7月8日。日本中が騒然となった元総理大臣・安倍晋三氏射殺事件。
民主主義の根幹を揺るがす、あってはならないこの事件に、こんなに日本国民が驚き、悲しんだ週末は無かったと思います。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。
さてその日は、昭和37年度生まれの経営者の会『虎の会』の久しぶりの集まりで、2002年発足時に『還暦をみんなで祝うまで頑張ろう!』という夢が実現しました。
兼ねてから予定されていた当日は、赤いちゃんちゃんこが用意され(私を含め3人は遠慮してしまいましたが(笑))、記念撮影。
印象的だったのは、どちらかというといつも弾け大騒ぎ気味のメンバーが一言ずつ、静かに、でも熱情を持った言葉でコメントしたことでした。
それは、たぶん会合場所の個室に掲げてあった一枚のサインを見た後でのものだったから・・と強く感じています。
巻頭の写真、安倍氏が現職総理大臣の時に書いたと思われるその色紙に力強い文字が、
夢
メンバーのコメントが、若き日、どんな気持ちでいてそれにどのように対峙してきたか・・といった話に集中したような気がしました。
という私は、いつも通り、
自分の夢を語り、これからのビジョンを連呼していましたが・・(苦笑)
夢
本気で夢を叶えたいのなら、あふれんばかりの情熱が必要なのよ。
学生時代、テレビで見たマリリンモンローの生涯を紹介した番組で爆発的に納得した発言
人としてうまれたからには、太平洋のように、でっかい夢を持つべきだ
大学を卒業して今一度読み返した『龍馬がゆく』で心に刻み込まれた文字
人生において最大の不幸は、夢を叶えないことではない。
叶えたい夢を持たないこと。
会社創立時に尊敬する経営者を訪ねた時、社長室で眼に入ったある高校野球名監督の色紙に書いてあったこの言葉
そして、
夢はみるものではない、叶えるもの。そして、その夢を叶えるための努力の積み重ねが人間力を付け、その努力を共にできる仲間がこの上ない宝物なんだ
と毎日のように連呼しまくっているのが今の自分です。
夢
同じ夢ではないものの、それぞれの夢を持って生きてきた仲間と祝う還暦の席に出会ったこの文字をいま改めて突き詰める
そんな日となりました。
いまから、ここから。生きている限り、夢を持って!!!
永瀬義規