いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その47:伝えることの難しさ)

今日は東京学生優勝大会でした。

FBにも書きましたが、母校・中大は準々決勝で優勝した東海大学に7-0の、それも
全試合一本負けという、たぶん柔道部始まって以来の最悪の結果を残してしまいました。

20140525_143750[1]

負けた選手たちに、坂本監督を始め指導者が一人一人選手にコメントを残しました。

その中で、現在コーチを務めている矢嶋先輩の言葉がとても印象的でした・・・。

いいか、お前ら、今日は完敗だった。でも、内容はそんなに悪くはなかったぞ。ただし、
一つだけお前らに約束して欲しいことがある。

絶対に自分の力を『ここまでだ』とあきらめてしまわないでほしい。決めつけないでほしい。

お前らはまだまだ伸びる。

でもな、『ここで終わりだ』とか『これで精一杯だ』とか思った時点でお前らは終わってしまうんだ。

いいか、何度でも、何度でも言うぞ!! 

お前らの実力はこんなものではなーーい。

絶対にあきらめるな!!

明日から、一緒にやろう!!!!

Screenshot_2013-11-23-10-57-06

以前にも書きましたが、6年前にスポーツひのまるキッズを立ち上げたとき、

「絶対に続くわけがない、いったいどうやって収入をえるんだ・・」から始まって、
「こんな内容で協賛が集まるわけがない」・・・最後は「これは永瀬社長しか
できない営業だ」と人がドンドン離れていった。

そんな時、大会運営で必死になっているスタッフを含めて、俺は社長としていったいどんな言葉をかけたんだろう・・。

なんでできないんだ?
なんでもう少し頑張れないんだ?
なんで何度も同じ失敗をするんだ?

なんで、なんでっていつしか自分に対しても攻め込んでいたように思える。

でも、最近になってほんの少し先が見えてきたとき、

できないわけがないから、もう一回説明してみよう。
頑張らないくてもいいから、一緒に気張っていこう。
失敗は成功の糧だがら、ドンドン失敗してもらってそれを肥しに伸びていこう。

って少しずつ、思えるようになってきた。

そして、残ってくれた社員が本当に愛しくてたまらなくなってきた・・・。

先日、香川県高松の後輩(経営者としては大先輩の柔道家)に

永瀬さん、少し、自分の生活の時間配分を変えてみたらどうですか?
他社の社会貢献のお手伝いも大切ですが、自社の社員の幸せももっと大切だと思います。
時間を社員に向けてください、もっと語ってください。我々に話すように真っ向勝負で
社員と向き合って熱く語り合ってください。そうすれば、もっともっとよくなりますよ!!

って言われたことが、なんとなくわかったような気がしました。

もう少し早くわかれば・・・、失うものもなかったかもしれませんが・・・。

20140522_095534

ええい!!! 失敗は成功の元!! 後悔先に立たず、です!!

いまから、ここから、やってやれないことはない! やらずにできることもない!! やりきりますよ。

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その47:伝えることの難しさ)” への1件のコメント

  1. 「ここまで」と「ここから」は同じ言葉なのにまったく違う意味ですね、どんな時でも
    「ここから」と娘に伝えていきます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です