6年目に向けて

東日本大震災から5年。
インフラなどの復興が進む一方で、仮設住宅を始め、
いまなお不自由な生活を余儀なくされていらっしゃる方も
多くいらっしゃいます。

スポーツひのまるキッズでは、2011年から現在まで、
「東日本大震災支援プロジェクト」として、各大会への
ご招待や宮城県での合宿を実施してまいりました。

スポーツで笑顔になる子どもを一人でも多く、
スポーツで笑顔になる親子を一組でも多く

スポーツひのまるキッズは、微力ではありますが、
今後も復興支援プロジェクトを継続してまいります。
写真は、先月2月21日(日)に大阪市中央体育館で開催した
「第6回近畿小学生柔道大会」に宮城県東松島より
お呼びした矢本柔道スポーツ少年団のみなさんです。

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2016年3月11日
一般社団法人スポーツひのまるキッズ協会 事務局

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その139:物心ともに豊かな人生)

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与えられた仕事を
天職と思い、その仕事を
好きになる努力をし、
さらに打ち込むことで、
物心ともに豊かな人生を
送ることができるのです
稲盛和夫(京セラ名誉会長)

先日、ひのまるキッズの協賛社社長のFBにアップされていた言葉。

社会人となって、最初の職業である編集者から始まって、いくつかの
転職を繰り返した自分ですが、すべて自分の好きなこと、思い通りの
ことをしてきました。

もちろん(特に会社を興してからは)、すべてのステージであらゆる
困難に遭遇しましたが、その時々で支えてくれた家族、仲間に助けられ
何とか切り抜けることができました。

そして、いまから、ここから、ってさらに打ち込むことができることを
本当に幸せだと感じつつあります。

今、まだまだ物的には豊かとはいえませんが、少しずつですが、心的には
豊かな日々を送れている実感があります。

物心ともに豊かな人生

それがどういう人生かまだ分かりませんが、少なくても死ぬときに
「あ~あ、俺の人生面白かったな!」
って思えるように与えられた天職、ひのまるキッズ事業にさらに打ち込み
打ち込み、打ち込みまくろうと思っています。

いまから、ここから、打ち込みコンテスト満点を目指して(笑)

永瀬 義規

お互いに礼!

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先週の土日、講道館で
「全国体育系学生柔道体重別選手権大会」が行なわれました。
この大会は、体育系の学部、学科などを有する大学の学生の大会で、
初日には、研修会があり、大学生や大学院生の研究(論文)発表が行なわれたり、
青年海外協力隊の紹介や体験談発表、
後援企業によるセミナーなども行なわれたりするほか、
大会自体の運営も主管校が中心になって行なっています。

当然、審判員も大学生や大学院生。
学生とは思えないほど、堂々と、的確な審判を行なっている学生もいれば、
慣れない審判に悪戦苦闘、見ているこちらがドキドキしてしまうような、
危なっかしい学生もいて、厳密に言うと、技の判定や「指導」のタイミングなどに
「?」がつくような場面も、多少見受けられました。
それでも、この大会は、学生にとっての「研修の場」であるということが、
応援の学生や観客、指導者の間にも浸透しているため、
大声を出しての応援やヤジはほとんどありません。
「落ち着いて試合が見られていいね」という声も
あちらこちらから聞こえてきました。

この大会は、同年度の全日本学生体重別選手権大会で
ベスト16以上に入った選手は出場できない
(一部大学は、全日本学生体重別選手権出場者は出場できない)
という規定はありますが、「全国大会」に相応しいレベルの高さで、
出場選手にとっては、「研修」でもなんでもなく、
真剣勝負の「試合」そのものです。
過去には、この大会で結果を出して自信をつけ、
世界の舞台に羽ばたいていった選手も多数います。

