運動が苦手な子でも輝ける

おはようございます。

さて、運動嫌い人間の話。
「するスポーツをまずは大人が楽しまなきゃ。」から「観るスポーツを気軽に楽しむ場を作る。」を実践。
そして、「運動が苦手な子でも人でも楽しめる場を作りたい」というところに立ち戻ることにしました。

アメリカンフットボールをきっかけに「フラッグフットボール」というスポーツに出会ったのです。

「え!アメリカンフットボールっなんて、運動が苦手な子があんな激しいスポーツなんて無理でしょ。それに、危険。」
と、ほとんどの方が思われるでしょう。
しかし、「安心してください。安全ですよ。」(笑)

——————————————————
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールからタックルなどの接触プレーを禁止して、安全に楽しめるようにしたスポーツ。
ですから、もちろん、ヘルメットも防具も無し。
タックルの代わりに、目印に”フラッグ”を腰から下げてゲームを行います。
—————————————————

と、いうくらいの知識をインターネットで検索。
フラッグの体験教室をしている、アメリカンフットボールチームや普及活動を行っているNPOに連絡し見学をさせてもらいました。

そこで見たのは、はじめは恥ずかしそうでも、すぐに打ち解け、さらに、女の子も、背の大きい子も小さい子も、それぞれみんなが生き生きとしている姿でした。

特徴的なことは、1プレイ、1プレイごとに、チームで作戦を立ててゲームを進めること。
なので、嫌でも話をしますので、打ち解けざるを得ないという感じでしょう。
そして、その作戦ごとに、ボールを投げたり、持って走って進めたり、いくつものパターンがあり、ボールを投げるのがうまい子も、走るのが早くキャッチするのがうまい子も、そういったことは苦手でも、頭を使って作戦を立てることがうまい子も、それぞれに役割があり、”輝く場面”があるのです。

「フラッグフットボールとは」
https://www.japanflag.org/flag

images

「運動が苦手な子でも役割があるスポーツ。このスポーツを色んな人に知ってほしい!」

と、私は、また動いてみました。(^^;
NPOと協力して子どもの体験会を実施して、お母さん方に(さぞかし、知っているように)説明したり、大人のみなさんにも知ってもらおうと、大人向けの体験会を実施したり(ま、もちろんその後は飲み会ですw)、色々とやらせていただきました。

そして、千葉でもクラブが立ち上がり、友達の息子さんも毎週楽しみに通っているようです。
嬉しいです(^^)

この競技は、「将来は、プロフラッグフットボーラーになる!」と子どもたちが憧れてできる競技ではありません。
しかし、それぞれの役割があって、自分の存在の重要性に気づける、コミュニケーション能力も高まり、決断力もつくなど、他のスポーツや、さらには普段の生活の中で役立つ力を無理なく身につけることができると思います。

思い立ったらすぐ動いてしまう私。
「運動が苦手な子でも楽しめる場所づくりをしたい。」
「得意でなくても良い、自信を持って”好きだ”と言えるものをひとつでも持ってほしい。」
そのきっかけづくりを少しだけ、進められました。
それでは、続きはまた〜。

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

この動画、子供達の表情がたまりません。ぜひご覧ください(^^)

「1%でも2%でもチャンスがある限り、挑戦し続けてほしい」(井上監督)

