東京オリンピック、史上初の延期が決定しました。
実は期間中、組織委員会スタッフとして、日本武道館における競技(柔道、空手)のメディア対応最高責任者という立場をいただいておりました。
期間中だけのお手伝い
正直、私にとっては以前経験したアトランタ、シドニー五輪においても日本選手団の一員としての参加でしたので、今回もそのつもりの準備しかしていませんでした。
でも、選手は違います。言わずもかな、です。
そして、今の組織委員会で招致から携わってきた人々は6年越しの夢が一年延びたということで、そのモチベーションを継続させることは大変なことだと察します。
察することしかできません。
ただ、今回の延期で多くの代表に選ばれた選手の
『自分の努力できる時間が増えたと思ってその日に向かうしかない』
『かりに代表選考をもう一度やったとしても、その時に最高のパフォーマンスができるように準備するしかない』
というコメントを聞いて鳥肌がたちました。
さらに、身近の組織委員会のメンバーからも
『1年延びたということは、その分、これまでに補えなかったことを反省し、もっと良く、もっと深くフォローすることができる。永瀬さんも準備お願いしますよ!』
と笑顔で応えられた時には感動で涙が溢れてしまいました。
これまで経験したことの無い不測の出来事。
でも、だからこそ、後悔している場合ではなく、ある意味、開き直って自分のできることを深く深くやりつくし、大きな夢を掴もうじゃありませんか!!
いまから、ここから、夢はでっかく、根はふかく
気張りましょう!!
永瀬義規