私事で恐縮ですが、次女が大学に合格しました。
ホッとひと安心ではあるのですが、同時に、
入学金・授業料と怖いくらいの金額がかかることを改めて思い知らされ、
ちょっと途方にくれているところです。
2年前に、長女で同じことを経験しているわけで、
当然わかっていたことなのですが……、
「親って大変だなぁ」とつくづく実感するとともに、
自分が大学に入るときにも、
両親が同じような苦労をしていたんだなぁと思うと、
申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちになります。
「大学を卒業させるまでは親の役目」
そう思って頑張っているお父さん、お母さんも
たくさんいらっしゃると思います。
私自身もその一人ですが、果たして子供たちが
その気持ちをどれだけ理解しているのか……?
「感じているのなら、少しは普段の生活態度で示しなさい」と
小言の一つも言いたくなりますが、
言ったところで、親の一人相撲みたいになってしまいますしね。
それに私自身も、その年齢の頃には、
やはり親の苦労をわかろうとはしていませんでした。
大学入るのに、浪人までしてしまいましたし。
「周りのみんなも浪人しているし、浪人させてもらうのは当たり前」、
親への感謝は「卒業して、社会に出て出世して返す」くらいに、
簡単に考えていたと思います。
それが、社会に出て、結婚して、子供が生まれ、育てているうちに、
そんなことはすっかり忘れ、親よりも子供が最優先になっている――。
でも、それがある意味、連綿と続いていく親子の絆、
家族のつながりなのかなぁと、勝手に解釈しています。
自分がそうだったように、
おそらく子供たちも、自分が親になった時に、
いろいろなことに気付いていくんだと思います。
とはいえ、少しは親孝行らしいことしなくちゃなぁと、
つくづく感じている今日この頃です。
(写真は少し前ですが、東京・赤坂の豊川稲荷にお参りした際、「その通りだなぁ」と思って撮影した言葉です)
スポーツひのまるキッズ事務局 林