筑波大が初の学生日本一に。永瀬選手ってホントに凄い!

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先週のこのブログで、
全日本学生優勝大会のことを書きましたが、
今年の学生日本一、決定しました。

このブログでも別のスタッフが書いているので、
すでにご存知だと思いますが、
女子が山梨学院大、そして男子は筑波大でした。
ともに決勝戦は、代表戦にもつれる接戦。
勝利の女神がどちらの大学に微笑むのか。
最後の最後までわからない、
本当に手に汗を握る激戦でした。

とりわけ男子の決勝は壮絶でした。
「勝負は時の運」と言うと
軽く聞こえてしまうかもしれませんが、
筑波大―東海大の決勝しかり、
筑波大―日大の準決勝しかり、
(筑波大が大将戦で一本勝ちし、1-1の内容で逆転勝ち)
日大―明治大の準々決勝しかり、
(日大が2-2の内容で逆転勝ち)
いずれも、次に戦ったときには同じ結果になるのかわからない、
まさに紙一重の内容だったと思います。

でも、その接戦を制して見事、優勝を成し遂げた筑波大は、
やはり今年の大学日本一に相応しい、
実に素晴らしいチームだったと思います。

筑波大学は体重別団体での優勝は3度経験していますが、
優勝大会での優勝は初めて。
今まで筑波大と言えば、個々の選手の実績は素晴らしいものの、
例年、重量級の選手層が薄く、
優勝大会で決勝の舞台に上がったことは
一度しかありませんでした。
しかし、今年の筑波大は12人の登録選手中
なんと5人が100㎏超級、2人が100㎏級という大型揃い、
そこに、81㎏級のアスタナ世界選手権の代表であり、
昨年は全日本選手権でも3位に入るなど、
重量級が相手でもめっぽう強い、
永瀬貴規選手という主将がいる――。
「今年チャンスを逃したら、二度と優勝できない」と
増地克之監督が言うだけの、強さと気魄を持ったチームでした。

決勝を争った東海大も
優勝する実力は十分にあったと思います。
筑波大に2点を先行されながら、
同点に追いつく2点目を取った長澤憲大主将の執念には、しびれましたし、
その瞬間は、東海大のV8に大きく傾いたように感じられました。
しかし、本当に勝負は最後までわからないものです。
まさか、代表戦にもつれる展開となり、
永瀬選手とウルフアロン選手が戦うことになり、
そして、体重で言えば、2階級も下の永瀬選手が勝つことになるとは……。
東海大OBの一人が「永瀬一人にやられた」と言っていましたが、
確かに、そういう印象を持った人は多かったと思います。

永瀬選手は言うまでもなく81㎏級の選手です。
実は、今大会の筑波大のメンバーの中で最軽量でした。
でも、組み負けるシーンもなければ、力負けするシーンも
まったくと言っていいほどありませんでした。
改めて、永瀬選手の凄さを痛感しました。

試合後、東海大のベイカー茉秋選手やウルフ選手たちが
目を真っ赤にし、会場の片隅でヒザを抱えて座り込んでいました。
連覇を止めてしまった無念さと悔しさを噛み締めていたのでしょう。
この敗戦は、おそらく彼らをさらに成長させると思います。

次(の団体戦)は10月の体重別団体優勝大会。
ひと回り成長した選手、チームの戦いを楽しみにしています!

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(写真上 優勝直後、抱き合って喜ぶ筑波大の選手たち。
写真下 優勝インタビューに応える永瀬主将。思わず涙が…)

ひのまるキッズ事務局 林

今週末、大学日本一が決定!

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いよいよ今週末(6月27日、28日)は、
大学日本一を決める全日本学生優勝大会。
言うまでもありませんが、大学生の大会で最も盛り上がる大会であり、
見ているほうも“血湧き肉躍る”大会です。

昨年は、東海大が決勝で日大に4-2で逆転勝ちし、
史上初となる7連覇を達成しました。

平成24年から、決勝は3年連続で東海大と日大の間で争われており、
平成24年は、東海大が3-3の代表戦、
平成25年は、東海大が6-1、
平成26年は、東海大が4-2で勝利し、
いずれも東海大学が優勝を飾っています。

