント(管理)して、
よりよいスポーツライフを送りましょうというもの。

ジュニア期に関していうと、
この「運動」「栄養」「休養」に「勉強」を加え、
より充実した学校生活を送るために、
効果的な生活リズムをつくることが大切であるということが
日本体育協会のホームページなどでも詳しく解説されています。

今回の『ひのまるキッズ通信』では、
とりわけ「栄養」と「休養」に関してクローズアップ。

原稿を書くために、専門家の先生にお話をお聞きしたり、
厚生労働省や農林水産省、日本体育協会などのホームページを
参考にさせていただいたりしたのですが、
私自身が知らなかったことも多く、
一般的に、意外に知られていないのではと
思うこともたくさんあり、
指導者の先生はもちろんですが、保護者の皆さんにも、
ぜひ知っておいてもらいたいと思います。

ひとつ、例を挙げると睡眠のこと。
近年は、塾や習い事と子供がとても忙しく、
子供の睡眠時間が非常に少なくなっていることが
よく問題視されていますが、
子供の理想的な睡眠時間がどのくらいか、皆さんご存知ですか?

小学生でも学年によって少し異なるのですが、
低学年で10時間~10時間半、
高学年でも9時間~9時間半は必要だと言われています。

学校に行く時間が朝7時半、
その前に朝ごはんを食べることを考えると、
ギリギリまで寝ていたとしても朝7時起床。
逆算すると、低学年は夜8時半~9時。
高学年は夜9時半~10時には寝たいところです。

夜の10時~翌2時までは、
成長ホルモンのゴールデンタイムと言われており、
この時間にしっかりと睡眠に入っていることが、
より良い成長をするために必要なことだと言われています。

ちなみに成長ホルモンによって、
身長が高くなり、筋肉がつき、
筋肉がつくことで、代謝が活発になり、
代謝が活発になることで、
トレーニングなどで傷ついたカラダの組織を修復、
体力を回復させることで病気への抵抗力・免疫力を高めると
いうわけで、成長ホルモンの存在は、
健康で丈夫なカラダを作るうえでは不可欠。
その成長ホルモンの働きを、最大限活かすために、
睡眠がいかに大切か、わかっていただけるかと思います。

さらに、成長ホルモンは脳の働きを良くし、
集中力、記憶力、さらには意欲(やるき)も高めることも
わかっています。

心身ともに健全な成長をするために、
まずは、しっかりと眠ること!

10年ほど前から、文部科学省では
『早寝早起き朝ごはん』を国民運動として推進していますが、
これは、健全な心とカラダの成長のためには、
とても大切なことなのです。

柔道が強くなりたかったら、
練習をしっかりして、きちんと眠る。
頭が良くなりたかったら、
勉強をしっかりして、きちんと眠る。
眠ることで、カラダも頭も成長する、
逆に言うと、眠らなければ、せっかくの練習も勉強も
十分な効果を得られないということなのです。

もう一つ大切な「栄養」(朝ごはん)については、また次回。

ひのまるキッズ事務局  林

あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。
ひのまるキッズの事務局も、
昨日1月4日から業務をスタート致しました。

2016年も1年間あっという間でしたが、
思い返すと、いろいろなことがありました。

ひのまるキッズのイベントで言うと、
1月の九州大会からはじまり、
2月の近畿大会、年度が代わって、
4月関東、6月東北、
7月四国の道場わっしょいと中学生バスケット、
8月には岩手県での復興応援夏合宿、
さらに、9月東海、11月北信越、
そして12月中国。

これに加え、
4月には全日本選手権のプログラム、
7月にはリオ五輪の観戦ガイド等々、
さまざまな制作業務も行なってきました。
振り返ると、いつも時間に追っかけられていたなぁと、
つくづく感じます。

2017年(平成29年)は、
時間に追われるのではなく、
仕事もプライベートも、計画的に、
時間を追いかける(?)、先に進めておくくらいの、
少しゆとりのある生き方をしたいものだなぁと思っています。

社会に出て30年、
すっかり染み付いた習慣を
どこまで変えられるのか。

まずは、1時間の早起き(4日目)。
……ちょっと、体操もしてみました。
今日から万歩計を携帯、1日10000歩も再開します。
小さいことからコツコツと。

今年も、ひのまるキッズの会場で、
たくさんの“笑顔”に出会えることを楽しみにしています。
本年も、宜しくお願いいたします。

ひのまるキッズ事務局 林 毅

子供との時間、家族の時間を大切に!

