いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その90:8年目の想い~共助、共譲)

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先週の水曜日。3月18日は弊社・ジャパンスポーツコミッションの7周年記念日でした。

実際は、社員が全員集合した4月3日より営業スタートとなるのですが、
私としては、7年前の今日。事務所契約を済ませ登記したこの日のことは今でも鮮明に覚えています。

7年間で立ち上げメンバーは私を含めて三人しか残っていませんが、その代わりと言ってはなんですが、
今では、3000余りの道場、2万人を越す参加者、そして、160社以上の協賛企業が財産として残りました。

そして、何より『当たり前に事を当たり前にやる』ことの大切さ、それが親子の絆を深める最大の糧となるということを継続することによって実証できたという事実をしっかりと噛みしめることができました。

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盡己(つくみ)
己を尽くす・・・・。

この7年間。毎日毎日心に刻んで生きてきました。

もちろん、この精神は、これからも私、弊社の基本となるものです。

でも、この7年間の様々な経験をさせていただいて、これからの人生で必要なこと。それを先日、母校の先輩より教えられ、心の底から感銘しました。

それは、
共助共譲ということです。

山口で先輩と二人で焼き肉を食べた時のことです。

あの山下泰裕先生を最後に破った柔道家である先輩にこう言われました。

「永瀬、ひのまるキッズでこれから教えていかなければならないこと。それは、柔よく剛を制す、でも自他共栄でもない。もちろん、これも大事なことだけど、俺は共助共譲という言葉を捧げたい」

共に助け、共に譲る

助ける・・はわかりますが、譲る・・とは??

それは、辞書を引くとこうあります。

『場所をあけてわりこませる。 自分をあとにして人を先にする。ひかえめな。ひかえめな態度や行い。理屈で相手をせめたてる。なじる。 本人の希望どおりにさせてあげる。また、させてもらう』

ん?? なんか全く180度違った解釈の内容もあるような・・。ますますわからなくなりそうな私に先輩はこう言いました。

共に助け合って、共に許し合うんだよ。つまり認め合うんだ。それが世の中すべての関係をよくすることなんだ!!
(すみません、酔っぱらっていたので違ったら申し訳ありませんが、私の心にはそう響きました!!)

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本日、我が母校の歓送迎会でした。

共に泣き、共に笑い、共に苦しみ、共に喜びを分かち合ったあの学生時代・・。

その中に、共に助け合い、共に許し合って、最後は共に認め合ったからこそ、真の友情が生まれたことを思い出しながら、

8年目の想いは、『共助共譲』をスローガンに一歩一歩踏み出していきたいと思います!

いまから、ここから、7年間、本当にありがとうございました!そして、まだまだ発展途上の我々をどうぞよろしくお願い申し上げます。

永瀬 義規

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いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その89:52歳、剛毅、そして青春)

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先日、京都に住んでいる後輩から「永瀬さん、良い記事が掲載されていますよ!」とラインで送られた新聞コラム。

スポーツひのまるキッズ近畿大会を取材してくださった朝日新聞の安藤さんの記事に本当にありがたい気持ちで一杯になりました。

ただ、その気持ちとは裏腹に、私の心に深く突き刺さった文字・・・それは、

・・と大会副会長の永瀬義規さん(52)は言う。

というくだりでした。

刺さったのは、52・・。

52、うん52、大会副会長で52・・俺って本当に年取ったなぁ・・。

と本当にグッサリと感じてしまいました。

もちろん、友人には孫持ちもちらほら・・、話題では定年後のこと・・、
確かに年寄りの仲間入りです。

ということで、改めてみたその文字に一瞬暗い気持ちになったのは本音でした。

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ところが、今日、その気持ちが一瞬のうちにすっ飛びました。

