いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その480;『わかる』から『できる』への道程!)

先輩、わかるとできるは違いますね。難しいけど、辛抱強く寄り添っていきますよ!

先週開催された第14回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会。

6年生軽量級の決勝戦を控えていた一人の指導者が、私を見つけると駆け寄り発した言葉がこれ。

バルセロナ五輪日本選手団柔道主将、当時の世界チャンピオンとして金メダル必勝を期待されながらもまさかの敗退。

その後、二人の息子を立派に育て上げ、一時は柔道界から離れていたものの数年前から道場を復活させて今回ひのまるキッズ初参加。

様々な経験をした彼だからこそ、冒頭の言葉に重みがあり、考えさせられるものがありました。

わかるとできるの違いとは何か・・・。

簡単に言うと

わかるは、インプット
できるは、アウトプット

少し前のここでも書かせてもらいましたが、今の世界、わからないことがあればすぐにインターネットで調べることができ、あっという間に世界中の情報も手に取ることができます。

ただ、言葉を選ばず言わせていただくと。

簡単に膨大な情報を手にすることができることにより、苦労してものを成し遂げることの大切さ、その情報への執着心も薄れているように思えます。

また、調べればいいや・・・・

という感じです。

これは、先日、経営者の仲間と話しているとき、『いや、最近は人をとってもすぐに辞めてしまうケースが以前に比べて格段に増加している』

と皆さん口を揃えて困っている様子を拝見した時に感じたものと共通していました。

いやなら、辞めてすぐに他に行けばいいや・・。

といったところでしょうか。

でも、どうでしょう。

いくら、インプットしても(最近はそのインプットも放棄して投げ出すケースがありようですが、それは論外ということで・・)、仕事はそれをアウトプットできて初めて成り立ちます。それでは、アウトプットして『できる』ようになるにはどうすれば良いのでしょうか?

世の中、様々な答えはあると思いますが、ひのまるキッズにはそのヒントは沢山あります。

『ひのまるキッズ六訓』の六つの心を持って試合に臨み、イベントで楽しむことが何よりも代えがたいことだと明言しているからです。

そして、それが何よりも大切だということがわかった瞬間、寄り添い、褒めて、認めてくださる親、指導者、そして講師がそれができたことの目撃者、証言者となってくれ背中を押してくれる、わかるからできるの道程を明確に示してくれる・・・。

見事優勝を果たした瞬間、ガッツポーズをしてしまった教え子を畳の外で向かいいれ、最後の礼を共にきっちりをしている後輩の姿を見ながら、我々のミッションであるスポーツひのまるキッズというテーマパークをより充実したものにしないといけないと、改めて思った福岡の熱い日でした。


考えなさい。
調査し、探究し、問いかけ、熟考するのです。(ウォルト・ディズニー)

いまから、ここから、実行あるのみです。

永瀬義規

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