近藤vs浅見決勝

グランドスラム東京、皆さんはご覧になりましたか?
先週のブログでも書いたように、
私は3日間、会場で観戦させていただきました。

来年のリオ五輪の代表を決めるうえで、
非常に大きな意味を持つということで、
選手はもちろん、会場の雰囲気も、
例年以上に緊迫していたように思います。

選手たちの戦いぶりにも表れていました。
とりわけオリンピック代表戦線の
最前線にいる選手たちの緊張感は、
近くで見ているこちらにまで伝わってくるくらいでした。

とくにそれを感じたのが、初日の女子48㎏級決勝と、
最終日の男子100㎏超級の決勝でした。

女子48㎏級は、浅見八瑠奈選手(27歳)と近藤亜美選手(20歳)。
浅見選手は、2010年、2011年と世界チャンピオンになり、
2012年のロンドン五輪最有力選手と言われながら、
最終選考会である全日本選抜体重別で初戦敗退し落選。
プレッシャーのために、試合前日にほとんど寝られず、
精神的な弱さを露呈したのが、
落選の最大の理由だったと言われています。
当時の48㎏級は、日本のレベルが非常に高く、
ワールドランキングのベスト10に日本人が4~5人入っていたほど。
とはいえ、世界選手権2連覇の現役王者だっただけに、
なんとも不憫というか、かわいそうな結果でした。
一度は引退もささやかれましたが、
リオ五輪でのリベンジを誓って復活。
オリンピック金メダルを目指して歩み始めました。
しかし、そんなところに近藤亜美選手が出現。
2014年世界選手権の代表になるや、
一気に頂点に駆け上がったのでした。

しかし、そんな近藤選手も順風満帆というわけではありませんでした。
今年に入るや国内外の大会で連戦連敗。
世界選手権でも3位止まり、
すっかり勝負の神様から見放され、
大きな挫折を経験しました。

そんな二人が、苦難の道を乗り越え、
再び相見えることになった、このグランドスラム東京の決勝。
結果はどうあれ、悔いのない試合をしてほしい。
それだけでした。
試合は、まさに一進一退の好勝負。
最後は、「指導」1つビハインドだった近藤選手が、
一か八かとも言える大外刈りに入って「技あり」を奪い、
そのまま抑え込んで一本勝ち。
激闘に終止符を打ったのでした。

感涙にむせぶ近藤選手、表情を失った浅見選手。
二人のコントラストは、なんとも言えないものでした。

大会前の記者会見で、井上康生 男子監督が言っていました。
「諦めたら終わりだが、諦めなければ可能性はある。
1%でも2%でもチャンスがある限り、挑戦し続けてほしい」

さすがいいこと言うなぁと思いました。

グランドスラム東京で結果を出し、
大きく一歩前進した選手もいれば、
逆に一歩後退してしまった選手もいるでしょう。
勝負の世界だから、当然です。

でも、応援してくれる家族のため、仲間のため、
そして、なにより自分のために、
チャンスを追い求め、最後の最後まで
頑張ってもらいたいと、心から思います。

スポーツひのまるキッズ 林

感謝の心

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

ひのまるキッズ小学生柔道大会は、柔道の本質と親子の絆をテーマに大会を開催しており、柔道を通して親子の絆を深めてもらえたらという想いで大会の準備をしています。

大会の開会式では、講師の先生に大会のテーマに沿って子どもたちに話をしてもらっておりますが、親子の絆についての話は、多くの先生方が、親に感謝し、その気持ちを表現するようにと話をしてくださいます。

親の立場としては、子どもが興味をもつものや向上心をもつものがあれば、やらせてあげたいと思い、それを応援することは当たり前のことだと思っているでしょう。

それでも、その当たり前の行動に対して、子どもから感謝をされたらどうでしょうか。

多分、感謝をしてくれたことに感謝し、嬉しくなって、もっと応援したいと、それまで以上に子どもに目を向けるようになるのではないかと思うのです。

「当たり前のことに感謝すること」

最初は、一番近くで見守ってくれている親へ、そして、兄妹やおじいちゃんやおばあちゃん、道場の先生や学校の先生など、自分の周りの人たちへ感謝の気持ちを持てるような人間になるために。

ひのまるキッズでは、多くの道場で道場訓として掲げられている「五つの心」を子どもたちに育んでもらいたいと願っています。

五つの心というのは、

1.「はい」と言う素直な心

2.「すみません」と言う反省の心

3.「おかげさまで」という謙虚な心

4.「私がします」という奉仕の心

5.「ありがとうございます」という感謝の心

p01-ph06

ひのまるキッズ大会小学生柔道大会では、子どもたちが感謝の気持ちを強くもち、一番近くで応援している親御さんのために一生懸命の姿をみせてくれるからこそ、感動の場面も多いのだと感じております。

 

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その126:醤油とマヨネーズ、そりゃ言い過ぎかと・・・(笑))

