メダリスト誕生の裏にある、選手とコーチの信頼関係

kizuna-1019

各地でリオ五輪の祝賀会や報告会が行われていますが、
昨日は、東海大学で、同大学出身(在学&OB・OG)の
リオ五輪メダリスト(柔道と競泳)とコーチ陣による、
「なぜ日本が世界で勝てたのか、強化の裏側を知る」
というテーマの報告会(トークセッション)が行なわれたので、
聞きに行ってきました。

この報告会は、東海大学の在学生や、地域住民の方々に対して、
入場無料で行なわれたもので、広い会場には、
近隣の子供たちや親子連れ、お年寄りの方々も
たくさん来られていました。

まず、リオ五輪日本選手団の副団長も務めた
山下泰裕東海大副学長の選手団代表挨拶があり、
トークセッションがスタート。

柔道の
井上康生先生(男子代表監督)、
塚田真希先生(女子代表コーチ)、
高藤直寿選手(男子60㎏級銅メダリスト)
ベイカー茉秋選手(男子90㎏級金メダリスト)
羽賀龍之介選手(男子100㎏級銅メダリスト)
田知本遥選手(女子70㎏級金メダリスト)

競泳の
加藤健志先生(代表コーチ)
金藤理絵選手(競泳女子200m平泳ぎ金メダリスト)

が、司会者からの質問に
それぞれが答えていくという形で行われました。

井上監督や塚田コーチ、加藤コーチのお話も非常に興味深く、
「なるほど」と感じ入るものでしたが、
やはり、面白かったのは選手たちの話。

img_2984

選手たちには、
1)挫折、失敗をどのように乗り越えてきたのか?
2)リオ五輪において、緊張や不安にどのように打ち克ったのか?
3)夢や挑戦について、大学生や小中学生へのアドバイス・メッセージを。
という三つの質問がされました。

全部は、とても紹介できないので、
ユニークなネタと、すごく感心したものを少しだけ紹介します。

会場がア然とする、ユニークなエピソードを披露したのはベイカー選手。
挫折、失敗をどのように乗り越えてきたのか? の質問に、
「挫折はないです。けっこう順調に来ていて。正直、なくてすみません」
と答えて会場をどよめかせ、
オリンピックの最終選考会で負けたことは? という司会者の突っ込みにも、
「いま思えば、オリンピックで金メダルを獲れたので、あれもよかったのかなと。
わりとポジティブなので、普通の人が挫折と思うようなこともそう思わないんですよ」
と大物ぶりを発揮。

さらに、
リオ五輪において、緊張や不安にどのように打ち克ったのか?の質問にも、
「緊張はなかったです。決勝前に吐いたのですが、
それは緊張のせいではなくて、決勝まで時間があると思って
おにぎり2個とバナナ1本食べたのですが、
決勝の時間が早まったために消化できてなくて、このまま5分戦ったら
出てきちゃうかもと思って、吐いてスッキリしました」とのこと。

それに関して、井上監督から、
「ウォーミングアップエリアの真ん中でイスに座り、
他の選手がアップしたり精神集中する横で、ピクニックみたいに
おにぎりやバナナをいくつも置いて食べているベイカーの姿には、
他の選手も驚いていたが、すごいオーラだった」
という仰天エピソードも飛び出し、会場は大爆笑でした。

ちなみに、イスに座っていたのは、
「前日のアップで腰を痛めていて、
イスに座っていると少し楽だったからで、
べつに堂々と食べたかったわけではないんです」
とベイカー選手は弁解していました。

img_3000

感心したのは、競泳の金藤選手の話と
大学時代から金藤選手を指導する加藤コーチの話。

加藤コーチは、金藤選手を初めて見たときから
「世界一になれる選手」と才能を見出していたのですが、
当の本人は、自分に自信を持って、
「一番を獲ります!」と口にするような選手ではなく、
地道に、耐え忍ぶようなタイプだったそうです。

