いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その34:言うは易く、行うは難し)

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先日の近畿大会で、お陰様で35回の『スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会』を開催することができました。
正直、2009年4月に関東大会を始めたとき、社員でさえ、「これでどうやって収益を上げるんだ」と疑心暗鬼の
スタートでした。

あれから35回・・・。

心が折れかかったことも数回あり、その度に応援してくれる人々、頑張ってくれている社員、そして支えてくれる
家族の助けでなんとかここまでこれました。

本当にありがとうございました。

先日、引っ越しのため、荷物の整理をしてたら、昔の手帳がどっさり出てきて、ページをひっくり返して当時のことを思い出していました。

そして、面白いことを発見しました。

ちょうど近代柔道の編集長になった25歳くらいからの記録でしたが、編集長~渡米~帰国そして、二度のオリンピック、全柔連、
古巣に戻って常務取締役・・・と、週に一回は「まだまだできる、もっと頑張らないと」って書きなぐっていたのと同時に、
常に人のことばかり「●●がこう言った、●●はどう思っているんだろう」と愚痴めいた言葉がいつもそこにはありました。

ところが、創業して「ひのまるキッズ」を始めてから、それこそ、人に裏切られ、収益がまったく上がらず、常にどん底(笑)の
毎日なのにかかわらず、そのメモには「いまから、ここから!」「一日一死で悔いなく行こう」と自分に対しての叱咤激励が
そのほとんどをしめているのです。

そして、極めつけは「動機善なりや、私心なかりしか」

ただ、これを今までは少し違った解釈をして自分自信を奮い立たせていたことに先日気が付きました。

四国の友人がよく使う、彼の師事する稲盛さんのお言葉ですが、私は、『無欲に良いことをやっていれば必ず成功する』と勝手に
解釈して、ことあるごとにこの言葉を掲げていました。

ところが、先日、その友人と話していたら、「永瀬、たしかにそうだけど、俺は『事業を始めるときに、その事業を始める動機が
良いことかどうか、そして、その事業で利益を上げた時には自分に使うのではなく、その利益をまた良いことに使う。そうすれば
その企業は世の中に必要とされる存在になり、多くの人に支えられ、もっと大きくなっていくんだ』と理解してるよ」と言われました。

自分自身が、毎日、毎日、一日一死の思いで精進するのは当たりまえ。そうやって積み上げた利益をまた、世の中のために使って
こそ、本当の成功が生まれる・・。

言うのは簡単だけど、行うのは難しい・・。

そして、6年前の会社創業時に妻からもらった一枚のメモ。
『新会社設立おめでとうございます。長年の夢が叶って良かったね。そんなあなたに”Save for rainy days”という言葉を贈ります。
景気のいい時こそ、悪い時に備えてしっかり貯える会社にしてください』

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どこまでいっても『良いこと』をやりつくし、その収益は世の中のために有効に使い、健全経営で社員の生活を守る!!

言うは易く、行うは難し。  でも、必ずやります!!

いまから、ここから、新年度を迎えるにあたり、『有言実行』を今一度心に刻みます!!

永瀬 義規

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