さて、その大会の開会式を何気なく見ていて、
「あれ?」と思ったのが、
タイトルにつけた「お互いに礼!」でした。

通常、大会の開会式の最後と言えば、
「一同、姿勢を正して、礼」だと思うのですが、
体育系学生大会の開会式の一番最後の礼は
「お互いに礼」だったのです。

皆さんも、普段の稽古では、おそらく、
正座し、姿勢をただし、
「神前(あるいは正面)に礼、先生に礼、お互いに礼」と、
練習前、練習後に行なっているのではないかと思います。

この体育系学生柔道大会は、単なる大会ではなく、
あくまで学生にとっての稽古の場、研修の場なのである
ということが、この何気ない「お互いに礼」の挨拶から感じとれて、
ささいなことかもしれませんが、
「なるほど」と妙に納得したのでした。

一緒に稽古してくれる相手を敬い、感謝する気持ちを持つ。
それは、普段の練習でも、試合でも同じ。
日常生活においても、「お互いに礼」の気持ちを持ち続けたいと
そんなことを感じたのでした。

ひのまるキッズ事務局 林 毅

(写真は、体育系学生大会で主審を務める日大のレイズ・カヨル選手。なかなか素晴らしい審判をされていました)

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その138:51回で得た宝)

入来院君最後の礼2

先週、無事成功裏に終了することができたスポーツひのまるキッズ近畿大会。

写真は、大会最終試合となった6年生男子無差別決勝の試合終了時の礼。

大会のエンディングにふさわしい、優勝した入来院君のこの礼。

観ていて、心の底から熱いものがこみ上げ、言葉では言い表せない充実感を覚えました。

話は変わって・・・、

先日、クラウドファンディングの支援者を精査していると、なんと、ひのまるキッズのスポンサー企業の役員たちが当たり前のように名を連ねているのに驚きました。みなさん、本当にありがとうございました!!

さて、そのうちの一人で、これまで、あらゆる場面で相談にのっていただいている方に先日、こう言われました。

「永瀬さん、ひのまるキッズは何回になりました? え、トータル51回。こりゃ、何事にも代えられない宝だね。私も当社でイベントをやるときには必ず『第〇回』って入れて始めるんです。そうすると続けなければならないと目標を立てる。そして続けているうちに途中でくじけそうになっても何とかやめなくてもよくなる、それはね、何事にも代えられない何かがそこに生まれるからです。

協賛社だっていつも(業績が)良いわけじゃない。でも続けてその数が増えてくると自然に悪いところが出てきたら、良いところが代わりに助けてくれる。そんなもんですよ。だから、ひのまるキッズも絶対に回りがつぶしませんよ、絶対に!」

そして、次の目標を聞かれ、

トータル100回!!
そして、全都道府県に一つの『ひのまるキッズイベント』の開催

と私が答えたとき、

そりゃ、良いですね! 絶対にできますよ!!!

と真正面から私の顔をみたその吸い寄せられるような笑顔に、グーンと自信が沸き上がってきました!!!

そして、改めてその『宝』ってなんだろう・・と考えようとしたとき、頭の中を一杯にしたのが冒頭の入来院君の礼だったのです。

入来院君最初の礼2

もちろん、彼は彼の道場で先生に

『将来、周りから敵対視されるような選手では無く、皆から愛されて応援して頂ける選手を目指そうと、また周りの人からも目標にされる選手になろう』

と指導を受けているそうです。なので、ひのまるキッズに出たからだけでそうなったわけではないと思います。

でも、彼のこの礼。

ひのまるキッズにおいては、彼の他を寄せ付けない群を抜いた強さ以上に、会場の皆さんに注目され、認めてもらっているのは周知の事実です。我々にとって何事にも代えられない宝です!

51回続けて得た宝。

いまから、ここから、これからもっともっとたくさんの宝を掘り当てるかと思うとゾクゾクします!はい。

追伸

1年生の時の入来院くんとお母さん。五年後の今を想像できたでしょうか?そして、こらからの5年後も素晴らしい未来が待っていることを祈念しております!!!