※ダイジェスト映像が下記でご覧いただけます。
http://www.gakujuren.or.jp/movie.html

今年の戦力を見てみると、
東海大は、今夏の世界選手権代表のベイカー茉秋、
90kg級学生チャンピオンの長澤憲大、ウルフ・アロン、
新入生の香川大吾(インターハイ王者)など錚々たる顔ぶれで、
今年も優勝候補の筆頭と言っていいでしょう。

続くのは、前哨戦と言える東京学生優勝大会の決勝を東海大と争った明治大。
(東海大が3-2で勝利)
明治大は、高校選手権100㎏超級王者の小川雄勢、100kg級王者の川田修平、
100㎏超級インターハイ3位の田中源太と大型補強に成功。
大黒柱の上田轄麻(昨年の100㎏超級学生王者)もおり、
強力布陣で、平成13年以来の優勝を狙います。

3年連続準優勝に甘んじている日大も「今年こそ!」の決意を秘めています。
昨年までエースとしてチームを引っ張った原沢久喜が卒業し、
戦力的にはやや落ちているような気がしますが、
主将のレイズ・カヨルを中心に、昨年の100kg級学生チャンピオンの制野孝二郎、
2年生の佐藤和哉など、チーム力では昨年以上との評価もあります。
先日、T先生に話を聞いたところ、
「原沢がいなくなって、選手たちに原沢に頼る気持ちがなくなったから、
今年は日大が優勝するよ」とおっしゃっていました。

順当であれば、強力新入生の加入でガ然勢いに乗る明治大と日大は
ベスト4をかけて4回戦(準々決勝)で対決!
また、国士舘大と天理大も順当であれば準々決勝で対決します。

ルールが変わり、身体の小さい選手が勝つことが
難しくなってきているのは確かですが、それでも、
オーダー次第でまったく異なる結果となる可能性があるのが
団体戦の面白いところ。
大会を前に、まずは組み合わせを見て、
勝ち上がり予想を楽しんでみてはいかがですか。

(写真は昨年V7を達成した東海大)

http://www.gakujuren.or.jp/pdf/2015/2015b_t.pdf

ひのまるキッズ事務局 林

ケガをして気付いた“人の優しさと思いやり”

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いきなり汚い足の写真ですみません。
情けないことに、この前の土曜日、
東京駅で階段を踏み外して、
右足首をねん挫してしまいました。
やった瞬間、「ぎゃぁ~っ、痛ぇ~~~~~っ!」と
大声を挙げてしまいましたが、
幸いにも周りに人はおらず(たぶん)、
辺りを気にすることなく、
しばらく階段に座りこんで、
激痛の去るのを待ちました。

少し痛みが引いたところで、
立ち上がり、足に力を入れてみると、
痛みはあるものの、なんとか歩くことはできたので、
すぐに、ホームに入ってきた電車に乗り、
普段、腰痛の治療をしてもらっている整骨院に直行したでした。

30分ほどで到着。すぐに先生に診てもらいましたが、
その頃には、右足の患部付近がかなり腫れてきていて、
すぐにアイシング。
30~40分くらい氷で冷やし、
そこから超音波治療(もちろん、伊藤超短波製)。
しっかりとテーピングで固定し、
さらに湿布と包帯を巻いてもらって治療終了。

幸いなことに骨折はしておらず、
いわゆる“ねん挫”(靱帯損傷)。
「1週間は固定したまま動かさないように」と言われて、
今日で4日が経過。
歩くときにはまだ痛みがあるものの、
だいぶ良くなってきたなぁというところです。

とはいえ、朝の通勤時などは、
周りのペースに合わせることができず、
不自由さを感じざるをえません。
でも、そんな状況になって気付いたこともあります。

日頃は、周囲のペースにあわせ、いやむしろ、
周りよりも速いくらいのスピードで歩いて、
信号を渡るときでも、電車に乗るときでも「我先に」という感じでしたが、
ケガをして、周りに「迷惑かけているなぁ」なんて思いながら
片足を引きずって、ゆっくり歩いていると、
エレベーターを止めて待ってくれる人や
道を譲ってくれる人がいて。
そういった人たちの何気ない思いやりが
とても温かく感じられるのでした。
“人の優しさ”に触れたことで、
自らを省みて、自分もそういった“優しさ・思いやり”を
自然に出せる人でありたいと思ったのでした。

今週末は、ひのまるキッズの東北大会。
それまで完全禁酒し、土日は最善を尽くしたいと思います。

スポーツひのまるキッズ事務局 林

全線復旧した仙石線に乗って石巻に行ってきました!

