全国体育系学生柔道大会の取り組みがすばらしい!

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先週の土日、講道館において
全国体育系学生柔道体重別選手権大会が行なわれました。
この大会は、平成元年から行なわれており、今回が27回目。
体育学部や体育学科など、
いわゆる「体育系」の学部や学科のある大学の学生たちの大会で、
前年の全日本学生体重別選手権大会でベスト16に入っていない、
といった条件を満たした選手が出場しています。

全日本学生体重別でベスト16に入っていない選手とはいえ、
レベル的にはかなり高く、
1、2年生でこの大会に出て実績を作り、
大学3、4年で全日本学生体重別で優勝、
その後、世界に羽ばたいた選手もたくさんいます。

今大会も好勝負がたくさんあり、
近い将来、講道館杯や全日本選抜体重別など、
“全日本”クラスでの活躍が期待される選手が何人もいました。

全国体育系学生柔道体重別選手権大会は、
試合自体、注目に値する大会ですが、
大会運営、審判などを学生たちが行なっており、
さらに、大会初日の試合後には、
学生の卒論発表など研修会が行なわれるなど、
試合以外の点でも非常に興味深い大会です。

今回の研修会では、学生に交じって、
現在、奈良教育大学の大学院に通いながら天理大学の監督を務める
穴井隆将先生も論文発表を行ないました。
自ら率先してそういった場で発表を行なうということは
本当に素晴らしいことだと思いますし、学生の範ともなり、
他大学の先生方からも、多くの賛辞が聞かれました。
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今回の研修会では、穴井先生のほか、2人の学生が卒論を発表しました。
発表後には、聴講者からの鋭い質問に、発表者がタジタジになる場面もあり、
緊張感のある素晴らしい発表会だったと思います。
また、論文発表の他に、青年海外協力隊の紹介や
水分補給セミナーなども行なわれ、
学生たちは、ここでも積極的に質問をしており、
非常に有意義な研修会だったと思います。

以前にも書きましたが、全日本学生柔道連盟では、
「単位が足りなければ、試合には出られない」という制度を導入し、
2016年より施行することを発表しています。
本来であれば、学生が勉強することは当たり前のことですが、
一部の大学や学生たちの間で、「柔道だけやっていればいい」というような
悪しき風習が巣食ってしまっていたことも事実です。

勉強は習慣です。
子供の頃に「学ぶ」習慣、「考える」習慣を身につけることが大切です。
短時間でも、集中して学んだり、考えたりすることのできる子は、
きっと柔道も強くなるはずです。
ひのまるキッズの大会に出場してくれる子供たちは、
勉強においても、一生懸命頑張れる子であってほしいと願っています。

簡単なことではないかもしれませんが、
柔道が強いだけじゃなく、勉強もできたらカッコいいですよね。

(写真上:体育系学生柔道大会試合の様子 写真下:研修会で論文発表をする穴井先生)

スポーツひのまるキッズ事務局 林

近畿大会 大会レポートアップしました!

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こんにちは!

2月8日(日)大阪市中央体育館にて開催された『第5回スポーツひのまるキッズ近畿小学生柔道大会』の大会レポートを、ひのまるキッズ近畿大会公式ブログにてアップいたしました。
参加した選手のみなさん、是非ご確認ください!(^^)

★第5回スポーツひのまるキッズ近畿小学生柔道大会ブログ★
http://www.hinomaru-kids.jp/judo/2014/2014kinki/

関東大会体重別導入!お申込みはお早目に!!

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こんにちは!

4月12日(日)横浜文化体育館にて『第7回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会』を開催いたします。
ひのまるキッズ最多の第7回大会を迎える関東大会、今大会の1番のポイントは体重別になるということです!!!
過去6回大会の関東大会は無差別で実施していましたが今年からついに体重別を導入いたします。
すでにたくさんの関東地区以外からも選手が申込いただいております。
定員は900名で、先着順となっております。
エントリー締切は3月6日(金)です。
まだ、エントリーされていない皆様、お早目にお申込みください。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております!!

関東大会エントリーはこちらから!
★第7回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会ブログ★
http://hinomaru-kids.jp/kantou7/

一流選手が子供たちにもたらす【夢】と【笑顔】

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2月8日に開催したひのまるキッズ近畿大会では、
宮城県石巻市の木村柔道館の13名をご招待させていただきました。
今回も、復興支援プロジェクト実施にあたっては、
いろいろな人や企業にご協力いただきました。
心より、感謝申し上げます。

石巻市は柔道がとても盛んな土地柄で、
ひのまるキッズでは、今までに3つの道場を
ご招待させていただいています。
実は、木村柔道館には、これまで何度かご招待の打診をしてきましたが、
なかなかタイミングが合わず、今回ようやく実現したのでした。

残念ながら、試合では実力を出し切れず、
結果を残すことはできませんでしたが、
今回、講師をつとめてくださった平岡拓晃選手が、
石巻の子供たちを、大会前日の練習会の時から楽しませてくれたこともあり、
大会後、子供たちがとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。

