柔道で人間教育を!

おはようございます、ひのまるキッズの原です。

昨日のネットニュースでこんな記事を見つけました。

4人に1人が 過去に「本気で自殺したいと思ったことがある」
5人に1人が 身近な人を自殺で亡くしている

若いころに本気で自殺を考えることはそんなに珍しいことでもないと思いますが、実際に自殺してしまう人が年間24,025人もいるというのは、正直驚きました。そして、若年世代(15歳~39歳)の死因第1位が自殺であるのは日本だけ(WHO Mortality Database)です。というのは、本当に嘆かわしい事実だと認識しなければなりません。

なぜ、日本の若年層は自殺するのでしょう?

私は単純に心が弱いのだと思っています。

心と言えば、5つの心。そしてひのまるキッズ六訓。

柔道を通じて育んでもらえることが沢山あります!

柔道を競技としてとらえるのではなく、人間教育として捉えれば、もっともっと大きな可能性が拡がるように思います!!

パラリンピック開幕!

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今日からパラリンピックが始まりました。
9月19日朝(日本時間)の閉会式までの12日間で、
22種目の競技で熱い戦いが繰り広げられます。

今朝の開会式も、オリンピックの開会式に負けないくらいに、
華やかで、工夫が凝らされていて、素晴らしいものでした。

さて、私がリオ・パラリンピックでとくに注目しているのは、
「視覚障害者柔道」と「ボッチャ」です。
中でもボッチャに出場している高橋和樹選手の活躍には、
非常に注目しています。

実は、高橋選手は元柔道選手。
小・中学時代は、県大会、関東大会で優勝、
全国大会に出場するくらいの実力者でした。
それが、高校2年の夏に柔道の試合中に頸椎を損傷し、
鎖骨から下の感覚を失ってしまったのです。

その後、大学を卒業し障害者のための自立生活センターで働いているときに、
東京パラリンピックの開催が決定し、
重度障害者でも世界を目指せるボッチャを始めたのだそうです。

最初は、日本の小さな大会でもボロ負けしたそうですが、
そこで持ち前の「負けん気魂」に火が付き、
「強くなるには練習が一番、人の倍練習をしなくては強くならない。
毎日の生活の中でも、人の倍、ボッチャのことを考えなくては強くなれない」
高橋選手は、柔道に取り組んでいた頃に感じていた
“熱い気持ち”や“勝負する気持ち”、“負けた悔しさ”を感じながら、
ボッチャに取り組み、日本選手権初出場初優勝。
世界選手権でも準優勝し、リオ・パラリンピックの
キップを手にしたのでした。

先日、たまたま高橋選手を紹介するインタビュー記事を見て、
柔道仲間のチャレンジを、心から応援したくなりました。
テレビで放送されるのかどうかはわかりませんが、
東京から精いっぱい応援したいと思います。

※高橋選手のインタビューは下記に掲載されています。
NHK福祉ポータル『ハートネット』
パラリンピックを盛り上げよう。Road to Rio
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3300/245091.html

以前に紹介させていただいた、弊社で制作した
『リオデジャネイロ五輪まるごと観戦ガイド』でも
取り上げさせていただいた『ウィルチェアラグビー』、
『車いすテニス』、『車いすバスケ』も楽しみですし、
走幅跳のマルクス・レーム(ドイツ)が
どんな跳躍を見せるのか(オリンピック記録を破るのか!?)
にも大いに注目しています。

……やばい、また寝不足になりそうです。 (#^^#)

パラリンピックの放送予定は、
http://sports.nhk.or.jp/paralympic/tv-guide/index.html

スポーツひのまるキッズ事務局
林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その165:体育会が企業に好かれるワケ)

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数年前、体育会学生の就職斡旋を生業としている企業の手伝いをしたことがあります。

残念ながら、その企業とは時間的、物理的なことからお付き合いをすることはなくなりましたが、
お手伝いしている時に、ある会話から、

体育会学生の素晴らしいところは・・・
ということになり、以下の項目が挙げられました。

元気で芯が通っている
礼儀作法が身についている
誰もが逆境・スランプに陥り、立ち向かった経験がある
自ら目標設定をする能力が高い
地道な努力・人のみていないところでの努力を怠らない
一生涯の仲間を持っている
忍耐力がある

その時は、

うん、なるほど・・

と思いましたが、いまさらながら振り返ってみると、別に体育会だからこうなるということではなく、
これは、こういう資質をもつ学生が企業にとって必要で、社会にでて通用するという理想像で
あり、こういう人間が育つための集約された環境が『体育会』であるのだ・・という希望的観測
みたいなもののような気がしてなりません。

では、実際はどうでしょうか??

