試合の目的を考える。

こんばんは。ひのまるキッズ事務局の原です。

今日は柔道の試合の目的について考えてみました。

私が子供の時は、そんなことを考えたこともなかったですが、
試合に負けると悔しかったですし、試合の後、先生から負けた理由を言ってもらい、その後の練習でもしつこいぐらいに何度も何度も負けた試合のことを言われて、嫌な思いをしたことを覚えています。

今考えると、そうやって負けた原因をしつこく言ってもらって、一つ一つ克服出来ていたから、試合でもそれなりの結果を出せていたのだと思います。

ただ、競技力の向上は出来たと思いますが、人間としての成長が出来ていたかどうかというと・・・。
もっと試合の目的について理解していれば、日々の稽古で積み上げてきたからこそ、試合で結果として現せることが出来たという自信にすることも出来たのではないかと思います。

どういうことかと言うと、稽古で積み上げていること、自分自身の柔道を完成させる課程を、問題解決をしていることに対してスポットを当てて、それを人生に当てはめて、一つの成功事例として褒めてあげられれば。柔道の競技力向上だけでなく、人間教育にまで幅を広げた指導に繋がるのではないかと考えております。

だから試合の目的は、勝ち負けではなく、それまでの稽古で何に対してこだわりをもって取り組んできたかを試す機会であって、それを指導者や保護者の身近な大人が認めてあげることだと思います!

試合で勝ったことだけを褒められても、柔道で褒められたことにしかなりませんから。

スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会では、指導者席と保護者席を設けております。
そして、試合はそれまでの稽古で積み上げてきたことを試す機会でしかありません。

それでも、指導者と保護者が子供たちに目を向ければ、もっとたくさんの可能性が拓けてくると思っています。

第5回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会のエントリー期間は、12月19日(金)までとなっております。

是非とも道場の皆様でお誘いあわせのうえ、ご参加いただきますようお願い申し上げます。

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