東京プリンスで行われた『斉藤仁』お別れ会。

1000人以上も集まったその会場。周りでは「まだ54歳なのに・・」という声が多く聞こえてきました。そうです、54歳はまだまだ若いのです。

最後に参会者に配られたタオル(文頭の写真)に書かれていた文字は、

『剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)』

これは、恩師の川野先生が「意志がしっかりしていて飾り気がないのは道徳の理想である『仁』に近い」ということで、斉藤先輩に贈られた言葉で、先輩はこれを座右の銘としていたということでした。

そして、喪主からの御礼文には、

・・足跡の輝きを偲べば、還暦も迎えずに世を去ったとはいえ、その人生は生きた歳月以上に色濃い実りあるものだった・・
とありました。

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そして、会社に帰って目に入った額に飾られたサムエル・ウルマンさんの『青春の詩』に掲げてあった文字の中に
『物事や思想に対する剛毅な挑戦』をし続けているものが、青春という期間を謳歌できるという内容を改めて見つめなおし、

斉藤先輩の人生は決して長くはなかったけど、それは青春そのものだったんだ!と確信しました。

前にも書きましたが、

「永瀬、お前のやっていることは間違っていない。俺は応援し続けるから絶対に負けるなよ」

と言ってくだっさった斉藤先輩の言葉を胸に刻み込んで、これからの人生、しっかりした意志を持って、とことん己を尽くし、青春を謳歌したいと思っています。

いまから、ここから、我が青春の道のりはガッツリ長い一本道です!!!

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その88:我が事)

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先日の会議でスタッフと大声でやりあった。

結局、私の意見は取り入れてもらえませんでした。

でも、終わった後で言いようのない充実感で心が一杯になりました・・。

スポーツで飯を食う。

7年前。その志で立ち上げたジャパンスポーツコミッション。

自分自身はその大義でいばらの道を突き進むつもりでした。

なので、

「そんなことして、どうやって飯を食うの? それでお金が集まるの??」
「そんな高い参加費、払うわけがない」
というご心配は想定内。

ただ、それが、
「そんなこと、永瀬さんしかできない」
「永瀬さんが大変だから手伝っている」

となり、一人去り、二人去りとなった時、本当に辛い思いで毎日落ち込んでいたものの、
その反面、俺がやらないと、って取りつかれたように深夜バスで地方に行き、軽自動車で
一軒、一軒、営業周りをしていました。

一人で回っているので、スタッフとの距離は離れていく一方・・。
そんな中で、自暴自棄になり、ストレスの先は結局家族にいき、その家族からも見放されました。

でも、最近、徐々にですが、環境が変化してきたように思えだしました。

スタッフが『ひのまるキッズ』を100%自分の仕事として考えているのが見えてきたのです。

それは、今まで感じていた『第三者』的な雰囲気ではなく、
なんとかしなければいけないという焦燥感も感じられる当事者意識のようなものです。

もちろん、こんなことを書くと「何言ってるんですか、我々は最初からそうですよ」とスタッフに
怒られるでしょう。でも、それは実はスタッフではなく私自身に問題があったのかもしれません・・。

昨夜、
「クソ~、どうしたらこのスタッフに俺の意見をのませることができるか・・」って考えていた時に
ふと気が付きました。

今までだったら、

お前らがやらないのだったら俺がやるからいい!だったのです。

つまり、私自身がスタッフとのコミュニケーションを我が事ととらえず、どこかで、俺の大会、俺の会社
俺の・・・。でした。

でも、今は、
あいつをこう口説こう、あいつにこうさせよう、あいつがこう成功したら喜ぶだろうな・・、そしたら
あいつをこう誉めてやろう・・・。とばかり考えている自分がいます。

今のアマチュアスポーツ界はすべてボランティアの善意、やる気で支えられている。我々は違う。仕事で
これに携わることで穴に火をつけてすべて『我が事』で対峙する。これがスポーツで飯を食うということだ。