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今年の夏に予定している
ひのまるキッズの親子夏合宿に関するお願いと打合せ、
そして、ある道場を訪問するために
宮城県の仙台、石巻に行ってきました。

仙台には今まで何度か行っているのですが、
石巻に行くのは今回が初めてでしたので、
仕事とはいえ、楽しみにしていました。

楽しみの一つは、5月30日に全線復旧したばかりの
仙石線に乗ることでした。
仙石線に乗ること自体、初めてでしたが、
震災によって寸断されてしまっていた
高城町~陸前小野間を通るときには、
最前車輛の運転席後ろから窓越しに
ビデオ撮影している人が何人もおり、
みんな待ち望んでいたんだなぁと
感慨深いものがありました。

一面に広がるのどかな田園風景を臨める場所もあれば、
きれいなオーシャンビューの海岸地域、
震災の爪跡が、痛々しく残る場所、
造成工事が急ピッチで進められている場所、
震災後に建てられた仮設住宅と思われる住宅地など、
さまざまな風景が目に飛び込んできました。

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そして、終点の石巻で出迎えてくれたのは、
「サイボーグ009」や「仮面ライダー」などのキャラクターでした。
そう石巻には、宮城県出身のマンガ家・石ノ森章太郎の
『石ノ森萬画館』があり、電車を降りてすぐに
石ノ森ワールドが広がっているのです。
時間があったら『石ノ森萬画館』にも行きたいと思っていたのですが、
残念ながら、今回はその時間はありませんでした。

今回の一番の目的は、観光ではなくお仕事。
宮城の名門道場、木村柔道館訪問でした。

木村柔道館の『道場訪問記』は、
後日、スポーツひのまるキッズのホームページで掲載しますので、
そちらをご覧いただければと思いますが、
今年2月の近畿大会にご招待した子供たちが
元気に、一生懸命練習している姿を見て、
うれしくなりました。

今回は、十分な時間がなく、
ひのまるキッズで今までにご招待した石巻の他の道場
(石巻みなと柔道会や渡波柔道スポーツ少年団)を
訪問することができませんでしたが、
次回は、ぜひお邪魔したいと思っています。

もちろん、次回は石ノ森萬画館にも絶対に行って、
子供の頃に好きだった『サイボーグ009』
『仮面ライダー』『人造人間キカイダー』
などの石ノ森ワールドを楽しみたいと思います。
(実は『変身忍者 嵐』がとても好きだったのですが、
意外なほどに、みんな知らないんですよね…。
石ノ森萬画館に何か展示されているのかなぁ)

スポーツひのまるキッズ大会事務局 林

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その101:僕も死にませ~ん!!)

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前回の『独り言』で

実は100回ではなかった・・。

と書きましたが、そのあとご指摘を受けて今一度確認したところ、その2、その3が確認され、
さらにその12が二回あったということが発覚、つまり、前回は正真正銘の100回。

そして、今回、晴れて101回目を迎えることができました。

古い話で申し訳ありませんが、我々の年代で101回・・というと必ず頭に浮かぶのが

1991年に放映されたテレビドラマの

101回目のプロポース

再び恋人を失うことを怖いと告白する浅野温子演じる薫の前で、武田鉄矢演じる達郎がダンプカーの前に突如飛び出し、間一髪の所でダンプカーが止まった後に、達郎が絶叫した「僕は死にましぇん。僕は死にましぇん! あなたが好きだから、僕は死にましぇん。僕が、幸せにしますからぁ!」(第6話のラストシーン)という台詞であった。武田は熱演のあまり「僕は死にません」を博多弁で「僕は死にましぇん」 と発音しており、それはその表記のまま同年の新語・流行語大賞(大衆部門・金賞)となった。また、ダンプカーのスタントシーンはスタントマンを使わずに武田鉄矢自らが演じた。

ということですが、

本当に何と言っても頭にこびりついているのが、あの

「僕は死にましぇん。僕は死にましぇん! あなたが好きだから、僕は死にましぇん。僕が、幸せにしますからぁ!」

という主人公・武田さんの迫真の演技でした。

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先日、FC今治の代表取締役、あの岡田武史さんの記事、

「サッカーには地方を創生し、平和に貢献できる力がある」

に対して、

FBで、

その言葉、そっくりそのまま柔道で具現化して見せます!