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『ひのまるキッズ北信越大会』でのこと。

前にもお話ししましたが、
『ひのまるキッズ』には年間数回、
各地の大会に遠征して出場してくださる、
いわゆる常連の親子がたくさんいらっしゃいます。

北信越大会にも、
北海道のHさん親子や岐阜のKさん親子が来てくださいました。
ともに、現在、中学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが小学生の頃から
出場してくださっており、今大会にもお兄ちゃんお姉ちゃんも
一緒に来ていて、わざわざ挨拶にも来てくれました。

「よその子とゴーヤは育つのが早い」(by博多華丸・大吉)と言いますが、
他人の子供の成長は、本当に早いもので、
1~2年見なかっただけで、大きくなっていて驚きます。
柔道をやっている男の子なんて、
少しの間に身長は追い越され、身体はたくましくなり、
顔つきも大人びていて、「別人!?」と思うことも少なくありません。
でも、そんな成長した姿が見られることも、
ひのまるキッズをやっていて、
嬉しいことのひとつです。

そして、もう一つ、嬉しかったのが、
友達の輪の広がりです。

学年・階級が同じ北海道のH君と岐阜のK君は、
過去に何回か一緒になった前日練習会や試合を通して、
すっかり仲のいい友達になっており、
北信越大会で、久々に会えることを楽しみにしていたそうです。
普段からLINEでもやりとりしており、
今回も、会場に向かう車の中で、
「いまどこ?」とお互いの状況を確認しあっていたんだそうです。

今回の大会では、順調に勝ち上がれば
準々決勝で対戦するということで、
「そこまで頑張って、試合しよう」と
二人で激励し合っていたそうです。
残念ながら、二人の対戦は実現しませんでしたが、
試合後、笑顔で話している様子を見て、
柔道の良さ、『ひのまるキッズ』の良さを
また一つ発見できたような気がして
とてもうれしくなりました。

二人とも6年生。
もしかしたら、これが最後の
『ひのまるキッズ』になるかもしれません。
K君のお母さんは、家族で過ごした
『ひのまるキッズ』の思い出を、
とても楽しそうに話してくれました。

「最初は、お兄ちゃんが友達を作るのが下手だったので、
なんとか友達ができるようにならないかと思って出場してみたんです。
そしたら、前日の練習会や試合を通して柔道の友達ができて、
子供たちにとっては、本当にいい経験になったと思います。
子供たち、『ひのまるキッズ』をとても楽しみにしていたんですよ」

おそらく、お子さんたちにとっても、
お父さんお母さんと一緒に『ひのまるキッズ』に出たこと。
いろいろなところを旅したことは、
大切な思い出、一生の宝物になったのではないかと思います。

自分の子供が成人して、つくづく思うことは、
「子供と時間を共有できる期間というのは本当に短い」
ということです。

『光陰矢の如し』
月日の過ぎるのは、本当に早いものです。
皆さんも、子供との時間、家族の時間を
大切にしてください。

スポーツひのまるキッズ事務局
林 毅

柔道が本当に大好きだった髙木長之助先生、心よりご冥福をお祈りします。

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私の尊敬する柔道家の一人、
髙木長之助先生が昨日12月6日の夜、急逝されました。

ほんの数日前、グランドスラム東京の会場で
お見かけしたときは、元気なご様子だったのに。
本当に、残念でなりません。

私が柔道雑誌の編集者だった20数年前、
日大の監督をされていた先生には、
何度もお話を聞いていますが、その時は、
監督といち記者という関係で、
「豪快な先生だなぁ」
くらいの印象しかありませんでした。
その後、うちの会社が学柔連の代理店をし、
私が担当としていろいろな業務を、
当時常任理事だった先生に相談するようになったことで、
お会いする機会、お話する機会も増えました。

何度かお叱りを受けたこともありましたが、
先生がそのことをあとに引きずるようなことはなく、
次にお会いしたときには、
あの包み込むような笑顔で話しかけてくれました。

数年前、食事をご一緒したとき、
お寿司をご馳走になったうえに、
帰りにお土産までくださったことがありました。
お土産は、先生が手打ちしたお蕎麦でした。
信州生まれで、こと蕎麦に関しては一家言ある私ですが、
先生の打ったお蕎麦は
お世辞でなく本当に美味しかったです。
つい先日も、家内と
「前にいただいた手打ちのお蕎麦、美味しかったね」
という話をしたばかりでした。

