おおお!元気か?心配していたんだよ。
それで、どうなんだ?? ん? ん??
世界柔道選手権最終日。
富山出張前に挨拶しないと・・・
と思って、日本武道館関係者入口を入ったとき、偶然、いや、必然で目の前に現れたのが(すみません)、中村博之先輩、開口一番に冒頭のお言葉をいただきました。
大学時代、数々の名選手として教えられていた母校の先輩の中で、現役時代はお会いできなかったこの柔道家と初めてお会いできたのが、1989年ベオグラード世界柔道選手権の会場でした。
実は、近代柔道編集部に配属された最初の時に海外情報のページを任され、その時にカナダのナショナルチームのコーチとしてご活躍の先輩と(当時はFAXと手紙で)やりとりさせていただいたため、初めてお会いしたのにも関わらず、非常にフランクにお声がけいただいたことを覚えています。
その後、海外の情報ではなにかにつけてご連絡を差し上げ、その都度、懇切丁寧にご説明いただきました。
1991年に渡米した際、すぐにカナダにお伺いし、その時もこれからの人生、それに対して今やるべきことをご自身の体験談を交えてお話しいただき、我がごとのように心配してくださいました。
そして、前回でも書きました私が帰国しなければならなくなった時、ハミルトン世界選手権会場で一言
うん。うん。お前なら大丈夫。思う存分やれば良いよ!!
と背中を押してくださったのも先輩でした。
あれから、もう26年。
その間から現在に至るまで、ここには、書ききれないほど心配をかけ、そのたびに常にポジティブにアドバイスをいただいておりました。
特に、今から6~7年前。本当に厳しかった時にお会いした時、
お前、大丈夫、大丈夫! でも、少し休んでも良いんじゃないか?まだこの先の人生長いぞ!!
と言っていただき、それまで一杯いっぱいだった気持ちがフゥ~と楽になったことを昨日のように覚えています。
そして、まだ、56歳になっても心配をかけている自分。
別れ際に、ひのまるキッズの関東大会プラグラムをお見せし、上村館長、山下会長の祝辞を見た時、
お前も、遠回りしたけど、よくここまで来たなぁ・・よくやった。大したもんだよ! 嬉しいねぇ~
と我がごとのように喜んでいただき、熱いものが込み上がってきました。
最後に、おお、お前ももう56歳か!! 俺も77歳だよ!! そうかそうか!
とナイススマイルで撮ったのが冒頭の写真。
よおし! いまから、ここから!!!
と気合を入れざる負えないですよね。
いまから、ここから! ぶっとい絆に大感謝です!!!
永瀬義規
P.S 中村先輩のことは、ここで紹介されています!!
https://www.bunbuichido.net/montreal-shidokan-present/