と書きました。

この101回目の投稿。

あえて言います。

僕は死にません。僕は絶対にあきらめません。仲間が、家族が大好きだから。僕が絶対に幸せにしますから。僕は死にません!!

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今、この原稿を書いているテーブル。

大学を卒業し、一人暮らしを始めてから約30年。

ずーっと一緒にいます。まだまだ頑丈でびくともしません!!

私も負けません!何年かかろうと、必ずやり切りますよ(笑)!

いまから、ここから、僕は死にません!! まだまだこれから、です。

永瀬義規

災害にはくれぐれもご注意を!

「ブィーンブィーン ブィーンブィーン」
一人の女性の携帯が耳慣れない音を発し、
待合スペースにいた100人くらいの人々が、
「なに、携帯鳴らしてんだ!?」と
怪訝に思った次の瞬間、
カエルの合唱のように、
たくさんの携帯の警戒音が病院中に鳴り響くと同時に、
大きな揺れがやってきました。

そう、先日(5月25日)の地震です。
私は、ちょうどお茶ノ水のJ医院の
循環器内科の待合スペースで、
診察の順番待ちをしているところでした。

すぐさまテレビに地震速報。
「この建物は耐震構造なので安全です」といった院内放送もあり、
大きな騒ぎにはなりませんでしたが、
心臓の悪い方がたくさんいる場所にいたので、
周りのお年寄りの方々は大丈夫だろうかと
ちょっと不安になりました。

その後5月30日に、
M8.5というマグネチュードの割には、
震度の小さかった小笠原沖地震が起き、
さらに、地震ではありませんが、
口永良部島で噴火があったり、
少し前から箱根山で噴火が警戒されていたり、
「東日本大震災の影響で、日本の火山活動が活発化している
可能性も考えらえる」と話す地震学者もいて、
最近、不安を感じさせられることが続いています。

「日本」で生きていく以上、ある意味、
地震や火山とは「共存」していかなくてはなりません。
ただ、不安を口にするだけでなく、
いざという時に、どう対処するかを考えることが大切です。

東日本大震災から4年3カ月が経ち、
防災の意識はかなり薄れてきているように思います。
かく言う我が家でも、震災後に、保存用として用意していた
お米や水、レトルト食品、缶詰などは、
賞味期限が来たりして食べてしまい、
補充していない状態です。

防災の日は9月1日(関東大震災が起きた日)ですが、
3月1日、6月1日、12月1日と合わせ、年4回は防災を考える日として、
家庭で、あるいは職場や道場で、まずは「生き残る」ために必要なこと
(防災グッズ、家の耐震対策、備蓄食料などの確認)、
連絡網、連絡手段の確認、自分と自分の家族、
周囲の方々との連携、役割確認などをしてみてはいかがでしょうか。

柔道をやるのはただ単に身体を鍛えることが目的ではありません。
やはり、災害のような非常時に力が発揮できてこそ、
日頃の鍛錬は生きてくるのだと思います。
それこそが、「精力善用」「自他共栄」なのではないでしょうか。

最近、次から次に起こる自然災害のことを思って書いていたら、
こんなまとまりのない文章になってしまいましたが、
なにはともあれ、皆さん、ご注意ください。

スポーツひのまるキッズ事務局 林

暴力・セクハラ問題を考える

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全日本柔道連盟から発行された
「暴力・体罰・セクハラ問題を学ぶためのガイドブック」が
全柔連のホームページでダウンロードできるようになったので、
さっそくダウンロードして読んでみました。

http://www.judo.or.jp/p/35434

つい数年前まで、柔道界に限らず、スポーツ界で、
「指導」の行き過ぎ、あるいは「しごき」や「かわいがり」という形で
普通に行なわれていた体罰。
「スポ根」もののテレビドラマや漫画の世界では
欠かすことのできない重要なシーンで、
ある意味、最大の見どころと言ってもいいようなものでした。

