いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その197:うらやましき、師弟の絆!)

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昨日の平成29年度全日本柔道選手権大会。

FBでもアップしましたが、ひのまるキッズ卒業生がこの日本武道館の大舞台に初めて上ることができた記念すべき大会となりました~松村君、ありがとう!

そして、関東大会の講師である王子谷選手が2連覇を達成、見事に世界選手権代表の座を勝ち取りました。おめでとうございます。

さて、その話題は弊社林がしっかりとここで書いてくれると思いますので、今日は、その全日本が終わった後に久しぶりに集まった師弟の絆の話をさせていただきます。

現役時代も含め、私の柔道人生で一番悔しかったことは実は自分自身のことではなく、今からちょうど20年前の出来事でした。

当時、母校の中央大学は、津沢監督となって6年で急成長を遂げ、その年のメンバーはまさに最強軍団。

まずは、これまで一度も頂点に立ったことがなかった東京学生で初優勝を達成。翌月の全日本では誰もが21年ぶりの日本一を信じて疑いませんでした。

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親友でコーチの青井が技術面を、私自身は学生を本当の弟として自分がもてるすべての時間を費やして彼らのサポートをしていた・・つもりでした。

ところが・・

勝利の女神は、そう簡単には微笑んではくれませんでした。よもやの準決勝敗退・・。

OBが用意してくださったプリンスホテルの素晴らしいホールで、「すみませんでした。すみませんでした・・」を連呼する監督、選手。司会の私も涙で全く進行などできる状態ではありませんでした。この時の青井の涙。後にも先にもこの一回しか見たことはありません。

その3年後に、母校は念願の日本一に輝くのですが、もちろん、その時の勝利の美酒は美味しかったと思います・・でも、私にとってあの時勝てなかった悔しさは一生忘れることができません。

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あの時、涙が本当に枯れるほど男泣きしたあの時、「本当にゴメン。俺はもっとお前らにしてあげることはあった。俺はもっとお前らに時間をさけることはできた・・。ゴメンな、ゴメンな・・」って司会者席で泣き崩れたとき、

本当は一番悔しかった当事者の選手たちが寄ってきて「永瀬先輩、何言ってるんですか。我々は久幸(青井)先輩と先輩があんなに忙しいのに道場に顔を出してくれて、遠征先、合宿でゲキを飛ばしてくれたことでどんなに励まされたか、本当にありがとうございました! 津沢先生を胴上げはできませんでしたが、絶対に後輩がやってくれます!」と言ってくれたことを一生忘れません。

そして、それから20年。

恩師を囲んで酒を酌み交わす彼らの姿(見た目はかなり変わっているものもいましたが(笑))、母校に対する想いを聞いていくうちにあの時のことが走馬灯のように思い出されると同時に、変わらぬ師弟の絆に感動で震えが出ました。

そして、最後は見事に泥酔⇒撃沈してしましました・・・。反省・・。

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いまから、ここから、絆にまさる宝なし!

永瀬義規

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その192:盛り沢山!福岡大会!!)

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一昨日、昨日と開催された第8回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会。

今年から宮崎より場所を移して、『柔道王国』福岡での開催にこぎつけました。

お陰様で大会は大成功!(細部においては反省多々ありましたが・・)手前味噌ですが、〝弊社スタッフはプロフェッショナル”と胸を張れるくらいレベルアップしていることを実感できました。

とはいえ、

やはり初めての体育館、アクセス、日程等が重なり関係者の方々にはご心配&ご迷惑をおかけしたことは事実。改めて感謝とお詫びをここで言わせていただきます。

ありがとうございました、ご迷惑おかけしましたが、何とかやり切りました!!

さて、初めての環境は悪いことだらけではありません。

そうです。

ここまで培ったひのまるキッズのあるべき姿を何とか具現化できたからです。

まず、これまで以上に『ひのまるキッズ六訓』をご紹介でき、勝つことだけではなく、親子で礼儀礼節を重んじ試合に挑む環境つくりをこれまで以上に意識付けできました。

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また、初参加の岡田先生、杉本先生を迎えてより充実した指導を提供することができました。

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そして、地元大手企業の複数協賛に加え、初めからしっかりと地元商工会にその目的をしっかりと伝えることができ、充実したブースを展開することができました(地元・七戸選手のサプライズ来場もありましたし・・)

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試合、イベント、そしてブースの「ひのまるキッズ大会3つの輪」が今まで以上にうまくリンクできたと思います。

なにより、

マナー賞は難しかね。みんな、しっかり礼儀礼節をわきまえとる!