金藤選手は、ロンドン五輪を目指していた2010年に腰を痛め、
その後も結果が出ずに「やめたい」という気持ちが強くなり、
加藤コーチに「やめさせてください」と伝えたことがあったそうです。
その時、加藤コーチに
「お前の気持ちなんてどうでもいいんだ。
周りの人はお前のことを考えて、
やったほうがいいと言っているのに、
なぜ、お前は自分のことしか考えられないんだ」
と言われ、納得する気持ちも少しあったため
「わかりました、やればいいんでしょ!」と
半分キレながら競技を続けたそうです。

加藤コーチは、
「親の子育てとコーチの選手育てはたぶん同じで、
どういう場面においても、ボクは金藤理絵を信じ切らないといけない。
選手って金メダルを獲りたいという気持ちはあっても、
獲るためにやらなければいけないことで、やりたくないことがあると思うんですね。
それに怖さや不安もある。
そこでボクが負けちゃいけないという気持ちはいつもありましたね。
(指導者が)選手本人より本人のことを信じ続けなければ、
将来はないんじゃないかと思うんです。
金藤は多少イヤだったみたいですけど、ボクは頑張りました」
と会場を笑わせましたが、
二人の師弟関係には感動さえ覚えました。

リオ五輪直後、井上男子監督の「選手への信頼」が話題になりました。
井上監督は、オリンピック前、報道陣にメダル予想を聞かれても、
「全員が金メダルです」としか答えませんでした。
「選手全員が金メダルを目指して頑張っているのに、
私が金メダル以外の予想をすることはありえません」と。
そして、全員がメダル獲得の快挙を成し遂げました。

指導者と選手の信頼関係。
今回のトークセッションを聞き、
その重要性を改めて感じたのでした。

それにしても、地域住民の皆さんを対象にした
こういうイベントは、ホントに素晴らしい。
親子で来られている方も多かったのですが、
子供たちが大きな夢を持つきっかけになるのではないかと思います。

ひのまるキッズ事務局
林 毅

期待する我が子のために。

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

私も一人の親として、我が子の将来にはたくさんの期待を持ち、そのために今何を身に付けさせるべきかということは、常日頃からアンテナを張って多くの情報の中から自分なりの経験や考えに基づいて、取捨選択しなければならないと思っています。
しかし、今の情報化社会の中、情報の多さや早さに対応するのは困難を極めますし、私自身翻弄されてしまっているのが現状です。

そんな中、これはと感じた情報がありましたので、共有させてもらいます!

——————-
世界の心理学者が長年追求してきた「人生で成功するのに最も重要なファクターは何か?」がついに研究で解明された!ビジネスリーダー、エリート学者、オリンピック選手……成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく、もうひとつの能力「グリット」だった

「グリット」とは、
物事に対する情熱であり、また何かの目的を達成するためにとてつもなく長い時間、継続的に粘り強く努力することによって、物事を最後までやり遂げる力のことです。
——————-

そう!
「やり遂げる力」を子供のうちから身に付けることが大切だという記事を見て、これだと感じたのです!!

ちなみにこの記事の中では、マイクロソフトのビルゲイツが採用に関わっている頃の話が紹介されていていました。

≪ビルはソフトウェアプログラマーの選考試験の課題として、単調なトラブルシューティングにひたすら何時間も取り組む問題を出題していました。
 この試験で問われるのは、IQやプログラミングスキルの高さではない。それよりも、粘り強く黙々と問題に取り組み、最後までやり遂げる能力を試すもので、ビルゲイツが採用したのは、課題を最後までやり遂げたプログラマーだけだった。≫

子供のうちにやり遂げる経験が出来たら、成功体験を積み重ねていけたら、自立と自律に繋がっていくと思うのです!!

その為に私が今の我が子にやり遂げる力を身に付けさせるには、
まだまだ何かに情熱を持って取り組めるような状況ではないので・・。
まず、ぼんやりとでもいいので、夢や目標、目的を一緒に考えて上げる必要があると思っています。
そして、その目標や目的を達成する過程に様々な困難や問題が発生します。これは気持ちの弱さも含めて。。
この時、親として、どんなサポートが出来るか、どんなアドバイスが出来るかがとっても重要な気がしています。
これを繰り返し継続し、小さい課題解決を粘り強く”一緒”に継続させていくことが、「やり遂げる力」になっていくのだと。

ということは、親である私自身が、粘り強く努力を重ねる必要があるということに他ならないのです!!

