いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その481:まけたけど イベントぜーんぶ たのしむぞ)

第12回スポーツひのまるキッズ近畿小学生柔道大会お疲れ様でした。今大会は初参加の子供達が多く興味深く見てくれ、保護者の方にも積極的に参加してもらい、コロナを超えて新たなるステージに突入したと感じました』

先週末、無事に4年ぶりのフルスペック大会となった近畿大会を終了させた翌日、これまでのひのまるキッズに間違いなく私に次ぐ参加をほこるパフォーマーのヒロさんからきたメール。


今日、初めて参加の人!!

と聞いたら800人の参加のうち三分の二以上は手を挙げた事実を裏付けるその言葉を納得するとともに、あいさつ回りに同行していた青野理事とも「今回のひのまるキッズはいつも以上もパワーを感じたよね!」と話したその訳が分かったような気がします。

それは・・

ひのまるキッズは

親子の絆を深め
子と夢をつなげる

テーマパーク。という概念が、初めてだからこそ素直に受け止められたということ・・だと。

その証拠に、イベント会場は終日満員御礼! ブースも人の足が途絶えることは無く、会場は朝から晩まで親子の笑顔でいっぱいでした。

そして、冒頭の写真。

今年度から始まった『標語コンテスト』で見事最優秀賞を獲得した1年生の山田さんの作品

まけだけど
イベントぜーんぶ
たのしむぞ

やられました!!

さらに、表彰式のお手伝いをしてくれた近畿大学の女子柔道部の学生に

『私はひのまるキッズ何度か出場させていただき、九州大会では優勝も経験しました。でも、あの時、こんなイベントがあるのを知っていたら出たかったです。受け身コンテスト!いいですねぇ』

という言葉にあるように(決勝までいくとイベント参加のチャンスがないことはありますが・・)、ひのまるキッズに何があるのか、どんなことで楽しめるのか、楽しんで良いのか・・

もっともっと、ブランドを高め、様々な方法でそれを発信していきたいと思っています。

親子で燃えて
親子で喜んで
親子で泣いて
ひのまるキッズを通じて親子の絆を実感できたように思います
6年間お世話になりました

大会をアップしたFBに寄せられたご父兄からのお言葉・・・。

宝物です。

いまから、ここから、そう、微力だけど無力ではない。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その480;『わかる』から『できる』への道程!)

先輩、わかるとできるは違いますね。難しいけど、辛抱強く寄り添っていきますよ!

先週開催された第14回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会。

6年生軽量級の決勝戦を控えていた一人の指導者が、私を見つけると駆け寄り発した言葉がこれ。

バルセロナ五輪日本選手団柔道主将、当時の世界チャンピオンとして金メダル必勝を期待されながらもまさかの敗退。

その後、二人の息子を立派に育て上げ、一時は柔道界から離れていたものの数年前から道場を復活させて今回ひのまるキッズ初参加。

様々な経験をした彼だからこそ、冒頭の言葉に重みがあり、考えさせられるものがありました。

わかるとできるの違いとは何か・・・。

簡単に言うと

わかるは、インプット
できるは、アウトプット

少し前のここでも書かせてもらいましたが、今の世界、わからないことがあればすぐにインターネットで調べることができ、あっという間に世界中の情報も手に取ることができます。

ただ、言葉を選ばず言わせていただくと。

簡単に膨大な情報を手にすることができることにより、苦労してものを成し遂げることの大切さ、その情報への執着心も薄れているように思えます。

また、調べればいいや・・・・

という感じです。

これは、先日、経営者の仲間と話しているとき、『いや、最近は人をとってもすぐに辞めてしまうケースが以前に比べて格段に増加している』

と皆さん口を揃えて困っている様子を拝見した時に感じたものと共通していました。

いやなら、辞めてすぐに他に行けばいいや・・。

といったところでしょうか。

でも、どうでしょう。

いくら、インプットしても(最近はそのインプットも放棄して投げ出すケースがありようですが、それは論外ということで・・)、仕事はそれをアウトプットできて初めて成り立ちます。それでは、アウトプットして『できる』ようになるにはどうすれば良いのでしょうか?