20151205_124144

先日、中国大会の協賛営業で、山口を駆けずり回っている時のことです。

13時のアポイントメントに何とか間に合い、お会いできた女性部長。

昨年までのご協賛内容のもう一つ上のカテゴリーを提案するために、何とかプログラムなどの制作物締め切りのギリギリのところで獲得できたアポイントメントでした。

今年からご担当となったとお聞きしていたその部長。失礼ながらその肩書から想像していたのとは全く違って、若くて品のある美人キャリアウーマンでした。

おっと、舞い上がっている場合じゃない、と、

いつも以上のパワーでひのまるキッズの理念、これまでの経緯、そしてご協賛の意義をガッツリ話させていただき、最後の動画をお見せした後で、

わかりました。よろしくお願いします。

のご返事をいただいた時は、心の中でガッツポーズをしていました。

ところが・・、

最後に制作物の確認をお願いしようと、昨年度のプログラムを出して開いたとき、

その部長が、

え、これって永瀬社長ですか??? 私、この人と二年前にお会いしています!!!

え~、え~、信じられない。

とても同人物とは思えません!!

と思いっきり笑い出したんです。

そ、そんな・・・、

確かに2年前まであるゲン担ぎでお酒を二年以上止めていたため、今から10kg近く痩せていましたが、そこまで驚かれるのは・・・。

と、

そんなに違いますか??

と返すと、

いや~、全く違います。

醤油とソース、いや、醤油とマヨネーズですよ!!

と真顔で言われてしまいました(;´・ω・)

まあ、最後には「今のほうが健康的で良いですね」と取ってつけたように言われましたが(笑)、

多かれ少なかれ、ショックでした。

それ以降、会う人会う人に、

痩せた時と今とではどちらがいい??

と聞いている自分がいます。

自分自身としては、今より5kgくらい落とすのが理想かな??と思っていますが、FBでご紹介している食事ではそうもいかないでしょう(笑)

20151130_183218

まっ、自然体でいこうと思います。

あ、母親からは、

貧相だからプログラムの写真は変えなさい!

って言われていますが(笑)

痩せても肥えても永瀬は永瀬。自分に自信をもって生きていこうと思っています。

くだらない話、お付き合い恐縮です(苦笑)

しかし、上と下の写真、そんなに違いますかね(しつこい!!!)

いまから、ここから、心身ともに精進を心がけます!!

永瀬 義規

20151127_064010

それだけでかっこいいでしょ!

おはようございます。
だんだん、朝起きるのがつらい季節になってきましたね。。。

さて、体育嫌い人間の話。
半分無理矢理に連れて行かれたサッカー観戦が、スポーツと関わるきっかけとなった私。
今までスポーツ観戦などしなかった友達にも「とにかく一度スタジアムで観てよ!」と次々に誘ってスタジアムへ行きました。
一緒に行った人の中には、それをきっかけに好きになりシーズンチケットを買うようになった人も何人か(^^)

そして、2大スポーツのプロ野球観戦も、事前の練習風景を間近で見学したり、部屋を借りて観たり、気がついたら、友達の友達まで、1回に50人の大所帯になっていたことも。
そうなると幹事は野球なんか観ている暇はありません(笑)

そんな時、チラシをもらったのです。
そこには、プロ野球をやっているそのスタジアムで、アメフトの試合があると書いてありました。

「???」

日本で社会人のアメフトの試合なんてあるの?
しかも千葉で?
でもせっかくだから行ってみよう!

というわけで、早速チラシをみて電話。
「すいません。アメフト全くわからないんですけど、ルールの説明とかありますか?」
「一緒に行く人たち、スポーツ観戦にはお酒が付き物だと言っているんですけど、その試合の時も売店はやってますか?」

など、いきなり質問攻めをして(笑)
半分、笑われながら、「大学のアメフト部の子たちが解説をしてくれます。」「ちゃんとビールも売ってますよ。」と教えてもらい、友達に声をかけると、「また新井が変なこと言いだしたよ。今度はアメフトだって。」と、こちらも笑われながらのアメフト初観戦となりました。

正直ルールはよくわかりませんでした。
でも、大きな人たちがぶつかる迫力と、スピードと、よくわからないけど、かっこよかった(^^)
thumb_IMG_2839_1024