結局、子は親の鏡という事なのですね・・・。

まずは自分の意識改革から頑張ります!!

文武一道 ~学柔連の取り組み~

%e6%95%99%e9%a4%8a%e8%ac%9b%e5%ba%a7%e5%86%99%e7%9c%9f

先日、全日本学生柔道連盟の教養講座を聞いてきました。
非常に興味深い内容でしたので、一部を紹介します。

今回、講義をしてくださったのは、筑波大学の菊幸一教授で、
テーマは「学生柔道とJudoの接点」~学生柔道のこれからのために~。

本来、学生柔道というのは、
「教育目的に適う柔道」=「人間教育としての柔道」
であるべきですが、それは建前(タテマエ)で、
実際には、世界(学校対抗)で勝利する柔道というのが
本音(ホンネ)となっています。

これには大学の財政基盤(授業料)の問題が大きく関わっており、
大学とすれば、「勝つことでメディアに取り上げられ、
目立つことで人気を集め、学生増加(収入の増加)につなげる」
という構図ができており、そのため、
学生柔道は特殊な勝利至上主義になっていると、菊教授は指摘します。
これは他のスポーツにおいても同様だと言えるでしょう。

でも、その特殊な勝利至上主義により、
大きな問題が起こってきています。

「勝利」を追い求めるあまり、
中学、高校でも柔道一筋、中等教育で学習すべきことを
きちんと修得しない、柔道だけ強い選手を大学にスカウトし、
そこでも、柔道だけをやらせる。
これでは、社会で通用する人間は育ちません。

かつてアメリカのアメフト界では、
才能ある高校生を大学に勧誘し、
アメフトだけをやらせていました。
大学は、アメフト名門大学として名前を上げ、
プロになる選手もたくさんいました。
しかし、プロになれなかった選手は、
大学で何も勉強していなかったため、
卒業することもできず、社会的廃人、
いわゆる「ソーシャルデス」となってしまい、
大きな社会問題となりました。

ちなみに、アメリカの大学が「入学しやすく卒業しづらい」という話は
聞いたことがあると思いますが、
実際、4割しか卒業できないのだそうです。

結果、一部のプロになれるような選手以外、
「ソーシャルデス」になってしまうようなスポーツはやらせたくない、
ということで、人気スポーツのアメフトを、
親がやらせなくなってしまったそうです。

NCAA(全米大学体育協会)は、すぐさま大学スポーツ改革に乗り出し、
大学に進学するためには、ある程度の学業成績がなくてはいけない、
大学でのシーズン中の練習時間を制限、
指定された単位数をしっかりとらなければ試合に出られない、
単に単位をとるだけでなく、
一定レベルのGPA(成績評価値)を超えないと試合に出られないなどの
規定を定めたのでした。

社会から尊敬されなければ、社会からも企業からも相手にされなくなる。

こうしたスポーツ改革により、
アメリカの大学において、トップアスリートは、
非常に尊敬される存在になってきていると言います。

学生柔道界も、今年度から
大会出場資格として、単位取得を義務化しました。
2013年の理事会で決定し、高校などにも通達。
今年度からの施行となりました。
日本においては、ほかの競技に先駆けての実施です。

これからは、柔道だけをやっていれば高校にも大学にも進学でき、
仕事にも就けるというわけにはいきません。
子供の頃に、勉強する習慣を身に付け、
高校でも、大学でも柔道以外のこともしっかりと学ぶ。

いま、学生柔道の推進していることは、
世界の学生スポーツの潮流の、
先端を行っていると言えます。

フランスにおいて、少年柔道が非常に盛んなのは、
柔道を教育だととらえているからだと言われています。
フランスの少年柔道は、競技力向上ではなく、
人間教育を行っているから人気があるのです。

よく文武両道と言われますが、
菊教授は「文武はひとつ」、「文武一道」と表現しました。
たしかに、このほうがしっくりくるような気がします。

一朝一夕にはいかないと思いますが、
学生柔道が始めたこのムーブメントを柔道界全体に広め、
親御さんたちが、「子供に柔道をさせたい」と
心から思うような環境を、指導者だけでなく、
柔道に関わる方々みんなで作っていかなければならないと思います。