世の中、様々な答えはあると思いますが、ひのまるキッズにはそのヒントは沢山あります。

『ひのまるキッズ六訓』の六つの心を持って試合に臨み、イベントで楽しむことが何よりも代えがたいことだと明言しているからです。

そして、それが何よりも大切だということがわかった瞬間、寄り添い、褒めて、認めてくださる親、指導者、そして講師がそれができたことの目撃者、証言者となってくれ背中を押してくれる、わかるからできるの道程を明確に示してくれる・・・。

見事優勝を果たした瞬間、ガッツポーズをしてしまった教え子を畳の外で向かいいれ、最後の礼を共にきっちりをしている後輩の姿を見ながら、我々のミッションであるスポーツひのまるキッズというテーマパークをより充実したものにしないといけないと、改めて思った福岡の熱い日でした。


考えなさい。
調査し、探究し、問いかけ、熟考するのです。(ウォルト・ディズニー)

いまから、ここから、実行あるのみです。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その476:2023年に向けて)

2022年は本当にお世話になりました。

還暦を迎え、新事業を興し、大病しながらもひのまるキッズをやり切った激動の一年となりました。

なんとか乗り越えられたのも、ひとえに皆様のお力添えのおかげです。 本当にありがとうございました。

そして、2023年は我々にとって記念すべき年となります。

ジャパンスポーツコミッション15周年。
スポーツひのまるキッズ協会10周年。

今年はスタッフ全員

青春真っ只中!
今日の私が一番若い!! 

を掲げて、

改めてこれまでを見つめ直し、次のフェーズを迎える節目の年としたいと燃えています。

いまから、ここから、2023年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その475;古き相棒)

私は、凝り性です。

とにかく、子どものころから、気になったものに対しては、恐ろしいくらいのめりこんで、調べたり、試したり・・。それも、本当にただひたすら、寝ても覚めても・・ということがピッタリな変な子だったらしいです。

小学生時代は古銭の収集。

古銭収集に関しては、もちろん、小学生なので高額なものを買うわけではなかったのですが、先日、実家の荷物を整理した時に出てきた収集アルバムにはかなりの『お宝もの』がありました。
さて、どうやって集めたのか・・。
正直、記憶がありません💦

そして、お城研究。

これは、今、テレビ番組でやっている○○博士の小学生にも引けを取らないくらい没頭していました。当時、小学校の卒業アルバムに担任の先生から『城のことなら永瀬に聞け』とお墨付きをもらっていたことを記憶しています。

そして、中学に入ってのめり込んだのが、自転車。

愛読書はもちろん、『サイクルスポーツ』

休みの日には阿佐ヶ谷や立川にある有名店に小平から一人で通い、一日中自転車やそこにある部品をあーでもない、こーでもない・・と穴を開くように見ては店員さんとマニアックな話を楽しんでいました。

これは、今は、機械式時計で同じことをやっていますが・・💦

冒頭の写真は高校に上がるときにそれまで家の仕事手伝ってためたおこずかいで部品を(それも全国からこだわりの部品)取り寄せて組み立てた自転車。

高校1年と2年生の夏休みは、この自転車で、東京から佐賀まで走破。途中で各地の城を見て回るという、なんとも若いのか年寄りなのか・・わからない旅に出ていました。

高校3年生の時に幸運にも柔道で成績を残せたため旅には出れず(笑)、その後は浪人~大学は柔道三昧・・さらに就職しても一度もサドルをまたぐことはなく今に至ります。

振りかえると、あの高校2年間で、自転車と城に関しては自分自身で納得したのだと思います。1000キロ以上の道のりを、気になっていた城を一つ一つみながら3週間くらいずつの旅・・。実家にあった写真は処分されてしまったようなので、残るは記憶だけですが、正直、それまでの想いはスパッと無くなったのは覚えています。

そして・・
今でもこの相棒は私の側にはいます(笑)
就職してからは、実家の物置に、アメリカから帰国してからは自宅で保管し、今はオフィスのオブジェ。
当時の自転車を改めて眺めてみると、もう一度これにまたがってみたいという気持ちになります。

その時には、これも高校入学時に上野のアメ横で購入したGジャンを着て風を切ってみたいです。

ちなみに、そのことを言って友人にこのGジャンを見せたら、『それ、1970年代のものならプレミアついてるんじゃないですか???
と言われたので、調べてみようと思っています(笑)

いまから、ここから、その日までに体鍛えないと。。。

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その473;優先順位を考える~あとでやろうは、バカ野郎~)

いいからやれ、黙ってやれ、すぐやれ!