と審判員の先生たちからお褒めの言葉もいただけるようになってきたのも嬉しい結果。MVPは過去2回マナー賞を受賞したあの選手だったのも、やっていたことへのご褒美と受け取っても神様には怒られないくらいまでなったのでは・・と少し舞い上がっています。

もちろん、

大会は発表会。そのためにもひのまるキッズ六訓がもっともっと刷り込まれたイベントにしないといけない。

という新たな使命が見えてきたことは事実。

初めての福岡大会。

今後にしっかりつながるひのまるキッズ少年柔道大会として思い出に残るものになりそうです。

そして次の横須賀大会!! いやあ、我が事ながら楽しみですよ!ほんと!!!

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いまから、ここから、スポーツひのまるキッズはグングン成長します!!

永瀬義規

今年も感動。高校選手権

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先日行われた高校選手権の
男子個人無差別で優勝した開星高校の松村颯祐選手。
試合後に、礼をする姿を見て、
約6年前のひのまるキッズ中国大会を思い出しました。

松村君は、小学5年生、6年生と、
ひのまるキッズ中国大会で優勝。
5年生の時には、マナー賞も受賞しました。
お母さん、指導者の先生と一緒にしていた
試合後の美しい礼が、とても印象的で、
ひのまるキッズ通信創刊号の表紙の
1カットとして使用したこともあり、
よく覚えています。
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今大会にはひのまるキッズの第1回~第3回大会で
活躍した選手がたくさん出場していました。

女子無差別で優勝した南筑の素根輝選手、
63㎏級優勝の富士学苑の結城綾乃選手、
57㎏級優勝の広島皆実の香川瑞希選手、
団体戦で優勝した桐蔭学園のメンバーは、
主将の関根聖隆選手はじめ、村尾三四郎選手、賀持喜道選手、
湯本祥真選手、千野根有我選手、佐藤虎太郎選手
全員がひのまるキッズの記録に名を連ねている選手。
他にも見覚えのある選手がたくさんいました。

桐蔭

今回、チームメイトとしてともに戦い、
優勝の喜びを分かち合っていた村尾選手と賀持選手は、
第2回大会4年生の部で決勝を争いました。
あのとき、判定で負けた賀持選手が、
「優勝してお父さんを表彰台の一番高いところに上げたかったのに…」
とむくれていたのを、昨日のことのようによく覚えています。
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二人に限らず、あのあどけなかった小学生たちが、
すっかりお兄さんお姉さんになっていて、
驚くとともに、時の経つのは早いものだなぁと、
いつになく感傷的になってしまいました。

ライバルとして、柔道仲間として、そして、
これからは、子供たちに憧れられる存在として、
さらに大きく成長していってほしいと思います。

ひのまるキッズ事務局 林

※写真上から、
 今年の高校選手権無差別で優勝した松村選手
 5年生の時の松村選手。美しい礼儀でマナー賞を受賞
 男子団体で優勝した桐蔭学園の選手たち
 ひのまるキッズ関東大会の決勝で戦う村尾選手と賀持選手(当時、4年生)

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その190:道標)

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まもなく、会社設立9周年を迎えます。

ここまで、崖っぷちを歩き、何とか首の皮一枚で持ちこたえることが出きたことはひとえに応援してくださる皆様、ご協賛社(者)そして、何より地道な作業をひたすらこなすスタッフのお蔭と感謝しています。

ありがとうござます。

これからも精進していくつもりですので、今後ともよろしくお願いいたします。

この9年間、愚直にひのまるキッズの運営を行っていました。

正直、本当にこれでいいのか、この状態でいつまでもつのだろうか・・と苦悩の連続でした。

でも辛いとは思っても辞めようとは思いませんでした。

ただ、来年10周年を迎えるにあたって、そろそろ次の10年に向かってしっかりした基盤を作らなければならないのも事実です。

道標

いつになったら、現れてくれるだろうか??

もう少し頑張れば、神様がしっかりと導いてくれるのだろうか??

