今回のスポーツひのまるキッズ北信越小学生柔道大会には、
富山アジア交流協会のご協力で、
台湾の親子3組と指導者お一人をご招待しました。
ひのまるキッズ初の“海外交流”です。
大会前日に来日した台湾の選手たちは、前日練習会から参加。
練習会では、元世界王者の佐藤愛子さんに直接寝技の指導を受け、
日本の子供たちと一緒に稽古をしました。
そして、練習後には、前夜祭(懇親会)に参加し、
日本食バイキングを楽しそうに食べていました。
ちなみに、とくに美味しそうに食べていたのは、
カレーライスでした。
そして大会当日。
3人の選手は、残念ながら全員が最初の試合で負けてしまいました。
でも試合後には、対戦した日本の選手に、あらかじめ用意していた
Tシャツやワッペンなどのプレゼントを渡し、
交流を楽しんでいました。
お互いに言葉がわからないため、
その場で意気投合というわけにはいきませんでしたが、
ニコニコと笑顔を交わしあう姿を見て、
こういった機会を通し、何かを感じ、
何かを得てもらえればと思いました。
言葉の通じない相手と、
どのようにコミュニケーションをとるのか――。
「ありがとう」という気持ちを伝えることも、
文化交流だと思いますし、それをきっかけに
お互いが相手の国に興味を持つことになれば、
素晴らしいことだと思います。
(写真上)講師の佐藤愛子さんと、台湾の選手を囲んだ日本の子供たち
(写真中)台湾の楊凰君さんと握手を交わす林すずさん(新潟・亀田地区柔道連盟)
(写真下)前夜祭で佐藤愛子さんとともに。楊凰君さん、呉奕君、朱天豪君
スポーツひのまるキッズ事務局 林