実際、「しごき」や「かわいがり」は、
強くなるための通過儀礼だと思い、
受けてきた方も多いと思います。

以前は、愛情があれば「指導」だというような言われ方もしていましたが、
今は、そこに愛情があろうとなかろうと、
身体に対する侵害や肉体的苦痛を与えるようなもの
(正座や直立姿勢を長時間させることも含む)は
「体罰」に該当するというガイドラインができ、
徹底されるようになってきました。

今回、公開されたガイドブックには、
「柔道界における暴力・セクハラの実態について知ろう」
という章が設けられていて、さまざまな具体例が掲載されています。
今まで日常的に行なってきたことが、
実は言語的暴力や身体的暴力、あるいはセクハラだったということも
おそらく、多少なりともあるのではないかと思います。
皆さんも、ぜひともこの機会に自らの行動、
日頃の行ないを省みてはいかがでしょうか。

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指導者だけの問題ではありません。
子供をお持ちのご父兄の皆さんや周囲の方々も
きちんと考え、行動することが大切です。

強くなるため、実力を身につけるためには
つらい練習、厳しい練習も必要です。
でも、それは暴力によって「させられる」ものではありません。

各地で指導者講習会が活発に行なわれるようになってきています。
このガイドブックの表紙にもあるように「柔道は人間教育」です。
柔道を通して、指導される人はもちろん、指導する人も、
あるいは、応援する人も勉強していかなくてはならないのだと思います。

スポーツひのまるキッズ事務局 林

○は命!!!

みなさん、こんばんは。

タイトルのΟに入る文字は。。。ズバリ歯です!

わたくし、天敵の歯科医に通う羽目に。なんと10年ぶり。。

先日、大好きな唐揚げ弁当を食べ始めた瞬間、口内に違和感。

慌てて鏡を見たら、大きな銀の塊が。下の奥歯3本をつないでいたブリッジが

見事に取れてしまったんです(泣)

しかも、3本の真ん中は抜歯していたので、一瞬で歯抜けさんに。

食いしん坊な私は、歯がないのにまたお弁当を食べ始めたのですが、

片側だけで食べているせいか、味気なく、切ないランチになってしまいました。

その後、しゃべりづらい事もあり、仕方なく主治医に連絡。

なんと、主治医の院長先生は引退されて、息子さんが院長になってました。

最新のレントゲンと歯のすみずみまで写る口内カメラで、別の虫歯まで発見されて、

しばらく通院を余儀なくされてしまいました。

はずれたブリッジは再使用できない状態で、残っている歯を削られ、型を取り直して、

大掛かりな治療になり、ただいま仮歯でございます。

削るのに麻酔がなかなか効かず、3回打ち直し。

ブログを書いているいま、飲んだ痛み止めも切れてきたのか、うずき始めています。

暑い中帰宅しても、今日はビールもおあずけ。

仮歯も繊細なので、しばらくは硬いものは食べないように気を付けるよう先生からのお言葉。

後悔先に立たず。。10年間歯科検診をスルーしてたので自業自得です。

何となく歯に違和感がある方、私が言うのもなんですが、歯科検診をオススメいたします!!

ズキズキしてきたので、痛み止めを飲んで、今日は早めに休むことにします。

私の虫歯話で、失礼しました^^;

歯科イメージ

ひのまるキッズ事務局 丸山

 

 

 

 

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その99:教えてください!『売り手良し』になる手段)

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早いもので、このブログを書き出して次回で100目を迎えます。

『いつも楽しみにしています』
『FBでは、食べ物ばかりですが、こっちの真剣さが好きです(笑)』
『正直、長いっす』

様々なご感想をいただいておりますが、自分自身、特にこの1年半くらいは、本当に生きる『糧』となっています。

なにはともあれ、お読みいただき、ありがとうございます!!