そんな風に思ってきたこれまでですが、まずはこの1年、自らこの道の進む方向をしっかりと見定めていこうと心に決めています。

そう思っていた矢先、前回のこの『独り言』に寄せられたコメントに何かその標が見えてきたような気がします。

ひのまるキッズソフトテニスのプレ大会に参加してくださった方からのコメントでした・・。

本日はありがとうございました。

本日の親子大会に参加していた地元ジュニアのお母さんが試合に勝利しルンルンでスキップしながら本部に報告に来ました。

その時に「テニスってこんなに面白いんだね!勝てるとこんな気分なんだ!私がもっと勉強して〇〇(子供)を支えてあげなきゃ!」と言っていました。

また、普段あまりマナーが良くない保護者も親子大会に参加して本日の後半にはプレーヤー視点から色々な事を学ぶことができたのでしょうか、とても良い姿勢で片付けまで協力して頂けました。

本日の親子大会の中で親と子のテニスを通じた距離が縮まり、保護者が今までと違った視点からの沢山の良い考え方を身に付けることができたのではないかと思いました。

これはきっと今後の選手のレベルアップやソフトテニスの普及など沢山の良い発展に繋がるのではないかと思いました。

私は未熟者ですしなにも力には慣れませんがお手伝い出来ることがあれば精一杯協力したいと思いました。 本番が今日以上に大成功する事を願っています。

ありがとうございます。

いまから、ここから、一筋の光明、しっかり捉えました!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その189:礼儀礼節をたまたまできることは、ない~ひのまるキッズセカンドステージで確信したこと)

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小林幸司さん

 

ひのまるキッズセカンドステージ。。。

昨年8月のバスケットに続く次のターゲットであるソフトテニス大会開催に向けて、本日、平塚で多くのご協力を得てプレ大会を開くことができました。

平塚ソフトテニス協会、神奈川ソフトテニス連連盟の皆様のご尽力で実現したこの大会。正直言って、大成功でした。本当にありがとうございました。

『強化選手の全国大会の予選会』には、親が必ずサイド席にすわるという柔道と同様のルールはもとより、生涯スポーツであるソフトテニスの魅力がしっかりと出せたのが、

『親子大会』

文字通り、親と子のダブルスですが、これがまた、ひのまるキッズのコンセプトががっちりと表現できる内容となりました。

まずは、試合開始の挨拶も親子一緒、終わったあともしっかりと礼。

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そして、何より、親子がお互いに励ましあい、声を出し合って一つのボールに向かっていく姿は思わず涙腺が熱くなってしまいました。

まさに親子の絆。

中には、バリバリ現役のお父さんもいるのですが、少し遠慮がちのそのお父さんチームに、いつもは子供の相手をちょこっとすると言っていたお母さんチームが絶妙なコンビネーションで打ち勝つなんてシーンも多くみられ、本当に想像以上にしっくりきたんです。

親子のハイタッチ。良いっす!!!

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そして、なにより、ゲストとして参加してくださった小林幸司選手。ソフトテニス界のスーパースターです。

「君たちはまだまだ小学生。日本中で君たちより強い子もいっぱいいます。なので、勝つことだけにこだわらないでください。たまたま勝てることはあります。でも、たまたま礼儀ができることは、はっきり言ってありません。なので、まずはしっかりとした礼儀礼節を心がけること。毎日、毎回です。それが、一番大切で、それが勝つことにつながります!僕だから言えることです。信用してください!!」

様々な協力を惜しげもなくしてくださったことは、もちろん、閉会式でこの日一番ジーンとしたスピーチに会場は感動の渦でした(巻頭写真)。そして、我々のやっていることに確信をもつことができました。ありがとうござます。

 

今回参加した親子の皆さんと、次回の本番で再び会えることを楽しみにしています。

いまから、ここから、世の中で大切なこと・・しっかり伝えていきます!!