入来院君1年生

思いやりとは、相手の立場になって考え行動すること。

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。

2月21日(日)2105年度、最後の第6回スポーツひのまるキッズ近畿小学生柔道大会が大きな怪我もなく成功裡に終えることが出来ました。

ご尽力いただいた皆様へ事務局一同、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

今日は、近畿大会の開会式後に講師の内村先生が親子の絆をテーマに子どもたちに話をされていたことをリマインドし、親子だけではなく、夫婦や同僚の間でも同じように常に思いやりの心をもって接していきたいと感じたメルマガを紹介します。

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あるご主人が病気で奥さんを亡くされて、初めてキッチンで家事をしたそうです。

そのときにキッチンで食事を作る大変さに、ご主人は初めて気がつきました。

料理を作るためにはメニューを考えたり、買い物をしたりすることも必要だとわかりました。

奥さんが元気だった頃、仕事から帰ってきたご主人は奥さんに、

「まだ、食事ができていないのか?」

と怒鳴っていましたが、奥さんは何の文句も言わずに、

「ビールを飲んで待っていてください」

と言って、ビールを出してくれていたそうです。

そのときの奥さんの姿を思い出して、ご主人は涙が出たそうです。

奥さんが亡くなって初めて洗濯をしたときには、水の冷たさに初めて気がついて、なぜ、奥さんの手が荒れていたのかがわかりました。

寒い日に、笑顔で洗濯物を干していた奥さんの姿を思い出して、こんな大変なことを毎日笑顔でしてくれていたのかと思ったそうです。

どうして、

「毎日、一生懸命に家事をしてくれてありがとう」

と一言だけでも、ねぎらってあげられなかったのだろうかと、とても後悔したそうです。

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「小さな幸せに気づく24の物語」

中山和義 著(フォレスト出版)
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ひのまるキッズが、親子で参加してもらっている理由の一つとして、子どもたちの頑張りを、どんな些細なことでも構わないので、親御さんたちに褒めてもらいたいと思っています。

褒めてもらえることで、子どもたちがさらに頑張り、自信を持ち、強い心を育てていってくれると信じているからです。。。

 

そして、2016年度はさっそく4月10日、横浜文化体育館の第8回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会で幕を開けます!!

エントリーは3月4日(金)までとさせていただきますので、同じ道場内でお誘いあわせのうえ、奮ってご参加いただきますようお願いいたしますm(__)m

エントリーはこちらから

http://hinomaru-kids.jp/judo/entry.php

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その137:ひのまるキッズ六訓)

ひのまるキッズ六訓

今日の第6回近畿大会で、ひのまるキッズも通算51回目を迎えることとなりました。

4月の関東大会は8回目。

第1回関東、東海、九州に出場した6年生が、もう大学生となります。

嬉しいことに、各方面からの注目をいただき、その時に『未来の五輪メダリスト発掘』みたいに取り上げられることに少し違和感があることは確かですが、実際、ひのまるキッズの卒業生が活躍しているのも事実。

素直に、彼らの活躍を応援することにしています。

そんな中で、特に嬉しいことは、ひのまるキッズで入賞していなくても柔道を続け中学、高校になって会場でお会いできた時、そして、8年前にマナ-賞をとった選手が、今や、全日本ジュニアのトップにいることがわかった時・・・、本当にやっていてよかったと思います。

そこで今回・・・、

満を持して、これまでずっと温めてたことを発表します。

ひのまるキッズ六訓です。

我々が常に掲げている『当たり前のことを当たり前にできる人間育成』に大切な道場五訓に、私が毎回叫んでいる“いまから、ここから”の精神を加えたこの六訓。

何も、これを偉そうに大上段から言い続けるのではなく、我々ももっと自分自身を律し、参加する親子の目線になって、地元の行政、企業の応援をいただき、全国の道場の先生たちと共に精進していきたいと思っています。

そして、将来、ひのまるキッズに参加した子供たちが親となって、会場に戻ってきてくれる時まで・・

事業をもっと足腰の強いものとしていくためにも、愚直に己を尽くしていこうと思っています。

ひのまるキッズ六訓

かわいがってやってください!!

