いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その475;古き相棒)

私は、凝り性です。

とにかく、子どものころから、気になったものに対しては、恐ろしいくらいのめりこんで、調べたり、試したり・・。それも、本当にただひたすら、寝ても覚めても・・ということがピッタリな変な子だったらしいです。

小学生時代は古銭の収集。

古銭収集に関しては、もちろん、小学生なので高額なものを買うわけではなかったのですが、先日、実家の荷物を整理した時に出てきた収集アルバムにはかなりの『お宝もの』がありました。
さて、どうやって集めたのか・・。
正直、記憶がありません💦

そして、お城研究。

これは、今、テレビ番組でやっている○○博士の小学生にも引けを取らないくらい没頭していました。当時、小学校の卒業アルバムに担任の先生から『城のことなら永瀬に聞け』とお墨付きをもらっていたことを記憶しています。

そして、中学に入ってのめり込んだのが、自転車。

愛読書はもちろん、『サイクルスポーツ』

休みの日には阿佐ヶ谷や立川にある有名店に小平から一人で通い、一日中自転車やそこにある部品をあーでもない、こーでもない・・と穴を開くように見ては店員さんとマニアックな話を楽しんでいました。

これは、今は、機械式時計で同じことをやっていますが・・💦

冒頭の写真は高校に上がるときにそれまで家の仕事手伝ってためたおこずかいで部品を(それも全国からこだわりの部品)取り寄せて組み立てた自転車。

高校1年と2年生の夏休みは、この自転車で、東京から佐賀まで走破。途中で各地の城を見て回るという、なんとも若いのか年寄りなのか・・わからない旅に出ていました。

高校3年生の時に幸運にも柔道で成績を残せたため旅には出れず(笑)、その後は浪人~大学は柔道三昧・・さらに就職しても一度もサドルをまたぐことはなく今に至ります。

振りかえると、あの高校2年間で、自転車と城に関しては自分自身で納得したのだと思います。1000キロ以上の道のりを、気になっていた城を一つ一つみながら3週間くらいずつの旅・・。実家にあった写真は処分されてしまったようなので、残るは記憶だけですが、正直、それまでの想いはスパッと無くなったのは覚えています。

そして・・
今でもこの相棒は私の側にはいます(笑)
就職してからは、実家の物置に、アメリカから帰国してからは自宅で保管し、今はオフィスのオブジェ。
当時の自転車を改めて眺めてみると、もう一度これにまたがってみたいという気持ちになります。

その時には、これも高校入学時に上野のアメ横で購入したGジャンを着て風を切ってみたいです。

ちなみに、そのことを言って友人にこのGジャンを見せたら、『それ、1970年代のものならプレミアついてるんじゃないですか???
と言われたので、調べてみようと思っています(笑)

いまから、ここから、その日までに体鍛えないと。。。

永瀬義規

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