北信越大会終了、次は12/8中国大会です!

スクリーンショット 2013-10-21 15.41.34もりだくさんの内容でお送りした北信越大会、終了しました。
ご参加の皆様、協賛社・協力社様、射水市関係先の皆様、富山県柔道連盟の皆様、
ありがとうございました。
次回は12/8中国大会になります。

今回の大会では地元で大規模なスーパー・ショッピングモールを展開する
マルキュウグループ様の協賛により、
大々的なPRを行っています。
マルキュウさまの広告で、ひのまるキッズ大会の告知を目にしたかたも
いらっしゃるのでは?
ホームページでもトップページから取り上げられております。
http://www.mrk09.co.jp/
このご協力にそぐわぬよう中国大会も楽しさ一杯の内容になるようスタッフ一同頑張ります。
すでにブースの数では昨年以上になりそうです。

エントリー受付サイトは下記になります。
http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/38243
エントリーは11/3まで!
ぜひお早めにお申し込みください。

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その16:競技力向上と礼儀礼節の方程式)

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「はっきり言います。ひのまるキッズは競技力向上の大会ではありません」

5年前、大会コンセプトを各地で説明するとき、まず最初にでる言葉がこれでした。

どんな大会でも一回戦で負ける人は半分いる。うちは、ここからが勝負なんです。

負けた子供たちに、受け身コンテスト、打ち込みコンテストで点数をつけて表彰状をあげる。さらに、各ブースで親御さんと共に遊び、楽しむ…親子の絆をとことん深める…それがひのまるキッズです!

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って…( ̄^ ̄)

でも、回数を重ね、ひのまるキッズも定着の感が出始めた昨年くらいから、各地ででる言葉が、

ひのまるキッズはレベルが高いので…ちょっと…

んー、なんで?

負けた人が主役、だから弱くていい、いや、むしろ勝てない子供たちのための大会なんだけど…( ̄^ ̄)

でも、どんどん逆にいく(涙) なぜだろう。。。。

そんなとき、ある先生に言われました。

「そりゃ当たり前だよ、永瀬。子は親の鏡って言うだろ。その鏡である子供に向かって『靴を揃えなさい、挨拶をしなさい』と自ら見せている親が育てた子供はしっかりしてるに決まってるんだよ」

確かに…。そして、思い出したのが、2003年の全日本学生で就任10年で見事に母校-中大を優勝に導いた津沢先生の指導でした。

一言で言えば、徹底的に礼儀礼節を重んじることを叩き込む。

思い出すのが最初の二三年経過したときに、まだまだ実績が上がらない中大の学生を見て山下先生が言った言葉でした。

「永瀬、中大は数年で絶対に強くなるよ。礼儀礼節が突き抜けてできている彼らは正直脅威だ」

実際、その通りになったのは前述の通りでした。

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礼儀礼節と競技力向上…。

この関係方程式を解く答えはただひとつ、ひのまるキッズで愚直に信念を貫くこと…なんですが、冒頭に書いたように、果たしてそれをとことん貫いたとき、勝てない子供たちに夢を提供する…そんな子供たちがエントリーしてくれるのだろうか???

じっくり考えたいけど、やるしかない、51歳を迎え人生の最終コーナーを回った今、もうやるしかないと改めて決心した富山の夜です。

いまから、ここから、やるしかないです、はい。

永瀬義規

いよいよ北信越大会!

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こんにちは。
明日、明後日の北信越大会に備えて、先遣隊が現地入りしました。
前回来たのは今月上旬…。
そこから比べると一気に秋になっています!
それでも昨年の大会よりは1ヶ月以上早いです。
秋晴れのお天気を期待しましょう。
さて、今回の大会もイベント&ブースがいっぱいです。
●保護者の部開催!(過去最多14名集結!)
●ご当地アイドルIZM登場&フラメンコチーム アレグリア パフォーマンス!
●ゆるキャラ「ムズムズ」&富山競輪キャラ「ライちゃん」登場!
●射水市テントブース開設!
●塩谷建設ブース
●フジタス工業ブース
●ナイスガイブース
●氷見ひょうたん同好会ブース
●富山競輪スピードチャレンジコーナー
●射水市消防本部からハシゴ車登場
●フィナンシャルプランナーお金占いコーナー
●空くじなしの抽選会開催!
●昨年大好評!軽ワゴン飲食販売車4台登場!
ともりもりもりだくさんの内容になっています。
もちろんひのまるキッズスペシャル講師陣による各種セミナー&コンテスト開催!
勝っても負けても一日楽しめる北信越大会にどうぞご期待ください。

ナイススマイル!