どうか、よろしくお願い申し上げます。

永瀬 義規

白抜き

お持たせしました! 『スポーツひのまるキッズ通信Vol.05』ようやくできました!

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いやぁ、本当に難産でした。
2015年度2冊目の、スポーツひのまるキッズ通信。
年末に発行する予定だったのですが、
年明けどころか、気がついたらもう2月中旬。
いろいろな作業が重なり、
次から次にやらなければいけないことが舞い込み、
それとはなしに、後回しにしてしまっているうちに……。
いやぁ、時の経つのって、ホントに早いですよね。
……と、まぁ、これは言い訳なんですけどね。

お待ちになられていた皆さま、
遅くなってしまい、すみませんでした。
m(_ _)m

というわけで、ようやくでき上がった『ひのまるキッズ通信』。
内容としては、昨年の夏に行なった
『復興応援プロジェクト 親子夏合宿 in 宮城のレポート』、
そして、主要柔道衣メーカーさんにお集まりいただいた
『柔道衣を考える』座談会を二本柱に、
ひのまるキッズ応援企業のご紹介や、
2016年度のひのまるキッズの大会スケジュール等々、
盛りだくさんの内容となっています。

全国の道場、そしてひのまるキッズ会員の皆さんのお宅に、
直接送付しておりますので、ぜひご覧ください!
近畿大会以降のひのまるキッズの大会でも
参加者の皆さんに配布していきます。

スポーツひのまるキッズのホームページでも
近日、アップいたしますので、そちらもお楽しみに。

http://hinomaru-kids.jp/judo/tsushin.php

以前、『柔道衣を考える』座談会を行なった直後のブログで、
「柔道衣を洗う際に、柔軟剤はNG」というお話をお伝えしたところ、
かなりの反響があったのですが、
今回、柔道衣をテーマに座談会を行なった一番の目的は、
勝負に勝つために、相手が持ちづらい柔道衣を着るなんてことは、
絶対に考えてほしくない。
指導者はもちろんですが、選手にも、
なぜIJFが、柔道衣に関する細かなルールを決めたのか、
ということを考えてほしいと思ったからです。

IJFは、次から次に、ルールを変更しています。
たしかに、いくつかの変更点に関しては、
「やりすぎではないか」と感じるものもあります。
ルールによって、柔道自体に変容が生じていることも否めません。
下穿きを直接つかんだら「一発反則負け」なんて、
手内股(掬い投げ)を得意としていた小柄な選手にとっては、
「死活問題」と言えるほどのルール変更だったと思います。
ルール変更により、失われた技もあります。

でも、IJFがやろうとしていることは、
柔道の魅力、柔道の面白さを引き出そうということ。
そのためにどうしたらいいのかと考えた末に導き出した
ルール変更であるということは間違いありません。
柔道衣のルール変更に関しても、
目的は、柔道の魅力を引き出すこと。
それだけははっきりしています。

日本においても、
「勝つため」に、相手がつかみづらい柔道衣を、
試合で着ていたという方もいると思います。
それが当たり前だった時期もあります。
でも、その結果、どんどんエスカレートして、
組み合うこともできないような柔道衣まで出てきて、
柔道自体が変容してしまった。
ルールが柔道を変えたのではなく、
ルールがなかったために、柔道自体が変わっていってしまった
という事実もあると思います。

お互いに組み合い、技を出しあう。
持ちづらい柔道衣で、相手に技をかけさせないのではなく、
手首の使い方や体さばきといった柔道本来の技術を使い、
もっと奥の深い、もっと魅力あふれる柔道になってほしい。
『柔道衣を考える』という座談会には、
そんな思いを込めています。