でも、そこには、『信頼できるスタッフと一緒に!』という言葉が抜けていたような気がします。

大義は間違っていないと信じ、これからは公私において自分自身がすべて『我が事』ととらえていく人生を
歩んでいこうと心に誓う日曜の朝でした。

いまから、ここまら、でっかい夢にむかって、仲間と深い根(絆)を、です。

永瀬 義規

あれから7年。第1回大会で6年生だったあの子たちは今…

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3月20日、21日に開催される全国高校柔道選手権大会。
柔道界の『春の風物詩』とも言えるこの大会は、
高校生に限らず、多くの柔道ファンが楽しみにしている大会であり、
当然、私もその一人です。
すでに団体戦も個人戦も組み合わせが発表されているので、
それを見て、本番を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

http://www.jhs-judo.jp/combi/index.html

今年の個人戦の組み合わせを見ていて、
気付いたことがありました。
それは、今年の主軸になってくる高校2年生は、
スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会の第1回大会の時に
6年生だった子供たちだということ。

無差別で第一シードになっている太田彪雅君は、
記念すべき『スポーツひのまるキッズ』の第1回大会、
6年生の部のチャンピオン。
軽量級ながら、無差別のトーナメントで奮闘し、
惜しくも入賞には手が届かなかった古賀颯人君は
73㎏級の第一シード選手。

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そして、女子で唯一ベスト8入賞を果たした
畠石香花さんは70kg級で第二シードになっています。
その他にも、第1回大会に出場していた選手が
高校選手権の大舞台に出場することになっており、
その成長ぶりに、嬉しさがこみ上げてきました。

第1回大会から7年。いま思うと、あっという間でした。
でもその間に、子供たちはたくましく成長していました。
4月12日(日)開催のスポーツひのまるキッズ関東大会は、
7回目を迎えます。
第6回大会まで体重・性別ともに無差別の、
学年別トーナメントで行なってきた関東大会も
ついに体重別、さらに高学年は男女別になり、
ちょっと大袈裟かもしれませんが、
スポーツひのまるキッズ第2章の始まりです。
たくさんの親子に、様々な足跡を残していただければと思います。
エントリーお待ちしています!

さ来週の高校選手権、あの時の6年生たちの成長を見るために、
日本武道館に行ってきたいと思います。

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(写真上から 第1回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会での太田彪雅君、古賀颯人君、畠石香花さん)

スポーツひのまるキッズ事務局 林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その87:いいのもは、いい。)

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実家で荷物を整理していたら出てきたサイン色紙。

柔道部物語、YAWARA!

共に、私にとってはとても思い出深い作品で、
二人の作者ともにいまだにお付き合いさせていただいております。

この二作品が爆発的大ヒットとなった時代(微妙にずれてはいますが)、
私は近代柔道の編集長としてラッキーにもとても深く関わっていました。

共に、柔道普及に繋がるのなら
ということで軽い気持ちで相談にのっていたのですが、そのうちどんどんその魅力にはまり、
最後は大ファンの一人となってしまいました。

作品としては、

自らの体験を忠実に再現し、そこに柔道大好き人間としてとんでもなく深くこだわった小林先生

『国民栄誉賞をとる少女』という題材から女子柔道に注目し、そこに田村亮子というとんでもないリアルスターとリンクしてしまったことにより、柔道描写も加速度を増した浦沢先生

と、男女の違いのみならず、全く違うシチュエーションでしたが、共に同じ時代に柔道を通じて様々な『絆』を描いたことにより、私を始め、読者すべての心をわしづかみにしたと言っても過言ではありません。

そして、その魅力は決してそのときだけのものではないということを証明する出来事がひのまるキッズ会場で展開されています。

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ご存知の人も多いと思いますが、昨年より会場内に設置された『柔道部物語』ブース。

最初こそ、懐かしがって立ち寄るお父さんたちがパラパラでしたが、今では、椅子の数が足りないほどの人気ぶり。

もちろん、ひのまるキッズたちの年代では初お目見え。
にも関わらず、一人、二人と増える読者の目は真剣そのもの!

