昨日、今日と福岡で開催された全日本選抜柔道体重別選手権大会。
おそらく、渡米していた数年を除いて、初めてこの大会会場に足を運ぶことができなかった今回。
正直、あらゆることがいっぺんに押し寄せてきて、福岡行きを断念し、とにかくリセットと決断。木曜日から検査、そして休息をとることができました。
元気が出たので朝から出社したものの、改めて襲ってくる数字の恐怖と、お構いなしにかかってくる電話(別に借金取り立てではありませんが(笑))に、オフィスで一人、孤独と不安で頭の中がグルグル・・・。
やばい、ちょっと休憩。「選抜どうだったかなぁ・・」とインターネットで記録を見てみると、
なんと、
表彰式の写真になじみのある顔が・・・。
そうです。
48㎏級で優勝した古賀若菜選手と78㎏超級で優勝の素根輝選手。
二人ともひのまるキッズOGで、8年半前の2010年12月に宮崎で開催された第2回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会では、古賀選手は3年生、素根選手は4年生で見事に優勝。
MVPをとった素根選手、そして、当時は性別体重無差別の中で小っちゃい体で男の子をバンバン打ち破った古賀選手の活躍は今でも瞼に焼き付いています。
「そっか・・・。あれから、8年半か・・。続けてくれて、結果を出してくれているんだよな・・。そんな中で俺はなにやってんだろう」
と、脳天から雷を落とされたようでした。
孤独や不安が耐えられないようなら、経営者なんてさっさとやめてしまえばいい
かつて、経営の神様と言われた方の言葉です。
いやいや、こんな感動を味わえる仕事、ないでしょう!やめられませんよ!!
と、再びデスクに向かうと、30年苦楽を共にした弊社役員からラインが飛び込んできました。
お疲れ様です。
いま取材終わりました。
飛行機は19時45分なので、それまで時間を潰して帰ります。
すると、一斉に、スタッフがラインで「お疲れ様でした!」の返信。
孤独、不安なんて言っている場合じゃないですね(笑)
いまから、ここから! 今日も生かされていることに感謝です。
永瀬義規