さて・・

この数か月、様々なことが怒涛のように押し寄せています。

良いも悪いも、創業以来の深く考えさせられることがガンガン迫ってきています。

ひのまるキッズの理念や会社のこれからの姿を今一度見直すことがたびたびある中、常に浮かび上がる言葉があります。

それは、

我々は、スポーツで飯を喰える会社を目指す

ということ。

そして、お陰様で、そのことが本当に具現化している昨今だからこそ、様々な注目を浴びたり、身分不相応な評価をいただいたりしていることは事実です。

調子に乗ってはいけないと自戒しています。

100回目の次回では、今後の方針をぶちまけようとは思っていますが・・

その前に、

スポーツで飯を喰う・・・つまり、

ビジネスをする・・・ となると、商人となりきる・・・、ために

思い出した一つの言葉、それが・・

『三方よし』

でした。

それは、よい商売の定義。近江商人の心得・・

辞書によれば・・
『《「さんぽうよし」とも》「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。近江商人の心得をいったもの』

とのこと。

これを我々の常に掲げている『理念』
スポーツで
子供たちの健全で健康な精神を育成する
明るい家庭関係を作る
明るい社会(地域)をつくる

にあてはめると・・

買い手→参加者(子供、親子)、協賛社(者)
世間→社会(地方)

は、キッチリはまるのですが、

売り手→スタッフ

にとって、『良し』になっているのだろうか?? という疑問に溺れそうになり・・
答えは・・

まだまだ・・

となってしまいます。

そして、まずは・・100回目を迎える次回まで、

『売り手良し』

となるにはどうしたらいいか??

鼻血が出るほど考えたいと思います。

でも今回は、これを読んでくださっている、皆様のご意見、アドバイス、経験談
心の底からお待ちしています!!!

なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

いまから、ここから、三方よし! って納得するまでやり切りるために!!!

永瀬義規

ひのまるキッズの復興支援プロジェクトのスタートから4年

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このブログでも何度か話していますが、
ひのまるキッズでは、復興支援プロジェクトとして、
東日本大震災の被災地の親子を大会に招待してきており、
4月の関東大会までで、招待した親子は延べ249名になりました。
最初にご招待したのは、震災の年2011年6 月の東北大会でした。
早いもので、あれから4年の月日が経とうとしています。

震災からまだ3カ月しか経っていなかった当時、
被災のひどかった宮城・岩手の海沿いの地域のほとんどの皆さんは、
避難所での生活を余儀なくされていました。
電気、ガス、水道などライフラインが断絶され、
食事は配給されるおにぎりやパンのみ。
被災地は、そんな状況でした。

東北大会の前々日に、宮古入りし、
被災地を目の当たりにしたときは、
言葉を失いました。
道路に打ち上げられた何隻もの大きな船。
ほとんどの家が跡かたもなくなってしまった住宅街。
流されずに残った家も、大きく傾いたり、
中身がくり抜かれ、人が住めるような
状態ではありませんでした。

避難所を訪れ、ご招待する方々とお会いすると、
とりわけ大人の皆さんの疲労は手に取るようでした。
避難所での不便な生活、先の見えない不安、
震災から3カ月経っても変わらない状況に、
そこで生活する誰もが心の中で
悲鳴をあげていたのだと思います。

大会前日の朝、
バスで大会会場である弘前市に移動しました。
子供たちの楽しそうな表情に比べ、
お父さんお母さんの笑顔は、
積み重なった疲労でとても堅いものでした。

しかし、前日練習会に参加し、
子供たちが楽しそうに、思い切り身体を動かす姿を見て、
親御さんたちの表情がみるみる変わっていくのがわかりました。

作りたての温かい食事を食べ、
周りに気兼ねすることなく、家族水入らずの時間を過ごす。
そんな普通のことがとても大切で、
かけがいのない時間なのだということを、
ご招待した皆さんの表情を見て、
改めて痛感したのでした。

大会が終わり、帰りのバスに乗り込むときの親御さんたちの表情は、
宮古でバスに乗り込むときのものとはまったく違い、
輝くような笑顔だったことを、今も思い出します。

今年の東北大会でも、
被災地からのご招待を予定しております。
震災当時と比べれば、復興はかなり進んでいますし、
食事などの日常生活は、ほぼ元に戻っていると思います。
でも、仮設住宅で生活する人もたくさんおり、
まだまだ復興が十分だとは言えません。
メディアでは、震災のあった3月11日の前後だけしか
取り上げられなくなり、震災への意識はどんどん薄れています。
それも当然のことだとは思いますが、
「精力善用」「自他共栄」という「柔道の本質」をテーマとする
スポーツひのまるキッズでは、できる限りのことを
これからも実行していきたいと考えています。

ひのまるキッズ事務局 林