昨年、孫弟子である原沢久喜選手が
全日本選手権で優勝したとき、
髙木先生が大きな身体を震わせて泣いている姿を見て、
もらい泣きしてしまったことも思い出します。

昨今の柔道に危機感を抱き、
自ら「押し掛け出前柔道教室」と言って
道場や学校に柔道を教えに行ったり、
アンテナを様々な分野に広げ、FBで情報をシェアし、
いろいろなメッセージを発信してくれていました。
私たちに学ぶことの大切さを訴えるとともに、
学ぶ機会を与えてくれていたように思います。
柔道を良くしようと本気で取り組んでいた貴重な柔道家であり、
柔道界において本当に必要な方だったと思います。

「柔道好きでは誰にも負けない」と公言し、
先生のことを知る誰もが
「先生は柔道大好きだから」と口を揃えるほど、
本当に柔道好きだった髙木先生。

先生、68歳は、早すぎますよ。
もっといろいろなお話をお聞きしたかったし、
ひのまるキッズの大会にも来ていただきたかったし、
もっともっと元気で活躍していただきたかった。

そして、もう一度、あの絶品のお蕎麦を
食べさせていただきたかった。

心からご冥福をお祈りします。

合掌

※写真と記事は、今年の全日本選手権のプログラムの特集
『全日本選手権を彩った名選手』の抜粋。
私が先生にした取材は、これが最後となりました。

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その177:グランドスラム銅メダリストが、当時ひのまるキッズで取った賞は?)

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今年の金鷲旗大会の会場である接点があり、会社に戻ってその選手のことを

「おい、〇〇選手って知っている? 彼、ひのまるキッズ出ているか調べてくれないかな?」

とスタッフに投げかけたら・・

「社長はどこの社長ですか? 少なくても弊社は柔道界にかなりの貢献をしていると思いますよ!なので、この選手を知らなければ弊社社長としては・・・」

と林役員に言われました。さらに、

「この選手は高校タイトル、全日本ジュニアタイトル総なめの高校生超ド級選手。東京五輪100KG級の有力候補の一人です!」

とダメ押しの一言。

「ならば、よっぽど好都合。聞くところによると関東大会に出ていたらしい。年齢的に第一回の5年生か第2回の6年生の記録調べてよ。そんな選手だたら絶対に入賞しているでしょう??」

と反省する間もなくスタッフにお願いし、関東大会プログラムに掲載されている該当大会の記録を確認してもらったところ、答えは・・

「いませんね~」とスタッフ。

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「いやいや、そんなはずないよ。確実に出ていたってA講師に聞いたから・・。まあ、いいや、明日で良いからトーナメント表で確認しよう!」

と返事して外出しようとすると、スタッフの一人が、

「社長~ありました。ありました。名前!!!!」

といって画面を指さしたのが第1回関東大会5年生の部の成績表。

「やっぱりね! どれどれ・・」

と画面を見たとき、鳥肌が立ちました。

彼の名前は入賞者にではなく、唯一の欄にしっかりとありました。

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そうです。彼はマナー賞を取っていたんです!!!!!

それからというもの。ことあるごとにその接点の話から始まってこの話を事あるごとに多くの人に語っています。

だって、それがひのまるキッズの目指している原点ですから。

もちろん、勝つことは悪いことではありません。現に、先の成績表にも現在高校・大学で活躍している選手の名前を見ることができます。でも、その中で、現に高校柔道界の頂点に立っている男がひのまるキッズで勝ち取った賞がマナー賞っていうのが、本当にひのまるキッズやっててよかったと思えた瞬間でした。

本日、その高校生はグランドスラム東京に100㎏級日本代表として出場。2回戦で敗れたものの敗者復活戦を勝ち上がり、見事銅メダルに輝きました。

彼の柔道の強さはもちろん、その礼儀は「ひのまるキッズマナー賞』をとった男として世に誇れるものだったそうです。

涙が出ました。

若き柔道家、飯田健太郎

彼に続き、今後もっともっとたくさんのひのまるキッズ卒業生の活躍に期待しつつも、我々は舞い上がらず愚直にやるべきことをやるのみです。

ありがとう!

いまから、ここから、いや~続けてきて良かった!!!!

永瀬義規

P.S 飯田君以外にもひのまるキッズの卒業生たちが大活躍したグランドスラム東京。上記の入賞者写真にも見つかる見つかる・・(笑)詳細は取材に行っていた林役員がここで紹介するでしょう!!