永瀬義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その185:絆を育むスポーツの可能性に人生をかける)

ひのまるキッズを立ち上げてから今日まで、公私ともに支えてくださっている木村社長の会社のHPに出させていただきました。

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本当に最近、様々なところで取り上げていただき非常に恐縮していますが、その中で心底感じることがあります。

それは、非常に生意気なようですが、会社設立当初からつい最近までは

永瀬→柔道→ひのまるキッズ

だったのが、

ひのまるキッズ→参加者&社→柔道

と周囲の感じ方が変化し、それに伴って注目をいただけるようになったということ。

確かに、この数年で私の協賛営業の話の内容も劇的に変わっています。

自分の悲惨さを前面に押し出し同情をかう(実話ですが)→ひのまるキッズの理念を語り自分たちがそれにどう向き合うのかを力説する。

そうです、

理念(ひのまるキッズ)→主役(参加者&社)→手段(柔道他)

のナビゲーターが永瀬&スタッフなんです。

ひのまるキッズはもっともっと大きくなります。絶対に、間違いないです。

命あるあるかぎりナビゲータ、やり続ける覚悟です。

そう、

絆を育むスポーツの可能性に人生をかけるつもりです。

先日、スポーツマーケティングでは有名なある人に言われました。

「まずは理念を冒頭に持っていってるスポーツイベントって、私の知っている限り『ひのまるキッズ』ともう一つしかありません・・。

もう一つって・・・それは何だと思いますか??

それは、オリンピックだそうです。言い過ぎですけど、嬉しかったです!!!

いまから、ここから、ここから、いまから!!!

永瀬義規

ビジネスモデル塾

 

 

皆さんのお子さん、毎日しっかり寝ていますか?

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スポーツひのまるキッズ協会では、年に一度くらいのペースで、
『ひのまるキッズ通信』という機関誌を発行しており、
現在、その制作をしている最中です。

今回は、『スポーツライフマネジメント』について
特集しているのですが、皆さん、
『スポーツライフマネジメント』ってご存知ですか?

『スポーツライフマネジメント』というのは、
スポーツライフである「運動」「栄養」「休養」の3要素を、
うまくマネジメント(管理)して、
よりよいスポーツライフを送りましょうというもの。

ジュニア期に関していうと、
この「運動」「栄養」「休養」に「勉強」を加え、
より充実した学校生活を送るために、
効果的な生活リズムをつくることが大切であるということが
日本体育協会のホームページなどでも詳しく解説されています。

今回の『ひのまるキッズ通信』では、
とりわけ「栄養」と「休養」に関してクローズアップ。

原稿を書くために、専門家の先生にお話をお聞きしたり、
厚生労働省や農林水産省、日本体育協会などのホームページを
参考にさせていただいたりしたのですが、
私自身が知らなかったことも多く、
一般的に、意外に知られていないのではと
思うこともたくさんあり、
指導者の先生はもちろんですが、保護者の皆さんにも、
ぜひ知っておいてもらいたいと思います。

ひとつ、例を挙げると睡眠のこと。
近年は、塾や習い事と子供がとても忙しく、
子供の睡眠時間が非常に少なくなっていることが
よく問題視されていますが、
子供の理想的な睡眠時間がどのくらいか、皆さんご存知ですか?

小学生でも学年によって少し異なるのですが、
低学年で10時間~10時間半、
高学年でも9時間~9時間半は必要だと言われています。

学校に行く時間が朝7時半、
その前に朝ごはんを食べることを考えると、
ギリギリまで寝ていたとしても朝7時起床。
逆算すると、低学年は夜8時半~9時。
高学年は夜9時半~10時には寝たいところです。

夜の10時~翌2時までは、
成長ホルモンのゴールデンタイムと言われており、
この時間にしっかりと睡眠に入っていることが、
より良い成長をするために必要なことだと言われています。

ちなみに成長ホルモンによって、
身長が高くなり、筋肉がつき、
筋肉がつくことで、代謝が活発になり、
代謝が活発になることで、
トレーニングなどで傷ついたカラダの組織を修復、
体力を回復させることで病気への抵抗力・免疫力を高めると
いうわけで、成長ホルモンの存在は、
健康で丈夫なカラダを作るうえでは不可欠。
その成長ホルモンの働きを、最大限活かすために、
睡眠がいかに大切か、わかっていただけるかと思います。

さらに、成長ホルモンは脳の働きを良くし、
集中力、記憶力、さらには意欲(やるき)も高めることも
わかっています。

心身ともに健全な成長をするために、
まずは、しっかりと眠ること!