そしてそして、アメフトの試合も観に行くようになり、また色んな人を誘うと、サッカーや野球とは違う現象が。。。
「アメフト!?ルールわからないから嫌だよ。」と約8割は断られるのです。

確かに細かいルールは難しいけど、基本的なルールは案外簡単なのに、これはもったいない。
「だったら、事前にルールを覚えれば良いな。」と「アメフト観戦講座」を開催しました。
お店を貸し切り、チームから選手やコーチに来てもらい、ルール説明や質問コーナーを設け、交流会のような形に。

今までアメフトなんて知らなかった人たちも、選手やコーチと話をして、それが実際に地元のチームとなれば、やっぱり愛着がわき応援したくなるようで、観戦講座に来てくれた人の多くが、次の試合、会場に観に行きました。
20120905_fly2

そして、みんなの感想。
「ルールはイマイチわからないけど、なんかかっこよかったし、面白かったよ。誘ってくれてありがとう。」

「なんかかっこいい。なんか面白かった。」
こんな軽い感じでスポーツに触れること、そこで少しだけでも自分の世界が広がること、けっこう大切だと思うのです。

実はその中にはうちの母もいます。
「ルール全然わからないけど、60歳過ぎてアメフト観るなんて、それだけでかっこいいでしょ!」と言うのです。

「するスポーツ」も「観るスポーツ」も、そんな感覚で、もっと気軽に楽しめる環境が広がれば良いですね。
広げていきたいと思います(^^)

というわけで、今回は「観るスポーツ」のお話でした。
体育嫌い人間の話。もういい加減まとめなきゃ(涙)
それではまた。

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

理想的な生涯スポーツ施設のお話し

こんばんは。
師走に入り、やっと冬らしく寒いと感じるようになりましたね。事務所でも、仕事中に暖房をつけて作業するようになってきました。
でも、寒くなると屋外で運動や体を動かすのが辛くなってくるんですよね。
30代までは、スポーツクラブの会員になり、会社帰りに一汗流しに行っていたのも一昔。。いつしか、会費を払っているだけの幽霊会員になり、あげくは退会して、もはや運動とは縁のない生活の日々。ダラダラしないで、心も体もしっかりダイエットしなくちゃ。と、頭で考えてはいるものの、実行できない駄目な大人です。
私は20年ほど、スポーツに関わる仕事をさせていただいてます。
いま、ひのまるキッズでのお仕事の他に、文科省委託事業である地域を活用した子供の体力向上推進事業に携わる機会に恵まれ、目下勉強中です。その事については、あらためてお話しさせていただきます。
先日、その打ち合わせをしている最中にふと思い出した事が。みなさん「総合型地域スポーツグラブ」というのを耳にしたことありますか?数年前、我が町にもスポーツ施設とスパが合体した施設ができ、老若男女がスポーツやスイミング、温泉を身近で楽しんでます。
地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブが前出の地域スポーツクラブを指すんですよね。
私は10年ほど前、まだその言葉の存在さえ知らない頃、仕事でフランスのボルドーというワインで有名なところに、地域スポーツクラブの取材で行かせてもらいました。言葉で説明を聞くだけではよく分からないまま、現地について取材を始めてみると、驚きの連続。まず着いたのはクラブハウス。スポーツクラブらしからぬ、レストランも併設の素敵な建物。
そこで説明を聞き、いざスポーツ施設に入ると、ものすごい広大なグランドに建物の棟がいくつもあり、それぞれ、屋内プール、ホッケー場、体操施設ほか色々。屋外も、サッカー場から野球場、陸上トラックなど、ありとあらゆるスポーツを体験できるクラブなんです。そこにはプロスポーツ選手からナショナルチームで活躍する選手も普通にトレーニングをしているんですが、地域の幼稚園や学生達も体育の授業を受けにスクールバスで毎日やってくるんです。そして、大人が何をするかを決めるのではなく、自分達が興味のあるスポーツを体験でき、アドバイスを受けながら色々試しているうちに、自分の能力を発揮できる自分に合ったスポーツに出会えるので、アスリートが育ちやすいんだそうです。プロ選手にアドバイス受ける機会もあったりするそうで、私が行った時にもサッカー選手がトレーニング中に、子供たちに何か教えてました。もちろん、一般の大人やハンディを持った方もお年寄りも、誰でもスポーツを楽しめます。このスポーツクラブの運営をしているのは地域住民などボランティアで、スポーツしに来るのも運営するのも、地域の人々なんて。。。身近にそんなところがあれば、定義された運動をうける体育じゃなく、運動をする本人も楽しめ、素晴らしいアスリートを発掘できるのになぁ。なんて、思ったものでした。
日本ではそんな広大な施設を作れるだけの土地がない感じですが、各地で広まりつつある地域スポーツクラブ。子供達がいろんなスポーツ体験できるような場所を提供してもらえたら、世界で活躍するスポーツ選手の育成の手助けになると思うんですよね。
フランスでのお仕事、本当に素晴らしい機会をいただけたいい思い出です。写真、たくさん撮ってきたのですが、どこかにしまって忘れてしまいました(^^;
長々ととりとめのないお話しでしたが、読んでいただき、ありがとうございました!