ひのまるキッズ事務局
林 毅

秋の香り〜

みなさん、こんにちは。
東京は昼間の気温も下がり、一気に秋になりましたね。

さて、私が「秋になったな〜。」と感じるもののひとつに”香り”があります。

朝晩が涼しくなり始めると、風とともに、ふぅっと香る香り。
辺りを探すと、、、ありました、ありました(^^)オレンジ色の小さな花。
1本だけでも、びっくりするくらい遠くまで香りますよね。

img_3525

この香りをかぐと、なんとなく嬉しくなるとともに、「完全に夏も終わったな〜」と
ちょっと寂しくもなります。

でも、日本は、四季があってこそ。
秋は美味しい食べ物にも恵まれます♪
夏は終わってしまったけど、今度は秋を楽しみに、明日からまたがんばろう!と
思います(^^)

東京の金木犀は、何度も押し寄せる台風で早々に散ってしまいましたが、
これからの地域もあると思います。
日本の秋の香り、みなさんも、ちょっと楽しんでみませんか。

それでは。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

東海大報告会で感じた、東京五輪に向けた新たな戦いの始まり

%e6%9d%b1%e6%b5%b7%e4%ba%94%e8%bc%aa%e3%83%a1%e3%83%80%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%8801

昨日は、東海大学の全日本学生柔道優勝大会&リオ五輪報告会に
ご招待いただき、行ってきました。

東海大の優勝大会での優勝は、なんと21回目。
65回中21回、しかも実際に東海大が出場しているのは
第20回大会くらいからということなので
(第22回大会の3位が初ベスト4)、
その勝率の高さは驚異的と言えます。

私が柔道雑誌の編集部にいた20数年前、
昭和の終わりから平成の始めの頃は、
東の東海大、明治大、西の天理大、近畿大が4強。
それに続く日大、国士舘大、日体大、国際武道大、筑波大
といった大学が虎視眈々と4強を狙うという構図でした。
名選手も各大学に散らばっていて、
各大学それぞれにカラーというか、
戦い方やオーダーに特徴みたいなものもあって、
いま以上に目の離せない試合が多かったように思います。

最近は「王者・東海大に土をつけることはできるか!」
が最大の見どころですが、戦っている選手たちは毎年入れ替わっていくわけで、
毎年同じように強い選手ばかりが揃っているわけではありません。
そのなかを勝ち続けるというのは、傍から見ているのとは違い、
すごく難しいことだと思います。
昨年、決勝のあと、座り込んでいつまでも立ち上がれずに
泣きじゃくっていた東海大の選手の姿は、今もはっきりと覚えています。
7連覇もしているんだから、1回くらい負けても…
は選手たちにはないんだなぁとつくづく感じたものでした。
今年の優勝報告会が、オリンピックの関係で遅くなりましたが、
改めて、すごい偉業だなぁと感じるとともに、
学生柔道をさらに面白くするために、
日大、筑波大、国士舘大、天理大らの「打倒!東海大」に、
大いに期待をしたいと感じたのでした。

リオ五輪報告会も、やはり今の東海大の強さ、勢いを現していました。
いまさら言うまでもありませんが、
60kg級の髙藤直寿選手、90kg級のベイカー茉秋選手、
100kg級の羽賀龍之介選手、女子72kg級の田知本遥選手、
日本代表として出場した4選手すべてがメダルを獲得、
しかもベイカー選手と田知本選手は金メダル。

どの選手もオリンピック後は、テレビをはじめ、
いろんなところから引っ張りダコで、超多忙な日々を過ごしており、
「まったく練習ができていない」と口を揃えていましたが、
4年後の東京オリンピックには、意欲を見せているようでした。

東京五輪について聞かれ、羽賀選手は
「4年先を考えるのではなく、1年1年積み重ねていった結果として、
4年後、オリンピックに出場できるよう、これから一日一日を大切に、
頑張っていきたい」と話していましたが、
それが多くの選手の本音なんだと思います。