私は、体育会で4年間しっかりと生活を全うした学生が良いところは

理不尽なことを学生時代に経験していること

と思っていました。

社会に出るとどうしても直面する理不尽な状況に免疫ができているからこそ、人よりも早く
厳しい社会に順応するという意味で、前述の企業をお手伝いしている時、クライアント企業に
そう説明をしていました。

では、今はどうでしょうか??

正直、私の知っている限り、30年前に我々が体験した理不尽さを学生が体験しているとは
思えません。いや、むしろ、一般学生より純粋培養で色々な角度で守られているような気がします。

なので、理不尽を早く経験するということが体育会学生の(社会人としての)他学生に比べてのアドバンテージにはならないでしょう(そもそもこれまでなっているかは、確証していませんが)。

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でも、今日、東京学生柔道大会を観ていて、とても多くの学生に「うん、彼らは社会人に
なってもちゃんとできるだろうな」と思える資質を見出すことが(独断と偏見ですが)ありました。

そして、一目見てそう思った選手たちのほとんどが上位進出しているという事実もありました。

なぜ???。

理由は簡単。
まずは、入場から試合場に入り、礼をして相手と組みあうまでがキチンスムーズ。
始め!の声から最後までしっかり組んであきらめることなく相手に挑んでいる
試合終了後、服装を正しく治し、しっかりと礼をし、試合場を降りる時も礼儀を怠らない

当たり前のことを当たり前にしている

これだけです。

また、長い独り言。とりとめもない話となってしまいました・・すみません。

でも、これから大会シーズン本番。小学生からマスターズまで、皆さんの目で確認してみてください。

そして是非とも教えてください!!

正解は一つではないかもしれません。
でも、一つでもやり続けることで正解が導かれることだと思っています。

いまから、ここから、当たり前のことを当たり前にやり続ける道の創造。

永瀬義規

白抜き

敗北には敬意を、勝利には謙虚を

みなさんこんにちわスポーツひのまるキッズの浅野です。

FCバルセロナってご存知ですか?

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サッカーが好きではない方でも名前くらいは聞いた事があるのではないでしょうか?

そんな世界一のサッカークラブFCバルセロナの12歳で編成されたチームであるU-12が、この夏日本で開催された大会での素晴らしい振る舞いが今話題になっています。

大会自体は、FCバルセロナが2年ぶり3回目の優勝を飾ったのですが、世界が注目したのは対大宮アルディージャジュニアとの決勝戦。

試合終了間際にFCバルセロナがゴールを決めてそのままタイムアップのホイッスル。喜びを爆発させるバルセロナの選手。しかしそれとは対照的に大宮の選手がピッチに崩れ落ちます。その姿を見たバルセロナの選手は、すぐさま大宮の選手のもとへ慰めに駆け寄りました。

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なかでもキャプテンのカプデビラくんの対応には涙が出てしまいました。一人ひとりの頬にしっかりと手をやり、まるで何かを語りかけるようにして励ましの言葉を送っていました。優勝を決めた直後、ここまで誠意を持って相手を励ますのは中々できることではないと思いますし、見た事がありません。しかもこうした行動を、カプデビラくんだけでは無くバルセロナの選手全員がとっていました。おそらく言葉も通じないと思います。それでも選手たちは大宮の選手の頬を撫で、頭を撫で、抱きかかえ、敗者を称えていました。

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海外のクラブチームの下部組織には大体寮があり、そこではサッカーの技術だけでは無く勉強や人間形成をサポートするプログラムが用意されています。

FCバルセロナにも全寮制の宿舎が用意されています。学業がおろそかになれば即退寮。無断外泊など規則違反をしても即退寮となります。少し厳しいように感じますが、下部組織に入団したからといってもトップ選手として契約まで至るのはほんの一握りです。それ以外の子供たちが社会で立派に生活していける教育、人間形成を行っているようです。

例えば、選手の誰かが道端に落ちていたゴミを素通りすれば、「あのゴミは自分で捨てたものではないかもしれないけど、見て見ぬフリをする事がバルセロナの選手として相応しいか?」とコーチが問いかけたそうです。こういったプロセスがピッチに立った時の振る舞いに現れるのだそうです。

ここでの人間形成とは、子供たちを社会に送り出す準備をする事で、感謝・犠牲・敬意・忍耐・謙虚な心を養ってもらうとの事らしいです。

あれ!?これってスポーツひのまるキッズ六訓と相通じますね!!

