いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その372;人は心で動く)

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東海大会中止から2週間が経ちました。

何とか延期開催を!

と会場、関係者との交渉を黙々と続けているスタッフを横目に、東海大会11周年企画のスポーツひのまるキッズ通信Vol.11の巻頭原稿を書くべく資料集めをしています。

東北大会特集の時もそうでしたが、過去の写真データを振り返っていると、その時、その時の出来事が頭の中を走馬灯のようにグルグルと回り始め・・・、そうなったらもう大変。

あの時のこの子は今どうしているんだろうか

あの時のこのシーン。もっといい写真はないのかな

そういえば、この時こんなことがあったなぁ

結局、始めても全く進まずという状況が続いています。

まさに、

一進一退(笑)

そんな中で、第1回の大会資料を見ていたら、

あれ、今回、俺はここまで熱くやりたい思いを伝えていたんだろうか?? 

という気持ちがムクムクと湧き上がってきました。

そこには、

第1回の開催ポスター(巻頭写真)

大会前に東海エリアで一生懸命配った団扇

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さらに、大会後に制作した大会review

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数々の制作物がありました。

もちろん、当時はスタッフも十分にいたし、初めての大会のため全てが手探り状態で、とにかく、やれることはすべてやろう!ということだったと思います。

11年が経ち、様々なことが洗練された・・・し、規模拡大のため、一つ一つの大会に対してかけられる時間も限られる・・・のも事実です。

でも、時間が無いなら無いで、その分、熱情を持って大会開催に向かい合っていたのか・・・というと胸を張ってYESと応えられない自分がいます。

そんな代表が、スタッフにとやかく言えるわけはないんですよね。

今回、

畳引きのスタッフがいないのなら手伝うと最初に手を上げてくださった協賛会社のスタッフの皆さん。

中学、高校生が補助係員として参加できないのなら、私たちができることをやると買って出た名城大学柔道部の皆さん。

足りない部分だけに目が行き、肝心かなめのところに情熱をもって説明していなかった己の未熟さ、甘えを心の底から反省しています。

できなかった理由はそこでした。

そして、この二週間。本当に親身になって延期開催の可能性を模索してくださっている関係者には心から感謝の気持ちで一杯です。

正直、今回のコロナ禍に対して打つ手は限られ、どうしても越えられない壁は存在します。厳しい状況です。なので、潔い決断をするのも私のしなければならない責務と思っています。

人は心で動く。

いまから、ここから、動かすための熱情はまだまだ持っています。

永瀬義規

 

 

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