ひのまるキッズ事務局 丸山

来年はリオ五輪。今年のグランドスラム東京は必見です!

IMG_3350

今日から師走。
2015年も残すところ1カ月となりました。
時の経つのは早いものです。

そして、師走と言えば、グランドスラム東京。
今週の金曜日(4日)からスタートします。
来年がオリンピックイヤーということもあり、
今年のグランドスラム東京は、
相当シ烈な戦いとなりそうです。

大会に向け、選手もファンも、
徐々に気持ちが昂ぶってきているところだと思いますが、
今日になり、非常に残念なニュースが入ってきました。
73kg級の大野将平選手、女子70kg級の田知本遥選手らが、
欠場することになったそうです。
う~ん、ホントに残念。

73㎏級は、中矢力選手、大野将平選手、秋本啓之選手の
世界王者3人が揃い踏みということで、
今大会でも最も注目していた階級。
ケガで出られなくなった大野選手が一番無念だとは思いますが、
やはり3人が同じ畳の上で、白黒決着つけるところを
見たかったなぁというのがファンとしての感想です。
でも、大野選手が出ないからこそ、中矢選手にしても、
秋本選手にしても、絶対にこの大会で負けるわけにはいきません。
日本がここ数年間、王座を独占している階級とはいえ、
外国勢が弱いわけでは決してありません。
外国人選手に勝てなくては元も子もないわけですから、
二人には、決勝で決着をつけてほしいと思います。
(現時点で組み合わせはわからないので、
二人がどこで対戦するのかわかりませんが…)

田知本遥選手も無念だと思います。
田知本選手は、姉の愛さんも欠場を発表しており、
姉妹揃っての欠場。本人たちはもちろん、
親御さんたちもさぞかし残念でしょうね。
遥さんは、2月に風邪薬問題で警告処分を受け、
実質、そのペナルティで、
今夏の世界選手権の代表から外れましたが、
7月のチュメニ(ロシア)、10月のパリ(フランス)と
グランドスラム2連勝し、このグランドスラム東京が
ある意味、試金石と言える大会だっただけに、
病気による欠場というのは、悔しいでしょうね。

楽しみにしていた選手の欠場ということで、
マイナスの話ばかりになってしまいましたが、
今回のグランドスラム東京、残念な話ばかりではありません。
というより、日本の各階級ベスト4の選手が
ほぼ全員出場するわけですし、
山下泰裕強化委員長が、
「来年のリオ五輪代表はここから出る」と言っているわけですから、
メチャクチャ重要な大会であり、盛り上がること間違いなしなのです。
外国人選手も世界屈指の実力者が多数来日するそうなので、
日本人同士の対決もさることながら、
外国勢との対戦も見逃せない試合の連続となりそうです。

