いよいよ明日、今年の柔道日本一&リオ五輪最後の代表が決定!

全日本(ブログ用)

明日からゴールデンウィーク。
暦通りだと、飛び石ですが、2日、6日を休んで、
10連休なんて人もたくさんいるんでしょうね。
ぜひお休みを満喫してください。

さて、柔道関係者・柔道愛好家にとっては、
おそらくゴールデンウィークは“柔道三昧”なのではないでしょうか。
今日、28日はその口火を切る高段者大会、
そして明日29日は、“血湧き肉躍る”全日本選手権。
さらに、5月4日、5日は、全国少年大会。
休んでいる暇はありませんね(笑)。

ひと昔前には、これに国際高校選手権なんて大会もあって、
柔道専門誌の編集者時代は、締め切りも重なって、
地獄のゴールデンウィークだったことを思い出します。

そんなことはさておき、
今年のゴールデンウィーク、私のメインイベントは、
もちろん、全日本選手権です。

今年も、大会プログラムを制作させていただいたこともあり、
すでに、頭のなかは、すっかり全日本選手権モード。
トーナメント表、大会の見どころなどはすでに、
頭のなかにほぼ織り込み済み。
(最近、脳の劣化が激しく、忘れるスピードも速いのですが…)
あとは本番を待つばかりです。

大会公式サイトはこちら
http://kodokanjudoinstitute.org/tournament/archives/2016/
http://www.judo.or.jp/p/37669

ちなみに、プログラムでは今年も、有力選手5人、
・昨年優勝の原沢久喜選手
・準優勝の七戸龍選手
・一昨年優勝の王子谷剛志選手
・準優勝の上川大樹選手
・二年連続3位の西潟健太選手
の直前(約2週間前)インタビューを掲載しています。

実際に5人にお話をうかがった私の優勝者予想は…、
ナイショにしておきますが、参考までに、
話を聞いた印象を少し書いておきましょう。

★原沢選手……心技体、すべてが充実している印象。
気負いもなく、優勝に一番近いのかなぁ…。

★七戸選手……静かな語り口調のなかに、
「逆転」優勝への強い思いが。
七戸選手の可能性もあるな…。

★王子谷選手……このところ不調ながら、
自分の現状をきちんと分析・把握しており、復活の兆しも。
もしかしたら…。

★上川選手……オリンピック代表の可能性がないことから、
ノープレッシャーで戦える。
こんな時の上川選手はヤバそう…。

★西潟選手……上川選手同様、ノープレッシャー。
苦手の上川選手を破ったら、準決勝は初対決!の原沢選手。
勝てば相性のいい七戸選手、まさか…。

選手たちの話を聞けば聞くほど、
この選手の優勝の可能性もあるなぁ…と、
予想が難しくなってしまったというのが本音です。

リオデジャネイロ五輪の100㎏超級代表の座もかかった
今年の全日本選手権。
五輪代表の有力候補である原沢選手と七戸選手が勝ち上がり、
決勝で雌雄を決することになるのか、それとも、
他の選手が意地を見せ、「日本一」の座を奪い取ることになるのか。
例年にもまして、熱いあつ~い闘いとなりそうです。

東京近郊の方は、ぜひ日本武道館に!
遠くの方は、テレビでお楽しみください!
NHK 総合テレビ 16:00~17:30(予定)
NHK BS1 13:00~15:50(予定)

なんか、早くもドキドキしてきました!

ひのまるキッズ事務局
柔道記者でもある 林 毅

人間は強くなれる!