そうです。

時代は関係なく、いいものは、いい。

我々も自分達のやっているこの『スポーツを通じて親子の絆を深める』事業を信じて、軸をぶらさず前に進もうと思っています!

いまから、ここから、いいものは、いいんです(^-^)v 気張ります!

永瀬義規

親子で元気よく選手宣誓

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選手宣誓

それは、体育表示を開催する際、選手が近いの言葉を述べる行事である。
一般的に、選手の代表が「正々堂々と戦うこと」などを誓いますが、その起源は、古代オリンピックで選手がゼウスに近いを立てたことによるものです。
選手宣誓は『誓い』です。
ひのまるキッズの選手宣誓は親子でおこないます。
選手宣誓をお願いした親子のみなさんに文案を考えていただきます。
お父さん、お母さんの誓い。選手の誓い。親子誓い。
選手宣誓を引き受けてくださった親子のみなさんには大きな声で参加者全員の代表として誓いの言葉を述べていただきたいと思います!
2015年度もひのまるキッズの親子でおこなう選手宣誓にご注目ください!

(写真は昨年度のひのまるキッズ関東大会の選手宣誓です)

エントリー受付中!エントリーはこちらから!
★第7回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会ブログ★
http://hinomaru-kids.jp/kantou7/

全国体育系学生柔道大会の取り組みがすばらしい!

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先週の土日、講道館において
全国体育系学生柔道体重別選手権大会が行なわれました。
この大会は、平成元年から行なわれており、今回が27回目。
体育学部や体育学科など、
いわゆる「体育系」の学部や学科のある大学の学生たちの大会で、
前年の全日本学生体重別選手権大会でベスト16に入っていない、
といった条件を満たした選手が出場しています。

全日本学生体重別でベスト16に入っていない選手とはいえ、
レベル的にはかなり高く、
1、2年生でこの大会に出て実績を作り、
大学3、4年で全日本学生体重別で優勝、
その後、世界に羽ばたいた選手もたくさんいます。

今大会も好勝負がたくさんあり、
近い将来、講道館杯や全日本選抜体重別など、
“全日本”クラスでの活躍が期待される選手が何人もいました。

全国体育系学生柔道体重別選手権大会は、
試合自体、注目に値する大会ですが、
大会運営、審判などを学生たちが行なっており、
さらに、大会初日の試合後には、
学生の卒論発表など研修会が行なわれるなど、
試合以外の点でも非常に興味深い大会です。

今回の研修会では、学生に交じって、
現在、奈良教育大学の大学院に通いながら天理大学の監督を務める
穴井隆将先生も論文発表を行ないました。
自ら率先してそういった場で発表を行なうということは
本当に素晴らしいことだと思いますし、学生の範ともなり、
他大学の先生方からも、多くの賛辞が聞かれました。
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今回の研修会では、穴井先生のほか、2人の学生が卒論を発表しました。
発表後には、聴講者からの鋭い質問に、発表者がタジタジになる場面もあり、
緊張感のある素晴らしい発表会だったと思います。
また、論文発表の他に、青年海外協力隊の紹介や
水分補給セミナーなども行なわれ、
学生たちは、ここでも積極的に質問をしており、
非常に有意義な研修会だったと思います。

以前にも書きましたが、全日本学生柔道連盟では、
「単位が足りなければ、試合には出られない」という制度を導入し、
2016年より施行することを発表しています。
本来であれば、学生が勉強することは当たり前のことですが、
一部の大学や学生たちの間で、「柔道だけやっていればいい」というような
悪しき風習が巣食ってしまっていたことも事実です。

勉強は習慣です。
子供の頃に「学ぶ」習慣、「考える」習慣を身につけることが大切です。
短時間でも、集中して学んだり、考えたりすることのできる子は、
きっと柔道も強くなるはずです。
ひのまるキッズの大会に出場してくれる子供たちは、
勉強においても、一生懸命頑張れる子であってほしいと願っています。

