道具の選び方【野球編】
1回目のひのまるセミナーは「道具の選び方【野球編】」。
グラブ、バット、スパイクと全3回でお届けします。
野球を始めるときに最も必要なグラブ。
親子のキャッチボールにも必需品ですよね。
今回は小学生の「グラブの選び方」について、
野球用具のプロショップである
ベースマン アメリカンベースボールの
春成浩一店長に秘訣を教えてもらいました。

■ 今日はお忙しいところ、ありがとうございます。
  まずはグラブの選び方についてお聞きしたいのですが、
  小学生だとどの学年のお子さんがよく来店されますか?
一番多いのは小学校2,3年生くらいです。
小学校に入学する前からお父さんと一緒に 来店するっていうケースも見られますね。 どちらにしてもやはりお父さんと一緒に 来店されますよね。
■ 小学校の6年間で子どもたちって すごく成長しますよね。
  やはり買換えの頻度も多くなるものでしょうか?
そうですねぇ、小学校だと6年間で 2〜3個というケースが多いんじゃないかな。
だいたい2年ごとの買い替えになりますね。
■ やはり学年ごとにお勧めするグラブの 素材も違ってきますよね?
もちろんですね。 低学年の子どもさんにはピッグスキン(豚皮)の 柔らかいものをオススメすることが多いですね。 柔らかいグラブだとすぐに使えるようになりますしね。
小学校3年生以上になってくると牛革のものが メインになります。 牛革は慣らしながら使うのが醍醐味ですよね。 お父さんも一緒に親子で購入される場合は、 お父さんは安いものでも構わないと思いますよ。
柔らかいピッグスキンのグラブ
■ なるほど。ではグラブの型についてはどうでしょうか?
やはり小学生世代だと、オールラウンド型が 主流ですよね。 小学生時代はポジションを固定しないで、 キャッチャーミット、ファーストミット以外は 万能型のものがいいと思います。
選ぶポイントで大事なのはフィット感でしょうね。
手を入れた感じで緩いものや締めすぎるものも ありますから、お子さんの手にちゃんとフィット するものを選ぶことが大事ですね。 緩いと打球に負けてしまいますから。
第二関節ぐらいまで適度なフィット感を大事に。 フィット感にさえ気をつけていれば、 あとは好みの色や好きな選手の 使っているモデルとか、ブランドで 選んでもらって構わないと思います。
■ やはりプロ野球選手のモデルは人気がありますか?
そうですね。高学年くらいになってくると、 プロ選手と同じ仕様、同じデザインの モデルも使えるようになってきますね。
特に人気があるのはイチロー、川崎宗則、 藤川球児といった選手のモデル。
もちろん松坂大輔モデルもすごく 人気がありますよ。 ウチは野球専門のプロショップですから、 玄人好みが多いかもしれないですね。 プロモデルではありませんが、 「久保田スラッガー」というメーカーさんの グラブも人気があります。 守備がうまいプロ野球選手もよく使っていますよ。


久保田スラッガー製モデル   松坂大輔選手モデル     藤川球児選手グラブ
■ ベースマンでもオリジナルグラブを 作られているんですよね?
そうなんですよ。
例えば、ウチのオリジナルで低学年用グラブは、 手の間口を狭くしています。 手が小さいお子さんが守備中にブラブラっと 落としてしまわないよう工夫しています。 フィット感も高いと思いますよ。
■ やはり野球に特化したプロショップだけに、 強いこだわりが見られますね。
はい、私たちのようなプロショップは、 幼いお子さんからプロ選手、そして 熟年まで生涯野球に携わる人全てに 応えられることがメリットだと思って 頑張っています。






さすがプロショップ!グラブの品揃えもピカイチ
■ ありがとうございました。


ベースマン 飯田橋本店 
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