有光さん

本日の写真は、四国大会保護者の部に出場した有光留美さんの一枚です。
試合後に、応援してくれたお子さんのそばでホッとした表情。
母親になってから初めた柔道。この日が人生で最初の試合でした。

有光さんは、この日、母であり選手であり、そしてブースのほうでは
アロマフットマッサージを行っていました。
まさに獅子奮迅の大活躍。
そんな有光さんのお店はこちらになります。
柔道ママならぜひ利用してみてください。
http://www.pola.net/b/pola/info/18152/?kencode=38

いまから、ここから~ひのまる社長の独り言(その15:貴様と俺とは同期の桜=絆②)

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『永瀬さん、イイ人見つけましたよ。私の高校の先輩で、中大の剣道部、確か永瀬さんの同期だと思います。明日の10時にアポを取ったので行ってみてください・・・』

今から4年前。

ひのまるキッズ四国大会を愛媛で開催するにあたって、場所は決まれど、協賛が全く伝手がなく、松山空港を降り立ってとりあえず乗車したタクシー車内で今や『日本一のうどん屋さん』の店主となった柔道家・K君からの電話に一筋の光明を見ました。

ところが、名前を聞いても覚えがない。同期や後輩に聞いても誰も知らない・・・。中大は体育会運動部600名の合宿所があり、柔道部が入っている棟はいわゆる武道棟、剣道部、相撲部が一緒だったため、当然、同期(もしくは前後でも)は知っているので不安は膨らんだが、考えても仕方がないので、そのアポイントメントに足を向けました。

市内の本社ビルに行き、社長室に通されて出てきたその男は、開口一番「いや~、K君から聞いていますよ。柔道部だったんだってね。私は合気道部です。南平の合宿所にもよく行って…柔道部と同じ階でしたよね(笑)」

県内有数の強豪校で剣道に明け暮れていたものの、中大には一般で入学。本人いわく「実力が違うので、でも武道はやりたかったから」ということで、合気道部に。そして一般性なので合宿所には入らずに、でも4年間、一生懸命、合気道をやりきったということ。そして、やっぱり同期でした。

部は違っても、同じ時間で、中大の体育会で武道に青春をかけていた二人が意気投合するのに時間はかかりませんでした。

私のマシンガントークにひるむことなく、瞬きもせずに目をそらさず、しかし、最後はその眼にうっすらと涙がにじんでいたこの武道家は、話を聞き終えて一言、「わかりました。よく、四国にそんな大会を持ってきてくれました。微力ですが私のできることはできる限り協力します」と言ってくれました。

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その次の日から二人で協賛社周りを始めました。

いわゆる地元の名士で、かつて青年会議所ではトップにたち、今も様々な役職を兼任している彼の推薦ということで、政財界、いろいろな方とお会いすることができました。

初回は赤字でしたが、2回、3回、そして先日の4回大会と歴史を刻むことに、協賛社の賛同は徐々に上がってきました・・。そう、歴史を刻んだから・・と思っていました。

しかし、先日、あるクライアントからこう言われました。「正直、最初はあの社長にあそこまで熱心に何回もお願いされたら断れないと思って協力しました。でも、今はこんな素晴らしい大会に協力できて社長には感謝してるんですよ」

「永瀬、つぎいつ来る? ちょっと紹介したいからダメもとで行ってみましょう」

至ってクールな彼からはいつもこんな風に声をかけてもらっていましたので、まさかそこまで根回しをしてくれていたとは・・、涙が出ました。

そして、いつも私の話をじっくり聞いてくれ、毎回、東京に戻った私に激励のメールをくれるんです。

「昨夜はありがとう。こちらが元気づけられました。全ては自分が源となって起きていることです。『動機善なりや私心なかりしか』稲森和夫氏のことばです。あと30年、やれることはいっぱいありますね」

30年・・お互い80歳まで突っ走りましょう!

一見クールガイのニヒルな経営者、実は私以上の熱い感動屋、
三原産業代表取締役・三原英人

http://ehime-president.net/e-mihara

30年、これから何組の親子の絆で感動できるか(笑) 末永く、よろしくお願い申しあげます!!

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北信越大会、トーナメント発表!