こんばんは、ひのまるキッズの原です。
この度、熊本県・大分県の地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ひのまるキッズでは、東日本大震災以降、これまで、特に大きな被災があった地域から約300組の親子をひのまるキッズ小学生柔道大会へ招待して参りました。

これは、震災にあった子どもたちに柔道を通じて少しでも励みになれればという想いや、あの未曾有の大震災を風化させてはならないという想い。
そして、あれほどの被害にあっても、人は支えあって逞しく生きていくことが出来るという、 招待で来てくださった親子たちからのメッセージをひのまるキッズに参加した全ての方々に感じてもらいたいという想いです。
その想いに賛同してくださった支援者の皆さまのお力添えで継続させてもらっております。

形としては、復興支援企画として行っておりますが、実際には未曾有の大震災で家族も何もかも失って想像もつかない悲しみを経験した人間が、それぞれ色んな想いで、自分を家族を友人を奮い立たせ、また支援してもらった世界中の人たちへの感謝の気持ちをもって、力強く生きている姿に毎回私たちの方が感動や勇気をもらっています。

 
まだ、余震も収まらない状況で先が見えず、不安ばかりの日々を過ごされている方々へ

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その146;ひたすら続ける)

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この一週間。私は、青森~大阪と出張で駆けずり回っていました。

今回もお会いしたすべての人からたくさんのことを学びました。

その中で、二人の方から同じことで感動をいただきました。

それは・・・、

続けること。

一人は、ひのまるキッズ東北大会を1回目から応援してくださっている実業家、鬼柳社長。

50歳から柔道の稽古を再開し、私がお会いした時はいまから10年前の社長が66歳の時。

開口一番に「経営者はジムになんか行っている時間はないよね。俺は畳一畳あればそれで十分。腕立て200、腹筋200、スクワット200を毎日続けている。それは世界チャンピオンになるため・・」ととんでもない眼力。

確かその2年後には、言葉通りマスターズ世界大会で優勝を果たし、現在に至るまで高段者大会、マスターズで大活躍の鬼柳社長。

先日お会いした時にも、「トレーニング、もちろん続けているよ。俺は80歳を目途に会社、仕事にけじめをつけるつもりで毎日生きている。その中で、高段者大会、マスターズに出ることに生活リズムの中心を置く。試合は勝つために出る。出るからには無様な戦い方はできない。だから、毎日、毎日、トレーニングは続ける。どこにいようと、どんな時間でも・・」とその眼力に衰えは一切感じられませんでした。

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そして、二人目が、競輪の村上プロ。

ひのまるキッズ年間協賛社の依頼で対談をさせていただいた時(巻頭写真)、

「勝つための条件は?」の答えに迷いなく一言

「続けることです」

彼は、なんと、なんと!! 小学一年生から腕立て伏せ100回、腹筋100回を毎日続けていた。そして、それまでやっていた野球をスパっとやめて高校ではお兄さんの後を追って自転車競技部に入り、何の迷いもなく卒業後にプロの競輪選手に。

もちろん、小学一年から続けていたトレーニングは回数や種目は増えることはあっても、決してやめることはなかったとのことです。

 

なにが起こっても、どんなことがあっても、ひたすら続ける。

それは、なぜか・・。

今週お会いした二人の『一流』に聞きましたが愚問でした・・。

答えはシンプルな一言。

決めたことだから、です。

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この一週間。メディアに流れる情報を目にするたびに、熊本の被災地の方々が安心して暮らせる日が一日でも早く来ることをひたすら祈っています。

ここに2011年6月22日の朝日新聞の記事があります。

そこでは、ひのまるキッズが始めた東北復興支援が、かつて、嘉納治五郎師範が関東大震災1か月後に道場で稽古を再開させたことにつながるという身に余る評価をいただきました。

これまで何とか300名の親子を招待でき、夏合宿も開催。今後も大会がある限りやり続ける意思があります。

そして、必ず熊本の被災者の親子にも我々がやらなければならない支援をする覚悟でいます。気張ります。

決めたことです。

いまから、ここから、愚直に、ただひたすら続けるのみです!

 

永瀬義規

 

 

復興支援について

 

この度の熊本地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りする
とともに、熊本・大分で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
大変な状況である中、しかし私自身が実際に現地に行くことはかないません。
できることとして、こちらのみなさんを通じて支援金を送らせていただきます。

スポーツひのまるキッズの東北復興支援プロジェクトに際し、
ご協力いただいている「復興Design Network」さんとfaavo大阪さんは、
地震発生後いち早く支援サイトを立ち上げ、支援活動をされていらっしゃいます。

「復興Design Network」×「faavo大阪」
https://faavo.jp/osaka/project/1237#pj-single-nav

また、私がスポーツに関わるきっかけとなった「ジェフユナイテッド千葉」
で活躍し、日本代表にもなった巻誠一郎選手。
熊本出身で、今は地元熊本のロアッソ熊本で活躍していますが、
今回、被災し、そして自ら復興活動続けています。
「わたしはスポーツで諦めない心を学びました」
は、復興への取り組み事態も彼のプレースタイルそのもの。
どこへ行っても、彼を応援していきます。

「Your Action Kumamoto」
http://your-action-kumamoto.jp/

そして、「少なくとも10年は続ける。」と東北復興支援も継続している
社会人アメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」
今回の震災に関してもいち早く行動。
義援金のうち、10%を熊本のスポーツチームへの支援にあてるそうです。

「Gulls for Kumamoto」
http://www.seagulls.jp/news/2016/04/gulls_for_kumamoto.html

こちらの他、多くのスポーツチームや団体で、支援サイトや支援活動を
されていらっしゃいます。
一日も早い復旧・復興、そして、一日でも早くプレーができ、
一日も早く笑顔を取り戻せるよう心よりお祈りします。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その145;自戒と反省~素通り撲滅運動!)

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そろえられた靴、大盛況のスポンサーブース、親子参加の試合と数多くのサイドイベントとくればスポーツひのまるキッズです。今年は参加選手850名、親が必須の大会ですので2000名以上の参加者が会場狭しと盛り上がってます!

先日のひのまるキッズ関東大会時にスポーツビジネス界で大活躍のブレーンが自身のフェースブックに投稿してくださった書き出しがこの文章と冒頭の写真。

実は、この投稿に気がついた時、顔から出るほど恥ずかしかった・・・。

確かに、開会式の最中は、補助係員の学生がしっかりと揃えてくださいいたので、写真のようだった会場入り口でしたが、時間は経つにつれ状況は悪化の一途・・・。最初は、通るたびにせっせと治してした自分自身の気持ちが『先日のぎっくり腰』を理由にぽっきりと折れてしまい、そのあとは見るも無残な状態でした。

そして、週明けに知り合いの税理士の先生から定期的に送られる企業通信のコラムで読んだ内容にまたまた恥ずかしくなりました・・。

朝、社内で机の上を雑巾がけしている社員がいる傍らで、手伝わない社員がいます。その人は一体なにをしているのでしょうか。ゴミ拾いや雑巾がけは大した問題ではないかもしれません。しかし、その行動の本質は、お客様が大変な時に、その横を素通りするということと同じです。

そして、

仕事とは自己満足のためだけではなく、人の役に立つものでなくてはなりません。そのためには、まず自分自身の都合は一旦全て棚上げし、お客様最優先で
行動することが当たり前のこととしてできるよう、常日頃から他社中心的思考を養っていくことが大切だと思います。

と締めくくられていました。

私は、すぐさまこれを共有のラインに載せ、自戒の念を込めてスタッフに発信しました・・。

一昨日の熊本大震災・・・。

果たして、自分自身はこの未曽有の大災害に襲われた人たちに対して、何をしているのだろうか・・・。

正直、答えは・・

またもや、素通りするところでした。

何度でも同じ過ちを繰り返す学習能力かない初老ですが、まずは自分自身を戒め、反省したことを発信することが大切と思いここに宣言します。

先日の『無理撲滅運動』に続いて声高らかに宣言します。

素通り撲滅運動!!!

できなかったのではなく、やらなかった、となることの無いように、四の五の言わずにやろうと思います。

熊本復興支援はまずは、ここから・・・。

https://faavo.jp/osaka/project/1237

いまから、ここから、畳の上に立たずして勝負ははじまりません!!

永瀬義規

ひのまるキッズを知っていたただ一人(^^;

先週末、4月9日(土)10日(日)に、「第8回スポーツひのまるキッズ関東小学生
柔道大会」を開催しました。
856組の親子のみなさんに参加いただき、各所で涙あり、笑顔あり、まさにスポーツ
ひのまるキッズらしい熱気に包まれた会場でした。
参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

今回、私には個人的に嬉しいことがありました。
それは、友達の家族がひのまるキッズに参加してくれたことです。

実は、もともと私の周りには、柔道をしている人はほどんどいなかったので、
スポーツひのまるキッズを知っている人は「ゼロ」でした(^^;
しかし、私が転職を決め「スポーツひのまるキッズという大会携わる」
と言った時に、唯一、「え!あの大会?!すごい!」と反応してくれたのが、
その友達です(^^)

関東大会にエントリーをしてくれたと聞いて、とても楽しみに。
そして、当日。
生まれたばかり時に会って以来に見るその子は、すっかり大きくなって
(当たり前ですが(^^;)、同じ学年の子に比べ体は小さいけど、
しっかりとしたお姉ちゃんになっていました。

残念ながら試合は負けてしまったのですが、コンテストにも参加して、
先生方とも写真を撮って、親子でAED教室「いのちの教室」にも真剣に
参加してくれ、ブースも抽選会にも参加
1日スポーツひのまるキッズを楽しんでくれたようです。

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関東での開催は、今のところ小学生柔道大会が年に1回ですが、
来年もまた参加してもらえるように、そして、今後はもっと他のスポーツにも
スポーツひのまるキッズを広げ、もっともっとたくさんの親子が、
楽しんでもらえるようなイベントとして開催していきたいと思います。

みなさん、これからも「スポーツひのまるキッズ」をお楽しみに(^^)

スポーツひのまるキッズ協会事務局 新井みどり

柔道での試合とは。

こんばんは、ひのまるキッズの原です。
4月10日に横浜文化体育館にて開催した第8回スポーツひのまおおるキッズ関東小学生柔道大会は、お陰さまで大きな怪我もなく無事、成功裏に終えることが出来ました。

参加してくださった皆さま、運営のご協力を頂いた神奈川県柔道連盟の皆さま、ご協賛、ご支援を頂いた皆さまに心からお礼申し上げます。

 

最近、小学生世代の柔道の試合に対して否定的や考え方を耳にしました。色々な考え方があるので、正解があるわけではありませんし、指導者が柔道を通じて、子どもたちに何を伝えたいと考えているかだと思います。

私は指導者ではありませんが、柔道を通じてこんなことを伝えていきたいと考えておりますので、考え方を書かせて頂きます。

まず、柔道には根本的な考え方として

①柔道の目的と②修行方法があると思います。

①柔道の修行の目的は?
攻撃・防御の練習によって身体を鍛練して強健にし、精神の修養につとめて人格の完成をはかり、社会に貢献することである。(講道館HPより)

②その目的に向かうための柔道の修行方法は?

嘉納は柔道の修行の方法を四種、「形」と「乱取り」の他に「講義」と「問答」についても挙げている。講義により、技の道理を解剖学、生理学、物理学などの観点からも学び、勝負上必要な心の修め方、心身鍛練に関する注意心掛けなどをまた学び、心理学、倫理学などの観点からも学び、それらについて時間を費やして説き及す必要性について嘉納は説く。またや勝負事があり修行者の心が勇んでいるときにはその場に適する話をし、祝日、寒稽古の開始式などにはそれ相応の講義をし、平素においては礼儀作法、人としての一般の心得など講義する必要を説く。そして問答により修行上の理解、応用を深めることの重要性について言及している。柔道の修行目的の「練体」「勝負」「修心」のうちの、徳性を涵養する、智力を練る、勝負の理論を世の百般に応用する、人間の道を講ずることを目的とする「修心法」についての内容を多く含む修行法となっている。(Wikipediaより)
私の考えは、柔道で言う試合は、勝ちに拘るのではなく、自らが稽古してきたことを、心身の力を最も有効に使用しているかを試す場なのです。

そして、試した結果とプロセスをしっかりと問答し、次の課題を見出だして明日からの稽古へと繋げるのだと思います。

これを繰り返すことで、課題解決能力や忍耐力、向上心や精神力を育み、少しずつでも自信をつけさせていくことが出来るのではないかと考えています。

だから、柔道という教育の中では、試合での勝ち負けはあまり意味がなく、試合をした本人が負けたときに、勝ったときに、何をどう感じたか?そして、指導者がその試合をした本人の気持ちにどう応えるか?ということが大事になるのだと思います。

子どもたちを勝たせたいと思う気持ちは理解できますが、柔道が教育であることを肝に銘じ、子どもたちの未来を一番に考えて対応してもらえたらと願っています。

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その144;いいね!1000 関東大会に舞い降りたみんなのバイブル)

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本日横浜で開催された第8回スポーツひのまるキッズ関東大会では、大会史上二番目の参加数をなんとかにこなし、成功裏に終了することができました。

皆様、本当にありがとうございました!

さて、今回の大会、参加数もそうですが、駆けつけてくれたひのまるキッズ応援団の数も群を抜いており、
それも全国各地から!
大会のバタバタの中で十分な対応ができなかったことを深く反省しています。

その中で、今回、特に参加者の親御さんたちの注目を一身に集めたのが、『柔道部物語』の作者・小林まこと氏。

会場内にある『柔道部物語コーナー』で、試合さながらの真剣な表情で読んでいる子供たちを見て、本人自身も

「25年前に終了した漫画なのに、今の子供たちが読んでくれて感動しました」

というくらい、その人気ぶりは大変なものでした。

そして、気が付いたのが、この作品、決して柔道部出身の人だけではなく、むしろ当時の中学、高校生で特に他の部で活躍をしている子供たちのバイブルだったということです。

ひのまるキッズの理解者で協賛者でもあるオンズコンフィアンス・新井社長もその一人。

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「本当に念願だった」

と・・・見てくださいこの表情、本当に感無量の表情にその言葉に嘘はないと証明されています。念押しですが、新井社長は柔道部出身ではありません(笑)

それでは、柔道部物語がなぜ当時の中・高生にこのような人気が得て、前述の小林氏本人の言葉のように現代の子どもたちをもあっという間に虜にしたのでしょうか??

それは、まさしく・・

等身大の高校生の姿がありのままに描かれているから

なのではないでしょうか?

もちろん、主人公の活躍は相当のものですが、それでも、ありえないことではない、本当に届くかもしれない『夢』をものすごい取材力と妥協のない描写で漫画の中で具現化していく小林ワールドに、今も昔も読んだ者がその心をわしづかみにされていたのだと実感しました。

本物!なんです。

光栄にも私がタグ付けされた投稿「いいね!」は現時点で1050を超える勢い!
それこそが、本物の証明だと確信しています。

いまから、ここから、世の中、本物だけが残るんです!! 小林さん、本当にありがとうございました! そして、負けないぞ!!!!

永瀬 義規

頑張れ、ボクらの日本代表!

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先週の土日で行なわれた
全日本選抜体重別終了後に、
リオ五輪の日本代表が決定(男女、最重量級以外)、
翌4月4日(月)に講道館で、
代表選手全員が集合し、記者会見が行なわれました。

ご存知のように、
今回の選抜体重別は、各階級の最有力選手が次々に敗れる、
まさに、波乱の連続でしたが、
決定した日本代表は、いたって順当。
選抜体重別の結果次第と思われた階級以外は、
結果とは関係なく、それまでの実績から代表が選出されました。

今までは「基準があいまい、選考が不透明」と言われてきた代表選出ですが、
今回は、選抜体重別一発で決まるのではなく、国際大会の結果と、
IJFワールドランキング等が考慮され、総合的な判断で決まることが
事前に広く伝えられてきたため、
マスコミ公開で行なわれた最終決定の場での混乱というのは、
表面的にはありませんでした。
しかし、「最終選考会」として行なわれる大会の結果が、
一部の階級においては、実は「最終選考」の意味をなしてない
というのはどうなんだろう? というすっきりしない部分はあります。