10年ほど前から、文部科学省では
『早寝早起き朝ごはん』を国民運動として推進していますが、
これは、健全な心とカラダの成長のためには、
とても大切なことなのです。

柔道が強くなりたかったら、
練習をしっかりして、きちんと眠る。
頭が良くなりたかったら、
勉強をしっかりして、きちんと眠る。
眠ることで、カラダも頭も成長する、
逆に言うと、眠らなければ、せっかくの練習も勉強も
十分な効果を得られないということなのです。

もう一つ大切な「栄養」(朝ごはん)については、また次回。

ひのまるキッズ事務局  林

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その181;未来の自分を信頼する覚悟)

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連休ど真ん中。

朝から出社して、創業以来の決算書の数字を見直していました。

実は、一昨日、母の件で忘年会ができなかったこともあり(母がみんなでワイワイ騒ぐのが好きということで)、
会社スタッフ、関係者で新年会をさせていただきました。

会自体は本当に楽しかったのですが、最後の挨拶で私が酔っぱらって話した内容に対するスタッフの反応で非常に考えさせられ、まずは自分の発言を分析し、そこに至った経緯を検証しようと冒頭の作業に至りました。

内容を四の五の言っても仕方ありません。

ただ、間違いなく言えることは、私の本意とすることと聞いた人の受け取り方が真逆だということ。

正直に言うと、真逆に受け取る方が悪いと思い自信を持って色々リサーチしてみましたが、どうやら、受け取るということ以前の問題があることに気づき、猛反省をしています。とんでもない自惚れでした。

恥を忍んで言うと、『信頼関係が薄くなっている』と言うことです。

「何言ってるんだよ。永瀬がそんな気持ちでそんなこと言う訳ないじゃん」
と一笑してくれるなんていう状態を期待していたのは、とんでもない誤解だったということ。

そして、作業を終え、私がどんな気持ちで、どんな根拠でそのことを言ったのか・・ということの説明の予習をしている自分がいました。

何とか、誤解は解けるだろう。信頼関係は修復できるだろう・・信用してくれるだろう・・とほんの先ほどまで思っていました。

でも、ふと・・・、

信用と信頼はどう違うのだろう・・。と思い始め調べてみて何かがガガ~ンと崩れました。

いろいろ調べるうちに次のような結論になりました。

過去に対して評価しているのは信用
物理的な事に対し評価するのは信用

未来の行動を期待するのが信頼
精神的な気持ちが伴うのが信頼

それまでの実績を評価する『信用取引』
これから一緒にやっていこうと行動・意識を共にするのが『信頼関係』

ということは、今、私がやっている作業は、まさに信用を取り戻すための努力。

でも、それで良いのでしょうか??

昨年、脳から汗が出る思いをしたビジネスモデル塾で、必死になって描いたビジネスモデル。絵に書いた餅になってはいけないと、実施に向けて焦っていましたが、それを信用してもらい、そしてともに信頼関係を持って前に進まなければ未来はありません。

〇〇をやった永瀬だからできるだろう・・
〇〇をやり切った永瀬だからついていける・・。

では、ないんです。

永瀬の言っている〇〇、描いている〇〇が成功することを信用し、〇〇を我が事として永瀬と一緒に前に進むんだ!

でなければダメなことをまだ気が付かないバカ経営者です。

そして、まず自分が第三者だったらそう思えるのか?思わなく、我が事としない人が悪いのではなく、思わせ、我が事にさせる努力を怠っている自分が一番愚かだということに気づきました。

調べていくとこうも書いてありました。

「未来がどんな流れでやってくるのかを考えてみてください。
いつも誰かの根拠のない自信から始まり、その自信の裂け目を切り開いた先に成果が積み重なる。
そして、そこに少しずつ論理が構築されていき、新しい世界がやってくる。
過去の信用の上に積み重なる論理はあくまで素材でしかない。
『これはこういうものやから仕方ない」と諦められていることをあえて疑う!そうすることで新たな理論につながる』

さらに

信用は過去、信頼は未来、そして思い込みが現在
そのような強い意志が根拠のない自信、つまり未来の自分を信頼することにつながる・・・。

まずは、自分自身が未来の自分を信頼する。そして、未来の仲間に信頼してもらわなければひのまるキッズの未来はないものと確信しています。

いまから、ここから、このチャンスを必ず活かします!!