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その174;夢は叶えるもの~でも、そこに「たまたま」はない!

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お陰様で大盛況だったスポーツひのまるキッズ北信越大会。関係者の皆様には心より御礼を申し上げます!

さて、このタイトル。

土曜日に行われた練習会で、須貝講師が子供たちに話してくださった内容です。

実際の言葉は、子どもたちにわかりやすく噛み砕いたものでした。

いいか、一番大切なのは目標を持つこと。

まず、決めるんだ。

学校で一番、県で一番、日本で一番、そして世界で一番。

なんでもいい。

後は、それに向かって一生懸命努力すればいい。

一番ダメなのは、目標を持たないこと。決めないこと。

夢は見るものではなく、叶えるものです。

そして、「たまたま」叶う目標なんてありませんよ!!

世界を2度制した男の言葉。心に刺さりました。

私は常々、夢は何ですか??と聞かれ、

ひのまるキッズを成功させることです。

と答えています。残念ながら、8年かかってもまだその夢は叶っていません・・。

では、何をもって、どうなったら成功なのか?

その話はまた今度ゆっくり・・・。

いまから、ここから、今日も愚直に己を尽くしまくります!!

永瀬義規

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国士舘大、優勝おめでとう!

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胸が締め付けられるような、劇的な幕切れでした。
先週末に行なわれた全日本学生体重別団体優勝大会男子決勝。
国士舘大vs東海大。

先鋒戦から五将戦までは一進一退の末の引き分け。
試合が動いたのは、中堅戦からでした。
東海ポイントゲッターのウルフ・アロン選手が、
国士舘・山口智広選手に内股で一本勝ちしてまずは東海がリード。
続く三将戦も東海の影浦心選手が、国士舘の山田伊織選手に
大外刈「技有」で優勢勝ちして東海が2-0。

国士舘にとっては絶体絶命の状態。

しかし、副将戦で国士舘の大島優麿選手が
東海の竹内文汰選手を横四方固で破って1点を返し、
大将戦に望みをつなぎました。

大将戦は国士舘・江畑丈夫選手vs東海・前田宗哉選手。
高校時代からのライバルで、実力的にはほぼ互角。
引き分けの可能性が高いだろうと、誰もが思ったと思います。

実際、終盤までは、ほぼ互角の攻防(両者「指導2」)でした。
上水研一朗監督から「個人戦のつもりで戦ってこい」と言われた前田選手は、
序盤から前に出てガンガン攻め込み「守る」様子は一切なし。
見ていて気持ちがいいくらいの攻撃的な柔道。
逆に「そこまで攻めなくても…」と感じさせるほどでした。
おそらく、江畑選手と組んだ瞬間、
「守ったら負ける」と察知したのかもしれません。
たしかに、この日の江畑選手には、
そんなオーラが感じられました。

しかし、残り30秒あたりから「引き分け」を意識したのか、
前田選手がほんの少し守勢になったところに、
江畑選手が、前に出て強烈にプレッシャーをかけ、
残り17秒、前田選手に「組まない」ことへの「指導」が与えられました。
「指導3」とはいえ、残り時間は少し。

しかし、江畑選手はさらに前に出て圧力をかけ、
前田選手のクロスグリップを誘発。
その状態のまま4秒、5秒…。
前田選手が焦り気味に技を掛けたところで
「待て」がかかりました。
静まり返る会場。審判が集まり協議。固唾を飲む両陣営。
そして、静かに前田選手に4つ目の「指導」が与えられ、
「反則負け」が宣告されました。
残り時間は、わずか8秒でした。

思わず拳を突き上げる江畑選手。
崩れ落ちる前田選手。

勝者と敗者のコントラストは、
とても感慨深いものでした。

国士舘ベンチは、全員が抱き合い、喜びの涙。
鈴木桂治監督も、目を真っ赤にし、
喜びを嚙み締めている様子でした。

国士舘の優勝は、実に9年ぶりで、
鈴木監督にとっては就任5年目で初の全国制覇。

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国士舘はこの日、
準々決勝で筑波大に2-2の内容、
準決勝で日大に3-3の内容で勝ちました。
いずれも逆転勝ち。
上位チームの戦いは、本当に紙一重でした。

これで、今年の学生の大きな大会は終了。
今年の各大学の主力は2、3年生が多かったので、
来年の学生柔道は、さらに面白くなりそう。
期待しています!

国士舘の皆さん、優勝おめでとうございます!

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ひのまるキッズ事務局
林 毅