2020年2月23日、8時20分。
丸善インテックアリーナ大阪。
本来はここに、全国1都2府1道29県から集った820組の親子が開場を待つ長蛇の列を作り、現場は安全を保つために何度もシュミレーションしたスタッフがまさにこの時、ドアをあける・・
はずでした。
でも、晴天に恵まれたこの場所にいるのは、誰もいない扉の外。私と大会リーダーの一人である吉原の二人。
苦渋の決定をして、この時に至るまで様々な叱咤激励を受け、そのたびに自分の判断が正しかったのか・・、情けない話ですが、正直未だにわかりません。
ただ、イベントを主催する会社の責任者として対峙した今回の事を、将来の糧にしていくことがご迷惑をかけた全ての関係者に対しての誠意と心に刻んでいます。
そして、このコロナウィルス問題対応は、これからが本番であり、想像できない様々な出来事に対する覚悟を決めないといけないと思っています。
当たり前のことを当たり前にする。
『当たり前』を見間違わないように、一瞬一瞬、己の全てをかけて、大きな耳を持ってその責任を全うしていきたいと思います。
あらためまして、皆様のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
いまから、ここから、全部注ぎます。
永瀬 義規