簡単なことではないかもしれませんが、
柔道が強いだけじゃなく、勉強もできたらカッコいいですよね。

(写真上:体育系学生柔道大会試合の様子 写真下:研修会で論文発表をする穴井先生)

スポーツひのまるキッズ事務局 林

親子のための仕組みづくり。

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。
関東大会のエントリー締め切りまでいよいよ2週間を切りました!
現在、IDやパスワードを紛失してしまっている方からの問い合わせが多く、電話が大変つながりにくくなっております。

申込をしようとしても直ぐに完了出来ない場合もございますので、誠に恐縮ですが、なるべくお早目にお申し込みの手続きをお進めいただきますようお願いいたします。

昨年よりひのまるキッズエントリーを新設し、この関東大会で2巡目を迎えております。
システムの利用者からも日々、ご意見やご要望を頂戴しながら、少しでも利便性を高められるよう努めますので、何とぞ、ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

そして、本日のテーマは、親子のための仕組みづくりについてです。
小学生ぐらいの子供がいるご家庭には大変参考になるのではないかと思ったので、ご紹介させていただきます。

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私と妻のアンナは、このしくみを子育てに取り入れることにした。
一時期、子供たちのデジタル機器依存に悩んでいたのだ。
テレビ、コンピュータ、スマートフォン、タブレット。
気づくと子供たちは、娯楽に多大な時間を費やしてしまう。
だが、それをやめさせるのは簡単ではなかった。
テレビやインターネットの時間を制限すると、猛烈に反発してくる。
つねに見張っていなければならないので、こちらの貴重な時間も削られる。
そこで私たちは、チケット制を導入することにした。

週の初めに、子供たちに10枚のチケットを与える。

チケットを1枚使うと、30分間はテレビやネットができる。

しかし使わずにとっておくと、1枚につき50セントと交換できる。
1週間テレビもネットも我慢すれば、週の終わりには5ドルが手に入るというわけだ。
またボーナスポイントとして、30分間読書をすれば1枚おまけのチケットが手に入ることにした。
通常のチケットと同じく、テレビやネットで使ってもいいし、お金と引き換えてもいい。
結果は予想以上だった。

テレビやネットをする時間は10分の1に減り、その分読書の時間が増えた。
私や妻が目を光らせる必要もなくなり、有意義なことに時間を使えるようになった。

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「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン 著
 高橋璃子 訳  かんき出版より
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うちの子供たちも8歳、6歳、4歳ですが、ツイ半年ほど前までは私や妻のスマートフォンでパズドラ、その後、妖怪ウォッチ真打に、思考の半分以上は侵されてしまっています・・・。
そして、一度やりだすと止めることが出来ないので、必ずと言っていいほど、私か妻が鬼と化し、力ずくで泣きわめく我が子から奪い取る始末。
ツイツイそんな結末で毎回可哀想な気持ちになるので、さっそく真似てみることにします。

一流選手が子供たちにもたらす【夢】と【笑顔】

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2月8日に開催したひのまるキッズ近畿大会では、
宮城県石巻市の木村柔道館の13名をご招待させていただきました。
今回も、復興支援プロジェクト実施にあたっては、
いろいろな人や企業にご協力いただきました。
心より、感謝申し上げます。

石巻市は柔道がとても盛んな土地柄で、
ひのまるキッズでは、今までに3つの道場を
ご招待させていただいています。
実は、木村柔道館には、これまで何度かご招待の打診をしてきましたが、
なかなかタイミングが合わず、今回ようやく実現したのでした。

残念ながら、試合では実力を出し切れず、
結果を残すことはできませんでしたが、
今回、講師をつとめてくださった平岡拓晃選手が、
石巻の子供たちを、大会前日の練習会の時から楽しませてくれたこともあり、
大会後、子供たちがとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。