平岡選手は、石巻の子供たちだけにではなく、
前日練習会、大会当日の打ち込みコンテストや受身コンテストでも
自らの体験も交えた興味深い話をしてくれたり、
得意技の披露と指導を熱心にしてくださり、
参加した子供たちだけでなく、
親御さんや指導者にも大人気でした。

今までに、平岡選手には記者として何度か取材させていただいていますが、
試合の時の平岡選手とは異なる、優しくてユニークな一面を垣間見ることができ、
感心すると同時に、選手としてのさらなる活躍を、
応援したくなりました。

今年度のひのまるキッズでは、
子供たちや親御さんたちのご要望に応え、
現役のトップ選手や引退したばかりの一流選手たちにも
講師として参加していただきました。
テレビなどで見たことのある現役選手ということで、
子供たちだけでなく、お父さんやお母さんたちにも大変好評でしたが、
「実際に教えてもらったことで、もっと応援したくなった」という声もあり、
現役選手に来てもらうことは、選手人気、ひいては、
柔道人気を高めるためにもなるのだと
痛感したのでした。

現役選手は、試合に勝つこと、
そして、オリンピックや世界選手権という目標に向かって
鍛錬を積むことが一番の仕事です。
ただ、同時に子供たちに大きな【夢】を与える存在であることも自覚し、
子供たちに触れ合う機会を大切にしていただければと思います。
ひのまるキッズへのご協力も、宜しくお願い致します。 m(__)m

(写真:ひのまるキッズ近畿大会でご招待した木村柔道館の皆さんと講師の先生方)

スポーツひのまるキッズ事務局 林 

近畿大会マナー賞発表!

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こんにちは!

2月8日(日)大阪市中央体育館にて開催された、『第5回スポーツひのまるキッズ近畿小学生柔道大会』のマナー賞を下記、ひのまるキッズ近畿大会のブログにて発表しております。
出場された選手のみなさん、是非、ご確認ください。
また、受賞された選手の所属道場へ事務局より賞状をお送りしております。
受賞された選手、ご家族、所属道場様、おめでとうございます。
今後も、強さだけではなく、礼儀礼節を重んじる柔道家になってください!

★第5回スポーツひのまるキッズ近畿小学生柔道大会公式ブログ★
http://hinomaru-kids.jp/kinki5/

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その85:夢はお金では買えませんが、夢を叶えるにはお金が必要です!!)

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7年前に父親が急死したとき、荷物の整理をしていたら出てきた宝くじ・・・
『ああ、これは父さんが残してくれたんだ。絶対にこれは当たっている』

と思ったくらい、この系統のものに弱い自分です。

もちろん、この時に当たったのは300円数枚でしたが、
毎年、毎年宝くじはしっかり買い、一喜一憂(ほとんど『憂』ですが)繰り返しています。

先日、初めてロト6(でしたっけ??)を友人と購入しました。

10億円!!

その日の夜から数日間、

たくさんの人と「当たったらどうする??」

という話題で盛り上がりました。

一昨日、抽選日が過ぎたのに気が付き、家のそばの発売所で調べてもらったら、もちろん、大外れ!!

まさに、数日間の夢をお金で買っていたのですが・・・、盛り上がった時にあることに気が付きました。

もし、高額賞金GETしたら・・・

借金を返す、家を買う、車を買う・・・ 当たり前のように出てきた言葉に交じって・・

仕事を辞めてゆっくり過ごす。

というのがものすごい確率で出てくるということでした。

もちろん、気づいたら人生の最終コーナーに差し掛かった歳。このところ頭によぎるのは

あとどのくらいバリバリ働けるか???

ということ。

でも、自分自身の頭に『仕事を辞める』ということは全く頭をよぎりませんでした。

いや、むしろ、借金を全部返して今までお世話になった人に恩返しをして、社員に思いっ切り還元したら、
次は『ひのまるキッズ』をこう拡大するぞ!!

っていう意欲ばかりがムクムクと膨らみ、胸がドキドキしてその日からそのこと(拡大すること)ばかり考え眠れませんでした。

まあ、それは現実にはなりませんが、そう考えることができる限り、まだまだ俺は終わっていないな・・。と確信し始めた最終コーナー親爺です。

ひのまるキッズも先日の近畿大会で今年度は終了。いよいよ来年度から、関東、東海、九州はセカンドステージ、そのほかは(いつも言う)記念すべき第6回を迎えます。

いまから、ここから、夢はお金では買えませんが、夢を叶えるにはお金が必要です!!

料理の腕が上がってもお金は集まりませんよね(笑)!!!