ひのまるキッズ六訓

って事は、スポーツひのまるキッズに参加した事のある子供たちは自然とFCバルセロナと同じ人間形成を学んでるのですね!!

夏の思い出

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今日で8月も終わり。
明日から学校が始まる方も多いことでしょう。
私は信州(岡谷)の生まれで、今はどうなのか知りませんが、
私の子供の頃は、夏休みがとても短くて、
たしか始まりは7月29日か30日頃で、
終わりはお盆明けすぐの8月17日、
夏休みは3週間ほどしかなかったと思います。

夏休み中は、毎朝ラジオ体操に行って、
終わってから30分くらい広場で遊び、
家に帰って朝ごはんを食べて、
ちょっとだけ勉強。
早々に切り上げて友達と遊びに行き、
一旦家に戻って昼ごはんを食べ、
午後はまず学校のプール
(当時は毎日開放されていた)。
水着を置くためだけに帰宅して、
それから小学校の校庭で野球の練習。
さらに、そのあと週に2日は柔道。
毎日そんな調子で、とにかく遊びまくっていた思い出しかありません。

そして、お約束のように、
夏休み最終日は、両親に怒られながら宿題。
ヘタすると、最後の2日間で
夏休み最大の難題「一人一研究」を
一気に仕上げる荒技までこなしていたような気もします。
当然のことながら、何を研究したかはあまり覚えていませんが…。

夏休みの最終日の8月31日は、
怒られながら宿題をやっている子も多いんですかね?
それとも、今はもう宿題なんてないんでしょうか?

夏の終わりを知らせるように、
台風が連続発生。
各地に被害をもたらしています。
台風10号に伴う大雨の影響で、
岩手では10名以上の方が
亡くなってしまったと聞きました。
本当に心が痛みます。

明日9月1日は防災の日。
我が家でも、最近すっかり
希薄になってきた防災意識を
再度思い起こし、
防災グッズなども点検してみたいと思います。

皆さんもこの機会に
防災グッズや防災に関するもろもろ、
家庭や職場で確認してみてはいかがでしょうか。

アップするのが遅れて9月1日になってしまいました。
ご容赦ください。
(写真はインターハイで出雲に行った際に訪れた出雲大社。今年の夏の思い出です。)

ひのまるキッズ事務局
林 毅

理屈抜きに

こんばんは。
今年は、夏に台風が良く来ますね…
東北・北海道のみなさんは引き続きお気をつけいただきたいと思います。
すでに農作物には被害が出ているようですし、これ以上被害が出ないことを祈ります。

さて、みなさん、太鼓をたたいたことありますか?
子どものころのオモチャの太鼓はもちろん、学校の音楽の授業でも、
おそらく、一度はたたいた経験がありますよね。

でも、大人になってからは、太鼓をたたくような機会ってなかなかないですよね。
実は先日、90分太鼓をたたきまくって来ました!

ある日、駅のフリーペーパーで見つけた
〜体感型ドラムエンターテイメント〜
「ファミリーやキッズ、そして、ちょっとお疲れ気味の現代人にオススメ!」の言葉。
客席にも太鼓が置いてあり、全員参加できるドラムエンターテイメントとのこと。

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夏もどこに出かけることもなく、なかなかな(ストレス)溜まりっぷり疲れっぷりだった私は、
すぐに電話をして残り少なかったチケットを買いました。

そして当日、会場に入るとジェンベというドラムが全席に置いてあり、
座ると、みんなまず、思わず子どものようにポコポコ(笑)
パフォーマンスが始まると、言葉は 全くわからないけど、
キャストのサインに合わせて、 子どもからおじいちゃんまで、み〜んなドラムを叩く。

みんな笑顔で、とにかく楽しい空間でした。
音楽、特にアフリカ音楽のような打楽器って、ほんと理屈抜きに
心が揺さぶられる感じがします。

スポーツもルールのもとで言葉が通じなくても楽しめますが、
音楽も言葉が通じなくても楽しめる、最もシンプルなコミュニケーションツールだと
思います。

心に影響し、人を元気にする効果がある言われている脳内物質に「セロトニン」
というものがあるそうです。
セロトニンが分泌されると集中や意欲が高まったり精神的な効果とともに、
自律神経が活発になり体調もよくなると言われているそうです。