永瀬義規

P.S

信頼は一切条件をつけない

相手と関係をよくしたいと純粋に思える
場合のみ無条件に信頼するって、これこそ無償の愛ですよね。親が子を思う気持ちです。

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あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。
ひのまるキッズの事務局も、
昨日1月4日から業務をスタート致しました。

2016年も1年間あっという間でしたが、
思い返すと、いろいろなことがありました。

ひのまるキッズのイベントで言うと、
1月の九州大会からはじまり、
2月の近畿大会、年度が代わって、
4月関東、6月東北、
7月四国の道場わっしょいと中学生バスケット、
8月には岩手県での復興応援夏合宿、
さらに、9月東海、11月北信越、
そして12月中国。

これに加え、
4月には全日本選手権のプログラム、
7月にはリオ五輪の観戦ガイド等々、
さまざまな制作業務も行なってきました。
振り返ると、いつも時間に追っかけられていたなぁと、
つくづく感じます。

2017年(平成29年)は、
時間に追われるのではなく、
仕事もプライベートも、計画的に、
時間を追いかける(?)、先に進めておくくらいの、
少しゆとりのある生き方をしたいものだなぁと思っています。

社会に出て30年、
すっかり染み付いた習慣を
どこまで変えられるのか。

まずは、1時間の早起き(4日目)。
……ちょっと、体操もしてみました。
今日から万歩計を携帯、1日10000歩も再開します。
小さいことからコツコツと。

今年も、ひのまるキッズの会場で、
たくさんの“笑顔”に出会えることを楽しみにしています。
本年も、宜しくお願いいたします。

ひのまるキッズ事務局 林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その179:母が残した絆)

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昨年の12月27日、母・亮子が天国に旅経ちました。前回のこのブログで危篤を伝えその2日後のことでした。お陰様で安らかな最期でした。

思い起こせば、2008年10月。

父親が急死し、会社を立ち上げたばかりの私にとって頭にあったのが、

最期のお別れは恥をかくわけにはいかない・・。

でした。

お恥ずかしい話、父親に恥をかかすわけにはいかない、ではなく、私自身が会社代表として恥をかくわけにはいかない・・でした。

なので、

葬儀の時といえば、

あの会社の献花は? あの人は来たのか? などと、父親の死を悲しむ余裕などなく、自分の見栄ばかり先行して、遠方から来た親戚と言葉を交わしたり、父親の関係者にご会葬のお礼を申し上げたりなどほとんどできていなかったという大失態を犯してしまいました。

そして、もっと恥ずかしいことに、そのことを反省したのは、母が亡くなった時のこと。

母から、「私の時は家族葬で、とにかく派手にしなくていいから・・」と言われ心の準備をし出し、父の時のことを思い出そうとしても上記のことしか思い出せない自分に気が付いた時・・でした。

そして、12月29日に行った葬儀。

親戚と父親の葬儀以来の再会ができ、ゆっくり話すことができました。

その時、自分のやっていること。これから目指すこと、この8年間、公私ともにあった様々なことを隠すことなく全部話すことができました。それも、自分自身、驚くほど素直に・・。

全て、母が導いてくれたことと感謝しています。

そして、母の遺品を整理して出てきた彼女の手帳。

たぶん、闘病生活で苦しかったはずなのに、しっかりと書き込まれていたのが、私の妹の誕生日にあった生まれた時の記録。

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そして、ひのまるキッズのスケジュールでした・・(巻頭写真)。

かつて、恩師に

「永瀬、お前に足りないのは、親が子供に持つ『無償の愛』だ。子供がいないお前にとってこれはわからないかもしれないが、親子の絆とはその『無償の愛』の上に成り立っている。だから、もしかしたらお前が今後大きな壁にぶつかるとしたら、ここのところだ。でも、頭で理解できなくてもいい。言葉で表せなくてもいい。お前が人の子である限り、必ず親から受ける『無償の愛』を感じることがあると思う。しつこくて申し訳ないけど、本来は自分自身が人の親になった時にそれはやってくるものだ。なので、お前が死ぬまで感じられなくても仕方がないけどね」

と言われたことを思い出しました。

そういえば、父が亡くなったときに、父の手帳からこぼれた一枚の写真・・、そこには、七五三かなにかでおめかしした私の姿がありました。

54年間、誕生日にデータを書き続け、行ける可能性がほとんどないひのまるキッズのスケジュールを書き込んでいた母。

無償の愛~親子の絆がここにありました。痛感しました。目が覚めました。

自分自身が生涯でやるべきことは、しっかり見えてきています。

生涯青春、盡己深絆

いまから、ここから、2017年、セカンドステージの幕開けです。皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。

永瀬義規

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