そして、報告会の後に記者に囲まれた田知本選手は、
「ロンドンからの4年間は、リオで金を獲ることだけを考え、
その後のことなんてまったく考えず、必死にやってきましたから、
いまは正直真っ白。これからまた、同じこと、いやそれ以上のことを
しなくてはいけないという覚悟はまだできていないです。
でも、日本に戻ってきたら、
皆さんの注目が『東京』なんだということをすごく感じているので、
今後については、もう少し考えてゆっくり答えを出したいと思います」
と穏やかな表情で語っていました。

田知本選手の「覚悟」という言葉に、
リオに懸けた思いが感じられ、
それだけ厳しい4年間を過ごしてきたんだなぁと
改めて、痛感しました。
おそらく、それはほかの選手たちも同様だと思います。
五輪に出場した選手、夢かなわなかった選手、
本当に、皆さんお疲れ様でした。

1か月半後には講道館杯があり、
ある意味、そこが東京オリンピックへの出発点、
新たな戦いの始まりと言えるかもしれません。
東京五輪を目指す、新しいスター選手の出現にも期待したいと思います。

ちなみに、その日はスポーツひのまるキッズ北信越大会。
講道館杯を見に行くことはできませんが、
富山で未来のオリンピック日本代表候補たちの熱戦を
しっかりと見たいと思っています!

ひのまるキッズ事務局 林

楽しい!観るスポーツ(^^)

みなさん、こんばんは。
先日、Bリーグの開幕戦に行ってきました。

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_001

以前、こちらのブログでもお話させていただいた通り、
私は、スポーツに「観る」ところから関わりだした人間です。

それが世に言うオフサイド
なので、基本的に、「観るスポーツ」が好きです。
特に、サッカー、バスケ、アメリカンフットボールなど、
「ゴールにボールが入るか入らないか」という”球技”は
細かいルールはわからなくても楽しめて大好きです。

野球・サッカーに続き、バスケでのプロリーグの発足
そして、開幕戦。

「観るスポーツ」として、”魅せる”演出はチケットから
始まっていました。

開幕戦までのカウントダウンカレンダーと一緒に
クレジットカードのような高級感あるチケット。
これだけでも、ワクワク。

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_000

そして、当日の会場は、外からライトアップされていて
テンションがあがり、中に入ると、席には、Tシャツと
「無線機能付きフリフラ」⇒ペンライトのリストバンド型が。

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_003 %e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_002

そのフリフラをつけると、会場全体が音楽の演出に合わせ光る。
ハーフタイムには、光のウェーブを作ってみたり。。。

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_000

試合ももちろん楽しかったですが、各所の演出により
非日常を感じられ、とにかく観るスポーツならではの
エンターテインメントな空間を楽しみました♪

日本人選手でも200cmを超える選手も目立ってきた近年、
外国人選手に負けない体格とそして日本人ならではの
スピードを活かしながら、もちろん、バスケ自体でも
もっともっと子どもたちが憧れ、目指す場所になることを
願っています。

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_004 %e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab_005

私はとにかく楽しみます(^^)
今年は本当に楽しみです。
みなさんも、ぜひ、地元のチームを探して観に行って
ください!

BリーグHP

それでは~。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

嘉納治五郎先生に学ぶ

こんばんは、ひのまるキッズの原です。。

柔道をつくった嘉納治五郎。。

皆さんは、嘉納先生についてどのぐらい知ってますか??

16歳から柔術を学びだして、21歳には講道館柔道を創設しています。

そして同じ21歳のときに学習院大学の講師となり、また英語塾も立ち上げています。

これだけでも、めちゃくちゃ凄くないですか!?

