GW真っ只中の3~5日に開催したスポーツひのまるキッズバスケットイベント
『第1回月刊バスケットボールカップU12』
は、お陰様で無事成功裏に終了することができました・・・。
実は、この文章、決勝戦前の少し空いた時間に書き出したものの、
はて、我々の仕事の評価ってなんだろう・・と、なんだか急に疑問が湧いてきてしまい、そこから先をかけずに固まってしまいました。
それは、
丁度その時、月バスカップを初回から支えてくださっている協賛企業の社長がスタッフルームに顔をだしてくださり、
「いやあ、実は担当者が変わってどうなることかと思っていたんだけど、何とか無事に終わりそうだねぇ」
とお声をかけてくださったときの事でした。
正直、私的には、今回の担当替えでこれまでの不安が一気に払拭されて、その理由の何もかも、その社長には説明したつもりでした。
でも、(もちろん、社長には悪気はないのですが)、前述のお言葉に「え、そんな風に思っていたのですか・・」という驚きと、その社長に関しては、運営のプロセスではなく、全てを結果で判断するのだなぁと思い、少し落ち込んでしまい、固まってしまったのです。
ただ、これは当たり前のことで、正直、社長は我々に対して『できて当たり前』が大前提にあり、その『できたこと』を評価してご協賛し、応援してくれるわけで、『できるまでのプロセス』に対価を提供してくださっているわけではない・・と、しみじみと感じました。
できるまで、やる。
の『できた』は、
大会ができた・・ではなく、大会を通じて、
参加者の『親子の絆』が深まり、『子供たちと夢』が近づき、
協賛社(者)に求めているもの(事)をしっかり渡せて、
関係している全ての人たちに充実感を提供する
ことが、できて、初めて言えることだと改めて思い、このことをスタッフと分かり合えるまで共有していこうと心に誓いました。
そして、決勝戦が始まると伝えられ、コートに向かった私の目の前に飛び込んできた光景に、『俺は何をフニフニ考えてるんだ!』と震えが出ました。
それが、巻頭の写真です。
そこには、決勝戦が始まるコート以外のところで、彼らの邪魔にならないように音を立てずに、机やいすを片付け、モップで床を黙々と拭いてる大会スタッフ・上武大学女子バスケットボール部の方々の姿がありました。
なにが、『成功裏に終了‥』だ、まだまだやるべきことは終わってないじゃないか・・・。
今回で一番勉強しなければならないのは、誰であろう、私だったのです。猛省。
いまから、ここから、『できて当たり前』を突き詰めます!
永瀬義規