そしてセロトニンが活性化される要因として、リズム性の運動、太陽の光、
人と人との触れ合いが挙げられるそうです。
難しく考えず、気分よく周りの人とも共感できる、そんな空間が貴重です。

お疲れ気味のみなさん、太鼓でもたたいてみませんか⁈
カラオケでもいいと思います。
タンバリンや、マラカスでも一緒に借りて、たまには、みんなで思い切り
楽しんでみるのはいかがでしょう。

とにかく楽しむ。
意識してその時間を作る。
そんなこと、まず、やってみませんか(^^)

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その164:夏の終わりの嬉しいお便り)

棟田先生からの残暑見舞い

永瀬社長、頑張ってください。子どもたちは「本当に楽しかった、次も出たい」と言っています。大人の都合で子供の夢を壊したらいかん。私自身、こんな田舎なので何もできることはないけど、いつも応援してますから!

夏休み最後の週末。

残務をこなそうと出社したら、スタッフが持ってきてくれたハガキです。

一枚の残暑見舞い

そこには、全国屈指の強豪道場からの感謝の気持ちが込められた言霊がありました。

正直、感極まってしまいました。

冒頭は、ハガキを見て思わずお電話をしてしまった私への道場主からのご返事でした。

自らも全日本の舞台に立ち、世界チャンピオンの息子を始め、数多くの名選手を育て上げたこの名伯楽の言葉に、実は・・今回の「道場わっしょい!」終わった今でも不安いっぱいだった我々にとって、大きな自信につながるものでした・・・。

何度もご紹介したように今年は二つの初挑戦にビュンビュン振り回された夏でした。

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あえて、個人試合をせず、『道場の活性化』に焦点を絞ったイベント「道場わっしょい!」。

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初めての他競技での試みとなった月刊バスケットボールカップ。

共に主催者として、スポーツひのまるキッズの理念を元にこだわりを持った大会でした。

もちろん、原、浅野マネージャーがそれぞれプロジェクトリーダーとして運営面での反省を山の様に持ってきてくれましたが(笑)、私は、これをやり切ったことに価値があると心の底から思っています。

とは言っても、やはり経営者として、収益的には成功したと言えないこのイベントの価値が、たんなる自己満足で終わるようでは成り立たないということもわかっています。

でも、それは、全責任者である私の問題。

冒頭の葉書、そして、前回のこのブログで浅野がアップしていた多くの方々からのありがたいご評価で、我が自慢のスタッフたちの努力が少しでも報われたことを本当に嬉しく思っています。

ありがとうございます!

いまから、ここから、本当に今からが本番です!!!

永瀬義規

バスケで親子の絆!

みなさんこんにちわスポーツひのまるキッズの浅野です。

8月1日から3日まで群馬県前橋市で初開催した月刊バスケットボールカップですが、共催した月刊バスケットボールの日本文化出版株式会社の担当さんから昨日嬉しそうに電話がありました。

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「問い合わせが殺到しているんですよ!今回の大会には、実は多くの自治体や企業が視察に訪れていたようで、来年度の大会を是非うちの市の新しくできるアリーナで開催してくれないか!とか、おらが町で小学生の大会をやってくれないか!とか、来年度は是非協賛したいので早く打ち合わせをしたい!などです!」

嬉しいですね。今回このように評価いただけたのは、やはりコンセプトにあると思います。

月刊バスケットボールカップのコンセプトは、以下の通りです。

1.誰でも出れる全国大会

2.日本初!中学校とクラブチームが交流できる大会

3.バスケットボールを通して親子の絆を深める

2に関しては、中体連とクラブチームが交流する大会なんてありえない!と大人の事情が邪魔をしていた業界に風穴を開けたことは、バスケットボール業界ではかなり大きな反響を呼んだようです。

中体連とクラブチームというテーマは根が深いように感じます。サッカー業界でもやっと高円宮杯で中体連とクラブチームが交流できる大会が設立されましたが、他の競技を見てもまだまだ交流できる大会は皆無に等しいような気がします。

同じ中学生なのに所属が中学校の部活か、クラブチームかで目指すものが変わってくるというのは少し寂しい気もするのは私だけでしょうか。

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3の親子の絆を深めるは、スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会でもおなじみですね!バスケットボールという競技の性質上どのように絆を深めてもらう事ができるか、中学生にとっての親子の絆とは何かを考えながら行いました。

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「コートサイドで応援できてはじめて息子の真剣な姿を見た気がします!」

「家族の目の前で恥ずかしい思いはさせられないといつも以上に頑張りました!」

などの声をきくと、まだまだ改善点は多くありますが、少しは浸透できたのかなぁと感じています。

運営面での反省点はしっかり把握し、来年に活かしたいと思います。

今回は子供達がバスケットボールをできる場を真剣に考えてくれる大人達のお話でしたが、今度は参加した子供達の目線でご報告させていただければと思います!