ざっと各階級の注目選手をあげると、
60kg級は、今年のアスタナ世界選手権3位の志々目徹選手と、
2013年リオ世界選手権チャンピオンの髙藤直寿選手、
66㎏級は、2011、13、14年世界3連覇の海老沼匡選手、
今年の世界選手権で優勝を果たした81㎏級の永瀬貴規選手と
100kg級の羽賀龍之介選手。
さらに、100kg超級も世界選手権2大会連続準優勝の七戸龍選手と
今年の全日本チャンピオンの原沢久喜選手。

女子では、48㎏級の日本が誇る二枚看板、
2010年、11年世界チャンピオンの浅見八瑠奈選手と
2014年世界王者・近藤亜美選手。
今年の世界選手権で王座に返り咲いた52kg級の中村美里選手と
57㎏級の松本薫選手。
63kg 級の田代未来選手や70kg級の新井千鶴選手といった若き日本代表、
今年の世界選手権で一躍金メダリストに輝いた78㎏級の
シンデレラガール、梅木真美選手。

その他にも、若手注目株・63㎏級の嶺井美穂選手(18歳)、
代役としてチャンスが巡って来た63㎏級の鍋倉那美選手(18歳)や
70kg級の池絵梨菜選手(19歳)ら若い選手の活躍も楽しみ。

冒頭、「今日から師走」なんて書きましたが、
他の仕事などもしながらブログを書いているうちに
日づけが変わり今日はもう12月2日。
大会まであと2日です。

私は、某媒体から原稿の依頼を受けていることもあり、
4日から会場で観戦します。
仕事ではありますが、非常に楽しみです。

テレビ放送は、テレビ東京。
12/4(金)午後6:00~
12/5(土)午後4:35~
12/6(日)午後4:10~
http://www.tv-tokyo.co.jp/judo/

選手たちの健闘を祈ります!

スポーツひのまるキッズ事務局 林

感謝の気持ちを込めて

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。

今日は朝から九州大会の事前打ち合わせで宮崎に入り、お世話にならなければならない方々へ挨拶に行ったり、事前打ち合わせをさせていただきました。

宮崎県での開催が今大会で最後となるということもあり、改めて、これまで6年間、ご協力を頂いた方々に本当に感謝の気持ちで一杯になりました。

そして、今大会で最後になるというお知らせをした時の皆さんの表情が、何とも複雑で、本当に最後にしてしまっていいのかとさえ感じました。

大会を開催するには、まず、各府県の柔道連盟、柔道協会の協力を仰がなければなりません。また、ひのまるキッズは、地域活性化という目的もあり、行政をはじめ、協賛企業など様々な方々にご理解いただき、支えてもらうことで、何とか大会を開催させていただくことが出来ています。

第7回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会も、そういうたくさんの支援を頂くことができたからこそ、7回目を迎えることができたのだと思います。

今大会は、宮崎県での最後の大会となります。

だからこそ、これまで支えてきてくださった皆さまへ、そして、参加してくださる親子に、恩返しができるくらいの盛大な、最高の大会にしなければならないと強く感じました。。

http://hinomaru-kids.jp/kyusyu7/

 

大人がスポーツを楽しむ日

こんにちは。
気が付けばあっという間に金曜日。
みなさま、今週もお疲れ様でした。

さて、なかなかまとまらない”体育嫌い人間”の話です(笑)

競技の経験もなく、どこに所属するわけでもない私。
「運動が苦手な子でも人でも楽しめる場を提供したい。」と思っても、
自分だけでは何にもできませんでした。

そこで、「人を頼るしかないな!」と、勉強会やらセミナーやら講演会やら、
とくかくあらゆるところに顔を出し、とにかく色々な方のお話を聞き、
お話させていただきました。

ある時、千葉県内で精力的にスポーツを中心にコミュニティ作りを実践されている方に会い、その方のご紹介から、さらに、スポーツだけではなくアートや音楽など、様々な魅力的な方々とお話をさせていただきました。

それぞれの分野で活躍されているみなさんの、共通してスゴイところは、
「自分の分野を追求し続けると同時に、分野以外のものでも、受け入れ、認め合う。」というところです。

そのみなさんと、千葉大学や千葉県内の色々なスポーツチームなどの協力を得ながら、子供たちが色々なスポーツ・音楽・アートを体験出来るイベントなどを開催していましたが、