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明日から、四の五の言わず、協賛集めに己の限界に挑戦します!! 気張っていきます。

永瀬 義規

近畿大会を終えて。

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。
昨日は今年度最後、スポーツひのまるキッズ近畿小学生柔道大会でした。今大会はスタッフが一人欠け、どうなることかと不安のまま大坂に入りましたが、大阪府柔道連盟をはじめ、地元の中高生、大学生、そして、協力企業のお力添えで、何とか無事に大会を終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。

ひのまるキッズは、全国8ヶ所でそれぞれの柔道連盟、柔道協会と共催し、それぞれの中高生や大学生にサポートしてもらえることで、大会運営が成り立っています

だから、どの大会も中高生や大学生には本当に感謝しています。

そして、今回の近畿大会で、サポートしてくれた高校生の態度が素晴らしく、何度もその姿勢や笑顔に救われました。

私は『最近の高校生像』は、先生や大人から何か指示をされても、素直に受け入れず、自分の意見や考えを主張したがる傾向にあると感じていて、その原因は経験値と情報量のバランスがあっていないのだと思っています。
そして、その傾向に周りの大人がしっかりと対処できていないことが、余計にそんな高校生を助長させてしまっているように感じています。

それでは、どういう対処をすれば、高校生が素直に「はい」と言って指示を聞き入れるようになるのか?

答えにはならないかもしれませんが、今回、サポートしてくれた学生の先生と話をした際に、おっしゃっていたのは、うちの学生には、お前達が試合をしているときは、誰かかがサポートをしてくれているんだから、お前たちもしっかり恩返しをしなきゃだめだろ。

そして、お前たちが恩返しを一生懸命にしてたら、その姿を見た人たちは、お前たちを応援してくれるだろう。
逆にお前たちが嫌々サポートしてたり、サボってるのを見た人はお前たちを応援したいと思うか?

行動を起こさせたり、物事に向き合う姿勢を正すためには、しっかりと根拠を伝え、理解させることが大事なことなのだと改めて勉強させてもらいました。

一、「はい」という素直な心
一、「すみません」という反省の心
一、「おかげさま」という謙虚な心
一、「私がします」という奉仕の心
一、「ありがとう」という感謝の心

ひのまるキッズでは、これまで以上に、この五つの心を育む大会を目指していきたいと思っていますので、来年度も引き続き、どうぞ、宜しくお願い致しますm(__)m

嬉しい悲鳴!!体重制導入により、関東大会エントリー急増進中!!

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おはようございます!!

先日エントリーを開始しました第7回スポーツひのまるキッズ関東小学生柔道大会。

体重別導入を初採用したためか、エントリー数の伸びが例年の倍になっています!!

事務局としてはうれしい悲鳴ですが、このままでいくと締め切り前に募集人数の900名に達成する可能性も大、です。

来年度最初のひのまるキッズ、関東大会は初めての参加の講師も決定しております。前日練習会も含めていまから楽しみです。

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(写真は昨年の関東大会に大集合の子供たち)

スポーツひのまるキッズ事務局 丸山

柔道の作り出すドラマと「人」の魅力を伝えたい

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日曜日のひのまる社長の絆ブログでも紹介されましたように、
この度、テレビに出演させていただきました。
そもそも、普段は取材やインタビューをする側で
されることにはまったく慣れていない私。
こんな私がテレビに出演していいものだろうかと、
お断りしていたのですが、
今回の番組『The GAME~震えた日~』
「古賀稔彦×吉田秀彦 逆境が生んだ金メダル」が、
およそ四半世紀前のバルセロナ五輪での
古賀選手と吉田選手の物語ということ。
そして、証言できる当時の記者があまりいないこともあり、
あの『バルセロナの奇跡』を現地で見た当事者として、
いまの若い人たちにもぜひ伝えたいと思い、
出演させていただくことにしたのでした。

基本的には、古賀さん吉田さんの横に座って、
ときどきコメントするという役どころではあるのですが、
収録のときは正直、かなり緊張もしましたし、
テレビに映った自分を見るのは、とても恥ずかしいものでした。
改めて冷静に見てみると、言葉の使い方が間違っていたり、
まとまりのない話になっていたり、
やっぱり素人だなぁと、顔から火が出る思い。
とはいえ、番組自体はとても面白い内容に仕上がっていましたし、
お二人から22年前には知らなかった事実も聞かされ、
いち柔道ファンとしても、とても楽しめるものでした。

私が柔道をやっていたのは小学3年生から高校3年生まで。
大学を出て、スポーツジャーナリストになりたくて
ベースボール・マガジン社に入社。
柔道専門誌『近代柔道』編集部に配属された1988年からの約27年は、
いくつか職場を変えながら、記者として、あるいは、
ファンとして柔道に関わってきました。

トップ選手の前で、「柔道をやっていた」というのが恥ずかしいくらい、
選手としては何の実績もありませんし、
偉そうなことを言えるようなものは何もありません。
でも、柔道の魅力、そして柔道に関わる「人」の魅力を語れるだけの、
多くの試合、ドラマを見てきましたし、取材をしてきたつもりです。

これからも「地道にこつこつ」ではありますが、
多くの試合を見て、柔道の作り出すドラマと選手の魅力を
伝えていきたいと思っています。

もちろん、ひのまるキッズ小学生大会での
親子の絆のドラマも伝えていきます!

スポーツひのまるキッズ事務局 林 毅

(写真 BSフジ『The GAME~震えた日~』古賀稔彦×吉田秀彦 逆境が生んだ金メダル 1992.7.31 収録中のワンカット)