四国大会で、円陣を組み気合を入れる紅組の皆さん。このチームで戦うのはこの一度きりでしょう。まさに一期一会です。

四国大会で、円陣を組み気合を入れる紅組の皆さん。このチームで戦うのはこの一度きりでしょう。まさに一期一会です。

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北信越大会まであと10日となった昨日、トーナメント表を発表しました。
参加者のみなさん、対戦相手はどんな選手か気になるかと思います。
そして、開催3回目となる保護者の部。
これまでで最多の14名の選手がエントリーしました。
奇しくも………?
紅組は、新潟・長野・東京の方に加えて地元富山の皆さんの連合チーム、
白組は福井・石川県連合となりました。
みなさんいろいろな経歴がありそうです。
当日まで、体調を整えて、ケガをしないように、
そしてお子さんの模範となるような試合ぶりを期待しています。
それ以外のトーナメントも公式ブログで発表していますので
ぜひご確認ください!
http://hinomaru-kids.jp/hokushinetsu4/

『日本柔道の論点』を読んで

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買ったまま、時間がなくてなかなか読めなかった
『日本柔道の論点』(イースト新書)。
スポーツひのまるキッズの講師でもある
山口香先生が書かれた新書ですが、
ようやく読みました。

柔道関係の仕事に携わるものとして、
非常に勉強になるというか、
考えさせられることの多い書物ですが、
私がとくに興味深く読んだのがコラム
『チャンピオンは空気を読まない』。

私が柔道専門誌の記者時代に、
インタビューをしてきた多くの金メダリストや
チャンピオンのことを思い起こし、
「たしかに。やはり、『変わり者』が多いんだな、
チャンピオンになるくらいの人は」と、
改めて納得したのでした。

いま、「うちの子、変わり者で困る」
なんて嘆いているお父さんお母さん、
もしかしたら、お宅のお子さん、
のちは金メダリストかもしれませんよ!

同書には、岡野功先生と山口先生の対談も掲載されています。
指導者に限らず柔道家の皆さんには
ぜひご一読いただきたい内容です。

スポーツひのまるキッズ事務局 林

いまから、ここから~ひのまる社長の独り言(その14:地べた這いつくばって、泥なめても!)

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『今までオリンピックだの、世界選手権だの切り盛りして、20代からベンツしか乗ったことのないこの男が、深夜バスに乗って、K自動車をレンタルして、三万、五万の協賛を地べた這いつくばって、泥をなめるようにして地方を回っている。
そうやって、毎回、毎回、本当にぎりぎりで開催している。残念ながら、今の全柔連でここまでのことはできない。
だから、この大会を、この男を、永瀬をどうか皆さんも応援してほしい・・・。』

今年の2月、全柔連の問題がいよいよ加熱しだした頃、ひのまるキッズ近畿大会の会場で、インタビューを受けた全柔連強化幹部が最後に記者に語ったこの言葉に、正直、涙が止まらなかった(もちろん、ベンツの話は大袈裟ですが…(笑))

『永瀬さんは、なぜそんなに地方営業にこだわるのですか? 正直、そこまでのバイタリティーで同じような時間を費やして東京を回れば、倍、いや円が一ケタ違う協賛金が集まるのではないですか?』

最近、公私ともに言われるこの言葉に、ある確信をもってこう答える。

『確かにそうかもしれないけど、東京の人間が東京のお金でひのまるキッズを開催して、その開催地区の人たちは本当に自分たちの大会と第一人称で考えられるとは到底思えない。ひのまるキッズは三角形の頂点を目指す競技強化の大会ではない。柔道なら、道場の、家族の、そして親子の絆を深めるイベントなんです。内容も地方自治体を巻き込んで、様々な催し物をチャレンジしてもらう。強い選手だけではなく、いや、むしろ負けてから楽しめるように、連盟と一緒になって子どもたちを盛り上げるんです。
その基盤となる運営資金も絶対に地元の企業から出なければならないと思うんです。自分たちのために出したお金は絶対に続きます。我が町、我が村のために開催した企画には例え市長が変わっても、自治体は続けてくれます。だから、まずはこの情熱を言い出しっぺの私が直接ぶつけなければならないのです』

人によっては、

そんなことを言っても、資金がなければどうしようもないじゃないか。

財産をすべてこんなことになげうって、意地になっているだけじゃないの??