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夏もそろそろ終わり……

夏合宿集合写真

金鷲旗、インターハイ、オリンピックに、
ひのまるキッズ夏合宿等々と続き、
なかなか時間がとれず、絆ブログ、久々の投稿です。

ひのまる夏合宿については、他のスタッフがしっかりと
書いてくれていますので詳しくは書きませんが、
いままで各地のひのまるキッズの大会にご招待させていただいた
被災地の道場の子供たちや先生方、お父さんお母さんたちにも、
久々にお会いすることができ、本当に嬉しかったです。
また、お手伝いをしてくださった盛岡中央高校にも
震災直後に、大会にご招待した宮古市や野田村の選手が進学しており、
約5年ぶりに会って、その成長に驚くとともに、
柔道を続けてくれていることを、とても嬉しく思いました。

昨年宮城・仙台で行なった夏合宿をサポートしてくださった東北高校にしても、
今年の盛岡中央高校にしても、本当に気持ちのいい高校生ばかり。
子供たちの面倒見はいいし、自ら率先して手伝いを申し出てくれる、
その姿を見るにつけ、先生の指導の良さもさることながら、
やはり「柔道」の持つ教育的要素の素晴らしさを再認識したのでした。

子供たちは高校生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちにしっかり懐いて、
合宿後に、一緒に写真を撮っていたのも印象的でした。

盛岡中央高校柔道部の皆さんは、ひのまる夏合宿が終わったら、
その日のうちに、関東遠征に出発するということで、
スケジュール的にかなりタイトなはずでしたが、いやな顔ひとつせず、
最後まで、しっかりとお手伝いをしてくださいました。
本当にありがとうございました。

オリンピックが終わり、全国中学校大会も終わり、
今夏のビッグイベントは、今週末の全国小学生学年別を残すのみ。
組み合わせを見たところ、

http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2016/08/b91a15a72b0b80db8e95abcaf16d5618.pdf

ひのまるキッズの大会で活躍していた選手の名前も多数!

選手の皆さんは、勝つことだけにこだわることなく、
されど、悔いなく自分の力を出し切れるよう、
精一杯戦ってほしいと思います。

ひのまるキッズ事務局
林 毅

50mmの雨って?

みなさん、こんばんは。
東京はだいぶ暴風雨がおさまりました。
しかし、これから北上するとのことですので、東北・北海道の
みなさまには早めの情報収集と対策をしていただきたいと思います。
被害がこれ以上拡大しないことを祈ります。

天気予報

そして、新しく台風が発生しているようですので、関東地方でも
今週は引き続き台風への注意が必要のようです。
(参考になるページ 台風の際の行動 )

さて、よく天気予報で聞く、「1時間に50ミリ以上の激しい雨」って
どれくらいなのでしょうか。

気象庁のHPを調べてみたところ、

30~50mm バケツをひっくり返したような雨
50~80mm 滝のような雨(ゴーゴーと降り続く)

とあり、降り続く時間にもよりますが、30~50mmで
山崩れやがけ崩れが起きやすい状況になるそうです。
正直、「たった50mmで?」と思ってしまいますよね。

しかし、たとえば1時間降り続けてその水が貯まるとすると
街中が50ミリメートル(5cm)水没するということ、

傘を開いた状態(約1平方メートル)で考えると、
1時間で50リットル(牛乳パック50本分)もの雨が
あたることになるのだそうです。

牛乳パック

そんな大量の雨であれば、そして、その雨があちこちからから集まると、
濁流となるというのも、ようやくイメージできますね。

台風はさらに風も加わります。
甘く考えず、事前の準備と早めの対応を心掛けたいと思います!

気象庁のHPに、雨・風による影響を、数値だけではなく具体に
イメージしやすいように書かれていました。
雨と風

良い機会ですので、お子さんと一緒にご覧いただいて、対策について
話をしてみるのも良いのではないでしょうか。
それでは。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり