いまから、ここから~ひのまる社長の独り言(その3・YAWARAちゃん!)

20130419_180832「おいおい、とんでもない女の子がいて、かなり強いらしいよ」
今から23年前の夏、女子柔道界に彗星のごとく現れた女子中学生。
当時、人気上昇中のマンガの主人公と重ねられるように報道されている彼女を、
実は冷ややかな目で見ていたのが、『近代柔道』編集長の私でした。

どんなにスポーツ紙が騒いでも専門雑誌のうちは実績が出てからしっかり載せ(てあげ)る・・・。

表面上はそんな感じで、専門誌のプライドと他社とは違うという意地を見せていましたが、実は、
彼女が過去に「読者のページ」に投稿していたイラストや小学生時代からの試合記録などを実は粛々と整理し、
虎視耽々と掲載の機会をうかがっているスケベ根性丸出しの自分がいました・・。

そしてその機会は、すぐにもやってきました。

その年の12月に開催された福岡国際女子で、彼女はあれよあれよという間に強豪をなぎ倒し、見事に優勝!
そこで、今までの態度とは一変してその掲載号の表紙出演をお願いしました。

〆切りの関係で取材&撮影は大会の翌日。正直、これまでの経緯からすんなりと取材を受けてくれるか心配でした・・。

福岡空港からタクシーでカメラマンのA氏と稽古をしている東福岡柔道教室に到着。道場の入り口は取材陣で一杯でした。
その中から「近柔さんですね。お待ちしていました!!」と声をかけてくれたのが、彼女のお母さんでした。

そして、お母さんに連れられて、まるでモーゼの十戒みたいに人混みがスーとわれた先にいたのが田村亮子本人。
全身に電気が走りました・・・。選手と会ってこんな経験をしたのは後にも先にもこの時だけです。
親子でニッコニコして迎えてくれ、無事表紙撮影は終了。入稿があったためお礼も半端ですぐにその場を立ち去り東京に戻りましたが、その後、「私は近柔に載るのが夢だったんです」と本人からお礼の手紙をいただいて、もうその時にはすっかりYAWARAちゃん
ファンに不覚にもなってしまっていた自分がいました。

それから、10年。

まさかオリンピックで金メダルをとるのにこんなにかかるとは思わなかったけど、ある意味、その区切りを「亮子が金メダルをとるまで」と身を投じた日本柔道界。シドニーでその目的を達成し、田村親子との交流は薄くなりましたが、この親子とかかわれたことで『親子の絆』の重要さを痛感することができ、今の自分があると思います。

そして、シドニーから13年目の今年、全柔連理事となって柔道界に戻ってきた彼女と今度はどんなふうにかかわれるか、楽しみでしかたがありません。

いまから、ここから・・、柔道界が新たなスタートを踏み出せるように、我々は基盤を支えます!!

永瀬 義規

ナイススマイル!

ナイススマイル12

こんにちは!

やってきました!ナイススマイル!のコーナーです(^^)

今回は柔道イベントのコンテストで特別講師の先生に採点していただき、
賞状を受け取り嬉しそうな選手です!
先生からアドバイスもいただき、本当にうれしそうですね!

その笑顔にナイススマイル!!!!!

【ひのまるキッズ動画集】第3回東北大会決勝後半1

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ご好評いただいております、ひのまるキッズ大会動画集!

今週はいよいよ昨年の東北大会の高学年の決勝です。
本日はその1をお送りします。
熱戦の模様をぜひご覧ください。

http://youtu.be/AYS8XFgdHGE

解説は弘前実業高校柔道部監督の盛広先生です。
後半2は来週金曜日にアップします。
大会まで毎週金曜日は動画をアップしていきます!

ナイス一本!

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こんにちは。
スポーツひのまるキッズ柔道大会事務局の村中です!

さてさて、今回は『ナイス一本!』をご紹介します。
小学生とは思えないパワフルな技です!
今後定期的に『ナイス一本!』の記事をアップしますのでお楽しみに(^^)

オリンピック3連覇・野村忠宏選手インタビュー

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こんにちは。

先日、野村忠宏選手を取材する機会がありました。
取材のテーマ自体は違ったのですが、息子さんの話や自身の子供時代の話をお聞きすることが
できたので、ちょっとご紹介したいと思います。

【息子の出た柔道大会を見て感じたこと】

「小学2年生になる息子の柔道大会の応援に行った時に気になったのが、
一部の親や指導者のヤジというか、声援とは思えないような汚い言葉でした。
柔道は勝負ですから、もちろん、勝つことも大事だと思います。
でも、子供の時というのは、勝つことよりももっと大切なことがあると思うんです。
柔道を通して何を学ぶか――。素晴らしい指導をされている先生方もいらっしゃると思いますが、
個人的には勝負に勝つことよりも、柔道の良さ、素晴らしさというのを伝えてほしいと思います。
試合に勝つことだけにこだわりすぎて、大切なことを伝え忘れているんじゃないかなと思うんです。
子供にしても、自分が楽しくてやっているのか、
親や指導者に使命を与えられてやっているのかわからない。
試合に負けて、先生やお父さんに怒られるというのもどうかなぁと思います。
負けて悔しいとか、勝ってうれしいというのを知ることは大事だと思いますけど、
それ以上に、柔道は楽しいと思うことが一番だと思うんです。
柔道は楽しい、柔道が好きだという気持ちがあれば、中学や高校へ行って、
ちょっとくらいつらいことがあっても頑張ろうと思えますしね」

【野村選手自身の子供時代】

「いろいろなトップアスリートが『私も小さい頃弱かったですよ』なんて言いますけど、
自分の場合、リアルに弱かったですからね(笑)。子供の頃なんて本当に負けてばかり。
高校3年生の時に初めて県大会で優勝して、初めてインターハイに出ましたけど、
この時も予選リーグで負けました。
柔道に関して言えば、オリンピックに出るような選手は、
中学チャンピオン、高校チャンピオン、大学チャンピオンと王道を歩んだ選手、
いわばその世代のチャンピオンだと思うんですよね。
でも、そうじゃない自分がなぜ柔道を続けられたのか。
子供の頃から強い選手というのは続けられると思うんですよ。
でも、弱かった自分がなぜ柔道を続けられたかというと、子供の頃に厳しい指導、
勝負にこだわった指導じゃなくて、柔道の良さとか楽しさを、
爺ちゃん(※)から伝えてもらったのが大きいと思うんですね。
(※野村選手の通っていた豊徳館野村道場の指導者でもある祖父・彦忠さん)
『小学校の時に、鍛えて鍛えて強いからなんやねんって、ゴールはそこじゃないよ』と。
小学生のうちは柔道を通して、礼儀であったり、一緒に練習している先生や仲間との絆であったり、
あとは、それこそ柔道の基本や感覚。強い弱いじゃなくて、組み合う感覚、投げる感覚、
投げられる感覚を身に付ける。そこでしっかりと土台を作って、
そのあと、中学、高校に進んで本格的に競技者としてやっていく中で、
強さというものを求めていけばいいと思うんですよね。
自分の息子が柔道していて嬉しかったのは、『柔道楽しい。柔道大好き』って言ってくれた時。
今はそれが一番だと思っています」

野村忠宏選手のコンディショニングなどに関するインタビューは
7月末発行の『スポーツひのまるキッズ通信(道場向けフリーペーパー)で掲載します。
後日、スポーツひのまるキッズのホームページでも掲載する予定です。お楽しみに。

 

 

選手宣誓

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こんにちは!
ひのまるキッズ事務局の村中です。

ひのまるキッズの選手宣誓は必ず親子でしていただきます!
お父さん、お母さんと一緒にする選手宣誓はひのまるキッズならではですね。
開会式前に選手と保護者の方と打ち合わせをさせていただくのですが、選手は意外と緊張をしている様子はありません。
お父さん、お母さんの方が少し緊張している方が多いです(^^)
でも、いざ本番!となったときはみなさん礼を忘れず、堂々と選手宣誓をしていただいています。
今まで引き受けてくださったみなさん、本当にありがとうございました!

これからも、親子での選手宣誓、みなさんの堂々とした姿に注目です(^^)

お読みになりましたか? 道場訪問記

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http://www.hinomaru-kids.jp/doujou/doujou_p/

こんにちは。
さて、スポーツひのまるキッズ事務局では、
これまでいくつかの道場の方に取材を行っています。
各地で活躍・発展されてる道場の方のお話しを聞くことで、
子供たちの柔道のことや指導についてのヒントがあるのではないかと思っています。
ぜひ一度ご覧になっていただければ、と思います。

http://www.hinomaru-kids.jp/doujou/doujou_p/

 

いまから、ここから~ひのまる社長の独り言(その2:ひのまるキッズ誕生秘話・・)

ひのまる第一回目ポスター2008年夏・・。
会社設立から半年を迎えようとしていたジャパンスポーツコミッション事務所会議室。
一つの議題で何日もあ~だこ~だと時間だけが過ぎ去っていました。

・スポーツを通じて、子どもたちの健康で健全な心身を育成し、明るい家族関係をつくりたい
・スポーツを通じて、日本の社会と将来を明るくしたい
・スポーツを楽しむ環境を創造したい

この企業理念を具現化するにはどうすれば良いのか・・・・・・?????

まずは・・、

社長が柔道家なんだから一番やりやすい柔道から始めよう!

そりゃそうですね・・・、で、どう具現化しましょう。イベントですよね・・。

とにかく、俺たちがやるべきことは日本スポーツ界の基盤をしっかり整理して活性化させること。

ということは、道場ですかね??

そうだ! でも道場を活性化させるには親を納得させて子どもを通わせないといけないよね。

ですね。ところでなんで柔道の大会では親が観客席でデッカイ声で応援しているのですかね。
会場には行けないんですよね・・。
野球でしたら数名はベンチに父兄が入れますよ・・。

なるほど、じゃあ、どうせなら親全員を会場内に入れて参加させて、目の前で子どもを応援してもらおう!!

だったらいっそうのこと、選手宣誓も親子、表彰も親子で参加してもらいましょうよ・・・。

そして、以前『親子柔道大会』を開催していた神奈川県柔連がどうやら諸事情で開催を見合わせるらしいと
いうことを聞いてすぐに連盟に行き、断られるのを覚悟で須坂会長、諸井理事長にひのまるキッズ実施を提案。

すると、先生方は二つ返事で『面白い、やりましょう!その代わりやる限りは続けるよ永瀬さん!!』と快諾してくださいました。

2009年4月12日、記念すべきスポーツひのまるキッズ少年大会の第一歩でした。

そして、今年、なんとか(笑)約束はキープされ累計で28回目の大会、第五回目の関東大会を無事終了できました。

回を重ねるごとに常に進化していくひのまるキッズ、今月末の東北大会より『保護者の部』を新設!

いまから、ここから…。  理念は絶対にぶれません!!!

【ひのまるキッズ動画集】第3回東北大会決勝前半2

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こんにちは!今週もひのまるキッズ動画集として、
昨年行われた第3回東北大会決勝の低学年の部の前半、今回はその2を
お送りします。
昨年の熱戦の模様をぜひご覧ください。

http://youtu.be/557SF6wVYNU

解説は弘前実業高校柔道部監督の盛広先生です。
来週金曜日はいよいよ高学年です!
ぜひお楽しみに!