ひのまるキッズ事務局 林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その136:勇気をもって、誰よりも先に、人と違ったことをする)

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Be daring (勇気をもって)
Be first(誰よりも先に)
Be different(人と違ったことをする)

ひょんなっことから久しぶりにOFFとなった日曜日。
昨夜からの強風を理由にそれなら家でできることを!
とたまった家事をやっつけていたら、クライアントからのアポイントメントの依頼ライン。
ちょっと、お待ちを・・
と手帳を広げたら、パラパラと落ちた一枚の付箋。
そこに書いてあったのが冒頭の言葉でした。

8年前に会社を立ち上げる時に、何かを見たか読んだかで、急いでメモったこの言葉。

偶然にも先日テレビの番組で力道山のコメントが紹介されていたその言葉に対して、
意味合いでは全く同じことだと、改めて感じました。

でも、8年前、自分は何をもってこの言葉をメモしたのか・・正直覚えていません。
たぶん、会社立ち上げで様々なことに不安になっていた時に出会った言葉だったと
思います。

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力道山は、「男が人の上に立って成功するには!!」って力説し、
それを彼なりの成功者の哲学としていたと思います。

ひのまるキッズのやるべきこと、我々が推進する事業は、弊社幹部の原くんが
このブログで常に力説していること、

当たり前のことを当たり前にできる子供の育成

を掲げています。

もちろん、その通りです。

でも、我々はそこに、スポーツを通じてこのことを全うすることを、人たちを、
企業を、社会を応援するためにまずは資金を集め、彼らに最高の環境を提供することを生業(ビジネス)とする。これが、やっていることの主軸です。

かつて、よくあった光景・・・。

弊社の理念に共鳴し、ひのまるキッズ協賛の営業を買って出たサッカー
青年が入社し、一緒になって行動をしてくれた時のことです。

「社長、○○に行ってきました」
「そうですか、で、どうでした」
「はい、私の話を一生懸命聞いてくれ、感動してくれました」
「それは良かったです。で、協賛はどのくらいしていただけそうでしたか??」
「えっと、そこまでは話ができませんでした」
「ん???」

数年前の出来事ですが、この方は残念ながら約1年少しで辞めてしまいました。

良いことをやってます。

社会に役立てることだと思います。

でも、それにお金が絡むと一瞬にして継続のハードルがグ~ンと上がってしまい
『無理』になってしまいました。ならば、その『無理』をなんとかしようと、
前回ブログの『無理撲滅運動』、進めていき、まずは少しでも今よりできること
前に進めることを書き出しています。

そんな中で、ポロッと落ちたこのメモ・・。

これは、

おいおい永瀬よ! そうなんだよ! お前たちがやっていることは並大抵のことではない。
でも、勇気をもって、誰よりも先に人とは違ったことをしなければ世の中は変えられない。

力道山さんも、

こら、永瀬、男だったら、過去に誰もやったことのないことを前のめりにぶっ倒れるまで
やり続けて成功させてみろ!

と言ってくれたんだと思うようにします。

いまから、ここから、Be NAGASEs って未来に残せることを志して!

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その134:なんてったって、アイドル(^^♪)

九州大会6年連続表彰

通算50回目にして、宮崎では最後の開催となってしまった第7回九州大会。
先週のここでも書きましたが、井上兄弟をはじめとする講師陣に本当に感謝しています。

そして、この50回、人生かけて7年間、一生懸命ひのまるキッズを進めていき、失ったものも本当に多いのですが、得たもの、わかったことも同じくらいありました。

当たり前のことを当たり前にする

それができた子供たちが親に、そして講師をはじめとする大人たちに認めてもらえる場、
それがひのまるキッズだということも、回を重ねることで確信をもった信念となっています。

ですが・・・

そんな大義や信念、歳月やスケールにこだわらず、いやそんなことは引き飛ばす如く
みんなの気持ちが一瞬にして一つになった瞬間が冒頭の写真です。

6年連続表彰で、6名のひのまるキッズたちが表彰され、井上康生講師と記念撮影。

上がってきた写真を見た瞬間。

いや~、まいったね。康生に一本負けだよ。

と、心の底から思える全員の笑顔がここにありました。

見てください。

表彰を受けた6名はもちろん、向かって左側の子どもたち、右側の行政、協賛社の大人たち、

全員の目、表情が見事なくらい輝いている最高のワンショットですよね!!