もう20年前のことだと思います。

12年ぶりにいわゆる“鳴り物入り”で古巣に戻った時、
就任のあいさつで『顔も名前も知ってはいるけど・・・、いったいこいつは何を言うのだろうか・・』と不安そうに見守るスタッフたちに向かって一番最初に放った言葉がこれでした。

もちろん、今、いきなりこんなことを言ったら問題になるとは思いますが、当時、会社から、それまでの気質、文化を一新する改革と高い目標達成という二大ミッションを与えられて、最短、最速でそれをやり切るために絞りに絞り出した言葉がこれでした。

実際、自分自身も鬼のように働き、“とにかく即行動”を心がけました。

スタッフも一部の人間以外は本当によくやってくれたこともあり、設定した目標は2年でクリア。そのあと2年くらいは右肩上がりでしたが、その一部の人間たちに足元をすくわれ構築した組織は崩壊してしまいました。

原因は一つ。

スタミナ切れ・・。完璧を求めすぎたのかもしれません。
仕事の意図と、事業の意義を共有していなかったからというのもありました。

その後、13人の仲間と独立し、もうすぐ15年。

スタッフはぐるっと入れ替わってしまいましたが、最近になって何とか自分たちの事業の意義、ブランディングの再確認もできてきたかなぁ・・と思っている矢先に大病。

なんとかだましだましやってはいるものの、正直、寄る年波かもしれませんが、とにかくモチベーションが上がらず、日々、気持ちは焦る一方・・・。

そんな中で、週一の新人面談で彼らから相談を受けました。それが、

優先順位のつけ方

自分なりのレクチャー内容を要約すると、

やることを俯瞰で見て、まずは一週間のTO DOを書き出し誰かにバトンを渡さなければならないことか、自分自身で完結できることかを念頭に置きながら

重要か、
緊急か、

の物差しを当てて順番をつけていく、
そうするとパターンは限られる

重要で緊急
重要だけど緊急ではない
重要ではないけど緊急
重要でも緊急でもない

君たちの場合はまだ指示をうけることが主なので、オーダーをしてきた上司に自分で上記の物差しを使って決めた順番に対し意見をもらって確認ができたらGO!

という感じですが、

その時に大事なのは必ず期日を設定すること。
そして、それに向けて業務をこなす。
さらに最も大事なのは、

とにかくその期日までに完了させることに集中すること。完璧ではなく、完了。

と深堀していくと
ん?
完璧でなくて完了?
しばし、キョトンとしている新人たち。

そこで、

学校のテストと一緒だよ。始まって、難しい問題に直面した時、その問題の正解が出るまで考えていたら時間はあっという間に過ぎてしまうよね。終了のベルが鳴った時、最後までできていなかった時、先生に「先生、まだ終わってません。完璧に答えがでるまで時間をください』と言ってもそれはなかなか受け付けられないよね。

だから難問は飛ばしてわかる問題から解くでしょう。大事なのは与えられた時間内にまずは完了させること。とにかく手あたり次第一生懸命問題を解く。時間一杯、時には油汗を流して・・。

仕事も一緒。時間をかけて自分の納得がいくまでそれに取り組めるのならいいけど、世の中、そうはいかない。

次から次に押し寄せてくるのが仕事だよね。そして、その都度、最高のパフォーマンスを求められるのも仕事。もちろん、完璧にできるのに越したことはない、でも、それは与えられた時間内で・・という条件が付いているのはわかるよね??

あとでやろうは、バカ野郎

数年前、ひのまるキッズの大会会場でご父兄がお揃いで着ていたTシャツに書いてあったこの言葉に感銘を受けて良く使っています。

これは、
「今、しっかりと稽古をしないなら、いつすんだ!」
という意味合いだと思いますが、仕事に当てはめると、

期日を決めて、できることからサクサクとこなす。今できることを後回しにしてしまったら、時間をかけなければならないことに対応するときには期日はきてしまう、ということになるのではないでしょうか? 

期日を決め、できることから始めていき、業務完了を実現させる。

20年前のあの日、そうやって切り出せば良かったのかもしれませんね(苦笑)

勉強、勉強!!!

あっ!! 冒頭の写真。彼らに言い忘れたこと・・。

物事に愚直か、狡猾かが、永瀬のものさし


今度、言おうと思っています(笑)

いまから、ここから、さあ、次いってみよう!!

永瀬義規