いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その63:継続は力なり~やり続けることの大変さとやりがいのバランスシート)

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スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会は、なんとか無事に記念すべき第六回大会の幕を閉じました。

六年連続出場七名、復興支援企画で招待三組を含む参加者の熱き戦いに感動し、各所でみられる親子の絆に自分たちの
やっていることが間違っていないという確信も生まれつつあります。

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ただ、正直、全国八か所の中で、今やほかの地区に比べて「大きな赤字大会」となってしまったこの東海大会に対して、
この数週間、重大な決断をしなければならない状況にあったことも事実です。

協賛社の激減、参加者の減少、行政・自治体の非協力・・・。

本音を言うと、この名古屋という土地に対して、自分自身、ある種の思い込みから営業に関しいても足が遠のき、
自治体に対しても折衝は部下に任せ、協賛が取れないことも『すべては土地柄のせい』みたいなところがありました。

そして、足が遠のけば、遠のくほど(当たり前ですが)協賛収入減少の一途をたどり、自治体の参加は皆無になり、
唯一うまくいっている柔道連盟との関係にも影響がおよび、参加者減につながっていきました。

そんな中での、今大会。

皮肉にも・・

大会自体は、今までで一番効率よく、進行もスムーズに行われ、少ないながらも訪れた協賛企業の方々からもお褒めの言葉を
いただきました。

そして、何より、今期よりその任を任された柔道連盟新会長からは「この大会だけは、大切に守っていきたい」というありがたいお言葉も
いただき、新しく参加した講師からも再会を約束していただきました。

そして、何より、お手伝いいただいた役員、補助係員の学生たちの働きぶりにただただ感動し、終わってみると8大会中一番完成度の
大会となっていました。

その原因は・・、

それは、6年間継続したという実績、それがすべてだと心底痛感しました。

そして、それまで最高のパートナーにおんぶにだっこでいたことを気づいていたのにもかかわらず、あえて現状を直視せず、
何かにつけて、土地柄や苦手意識で逃げていた自分自身に、腹がたって腹が立って仕方がない気持ちを抑えきれずに大会終了し、
最後の片づけをしている学生たちの姿を茫然と見舞っている自分に対して、また腹が立っていました・・。

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『おい、まさかこんな大会だと思わなかった。来年はもっと協力させてもらうよ・』
『来年度は、もっと早い段階から動きましょう。私も喜んで協力しますよ』
『ちょっと待ってください。やめるのは止めてください。少なくてもあと一年、なんとか自分たちも絡ませてください・・』
『ここに、名刺と記事もあります。来週から私も同行しますので、いつ名古屋にこれますか…』

大会開催中、こんなにたくさんの人から声をかけられたことはありませんでしいた。

たしかにやり続けることは大変です。
でも、大変だからこそ、その先に明るい未来は少しずつ生まれ、それが積み上がれば上がるほど、その明るさは光度を増し続けます。

継続は力なり。

縁を絆にして、そこにたくさんの力を吸収していく。

今日の第6回スポーツひのまるキッズ東海小学生柔道大会。

セカンドステージを踏み出す力をたくさんの人に与えられた、忘れることのできない一ページとなりました。

いまから、ここから、もう逃げるのは止めます。 やり続けます!!

永瀬 義規

いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その63:継続は力なり~やり続けることの大変さとやりがいのバランスシート)” への6件のコメント

  1. 永瀬社長様

    初めまして。
    東海大会、お疲れ様でした。
    参加させていただいた父兄です。
    昨日の東海大会についての感想を書かせていただきます。

    昨日の東海大会、私も子供も感動の大会となりました。
    しかし、参加選手の父兄として過去の大会と比べて非常に質の悪い大会となりました。

    まず、入場時に最初に道場代表者が入場して受付しますがその時に父兄が同行して入り観客席の場所取りをしています。
    道場代表者も受付後優先して場所取りをしています。
    その後、一般の父兄が入った時にはもう席があまり空いていない状況でした。

    軽量時について、男女の軽量場所が一緒になっていますが高学年男女の軽量場所を別にしていただきたいと思います。
    通常の武道館の大会では大会本部の横の部屋が女子の軽量場所になります。

    また、一部の県柔連役員の質が悪い。
    軽量時に父兄が道着を預かる為に側にいたところ罵声をかけられていました。
    また、帰りの駐車場では帰宅する為に自分の車に向かう子供達にさも自分の車が最優先とばかりにクラクションを鳴らして走る先生。

    参加選手の数が減ってきた状況はこのような状況が続いており、参加する選手の父兄からはこの大会の様子を見て参加を見合わせている父兄もいます。

    もう一度、過去の大会を思い第一回のような温かい空気の感じられる大会にしていただきたいと思います。

    以上、乱文失礼しました。
    よろしくお願いいたします。

    加藤雅彦

    • 貴重なご意見、ありがとうございます。

      今後の運営の参考とさせていただき、改善するように努力いたします。
      また、今回は、「開会式が長い」「初戦までの待ち時間が長い」「同日に大会が重なってる」などの
      ご意見もいただきました。
      ひのまるキッズとしましても、これらの意見を真摯に受け取り今後、よりよい大会つくりに精進していく所存です。
      下記、もう少し詳しく・・・、

      開会式に関しては、今回は6年連続表彰や、被災地からの子供たちの紹介など、時間がかかってしまうことは認識していましたが、どうしてもみなさんにお伝えしたく、盛沢山になってしまいました。
      私のスピーチもどうしても『想い』が強く、長くなってしまい反省しております。
      試合進行に関しては、こちらも非常に苦労しています。
      出来ましたら、講師が別道場で実施している『打ち込みコンテスト』やクリニックに参加していただければ
      幸いです。
      他の地区では、お子さんが参加できる様々なブースがあり、自分のスケジュールを見ながら他イベントに
      参加しています。
      開会式で『競技力向上の大会ではない。皆さんで楽しんでいただく大会です」と豪語したのにも関わらず、充実したものにできなかったのはひとえに主催者の責任です。
      大会の日程に関しては、あくまでも県柔連と協議を重ねて決定させていただいております。
      今回、私も同日に県内で大会があることにたいして大クレームを入れさせていただきました。

      大会開催から6年。ブログにもあるように、東海大会は思うようなイベントにならない(ブースに制限がある、日程の件、協賛の件)ために次回からの開催を断念するか否か、で悩んでおりました。
      正直、毎年、百万円以上の持ち出しをしているため、このままでは辞めざる負えません。しかし、今日もスタッフとミーティングを行い、「本当に己を尽くしたのか? 妥協はなかったのか?」を繰り返し、担当を
      その責任感から号泣させてしまいました。

      我々とすれば、なんとか継続するためもっともっと精進する覚悟です。

      今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、何とぞお願い申し上げます。

      ありがとうございました。

      永瀬 義規

  2. 永瀬様 山口の佐伯です。頑張って大会運営に尽力されておられることに対し、頭の下がる思いです。あまりお力になれておらず申し訳ありません。ご活躍を祈ります。

    • ありがとうございます。

      まだまだ反省材料だらけですが、なんとか継続していきたいと思います。

      今後とも、ご指導の程、よろしくお願いいたします!!!

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