その後、教育者として25歳に学習院の教頭となり、32歳で高等師範学校の校長先生に就任、英語の私塾でも中国人留学生を受け入れるなど、柔道以外でもバリバリと言うか、想像すら出来ないほどの活躍をされていたようです。。

参考

そんな教育者であった嘉納先生が作り出した柔道を私たちはしっかりと受け継いでいるでしょうか。

「柔道は

心身の力を最も有効に使用する道である。(精力善用)

その修行は、

攻撃 防御の練習によって、身体精神を鍛錬 修養斯道の神髄を体得事である。

そうして、

是によって己を完成し、世を補益するが柔道修行の究竟の目的である。(自他共栄)」

色んな解釈があるのかもしれませんが、「心身を最も有効に使用する道」という言葉には多くの意味が秘められていると思っていて、時代や世の中の状況、指導する人間、それを受ける人間。考え方や感性、捉え方によって己の完成形は大きく変わってくるのではないでしょうか。

だからこそ、文化や考え方が違う200もの国や地域で受け入れられ発展していったのだろうと感じております。

秋のヤツラに注意!

みなさん、こんばんは。
今日の東京はずいぶんと涼しかったですね。

しかし、昨日までの名古屋は暑かったです、、、
昨日は、第8回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会で、
金曜から準備で愛知県武道館@名古屋に伺っていました。

金曜の夕方、武道館の方と打ち合わせをしていたら、
なんだかいや〜な予感とあいつらの気配が。。。

そして、武道館を出たころには、予感は的中、、、
「やっぱり。。。やられた。。。」

そう、手や足を何か所も蚊に刺されていました。
ホテルに戻ってきちんと見てみたら、その数なんと13か所!!!

私は子どもの頃から人の3倍くらい蚊に刺されるので、
虫除けにはけっこう気を使っていたのですが、もう9月も半ば、
そして、何より建物の中ということで、油断していました。。。
夏の風物詩とも言える蚊ですが、
実は夏より秋の方活発に活動するらしいのです。
こういうことだそうです↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日本で毎年発生する蚊の種類は「アカイエカ」と「ヒトスジシマカ」です。

活動が活発になる気温はアカイエカが25度、
ヒトスジシマカは25度~30度
逆にアカイエカが30度以上、
ヒトスジシマカは35度以上の気温の下では死んでしまうとも言われています。

現代の夏は猛暑を越えて酷暑と呼ばれるくらい気温の上昇が激しいです。
炎天下の午後などは40度近くまであがることがあります。
そんな気温の中では蚊は動けないか死んでしまうのだそうです。

そして、秋の蚊に刺された場合は、夏に刺された時と比べても、
とてもかゆみが強いです。
そして、夏に刺されたときよりも、腫れやすいとも言われています。

秋は蚊の活動が活発になる時期なので、威力が強いということが言えます。
また、産卵の時期にもなるので、
基本メスだけが栄養を蓄える為に人の血を吸います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

猛暑になる日本の夏、蚊は、夏よりも秋に注意というわけです。

ほんと、3日たった今でも、赤く晴れ上がり、かゆみも強く、
なんとも腹が立ちます。

感染症を媒介する危険なヤツでもある蚊、
これからはもっときちんと対策したいと思います。

みなさんも、小さいからといって油断せず、
しっかり予防してくださいね。

それでは。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その167:社団設立3周年~感涙、感動、そして大反省)

%e3%81%b2%e3%81%ae%e3%81%be%e3%82%8b%e3%82%ad%e3%83%83%e3%82%ba%e5%85%ad%e8%a8%93

9月18日。
本日、一般社団法人スポーツひのまるキッズ協会は、お陰様で3周年を迎えることができました。

これも、会員の皆様、大会の参加者、そして支えてくださる協賛社、協賛者様のお蔭と心より
感謝いたします。この場をお借りしてスタッフ一同心より御礼を申し上げます。

さて、昨日、今日と名古屋で開催いたしました第8回スポーツひのまるキッズ東海大会、
お陰様でなんとか成功裏に終了することができました。本当にありがとうございました。

Jpeg

Jpeg

この二日間、標記のタイトルにあるように私にとって大変貴重な体験をさせていただきました。

感涙

昨日の練習会の時、茨城より参加いただいた強豪道場主の先生とのしばらく熱い会話を
交わしていた時のことです。

社団の名刺の裏にある印刷された『ひのまるキッズ六訓』を見せながら・・・

「先生、ひのまるキッズは、これができた子供たちが親御さんたちに褒めてもらい、認めていただくのが試合、

さらにこれができた子どもたちが、今度は憧れの講師たちに褒められ、認められるのがイベント、
そして、同じ志を持った地元の自治体や企業が中心になってこれを支えていくのがひのまるキッズプロジェクトそのものなんです」