前述したように、決定した代表に関しては、
非常に「順当」だと思いますし、現在の代表選考システムが
きちんと機能した結果だと思うので、まったく異論はありません。
現在の日本代表としてもっとも相応しい、ベストな人選だと思います。
ただ、この大会で負けて代表になった選手にとっては、
純粋に喜べない、複雑な心境だと思いますが…。
一部で、負けても代表になることが決まっているのなら、
試合をさせないほうがいいのではないかという声も上がっていますが、
これについては、私も賛成です。
最終選考会の結果・内容によって変わる可能性のある階級以外は、
途中段階の、選考対象となる国際大会などの結果で「内定」を出し、
早めに調整に入らせるというのも、オリンピックに、
最善の状態で臨むために必要なことではないかと思います。

それはそれとして……。
晴れて、翌日に行なわれた代表会見。
12人の代表のうち、選抜体重別で優勝して
代表を勝ち獲ったのは、わずか5人。
そのせいか、笑顔もちょっと控えめだった気がします。

会見の場で井上康生・男子監督は、
「今日、みんなの引き締まった顔をみて『覚悟』を感じた。
代表の自覚と誇り、その覚悟を持ち、全員が金を獲りにいく」と話し、
南條充寿・女子監督は、
「金メダルを獲りにいく集団。これからの4カ月間、
しっかりと準備し、最後は笑顔で『行ってきます』と言える状況を作る」
と決意を口にしてくれました。
両監督が言うように、全員が金メダルの可能性を持った
本当に、素晴らしい日本代表だと思います。

過去、オリンピック4大会で日本代表の、
オリンピックに向けた強化合宿などを取材してきましたが、
それはそれは壮絶なものでした。
井上監督の言った『覚悟』がなければ、
乗り切れるものではありません。
これまで厳しい代表争いを戦い抜いてきた皆さんですが、
おそらく本当に厳しいのはここからです。

私たちは、応援することしかできませんが、
8月6日からのオリンピック本番で、
皆さんがベストを尽くせるよう、
精一杯、応援していきたいと思います。

頑張れ! ボクらの日本代表!

林 毅

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その143:兄弟の絆)

井上兄弟

今年の1月に宮崎で行われたひのまるキッズ九州大会に講師として参加してくださった井上兄弟。

未曽有の大寒波で凍り付くような道場でしたが、指導、講話と絶妙な呼吸で子供たちを魅了してくださいました。

兄の背中を追いかけ、最後は自ら世界のトップに立った弟・康生氏の素晴らしさはもちろん、いつもニコニコとしつつ、偉大なる弟を陰ながらしっかりと支えていた兄・智和氏のいまだ変わらない仕草に熱いものを感じていたのは私だけではなかったと思います。

兄弟で同じスポーツを行い共に成長するケースは少なくないと思います。

特に、柔道は道場に通うお兄ちゃん、お姉ちゃんを追いかけるように弟、妹が入門し、共に切磋琢磨していく環境が整っているように思えます。

現にひのまるキッズでも多くの兄弟、姉妹出場が見られます。ついこの間も、会場で試合に負けた弟にお兄ちゃんが「負けても泣くな! 泣いたらマナー賞もらえないぞ!」と自分がべそをかいて励ましている姿に感動していました・・。

多くのケースで、下の方がいい成績を上げるような気がします。でも、ある意味、上が一番身近にいたから目標設定が明確になり、時には先輩として、時にはライバルとして、切磋琢磨できる分、弟、妹の方が気が楽で伸びるのかもしれません。

昨日、今日と福岡で開催された日本柔道界の最高峰イベント・日本選抜柔道選手権大会。

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かつて井上兄弟が決勝を争ったこのステージにも兄弟・姉妹での出場が見られました。その中で、100kg級と90kg級に出場した小林兄弟。共に優勝者に敗れてしまいましたが、試合後、母校の埼玉栄高校・本松先生を中心に行った会食では息の合った会話に思わずホンワカしてしまいました。

しかし、この写真。

普段はあまり似ていないなぁ・・と思っていましたが、写真の二人の笑った口元はまさに同じ!!

そして、柔道も得意技の内またを中心に思い切った勝負をかけるパターンはうり二つ。

冒頭の井上兄弟の表情と共に、まさしく切っても切れない兄弟の絆をしっかりと実感できたと共に、これからひのまるキッズで遭遇できる兄弟姉妹の様々なシーンを想像しワクワクしています。

いまから、ここから、絆に乾杯!!

永瀬義規