いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その353;懐かしの『一本お願いシマッス!』)

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先週のここで紹介しましたが、私が柔道専門誌『近代柔道』の編集長時代の3年弱。とにかく、やりたいことをやりたい放題させていただきました。

幸いにもその3年で発行部数も収益も面白いようにずっと右肩上がりで、とにかく右腕の林とともに(今もそうですが)、いろんな意味で中身のとんでもなく濃い青春時代を過ごすことができ、周りの人たちに感謝の一言しかありません。当時は調子に乗りまくっていましたが・・・反省。

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その中で、前述した柏崎先生の

『NEWAZA OF KASHIWAZAKI』

と共に、私が編集長となって立ち上げた新連載で本当に忘れられないのが、

『斉藤仁5段の一本お願いシマッス!』

今は亡き斉藤仁先生より、

おう!永瀬。お前が編集長になったお祝いになんでもしてやるから言ってみろ!!

と言われ、

じゃ、先輩! 対談のホストになって新コーナー作りませんか?もちろん、二人で会いたい人にバンバン会っちゃいましょうよ(笑)

とお願いしたら、面白い!やろう。の二つ返事で成立したこの企画。

もちろん、先輩はノーギャラ!(笑)

手元にバックナンバーが揃って無いので、黄金のラインナップはうろ覚えですが、鈴木大地さんから始まって、小林まことさん、浦沢直樹さんの柔道漫画二大巨匠から、当時女子プロ人気ナンバーワンのキューティー鈴木さんまで・・・。

とにかく、二人でジャンルは関係なく様々な人にアタックしまくっていました。

その中で、印象深いのが俳優の桜木健一さん。

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そうです、我々の世代なら誰もが憧れた・・いや、我々の世代の柔道家が柔道を始めるきっかけダントツナンバーワン(あの、山口香先生も!と聞いたような・・)のテレビ番組

柔道一直線

の主人公の桜木さんにどうしても会ってみたい!とダメもとでオファーし、快諾していただいた時の嬉しさは今でも覚えています(斉藤先輩はキューティー鈴木が一番うれしそうでしたが(笑)スミマセン(;^_^A)。

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そして、対談もさることながら、この時、斉藤先輩が起用された広告を連載頭の対抗ページ入れさせていただき、今では当たり前の手法(古いともいう)ですが、誰に教えていただくわけでもなく、広告を取るために・・・と一生懸命考えて実現した『広告見開き対抗』が実現した成功体験が、今の仕事の礎となっているんです(巻頭写真)。

このページを見てしみじみと、小さな成功体験が大きな自信につながると再確認しました。

今、スポーツひのまるキッズチャンネルを担当し、毎日毎日、企画を出してはダメだしされる『動画三銃士』のスタッフに、早くその日が来ることを祈るテレワークの日々です(笑)

いまから、ここから、その日が楽しみで仕方がありません。

永瀬義規

 

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