いよいよ来年は東京オリンピック。
来年のその時は長期休暇で相方とゆっくり・・。
と思っていましたが、どうやらそうもいかなくなりそうです。
その決断は、師匠の一言。
『56歳か! うん! 俺のシドニー五輪の時の歳だな!!』
先週の金鷲旗の帰り。羽田空港からのモノレールで一緒になったときに発されたこの言葉。
『先生、自分ももう56歳ですから、あとは限られた先のことを考えています』
という言葉に、良いも悪いも言わず、いつもの力強い声で返してくださいました。
え! そうだ。19年前のあの時、目の前に日本選手団総監督としていらっしゃった先生の歳に自分もなったんだ・・
と思った瞬間、その一方で、
おいおい、あれから19年・・。先生はさらにいろんな決断をし、いろんなことをまとめ上げ、そして、いろんなことにチャレンジし続けている。そして、このモノレールの中で、まだこれからの柔道界を真剣に話している。
いったい、俺は何やってるんだ!!隠居かよ!! おいおい!!!
帰宅して、相方に一言。
俺、あれ、受けるよ!
相方は、ただニッコリ微笑んでくれました。
ここに一枚の写真があります。冒頭の写真。
19年前のシドニー五輪、開会式直前のワンカット。
左から、佐藤宣践日本選手団総監督、私、井上康生選手。
さあ、来年の東京五輪、当時の佐藤先生の一つ年上になった私のそばには誰がいるのでしょうか? 楽しみです。
あ、
私が受けるポジションですか? 日本武道館で行われる競技は全て見守れる場所にいることになると思います㊙
詳細は、後日!!!
いまから、ここから、そう、ここから!です。
永瀬義規