とお話ししたとき、

「永瀬さん。うちはひのまるキッズカレンダーにある『ひのまるキッズ六訓』を毎日子どもたちは
復唱していますよ・・・」

と先生が返事した時、不覚にも言葉が出ず、思わず涙で言葉が詰まってしまいました。

Jpeg

Jpeg

感動

大会当日、開会式が始まる直前。試合場入口に当たり前のようにならんでいた靴。
「お~し、いいねぇ~」と思いながら感無量で開会式に参加し、その後も(少なくても
後半戦に入る前までは)しっかりそろっていた靴やスリッパをみて一人「悦」に入って
いたのですが、あとからスタッフから

「あれは、補助係員の高校生がせっせと直していたんですよ」と聞いてジ~ン。

Jpeg

Jpeg

そして、大反省

撤収も終えて、帰りの新幹線の中でひのまるキッズ公式アカウントに来た一通のメールで
自戒の念で落ち込みまくりました・・。

「・・・・・。あと、開門時に、ひのまる社長が挨拶しながら出迎えていただいてましたが、社長がガムを噛みながらでした・・・
礼儀、礼節を重んじるのが柔道とゆうスポーツだと思います。
子供達は、しっかりと大人の行動を見ています」

しまった・・。やってしまった・・。

この数日、降圧剤の副作用で歯茎の腫れ出血が止まらず、その症状を緩和する
ガムを服用していたのですが、そんな言い訳が子供たちにきくわけがないのは明白。

せっかくの記念日が、大反省で幕を閉じてしまいました・・。

でも、これも身から出た錆。

真摯に受け止め、さらに自分自身を研磨してしていこうと思っています。

いまから、ここから、失敗は二度と繰り返しません!!

永瀬 義規

%e7%99%bd%e6%8a%9c%e3%81%8d

「下水道の日」

 

みなさん、こんばんは。
すでにお決まりのフレーズとなりましたが(笑)

突然ですが、みなさん、9月10日は「下水道の日」って知っていましたか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「下水道の日」は、1961年(昭和36年)、下水道の普及の全国的にアピール
するために「全国下水道促進デー」として始まりました。

9月10日と定められたのは、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」
を念頭に、台風シーズンである210日を過ぎた220日(立春から数えて)が
適当であるとされたことによるものです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以前、水不足の時にも少しお話ししましたが、普段はほとんど意識する
ことのない「下水道」ですが、「下水道の日」なんていうのがあると、
「少し調べてみようかな。」などという気にもなりますね。

「◯◯の日」っていうのは、どれも、1年に1回くらい、みんなに考えて
みてもらうために、あるのかも知れませんね。
下水道の大きな役割は、
(1)雨水を処理すること
(2)汚水を処理すること
(3)それらにより、環境を守ること
下水と聞けば、汚水を処理するものだということは、みなさん思い出せるかも
知れませんが、意外と知られていないのは、「街に雨水が貯まらないように
処理して、街を水害から守ること」です。

街に降った雨水をいかにすばやく処理をするために、雨水を集める管や雨水を
一時的に貯める施設の整備は進んできてはいます。

しかし、過去 40 年間に、時間 50 ミリ以上の雨が降る回数が年間
約 160 回から約 230 回に増加しているとも言われており、もっと
大規模な整備が必要なところも多いようですね。

4人家族で台所に使われる水の量は、1日に炊事、洗濯、お風呂、
トイレで1000リットル。
毎日こんなに汚してしまっている水をきれいにして、海に戻すのも、
街を水害から守るのも、普段は、全く外に見えていない『下水道』

まさに「縁の下の力持ち」ですね。
これからは、下水道の日じゃなくても、たまには考えてみようと思います。

こちらのページ、参考になりました。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-12-23-03-25
え?子ども向けじゃないか?って、はい、そうです(^^;

みなさんもいかがですか?(^^)
それでは。

スポーツひのまるキッズ協会 新井みどり