柔道で家庭円満! 温かい気持ちになった九州大会・保護者の部

白垣さん01
「お母さんガンバレ~ッ!」
「頑張れ、パパ!」
試合場の周りを囲むように座った子供たちの
元気いっぱいの応援合戦もあり、
九州大会の保護者の部は、過去最高と思えるほどの、
大変な盛り上がりとなりました。

なかでも、大きな声で応援していたのが、
福岡県から来た白垣さんの3人のお子さんたち。
2人のお兄ちゃんに負けじと、会場中に響き渡るような
大きな声で声援を送った一番下のお嬢ちゃん。
先鋒のお母さんのときには元気全開でしたが、
6試合目のお父さんのときにはなぜか泣き出してしまい、
お父さんへの応援は中断。
お母さんがヒザの上に乗せてなだめ、
お兄ちゃんたちは、ちょっと妹のことも気にしながらも
お父さんに声援を送るという、
なんとも、ほのぼのとした光景でした。

白垣さん03

今回、お父さんお母さん、そして長男・優臣君(宇美町柔道少年団 2年生)の3人で
出場していただいた白垣さん一家。
ご主人の貴英さんは中国大会に続いての参戦で、前回は豪快な大腰での一本勝ち。
今回は引分でしたが、見せ場は十分に作っていました。
唯一の女性対決の先鋒戦を戦った幸子さんも、やや優勢に攻めての引分。
“無難な”引分に胸をなでおろしている様子でした。

今回、ご夫婦で出場したのは、奥様の幸子さんの実家が宮崎で、
おじいちゃん、おばあちゃんに孫の優臣君の試合を見せたかったことが
一番の理由ということでしたが、「せっかく来てもらって、息子が1回戦で負けてしまったら申し訳ないから、家内(幸子さん)と、ついでに私の試合も見てもらおうと思いまして」と貴英さん。
すかさず、幸子さんが「数で勝負です」と笑顔。

話をおうかがいした時には、下のお嬢ちゃんは、
観客席のおじいちゃんのところに行ってしまっていましたが、
お孫さんたちの元気いっぱいの姿と、家庭円満なところが見られ、
おじいちゃんおばあちゃんは、さぞ嬉しかったことと思います。

素晴らしい柔道一家のお話を聞けて、
とても温かい気持ちになれた九州大会、保護者の部でした。

スポーツひのまるキッズ事務局 林

白垣さん02

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