久しぶりの帰省

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私ごとですが、
田舎の母から、小学生・中学生時代の
通知表などがまとめて送られてきました。
30年以上、ものによっては40年以上も前のものですが、
ずっと大切にしまってあったようで、
文字のかすれもなく、きれいなままでした。

私が会社から帰る前に、中身を見た家内からは、
「ずいぶんと落ち着きのない子だったみたいね。
子供の頃のやんちゃぶりが目に浮かぶわ。
これじゃあ、娘たちがうるさいのも当たり前、
血は争えないね」とふくみ笑い。

たしかに、子供の頃は、いつも担任の先生に、
「ちゃんと座って、話を聞きなさい」と怒られ、
廊下にバケツを持って立たされたことも
一度や二度ではありませんでした。

大人になってから、自分のことは棚に上げて、
子供たちに、「静かにしろ」とか
「少しは落ち着きなさい」なんて言っているのが、
ちょっと恥ずかしくなるとともに、
相当、先生や親には迷惑をかけたんだなぁと
いまさらながらに思います。

そんな荷物が届いたからというわけではありませんが、
日曜日に、病床の母を見舞うため、久しぶりに帰省しました。

耳が遠くなり、電話での会話も難しくなっていたため、
母と話すのはおよそ1年ぶりでした。

ベッドに横たわった母から出てくる言葉は、
私の身体のことや家族のこと。
私はというと、親孝行ができていないことを心で詫び、
いくつになっても、私の心配ばかりしてくれる母に、
感謝するばかりでした。

夏には、母親の好きな、
とびきり甘いスイカを持って、
帰省したいと思います。

ひのまるキッズ事務局 林

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