と言われます。

でも、今回の四国、北信越、中国に至っては、行くところ、行くところ、すべてにおいてご協力をいただけるようになり、また、なによりうれしいことに、各開催地ごとに応援団もできて、イベントやアトラクションに関しても充実しつつあります。

信念を持って己を尽くす。

フェイスブックでもたびたび(というか毎回しつこく(笑))書いていますが、絶対に世の中に『いい事をやっていれば、必ず成功する』ということを、残ったスタッフと一緒に具現化していきたいと思います。

いまから、ここから、地べた這いつくばって、泥をなめても…です!!

永瀬 義規

いまから、ここから~ひのまる社長の独り言(その13:お-も-て-な-し-と暴力根絶)

20130929_094513ひのまるキッズ四国大会の開会式。

来賓の遠藤副市長のスピーチを聞いていて、スゴく心に刺さった言葉がありました。

「7年後に開催が決定した東京五輪。非常に楽しみです。さて、その招致スピーチで使われた非常に心に残る言葉があります。
『お-も-て-な-し』です。おもてなし、に必要なことってなんでしょうか?それは相手の事を第一に考えるということです…」

私は常々、柔道の良いところを挙げるときにこう言います。

『柔道は、常に相手と組んで、相手の動きを五感を使ってリサーチし、一瞬のうちにそれを判断しなければなりません。つまり、柔道の稽古、試合によって相手の事を一生懸命考えるということを四六時中考えています。相手の事を一生懸命考える…これは、生きていく上で一番大切なことだと思うんです…』

今、柔道で問題になっている暴力問題。

正直、私も含めて「そんなこと(いわゆる理不尽な過度の注意を受ける)は、学生時代当たり前で、社会に出ればもっと理不尽なことがある。だからその予行練習と思って受け止めれば良いし、逆に今考えるとそれによって自分自身が強くなれたと思う」なんて、食事の席などで語ることもあります。

また、逆に一生懸命指導してる先生に対して、ただ単純にその指導が厳しいから、自分が楽になりたいかと学校に訴えかけ、学校側もよく調べもせず(調べる術を知らない?)安直な判断をするというケースも最近よく見かけます。

教育上、体罰は必要なのかどうか…、答えはもちろんNOです。

セクハラもパワハラも、された本人がそう感じればそうだと聞き、ちょっと首を傾げてしまうこともあります。

でも、一つ、そもそもの大前提で一番心掛けておけばいいこと、それが

常に(自分の身になって)相手の事を考えるということではないでしょうか。

後輩が、教え子が、部下が、子供が、何か失敗をしてそれを正すとき、果たして自分だったらどうされたら本当にその過ちを悔い改められるのか、または、自分がどうされたから改める事ができたのか…。

相手の事を常に考える。

この原点が問題解決の大きなヒントになるような気がして、いや、なると確信し、やっぱり柔道は素晴らしいんだ、と、それまで
のもやもやが少し解決できたような気持ちで開会式の子供たちの顔を見ていました。

いまから、ここから~この子達の明るい未来のためにできることを!

永瀬義規

ひのまるキッズ“常連親子”を見て感じる親子の絆

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スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会は
4月の関東大会から始まり、2月の近畿大会まで
全国各地で年間8大会開催しています。

オープン大会なので、どの大会も、どこからでも参加可能ということで、
地元の大会以外にも複数出ていただいている、
いわゆる“常連”さんもたくさんいらっしゃいます。
いつも2位か3位で、なかなか優勝できないI君も
そんな常連選手の一人。

I君のお父さんお母さんは、私のことを見つけると
必ず元気に声を掛けてくれます。
そして、ひとしきりI君の近況を話したあと、
「今度こそ優勝だよ!」と、
威勢よくI君にハッパをかけ、
当のI君は「うん」と答えながらも、
順位にはそんなには執着していない様子が、
なんとなくバランスがよくて、
いい親子だなぁと思うんです。

大会の最中、私は持ち場(主に受付)を離れることができず、
ほとんど試合を見ることはできませんが、
試合結果はどうしても気になります。

試合後のトーナメント表を見ると・・・
「残念、また2位だったかぁ」。

目標は今回(東海大会)も達成できませんでしたが、
親子で、「優勝」という目標に向かい、
一緒に頑張っている姿は本当に好感が持てますし、
親子での時間を大切にしているのは
素晴らしいことだと思います。

そのほかにも常連の親子はたくさんいます。
そして、皆さん、親子で大会に出ることをとても楽しんでいるようです。
他地域の大会は未経験という親子も、
ぜひ、チャレンジしてみませんか。
「親子で参加している」という感じが強くなり、
“親子の絆”を、より実感できるのではないかと思います。

スポーツひのまるキッズ大会事務局 林