写真を見るたびに、私の頭の中では、あの小泉今日子さんの歌がこだまし続けています(笑)

なんてったって、アイドル、なんてったて、ヒーローなんです!

私が井上康生と会ったのは、彼が小学生の時、もちろんオーラはありましたが、
彼の特徴は強さ以上に非常に礼儀正しかったということ。

そして、これまで参加してくれたひのまるキッズの中でも彼に負けないオーラをもち、
当たり前のことを当たり前にできているたくさんの子どもたちに多くの感動をいただいています。

第二、第三の井上康生を出すために、我々ができること。

言葉にしなくても、もういいですね!!

いまから、ここから、負けませんよ!!

永瀬義規

大寒波の九州大会。参加者の皆さんお疲れ様でした。

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それにしても、先週末からの大寒波はすごかったですね。
とりわけ九州地区の皆さん、大丈夫でしたでしょうか?

皆さんご存知のように、先週末は、
スポーツひのまるキッズの九州大会ということで、
私たち、ひのまるキッズのスタッフも、
土・日と九州・宮崎に行ってきました。

先週のブログでも書きましたように、
行く前から、天気は大丈夫だろうか?
それと、ちょうどインフルエンザが流行り始めたという
ニュースもあったので、参加者の皆さんは
大丈夫だろうかと、今大会は本当に不安だらけでした。

私たちスタッフは、土曜日の朝一番6時50分の飛行機で
羽田を発ったのですが、途中少しの揺れはあったものの、
無事に宮崎ブーゲンビリア空港に到着。
宮崎は、例年に比べて「寒い」とは感じましたが、
雪が降るような気配もなく、とりあえずひと安心。
すぐに会場の、KIRISHIMAツワブキ武道館に行き、
大会の準備に取り掛かりました。

そして、3時から行なった前日練習会。
東京から駆けつけてくれた井上康生先生、兄の智和先生、
佐藤愛子先生らを中心に、豪華講師陣による練習会が始まりました。

練習会の参加人数は、ひのまるキッズ通算50回のなかで、
おそらく過去最多の220人超え!
改めて、井上康生さんの偉大さを感じるとともに、
本当に多忙ななか、子供たちのために
時間をとってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

井上先生は、多くの子供たちと乱取りをされ、
子供たちは、本当にいきいきと、嬉しそうに
先生に向かっていっていました。
子供たちにとっては、本当にかけがいのない、
貴重な体験だったと思います。
井上先生と乱取りをやった子供のなかから、
近い将来、“第二の井上康生”が生まれてほしいなぁと、
そんなことを思いながら、練習を見ていました。

今大会は、宮崎最後の九州大会ということで、
五輪メダリスト2人、世界チャンピオン2人を含む、
なんと過去最多、10人もの名立たる柔道家が
講師として駆けつけてくださいました。
講師の皆さんには、心より感謝です。

そして、大寒波のなか、
おそらく、とても無理をして参加してくださった方々も多かったと思います。
本当にありがとうございました。

私たちは、大会当日のうちに東京に無事戻ってこられましたが、
福岡から来られた方のなかには、その日のうちに家にたどり着かなかった方も
いらっしゃったと聞きます。
本当に、本当にご苦労様でした。

宮崎での、ひのまるキッズの思い出が
親子の絆をさらに深めるものになればと
心より願っております。

ひのまるキッズ事務局 林 毅