子どもの頃から何をしてもそこそこ、人並み以上できた。
大学に入って、それが一変した。
考えが甘かった。
一般生で柔道部に入り、何をしても、どうやっても周りの人たちに勝てず、少しずつ追いついてきたと思っても、全く無視され、同級生たちと並んだつもりが10歩も20歩も先の存在。
悔しくて、悔しくて、必死に続けた。
でも、巡ってきた僅かなチャンスも不甲斐ない結果になり、自分がどうより、選んでくれた人に対して申し訳ない気持ちでやり切れなかった。
幸いなことに、そんな男に対して、どんなことがあってもあきらめず、腕を引っ張ってくれた同級生のおかげで、最終学年で結果を出せた。
その後、社会人になってこれまで、苦しいと思っても辞めようと思わなかったのは、この時に培った『やると決めたら出来るまでやる』という気持ちと、それに対峙するために身に着けた熱量。
いつでも、どこでも、どんな状態でも人に言われることは、良いも悪いも・・・
凄い熱量ですね!!
ただ、その熱量。沸点まで上がり、目標を達成すると人一倍早く冷めていくのがこれまでの悪パターン。
正直、昨年はそうなりかけた・・・。
一息ついたら、とんでもないことになっていた。
56歳。
周りは、定年や、引き際の話で盛り上がってきた。
とんでもない、まだまだやり切ってない。
先日、ある経営者に頼まれてスタッフに話をしたとき、最後に、
「今の若い人たちに一言」
と言われ、間髪をいれず口から出た言葉。
少年よ、限りない熱量を持て!
いまから、ここから、冷める暇は、全くもって、ない。
永瀬義規
P.S 藤田文武おめでとう。君の熱量、素晴らしかった! いまから、ここからだぞ!