平岡選手は、石巻の子供たちだけにではなく、
前日練習会、大会当日の打ち込みコンテストや受身コンテストでも
自らの体験も交えた興味深い話をしてくれたり、
得意技の披露と指導を熱心にしてくださり、
参加した子供たちだけでなく、
親御さんや指導者にも大人気でした。

今までに、平岡選手には記者として何度か取材させていただいていますが、
試合の時の平岡選手とは異なる、優しくてユニークな一面を垣間見ることができ、
感心すると同時に、選手としてのさらなる活躍を、
応援したくなりました。

今年度のひのまるキッズでは、
子供たちや親御さんたちのご要望に応え、
現役のトップ選手や引退したばかりの一流選手たちにも
講師として参加していただきました。
テレビなどで見たことのある現役選手ということで、
子供たちだけでなく、お父さんやお母さんたちにも大変好評でしたが、
「実際に教えてもらったことで、もっと応援したくなった」という声もあり、
現役選手に来てもらうことは、選手人気、ひいては、
柔道人気を高めるためにもなるのだと
痛感したのでした。

現役選手は、試合に勝つこと、
そして、オリンピックや世界選手権という目標に向かって
鍛錬を積むことが一番の仕事です。
ただ、同時に子供たちに大きな【夢】を与える存在であることも自覚し、
子供たちに触れ合う機会を大切にしていただければと思います。
ひのまるキッズへのご協力も、宜しくお願い致します。 m(__)m

(写真:ひのまるキッズ近畿大会でご招待した木村柔道館の皆さんと講師の先生方)

スポーツひのまるキッズ事務局 林 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その85:夢はお金では買えませんが、夢を叶えるにはお金が必要です!!)

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7年前に父親が急死したとき、荷物の整理をしていたら出てきた宝くじ・・・
『ああ、これは父さんが残してくれたんだ。絶対にこれは当たっている』

と思ったくらい、この系統のものに弱い自分です。

もちろん、この時に当たったのは300円数枚でしたが、
毎年、毎年宝くじはしっかり買い、一喜一憂(ほとんど『憂』ですが)繰り返しています。

先日、初めてロト6(でしたっけ??)を友人と購入しました。

10億円!!

その日の夜から数日間、

たくさんの人と「当たったらどうする??」

という話題で盛り上がりました。

一昨日、抽選日が過ぎたのに気が付き、家のそばの発売所で調べてもらったら、もちろん、大外れ!!

まさに、数日間の夢をお金で買っていたのですが・・・、盛り上がった時にあることに気が付きました。

もし、高額賞金GETしたら・・・

借金を返す、家を買う、車を買う・・・ 当たり前のように出てきた言葉に交じって・・

仕事を辞めてゆっくり過ごす。

というのがものすごい確率で出てくるということでした。

もちろん、気づいたら人生の最終コーナーに差し掛かった歳。このところ頭によぎるのは

あとどのくらいバリバリ働けるか???

ということ。

でも、自分自身の頭に『仕事を辞める』ということは全く頭をよぎりませんでした。

いや、むしろ、借金を全部返して今までお世話になった人に恩返しをして、社員に思いっ切り還元したら、
次は『ひのまるキッズ』をこう拡大するぞ!!

っていう意欲ばかりがムクムクと膨らみ、胸がドキドキしてその日からそのこと(拡大すること)ばかり考え眠れませんでした。

まあ、それは現実にはなりませんが、そう考えることができる限り、まだまだ俺は終わっていないな・・。と確信し始めた最終コーナー親爺です。

ひのまるキッズも先日の近畿大会で今年度は終了。いよいよ来年度から、関東、東海、九州はセカンドステージ、そのほかは(いつも言う)記念すべき第6回を迎えます。

いまから、ここから、夢はお金では買えませんが、夢を叶えるにはお金が必要です!!

料理の腕が上がってもお金は集まりませんよね(笑)!!!

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明日から、四の五の言わず、協賛集めに己の限界に挑戦します!! 気張っていきます。

永瀬 義規