ある時、「もっと大人自身がが楽しまなきゃ、子供達に本当の楽しさを伝えられないね。」という話になりました。

そして、「大人がスポーツをもっと気軽にもっと楽しめる場所を作ろう。」と、

千葉県内の色々なスポーツチームの方々の協力のもと、経験の無い人でも楽しめるように、サッカーは「走るの禁止」で名付けて「ウォーキングサッカー」、あまりする機会の無い「クリケット」、アメフトの安全版!「フラッグフットボール」や「タグラグビー」、など、ノー残業デーの多い水曜の夜に、1回1,000円で色々なスポーツをオトナが体験出来る、しかも、プロアマ、各スポーツのトップリーグで活躍するコーチや選手の方々が来て、指導&一緒に楽しむという、月例のイベントができました。

「大人がスポーツを楽しむ」・・・
「オトナがスポーツを楽しむ」・・・その名も「オトスポ」!!!(笑)

平日の夜で、寒い日もあり、天候に左右され参加者が少ないこともありましたが、みなさんの意見やアイディアで少しずつ改良されながら、定着していきました。

オトスポがはじまって3年、最近は、種目も増え、参加者も家族連れも含めて「月に1度のオトスポが楽しみ!」という方も多いようです(^^)

私はもう事務局から離れてしまいましたが、オトスポの開催を通じて、精力的に活動する方のパワーと繋がりの素晴らしさを実感しました。

「競技の経験の無い人でも、あまり得意でない人でも楽しめる場」づくり。

運動嫌い人間でもできること、まずひとつ、「するスポーツ」で携わらせていただきました。

「まだあるの?」
はい、すいません。運動嫌い人間の話、もう少しだけ続きます。
それでは(^^)

スポーツひのまるキッズ協会 事務局 新井みどり

oto-spo2013

※「オトスポ」が最近地元のケーブルテレビで取り上げられました。
 みなさん、いい笑顔です。ぜひご覧ください↓

ひのまるキッズ卒業生にもらった優しい気持ち

00172

先週に引き続き、北信越大会でのできごと。

以前は、大会当日は、
受付と報道対応、そして、
ひのまるホームページ用に、
カメラを持って撮影をしつつ、
優勝者親子に話を聞いたりしていたのですが、

現在は、ひのまるキッズ大会当日は、
入場時の受付が終わると、
ほとんどの時間を大会本部で費やし、
試合を観ることはほとんどありません。
正直、ちょっと寂しいのですが、
記録の整理・確認、表彰準備が私の役割なので、
仕方ありません。

今回も、他の大会同様、
大会本部で、記録の整理・確認の作業をしていたのですが、
そこで手伝ってくれた高校生のなかに、
「私、小学生の頃、ひのまるキッズの大会に出ていました」
と言う子が数人おり、なかには私が話を聞いた子もいました。

当日の大会本部は、最初のうちこそ和やかな雰囲気ですが、
トーナメントが佳境になり、準決勝、決勝と試合に進むにつれ、
表彰の準備も緊迫。ちょっとした間違いに怒号が飛び、
本部の雰囲気も殺伐としてきます。

そんなときに、手伝ってくれていた、
ひのまるキッズ卒業生でもある高校生が
「ひのまるの舞台裏って、けっこう、険しいんですね」と一言。

この言葉で、ピリピリしかけていた雰囲気が一気に和み、
「ああ、ちょっと気が立っていたなぁ」と反省しました。

そして、そんなところに、昨年まで北信越大会はじめ、
東海大会や関東大会にまで、出場してくれていた
地元・富山の、ひのまるキッズの卒業生が
お父さんと一緒に「ちょっと挨拶に来ました」と
訪ねて来てくれました。

昨年2月、最後の近畿大会の時に、
「中学でも頑張って!」と送り出した子でした。
しばらく見ないうちに、すっかりお兄さんになり、
顔つきが精悍に。身体も幾分しまったようです。

わざわざ来てくれるなんて、嬉しいですよね。
ひのまるキッズの卒業生に、
とても優しい、そして、
とても嬉しい気持ちにさせてもらいました。
ありがとうございました。

ひのまるキッズ大会事務局 林