本日は、大変お忙しいなか私の退職を祝う会にお集まり頂き、誠にありいがとうございました。柔道の事を何も知らなかった私が、ミズノに入社し42年もの長きにわたり柔道に携われたことは、皆様からの心温まるご指導、ご助力をいただいたおかげと感謝しております・・。
名古屋~大阪出張から急いで駆けつけた東京ドームホテル。
焦りました。
『永瀬、12日東京ドームホテルで慶徳さんの退職祝いするから空けといてね』
一か月前に出張先で柏崎先生からお電話をいただいた時には、
『かしこまりました。必ず参加します!』
と二つ返事で応え、手帳にしっかりと書き込んでの当日参加でしたが、まさか・・ここまで盛大だとは・・。
ノーネクタイは私だけ(あとで西田先生もそうでしたので、ピッタリそばについていました(笑))。
柏崎先生の司会進行で、佐藤先生(東海大柔道部主席師範)、山下先生(全柔連会長)のご挨拶、金野先生(全柔連強化委員長)から井上先生(全柔連男子強化監督)までの祝辞(私もおまけで入れていただきました)の全てにあったのが、慶徳さんの42年間貫いた『柔道衣への想い』への称賛、そして感謝のお言葉でした。
大変失礼ながら、こんなサラリーマン見たことないです。
柔道未経験。
そんなの関係ない。
42年前、ボロカス言われながらも(失礼)、とにかく何度も何度も研究、開発に取り組み、その12年後、それまで絶対的地位にあり、自らも目標にしていた岩崎柔道衣の岩崎社長に
「君には負けたよ」
と言わしめた後も、その手を緩めることなく。ついに全柔連のオフィシャルサプライヤーとしてミズノを不動の地位まで押し上げても、奢ることなく、柔道界のことを誰よりも憂い、全力でサポートしてきたスペシャリストの中のスペシャリスト。
幸運にも、36年前の20歳からこれまで、学生、近代柔道編集長、全柔連事務局員、出版社役員、そして現在と、あらゆる場面で、様々な瞬間を目の当たりにできたことを本当に誇りに思っています。
そして、
3月に退職を親しましたが、継続してミズノで勤務しておりますので変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いします。
ということで、
まさに、いまから、ここから!!
まだまだ、勉強させていただきます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。
いまから、ここから、極めて、極めて、極めまくります!
永瀬義規